尾瀬 沼山峠〜至仏山〜裏燧〜御池
- GPS
- 20:43
- 距離
- 47.3km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,819m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 6:10
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:53
- 合計
- 8:31
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:55
天候 | 晴れたり雨が降ったり…。テントを張ると強い雨が降る、というパターンでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
どこもきちんと整備されていました。特に鳩待峠から山の鼻までは整備が行き届いており、まさに“高速道路”。濡れたり傾いた木道には気を付けてください。濡れた蛇紋岩にも。 |
その他周辺情報 | ・福島県側には桧枝岐温泉と多数の民宿があります。 ・桧枝岐村にコンビニはないと思います。スーパーマーケット的なJA購買店は18:00には閉店していました。同店での酒の販売もないようです。 ・2つあった酒店も18:00に閉店していました。食料等の買い出しは会津若松市内や田島町など檜枝岐村に向かう手前で準備するのが確実のようです。 ・見晴、山の鼻ともに携帯電波は立たず(通話は不能) 衛星電話がありましたが30秒100円 至仏山山頂で通話可能だったので、民宿予約になんとか成功 ・山の鼻キャンプ場のテント撤収は朝8時。でも「至仏山〜鳩待峠を経てキャンプ場に戻る」と話したら荷物を預かってくれました。とても助かりました。 |
写真
感想
若いとき以来、3回目の尾瀬へ。今回は若いM君が一緒。偶然にも出発予定時刻にBSNHK百名山でこれから目指す「燧ヶ岳」が放映されるではないか。「観てから出発」ということで青森市を20時過ぎに車で出発。翌朝8:30頃、御池駐車場に到着。シャトルバスで沼山峠休憩所へ。いよいよスタート
大江湿原から尾瀬らしさが。平野家の墓所に立ち寄ります。昔、古本屋で入手した「尾瀬に死す」を思い出します。長蔵小屋から見晴へは樹林の中なのでやや涼しい。ナデッ窪登りへの道を過ぎ、見晴へ。半数の小屋はコロナのため休館中。休憩後、尾瀬ヶ原縦断スタート。1400mの高所なのに想像以上の蒸し暑さ。尾瀬を満喫しながら進みます。ハイカーはやや少ない感じ。牛首、逆さ燧の池塘を経て山の鼻へ。テントを張って夕食の準備をしていると、雷と強い雨が。出会った方々から聞くと翌日も雨や曇りの予報。仕方ない、何とかなるさと蒸し暑いテントで就寝。夜も小雨が続きました。
2日目は朝から小雨。風はないので予定通り至仏山へ。しかし中腹から風雨が強くなってきました。雨具内にも浸み込むほどの雨。おそらく山頂をあきらめ、下山する方々とも多数すれ違います。体も冷えてきて、「これはマズイ」と二人とも上着を追加します。頂上直前で風雨は止み、至仏山山頂へ。眺望はなかったけど、がっちり握手。おっと忘れちゃいけない、電波が通じる山頂で翌日の民宿の予約を。なんとか予約できました。すべる蛇紋岩の岩肌を慎重に下り、鳩待峠へ。朝、キャンプ場で別れ東京に戻るという方と再会しまた談笑。これ以上なく整備された“高速道路”を経て山の鼻に戻り、デポ荷物を受け取り見晴キャンプ場をめざします。湿原やヨッピ橋を楽しみますが、M君は足が痛くなってきたとのことで、ちょっとつらそう。見晴でテントを張ると、昨日同様雨が降り出しました。M君の足の痛みは、私が連れまわしたことが原因です。翌日は無理をせず、燧ケ岳には登らず御池まで戻ることにしました。ただ雨は夜通し降り続きました。
3日目朝は曇り。ゆっくり休んだのですが、M君はまだ眠っている。粗末な朝食で申し訳ない。荷は軽くなったが、テントが水を含みとても重い。M君の荷を軽くして出発。平滑の滝を経て三条の滝へ。清涼感最高! 200mの急登後に出会った沢で大休止。M君、顔を突っ込み3日間で一番の笑顔でした。湿原ベンチでも1時間の休憩で涼風を楽しみます。御池駐車場に戻り、3日間の行程を終えました。桧枝岐で隔絶山村の文化と歌舞伎を探る村歩き。民宿でイワナ料理を堪能しました。余裕があれば翌日は会津駒ヶ岳に…と計画していましたが、今回は無しで。でも都会暮らしのM君の笑顔が見られたのが一番の収穫でした。
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