記録ID: 2501765
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ハイキング
剱・立山
立山 ~花と空中の稜線さんぽ~
2020年08月14日(金) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:32
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,017m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 8:22
距離 10.2km
登り 1,012m
下り 1,017m
天候 | 快晴,時々ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
超メジャーな百名山につき非常によく整備されている。雄山の縦走路はガレたところが多いので石を落とさないように気をつける。 |
その他周辺情報 | 全国区の観光地。宿泊施設や観光客向けの設備がよく整っている。雷鳥沢のキャンプ場で泊を考えるも,人の多さと準備不足で気楽な日帰りコースで。 |
写真
昨日,福井,石川あたりは大雨。白山公園線は通行規制がかかって,14日の解除はいつになるか分からず。移動して立山へ。立山駅近くの駐車場で車中泊。無料駐車場は駅に近いところから満車状態だったが,駅からすぐ下の空いたところに停める。窓に網戸を貼っているので快適だった。ただ次々に来る車とエンジンかけっぱなしの車の音がうるさい。夜が明けて4時半に出発。
室堂平のバスセンターの裏の石碑の前にて。立山の主峰は雲の中。これよりスタート。遊歩道の脇は立山らしい花が続く。中国地方では見られないのでゆっくりと進んでしまう。
ヨツバシオガマ,タテヤマリンドウ濃淡,ヤマトリカブト濃淡。
ヨツバシオガマ,タテヤマリンドウ濃淡,ヤマトリカブト濃淡。
立山を背景にカラマツソウ。写真を撮りながらゆっくり登るとしんどくなくて楽ちん。ミヤマダイモンジソウ,ミツガシワの仲間ちりちり花弁のイワイチョウ,辛そうなヤマガラシ,ハクサンボウフウ,エゾシオガマの花畑。
室堂山と浄土山の間にある展望台に途中まで行って引き返す。五色ヶ原方面は青空。
遅い春と一瞬の夏が同居する周辺にはまだイワカガミが残っている。アオノツガザクラ,イワツメクサ,ゴゼンタチバナ,少し疲れたツマトリソウ。
遅い春と一瞬の夏が同居する周辺にはまだイワカガミが残っている。アオノツガザクラ,イワツメクサ,ゴゼンタチバナ,少し疲れたツマトリソウ。
浄土山へとうちゃこ。山頂には軍人霊碑がある。 明治42年(1909年)に建立され平成17年(2005年)に再建されたもので,日露戦争で戦病死した第9師団歩兵第35連隊を祀ったものだそう。(Wikipediaより)おらが町の兵隊さんの意識から,かつての陸軍の兵士は郷土の威信をかけて戦った。
振り返ると龍王岳の黒い影が空に聳える。風のよく吹く稜線にノゲシ系?の黄色い花。集団はタテヤマリンドウかな?それにしては花びらが丸い気がするが。チングルマ,ハクサンイチゲ,イワギキョウと高山植物のパラダイス。
ガスった立山をバックにチングルマ秋バージョン。花もまだ残っている。アオノツガザクラっぽい花?シラタマノキのような?葉と花の様子をセットにしてなくて分からず😣
標高によって花の登場パターンが同じ。ゴゼンタチバナ,アカモノと続く。
標高によって花の登場パターンが同じ。ゴゼンタチバナ,アカモノと続く。
繁忙期につき下山バスも30分に1本。最終の一つ前に滑り込みで乗車できた。バスが走り出すと再びお日様がのぞいた室堂平。立山ととんがり剱を見納めてバスは美女平へと向かう。弥陀ヶ原では車窓からニッコウキスゲの花を眺めることもできた。
感想
久しぶりに次男といっしょに山登り。とても楽しみで準備万端だった白山へのルートは大雨で閉鎖となってしまった。北陸道走行中にケビンの予約をしていた南竜山荘から電話が入って,白山公園線が不通だと分かった。石川みち情報ネットをみても規制はいつ解除されるかも分からず。白山公園線は代わりとなるルートがないので白山を断念。12日時点でのてんくら予想は,14日の白山の天気はAだった。しかし,13日にはB→Cとどんどん悪化。行く前から眺望なしのガスの山だろうと残念に思っていたので諦めがついた。少し足を伸ばして立山に行くことになった。
次男とドライバーとナビゲーターを交替しながら,交通や登山の情報をチャチャっと集めて現地で車中泊,日帰り登山の計画を立てる。
立山地方は14日の天気はA。いい感じだ。密であるのは間違いないが,自衛の行動に配慮しつつ登ると決める。朝4時起きで立山駅ケーブルカーのチケット売り場に並ぶ。4時45分にチケット行列の折返し3列目にすべり込む。ケーブルカーの第2便に乗り,立山黒部アルペンルートのバスで室堂平まで。立山は上の方は雲の中だった。しかしガスがとんだりかかったりと変化のある稜線を気持ちよく歩くことができた。
次男は3年ぶりの登山で少しバテ気味。しかし,立山の景色を存分に堪能することができたようだ。白山山行のトラブルがとんだ形で変更になり,結果として立山ですばらしい旅と巡り合うことができ満足の一日になった。
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