ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2525692
全員に公開
沢登り
六甲・摩耶・有馬

六甲地獄谷巡り 最終編+α

2020年08月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
12:04
距離
32.4km
登り
1,875m
下り
1,865m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:44
休憩
1:29
合計
12:13
距離 32.4km 登り 1,882m 下り 1,875m
5:00
12
打出天神社
5:12
10
5:22
7
5:44
5:50
12
6:02
6:03
7
6:10
6:15
0
6:15
6:16
36
梅谷第二砂防ダム
6:52
9
7:21
7:22
12
7:34
6
7:40
7:41
4
7:45
64
黒岩谷登り口
8:49
10
9:03
9:04
20
9:24
9:32
25
9:57
10:12
9
10:21
10:28
2
10:30
10:31
4
老ケ岩
10:35
10:37
4
船坂第十堰堤
10:41
10:43
6
10:49
17
11:06
11:07
37
白水峡
11:44
11:50
8
炭酸泉源公園
12:00
12:05
9
有馬地獄
12:14
12:16
0
鼓ヶ滝
12:32
7
12:39
15
12:54
8
13:02
13:06
18
13:24
13:30
40
14:10
14:11
14
14:25
14:26
3
14:29
34
黒岩谷降下点
15:03
8
15:11
9
15:20
16
住吉道分岐
15:36
15:37
9
16:09
25
16:34
12
16:46
19
17:05
おとめ塚温泉
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行きは、自宅から徒歩
帰りは、JR六甲道駅から
コース状況/
危険箇所等
計7つの谷を一気に歩きましたが、多くはバリデーションルートです。ルートファインディングが必要です。経験者との同行が無難です。ロープは劣化している所もあり、極力頼らないようにして下さい。
その他周辺情報 おとめ塚温泉入浴料450円 http://www.otomeduka.com/guide.html
8月の山行目標、「六甲7地獄谷巡り」、残すところ船坂地獄谷だけになりました。今日は船坂といくつかの谷を巡ります。近所の打出天神社に山行の無事を祈願し出発です。
12
8月の山行目標、「六甲7地獄谷巡り」、残すところ船坂地獄谷だけになりました。今日は船坂といくつかの谷を巡ります。近所の打出天神社に山行の無事を祈願し出発です。
芦屋川は穏やかな表情ですが、前日の局地的な大雨により、谷は増水の危険性があります。さてどうでしょうか。
8
芦屋川は穏やかな表情ですが、前日の局地的な大雨により、谷は増水の危険性があります。さてどうでしょうか。
芦屋ロックガーデン入り口の護摩堂付近では、ラジオ体操をしていました。皆さん、毎日早起きしてここまで登って来られるんですね。
10
芦屋ロックガーデン入り口の護摩堂付近では、ラジオ体操をしていました。皆さん、毎日早起きしてここまで登って来られるんですね。
高座の滝、それほど水量は多くないですようです。これなら谷は大丈夫でしょう。
12
高座の滝、それほど水量は多くないですようです。これなら谷は大丈夫でしょう。
^臆庵蝋谷
このような数メートルの滝が連続し、その殆どを直登できます。
12
^臆庵蝋谷
このような数メートルの滝が連続し、その殆どを直登できます。
靴を濡らさなくても直登できますが、暑いので積極的に流心を攻めて濡れに行きます。
17
靴を濡らさなくても直登できますが、暑いので積極的に流心を攻めて濡れに行きます。
涼しい季節には、ココで登攀練習をしている人々をよく見かけます。
7
涼しい季節には、ココで登攀練習をしている人々をよく見かけます。
マムシ発見、しばし見つめ合いました。夏場の谷、特に早朝は活発なので要注意です!この日だけでも3匹見つけました。
18
マムシ発見、しばし見つめ合いました。夏場の谷、特に早朝は活発なので要注意です!この日だけでも3匹見つけました。
朝からビショビショですが、爽快です ʕ^ᴥ^ʔ
15
朝からビショビショですが、爽快です ʕ^ᴥ^ʔ
右の小便滝から、岩を登って行くと、A懸、B懸、万物相と続きます。今日は奥の堰堤(梅谷第二砂防ダム)を越えて、沢登りの続きを楽しむことにしました。
6
右の小便滝から、岩を登って行くと、A懸、B懸、万物相と続きます。今日は奥の堰堤(梅谷第二砂防ダム)を越えて、沢登りの続きを楽しむことにしました。
いい感じの滝が続きます。来て良かった。
11
いい感じの滝が続きます。来て良かった。
かっこいい二段滝!
一段めは直登します。
18
かっこいい二段滝!
一段めは直登します。
二段めは無理と判断し、右手から巻きました。
9
二段めは無理と判断し、右手から巻きました。
歩きやすい滑滝や岩床が続きます。
6
歩きやすい滑滝や岩床が続きます。
街から1時間でこんなに多くの滝を堪能できるなんて、地獄どころか天国のようです。
13
街から1時間でこんなに多くの滝を堪能できるなんて、地獄どころか天国のようです。
水が枯れ空が見えて来ました。突き上げると、、、
4
水が枯れ空が見えて来ました。突き上げると、、、
風吹岩付近に出ます。裏側(南側)は大分崩壊が進んでいました。
13
風吹岩付近に出ます。裏側(南側)は大分崩壊が進んでいました。
最高峰に通じる主ルートを進みます。歩きやす過ぎて、物足りない感じです。
4
最高峰に通じる主ルートを進みます。歩きやす過ぎて、物足りない感じです。
東おたふく山から見た六甲山最高峰。この辺りの山道はキレイに草刈りされ、笹薮漕ぎエリアがとても歩きやすくなっていました。感謝です。
15
東おたふく山から見た六甲山最高峰。この辺りの山道はキレイに草刈りされ、笹薮漕ぎエリアがとても歩きやすくなっていました。感謝です。
黒岩谷
入渓3回目になります。今日はココから、おこもり谷に抜けます。
6
黒岩谷
入渓3回目になります。今日はココから、おこもり谷に抜けます。
水量が多過ぎなければ、気持ちの良い沢です。
10
水量が多過ぎなければ、気持ちの良い沢です。
5つ目の堰堤を越えた所にあるケルン。ココを左に進めば黒岩谷の続きです。今日は右、おこもり谷に進みます。
6
5つ目の堰堤を越えた所にあるケルン。ココを左に進めば黒岩谷の続きです。今日は右、おこもり谷に進みます。
おこもり谷
いきなり大きな堰堤に阻まれます。右に巻道ありました。
5
おこもり谷
いきなり大きな堰堤に阻まれます。右に巻道ありました。
また堰堤です。右に巻きます。なかなか沢には近づけません。
4
また堰堤です。右に巻きます。なかなか沢には近づけません。
沢に降りれたと思ったら、水が枯れていました。そして直ぐに左手に沢を脱出すると思われる巻道がありました。
4
沢に降りれたと思ったら、水が枯れていました。そして直ぐに左手に沢を脱出すると思われる巻道がありました。
初めはハッキリした踏み跡も最後はこんな笹薮漕ぎ。六甲山の藪漕ぎは、最初はトゲトゲ、最後は笹に終わるという事が多い気がしています。笹薮に変わったらあと少しという感じです。
6
初めはハッキリした踏み跡も最後はこんな笹薮漕ぎ。六甲山の藪漕ぎは、最初はトゲトゲ、最後は笹に終わるという事が多い気がしています。笹薮に変わったらあと少しという感じです。
やっと舗装路出ました。脱出点は、県道16号線、鉢巻山トンネル東側でした。
5
やっと舗装路出ました。脱出点は、県道16号線、鉢巻山トンネル東側でした。
六甲山(むこやま)神社に立ち寄り、白山姫観音に無事に辿り着けたことを感謝。
9
六甲山(むこやま)神社に立ち寄り、白山姫観音に無事に辿り着けたことを感謝。
六甲山神社から県道に降りカーブ112、ココのガードレールを超え(船坂谷登り詰め)、船坂地獄谷に降下です。
4
六甲山神社から県道に降りカーブ112、ココのガードレールを超え(船坂谷登り詰め)、船坂地獄谷に降下です。
ちズ簔蝋谷
いきなり激下りが続きます。
7
ちズ簔蝋谷
いきなり激下りが続きます。
ようやく沢に辿り着くことができました。
4
ようやく沢に辿り着くことができました。
可愛らしい表情の堰堤
8
可愛らしい表情の堰堤
ココは降りれないなあ。
10
ココは降りれないなあ。
巻道がありますが、トラロープのある岩場の激下り。
6
巻道がありますが、トラロープのある岩場の激下り。
ココは左手に巻道あり。
7
ココは左手に巻道あり。
川上ノ滝に到着。末広がりの美しい滝です。水は綺麗で澄み渡っています。
19
川上ノ滝に到着。末広がりの美しい滝です。水は綺麗で澄み渡っています。
とても気分が良いので、川上ノ滝を愛でながら、早めのランチ休憩としました。
13
とても気分が良いので、川上ノ滝を愛でながら、早めのランチ休憩としました。
船坂第三堰堤、美しいプール。水がとても綺麗です。
7
船坂第三堰堤、美しいプール。水がとても綺麗です。
老ケ岩、神の崇りがあると言われています。触れないように、一礼して写真だけ撮らせていただきました。
http://funasaka.sakura.ne.jp/post/2030
9
老ケ岩、神の崇りがあると言われています。触れないように、一礼して写真だけ撮らせていただきました。
http://funasaka.sakura.ne.jp/post/2030
船坂第十堰堤。2018年にできた新しい鋼製スリット堰堤です。右岸に立派な巻道が用意されていました。
7
船坂第十堰堤。2018年にできた新しい鋼製スリット堰堤です。右岸に立派な巻道が用意されていました。
折角なので、スリット通り抜けて見ました。間近で見るとその大きさに圧倒されます。
9
折角なので、スリット通り抜けて見ました。間近で見るとその大きさに圧倒されます。
しばらく歩きやすいハイキング道を進みます。右手に水場がありました。
3
しばらく歩きやすいハイキング道を進みます。右手に水場がありました。
舗装道路が陥没したのでしょうか、冠水しています。水遊びやBBQをする家族連れで賑わっていました。
4
舗装道路が陥没したのでしょうか、冠水しています。水遊びやBBQをする家族連れで賑わっていました。
舗装路(県道51号宝塚唐櫃線)に出ました。有馬温泉に向かって舗装を進みます。
3
舗装路(県道51号宝塚唐櫃線)に出ました。有馬温泉に向かって舗装を進みます。
白水峡、六甲山地で最大の規模をもつ断層破砕帯だそうです。少し覗いて見たかったのですが、オフロードバイクの音が喧しく諦めました。
9
白水峡、六甲山地で最大の規模をもつ断層破砕帯だそうです。少し覗いて見たかったのですが、オフロードバイクの音が喧しく諦めました。
有馬温泉街に到着。
5
有馬温泉街に到着。
炭酸泉源公園、ブクブクと湧き出る温泉が地獄絵図のようです。
10
炭酸泉源公園、ブクブクと湧き出る温泉が地獄絵図のようです。
炭酸泉源公園の飲泉コーナー、ちょっとシュワシュワします。ペットボトルに汲んで、スポーツドリンクの粉末を入れたら、激不味でした。鉄分が多過ぎるようです。
7
炭酸泉源公園の飲泉コーナー、ちょっとシュワシュワします。ペットボトルに汲んで、スポーツドリンクの粉末を入れたら、激不味でした。鉄分が多過ぎるようです。
湯山稲荷大明神(右)に参拝。ここに来たのは、、、
3
湯山稲荷大明神(右)に参拝。ここに来たのは、、、
ネ馬地獄谷(炭酸地獄、鳥地獄、虫地獄)
実は、ココも地獄谷!中央の案内板にも、しっかり「地獄谷」と記載があります。左手前に「とりじごく(鳥地獄)」があります。
5
ネ馬地獄谷(炭酸地獄、鳥地獄、虫地獄)
実は、ココも地獄谷!中央の案内板にも、しっかり「地獄谷」と記載があります。左手前に「とりじごく(鳥地獄)」があります。
炭酸地獄
昔は鳥や虫が死ぬので、炭酸水は毒水と考えられていたようです。
4
炭酸地獄
昔は鳥や虫が死ぬので、炭酸水は毒水と考えられていたようです。
虫地獄。3つ全ての石碑を探すの大変でした。虫地獄だけ少し離れた所にあります。
5
虫地獄。3つ全ての石碑を探すの大変でした。虫地獄だけ少し離れた所にあります。
午前中に地獄巡りを終えてしまったので、午後からまったりと有馬温泉を散策しようと思いました。六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅に来たのですが、蜘蛛の巣、汗まみれのままでは流石に入れませんでした(自主規制)。代わりに鼓ヶ滝公園を散策することにしました。
5
午前中に地獄巡りを終えてしまったので、午後からまったりと有馬温泉を散策しようと思いました。六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅に来たのですが、蜘蛛の巣、汗まみれのままでは流石に入れませんでした(自主規制)。代わりに鼓ヶ滝公園を散策することにしました。
鼓ヶ滝、立派な滝です。その名は滝壺に落ちる水音が岩に反響して鼓のように響いていたことに由来するそうです。 しかし、1938年の阪神大水害のときに滝が崩壊し、その後2段の段瀑であったものを現在の直瀑に変更して修復されて以来、鼓のような滝音は消滅したそうです。 残念!
17
鼓ヶ滝、立派な滝です。その名は滝壺に落ちる水音が岩に反響して鼓のように響いていたことに由来するそうです。 しかし、1938年の阪神大水害のときに滝が崩壊し、その後2段の段瀑であったものを現在の直瀑に変更して修復されて以来、鼓のような滝音は消滅したそうです。 残念!
滑り台がありました。誰もいませんでしたが、試してみる勇気はありませんでした。
4
滑り台がありました。誰もいませんでしたが、試してみる勇気はありませんでした。
有馬ます池。ニジマスを釣って、その場で焼いて食べさせてくれるそうですが、コロナ禍のせいで、今は持ち帰りだそうです。
3
有馬ます池。ニジマスを釣って、その場で焼いて食べさせてくれるそうですが、コロナ禍のせいで、今は持ち帰りだそうです。
η鮴价
まだ時間が早いので、白石谷の百間滝を見に行くことにしました。白石谷方面には「熟練者向け・危険な岩場あり」と書かれています。
6
η鮴价
まだ時間が早いので、白石谷の百間滝を見に行くことにしました。白石谷方面には「熟練者向け・危険な岩場あり」と書かれています。
通過予定だった「百間滝から南の通路が全面崩落して危険です。」とあります。諦めて、そのまま白石谷を遡上します。
6
通過予定だった「百間滝から南の通路が全面崩落して危険です。」とあります。諦めて、そのまま白石谷を遡上します。
白石滝、三段の美瀑です。右手前の高巻きで越えました。
7
白石滝、三段の美瀑です。右手前の高巻きで越えました。
楽しいʕ^ᴥ^ʔ
13
楽しいʕ^ᴥ^ʔ
大きく傾いたゴルジュを通過します。
6
大きく傾いたゴルジュを通過します。
白竜滝の右手にある滝、前回は直登しましたが今回は左手にあるロープで巻道に入りました。
10
白竜滝の右手にある滝、前回は直登しましたが今回は左手にあるロープで巻道に入りました。
うわーっ、巻道が崩れかけています。
3
うわーっ、巻道が崩れかけています。
下はこんなです。ʕ☉ᴥ☉ʔ
巻道の方が直登より危険かも知れません。
5
下はこんなです。ʕ☉ᴥ☉ʔ
巻道の方が直登より危険かも知れません。
大安相滝、前回直登しました。しかし白竜滝付近からの巻道を利用すると大安相滝も巻いてしまうんですね。
8
大安相滝、前回直登しました。しかし白竜滝付近からの巻道を利用すると大安相滝も巻いてしまうんですね。
小安相滝の碑。肝心の滝は何処だか判りませんでした。
4
小安相滝の碑。肝心の滝は何処だか判りませんでした。
ナイフリッジ
六甲山最高峰へのヴィクトリーロード♪
5
六甲山最高峰へのヴィクトリーロード♪
六甲山最高峰に到達。「碑が曲っている!」と驚かれた方、すみません。私が傾いているのです。
33
六甲山最高峰に到達。「碑が曲っている!」と驚かれた方、すみません。私が傾いているのです。
六甲山最高峰下の東屋から大阪方面。ガスがかっていても、谷歩き続きで眺望に飢えていたので感動しました。
10
六甲山最高峰下の東屋から大阪方面。ガスがかっていても、谷歩き続きで眺望に飢えていたので感動しました。
東屋で休憩。冷凍フルーツが最高でした!
8
東屋で休憩。冷凍フルーツが最高でした!
Ч岩谷再び
下りは再び黒岩谷へ。ここを下りに使うのは初めてです。
3
Ч岩谷再び
下りは再び黒岩谷へ。ここを下りに使うのは初めてです。
8番目の堰堤を越えるための木梯子。片足が浮いていて、どうも心許ないのですが、使わざるを得ず。落ちたら只ではすみません。
4
8番目の堰堤を越えるための木梯子。片足が浮いていて、どうも心許ないのですが、使わざるを得ず。落ちたら只ではすみません。
同じルートでも下りだと巻道がよく見えます。
4
同じルートでも下りだと巻道がよく見えます。
使った事の無かった巻道で「黒岩」を発見できました。上部は反り返っているようにも見えます。
9
使った事の無かった巻道で「黒岩」を発見できました。上部は反り返っているようにも見えます。
黒岩谷は、登っても下っても楽しめます。
6
黒岩谷は、登っても下っても楽しめます。
七曲は、崖崩れにより未だ通行止めです。
5
七曲は、崖崩れにより未だ通行止めです。
本庄橋跡。江戸時代初期以来、魚屋道(東六甲最古の山越え交通路)はここにあった橋を介して灘地方と有馬を結んでいたそうです。
4
本庄橋跡。江戸時代初期以来、魚屋道(東六甲最古の山越え交通路)はここにあった橋を介して灘地方と有馬を結んでいたそうです。
気分を変えて、今日は住吉道を歩いてみます。歩きやすい山道、小走りで駆け抜けます。
4
気分を変えて、今日は住吉道を歩いてみます。歩きやすい山道、小走りで駆け抜けます。
横を見れば深い住吉谷。この上流に黒岩谷やおこもり谷があります。
5
横を見れば深い住吉谷。この上流に黒岩谷やおこもり谷があります。
五助堰堤。1957年完成の砂防ダム。完成から10年間は土砂が貯まることもなく無用の長物と見られていましたが、1967年7月の豪雨で土石流が発生、一夜にしてダムは土砂で一杯となったそうです。
4
五助堰堤。1957年完成の砂防ダム。完成から10年間は土砂が貯まることもなく無用の長物と見られていましたが、1967年7月の豪雨で土石流が発生、一夜にしてダムは土砂で一杯となったそうです。
住宅街に出た所では、子供達が虫取りに興じていました。
5
住宅街に出た所では、子供達が虫取りに興じていました。
住宅街のきつい階段を下ります。ここに住むのは大変でしょうね。
4
住宅街のきつい階段を下ります。ここに住むのは大変でしょうね。
落合橋付近から東灘区の展望。深江大橋がキレイにに見渡せます。
8
落合橋付近から東灘区の展望。深江大橋がキレイにに見渡せます。
白鶴酒造7代目当主嘉納治兵衛の収集品を展示するため、1931年に設立された、戦前からの歴史をもつ、数少ない美術館だそうです。
6
白鶴酒造7代目当主嘉納治兵衛の収集品を展示するため、1931年に設立された、戦前からの歴史をもつ、数少ない美術館だそうです。
深田池。阪急御影駅目の前にある池で周囲は公園になっていました。
8
深田池。阪急御影駅目の前にある池で周囲は公園になっていました。
おとめ塚温泉。汗を流した後は、もちろん、、、
12
おとめ塚温泉。汗を流した後は、もちろん、、、
西宮に移動し、馴染みの店で反省会です。ハガツオの刺身が絶品。カツオとは違った風味で臭みがありません。お酒が進みました。
21
西宮に移動し、馴染みの店で反省会です。ハガツオの刺身が絶品。カツオとは違った風味で臭みがありません。お酒が進みました。

装備

MYアイテム
Kumainkobe
重量:3.40kg
個人装備
コンプレッション長袖シャツ コンプレッションタイツ 短パン 靴下予備 グローブ 帽子 ヘルメット 登山靴 ザック 膝プロテクター 簡易アイゼン 昼食 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 入浴後の着替え一式 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト

感想

六甲山系には、7つの地獄谷(鍋蓋、花山、大池、大月、有馬、芦屋、船坂)があります。お盆のある8月中に、これら全てを回ることを計画し、残るは後1つ、船坂地獄谷となっていました。これに加えて、今回の山行では、なるべく谷を歩くように計画しました(芦屋地獄谷、黒岩谷上り、おこもり谷、船坂地獄谷、白石谷、黒岩谷下り)。

【船坂地獄谷(下り、2時間弱)】
 序盤は激下りで、地獄へ落ちる時はこんなものかと思いました。ただ地獄に仏、比較的新しいロープや鎖があります。しかし沢の分岐も複数あり、道に迷いやすいポイントが多く、正確なルートファインディングが必要でした。
 中盤以降は歩きやすく、静かな谷歩きを満喫しました。水が綺麗で澄んでいるのが、この谷の特徴かと思います。特に川上ノ滝の美しさには魅了されました。ここでゆっくり寛げたら最高でしょう。ここは天国かと思っていたら、次の老ヶ岩では流石に緊張しました。
 終盤には、急に現れた船坂第十堰堤の力強さに圧倒されました。車で乗り入れることができる人里近くでは、キャンプをしている人々で賑わっていました。

【その他(+α)】
芦屋地獄谷(上り、1時間)
 もはや鉄板ルート。短いながらも滝の数が多く十分に楽しめます。地味な堰堤越えも1カ所だけ(梅谷第二砂防ダム)なので嬉しいです。ところで芦屋地獄谷って、本当は梅谷って言うんですね。ちょっとビックリです。ただ一点、夏場、特に早朝はマムシ(夜行性)の動きが未だ活発なので、要注意です。

黒岩谷
 ゴツい岩に囲まれた谷ですが、ここは下り(30分)も上り(1時間)も楽しめる谷ということが良く判りました。今回で計4回歩きましたが、これまで誰ともお会いしたことがありません。静かな谷歩きを好まれる方や、六甲山最高峰に向かう主ルートが混んでいる時などには良いかも知れません。

おこもり谷(上り、30分)
 初めて歩きましたが、沢に近づける箇所が少なく、巻道中心で、後半は笹薮漕ぎ、あまりお勧めできるルートではないように思いました。

鼓ヶ滝公園
 鼓ヶ滝は立派でした。願わくば改修前の鼓の音を聞いて見たかったです。ロープウェイ駅に近く、舗装路だけを歩いて行けます。

白石谷(上り、2度目、2時間弱)
 巻道探索をしながら、1回目の時よりも楽に歩けました。ただ谷を脱出するあたりで再び迷い、前回同様、急登の笹薮漕ぎを繰り返してしまいました。次回の課題です。百間滝などの未踏部分も今後の宿題です。

住吉道
 とても整備された気持ちの良い山道でした。住吉谷の深い谷を横目で見ながら、小走りできるようなルートです。住吉谷には支谷も多く、先日kurokuwa65さんと歩いた大月地獄谷の他、五助谷や西滝ヶ谷なども面白そうで、いつか歩いて見たいと思います。

いろいろ詰め込んだら(+α)、30km越え、12時間越えの山行になってしまいました。少々、欲張り過ぎましたが、今日も楽しい山行でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2902人

コメント

ゲスト
お疲れ様でした
相変わらずハードなコースですね😱
白石滝は私も前回右から巻きましたが、結構登られてる方も多いようで、次回は登ってみようと思ってます。
2020/8/24 16:57
Re: お疲れ様でした
何ら技術や経験もありませんが、馬力頼りに駆け回っています。

白石谷はいいですね。
白石滝の直登、ふと頭をよぎりました。
しかし昨日は、疲労もあったので避けました。

百間滝とゴルジュに行く宿題が残っているので、
白石谷には、万全な状態で再訪したいと思います。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/8/24 18:02
これまた凄い
距離と時間みてギエーーーってなってますw

百梁譴癲△泙,いい鵑任垢韻鼻∩水時がオススメです。今は渇水中かも。

私のオススメは沢からめた読売CC周回です。百梁譴睛蹐瓩蕕譴泙w
2020/8/26 15:05
Re: これまた凄い
コレですね。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2424061.html
探検には興味深いコースと思いました。
また百梁譴魏辰┐襪里鰐滅鬚い隼廚い泙靴拭

ただし相当エゲツない距離になりますね。
「武田尾駅発にして、武田尾温泉元湯の辺りから入渓・遡上し、秀ケ辻山から道場町生野の住宅地に抜け、舗装路で有馬温泉に向かう。」とすれば、百梁譴泙任蝋圓韻修Δ任后その後は、時間的に有馬温泉に戻って終了でしょう。

少し検討して見ます。
ありがとうございました。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/8/26 16:01
Re[2]: これまた凄い
有馬温泉で締め、がいいんですか?

↓の たねちゃんってかたの記録が、もし自動車道を回避して繋ぐなら結構 参考になるかも。
https://yamap.com/activities/6239069
https://yamap.com/activities/6166793
2020/8/26 16:12
Re[3]: これまた凄い
情報ありがとうございます。
締めは芦屋〜東灘区あたりが良いのですが、温泉のある宝塚、有馬も良く利用します。

教えていただいたYAMAPのコース、楽しそうですね。
百丈岩にも行ったことは無いので、魅力的です。
いろいろとありがとうございました。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/8/26 19:03
Re[4]: これまた凄い
六甲のメインの縦走路から外れたところの西チベは人気(ひとけ)が無く静かなのが良いところです。畑山、美し丸、玉ヶ辻、南山(阪山)なんかも、是非どうぞ。
2020/8/26 19:15
Re[5]: これまた凄い
百梁譴辰董白石谷(六甲山最高峰の北側近く)だけでなく、秀ケ辻山近くにもあったんですね。勘違いしてました。秀ケ辻山近くの方ならスムーズに回れますね。

西チベ辺りもいいですよね。旧福知山廃線跡〜座頭谷を歩いた事がありますが、秘境感溢れる谷でした。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2441701.html いつか何処かでお会いするかも知れませんね。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/8/27 8:56
相変わらず健脚ですな〜!
 以前コメントした打出生まれのakaoniです。六甲山はウチの庭と思っていましたが、今回も知らない滝が多数登場し、認識を新たにしています。暑い夏はシャワーを浴びながらの滝登りは最高ですね。但し、蛇は大の苦手で御免被りたいですな! 
 それにしても、相変わらず健脚ですな〜!
2020/8/27 12:20
Re: 相変わらず健脚ですな〜!
akaoniさん、こんにちは!

ホント、沢歩きは涼しく、夏は最高です。
私も谷歩きは最近になってからです。
名もなき滝がたくさんあります。

マムシ、本来は大人しい気性のようです。
刺激しなければ、じっとしていてくれます。
50cmも離れていれば飛びかかられることもありません。
ただ、こちらが先に気付く事が必要ですね。

山に行けるのは、週に一回、日曜だけです。
限られた時間で、できるだけ色々な所に行ってみたい。
なので、つい欲張ってしまいます。

コメントありがとうございました。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ
2020/8/27 13:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら