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Yamareco

記録ID: 2550529
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トレイルラン
妙高・戸隠・雨飾

信越五岳トレイルランニングレース

2011年09月24日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
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GPS
--:--
距離
95.8km
登り
4,161m
下り
3,935m
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
朝3時に起きたときは雨だったけど、スタート時間が近づくにつれ、天気も回復してきた。数日前から膝に痛みがあり、大会に出るかどうかも迷うような状況。よく考えた結果、出走した上で、無理はせず、行ける所まで行ってみることにした。痛みがひどくなってきた所でリタイアする。
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朝3時に起きたときは雨だったけど、スタート時間が近づくにつれ、天気も回復してきた。数日前から膝に痛みがあり、大会に出るかどうかも迷うような状況。よく考えた結果、出走した上で、無理はせず、行ける所まで行ってみることにした。痛みがひどくなってきた所でリタイアする。
5:30、スタート!
まずは斑尾高原スキー場のゲレンデを登る。
まずは斑尾高原スキー場のゲレンデを登る。
標高を上げていくと眼下に雲海が。
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標高を上げていくと眼下に雲海が。
ぐるっと回って、再びスタート地点と同じゲレンデの上部を通過する。応援の方々がスタート地点からゲレンデを登ってここまで来てくれている。
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ぐるっと回って、再びスタート地点と同じゲレンデの上部を通過する。応援の方々がスタート地点からゲレンデを登ってここまで来てくれている。
まだまだ先は長いのであせらず歩いて登る。
まだまだ先は長いのであせらず歩いて登る。
朝日が眩しい!
朝日を浴びると元気がでる!
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朝日を浴びると元気がでる!
ここから少し下り。どうやらこのあたりで蜂に刺された人がいた模様。
ここから少し下り。どうやらこのあたりで蜂に刺された人がいた模様。
気持ちのいいトレイルが続く。
気持ちのいいトレイルが続く。
このあたりは平坦で地面もフカフカで走りやすい。
このあたりは平坦で地面もフカフカで走りやすい。
10km地点通過。
モヤの中を走る。雰囲気がコロコロと変わって楽しい!
モヤの中を走る。雰囲気がコロコロと変わって楽しい!
登り基調の林道へ。
登り基調の林道へ。
このあたりは走ったり歩いたり。
このあたりは走ったり歩いたり。
パッと景色が開けて、野反湖を見下ろす。
パッと景色が開けて、野反湖を見下ろす。
18.5km地点の第1エイドステーションに到着。パワーバーを頂き、膝の屈伸をして斑尾山への登りに備える。
18.5km地点の第1エイドステーションに到着。パワーバーを頂き、膝の屈伸をして斑尾山への登りに備える。
第1エイドを出ると、斑尾山山頂への登りになる。
第1エイドを出ると、斑尾山山頂への登りになる。
結構急な登りが続く。
結構急な登りが続く。
山頂への登りの途中で20km地点。
山頂への登りの途中で20km地点。
手を使って登るような岩場もある。
手を使って登るような岩場もある。
山頂手前で景色が開ける。雲と同じ高さまで登ってきた〜。
山頂手前で景色が開ける。雲と同じ高さまで登ってきた〜。
斑尾山の山頂を通過。
斑尾山の山頂を通過。
山頂付近はフラットなトレイルが少しだけ続く。
山頂付近はフラットなトレイルが少しだけ続く。
そしてスキー場をジグザグに下る。斑尾高原とタングラムの境目のゲレンデ。
そしてスキー場をジグザグに下る。斑尾高原とタングラムの境目のゲレンデ。
長い長い下り。脚に負担がかからないような走り方でゆっくり慎重に下る。後ろからランナーが来たら速攻で道を譲る。
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長い長い下り。脚に負担がかからないような走り方でゆっくり慎重に下る。後ろからランナーが来たら速攻で道を譲る。
無事に下りきって、24km地点の第2エイドに到着。リタイア予定地点。冷静に自分の膝の状態を判断すると、痛みは多少あるものの、スタート時から特にひどくなっている感じは無い。屈伸してみたり、ストレッチをしたりして、膝からの警告信号が出ていないかじっくり診断してみたけど、どうやらまだいけそうだ!ということで、リタイアは先延ばしすることにした。
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無事に下りきって、24km地点の第2エイドに到着。リタイア予定地点。冷静に自分の膝の状態を判断すると、痛みは多少あるものの、スタート時から特にひどくなっている感じは無い。屈伸してみたり、ストレッチをしたりして、膝からの警告信号が出ていないかじっくり診断してみたけど、どうやらまだいけそうだ!ということで、リタイアは先延ばしすることにした。
あいかわらずエイドの充実っぷりはすばらしい。巨峰がもうおいしくておいしくて。
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あいかわらずエイドの充実っぷりはすばらしい。巨峰がもうおいしくておいしくて。
こういう橋をいくつも渡る。ツルッツルで滑りそうで結構怖いので慎重に渡る。
こういう橋をいくつも渡る。ツルッツルで滑りそうで結構怖いので慎重に渡る。
ところどころグチョグチョなところも。どうせこのあとグチョグチョ地帯があることがわかっているので、気にせず泥だらけになりながら走る。
ところどころグチョグチョなところも。どうせこのあとグチョグチョ地帯があることがわかっているので、気にせず泥だらけになりながら走る。
袴岳へ向かってしばらく平坦なトレイルが続く。
袴岳へ向かってしばらく平坦なトレイルが続く。
暑すぎず寒すぎず、天気も良くて気持ちがいい!
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暑すぎず寒すぎず、天気も良くて気持ちがいい!
第2エイドでリタイアだと思っていたけど、こうしてまだ走り続けられることが嬉しい。
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第2エイドでリタイアだと思っていたけど、こうしてまだ走り続けられることが嬉しい。
時々あらわれる登りでは無理せず歩く。
時々あらわれる登りでは無理せず歩く。
湿地の中を走る。
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湿地の中を走る。
袴岳山頂手前で30km地点。
袴岳山頂手前で30km地点。
袴岳山頂。
袴岳山頂を過ぎると極上のトレイルが!
袴岳山頂を過ぎると極上のトレイルが!
飛ばせる下りだけど、飛ばさずに慎重に下る。
飛ばせる下りだけど、飛ばさずに慎重に下る。
気持ちがいいのでペースアップしたくなるけど、先は長いので意識してゆっくり走る。
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気持ちがいいのでペースアップしたくなるけど、先は長いので意識してゆっくり走る。
やや単調な長い下りが続く。
やや単調な長い下りが続く。
38.5km地点、第3エイドに到着。
38.5km地点、第3エイドに到着。
今年もトマトをいただく!最高においしい!入念に膝のストレッチをして、エイドを後にする。
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今年もトマトをいただく!最高においしい!入念に膝のストレッチをして、エイドを後にする。
第3エイドを出ると、関川沿いの砂利道を上流に向かって進む。
第3エイドを出ると、関川沿いの砂利道を上流に向かって進む。
40km地点を通過。全体の3分の1を超えた!
40km地点を通過。全体の3分の1を超えた!
この道は平坦に見えて実はさり気なくじわじわと登っていて、走るのが辛い道。
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この道は平坦に見えて実はさり気なくじわじわと登っていて、走るのが辛い道。
関川沿いの砂利道を終えてトレイルに入り、一気に標高を上げる。
関川沿いの砂利道を終えてトレイルに入り、一気に標高を上げる。
その後、しばらく平坦な道が続く。
その後、しばらく平坦な道が続く。
土管の中をゆくコース。
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土管の中をゆくコース。
頭上注意!
50km地点通過。スタートしてから8時間ほど経過。
50km地点通過。スタートしてから8時間ほど経過。
51.5km地点、第4エイドに到着。ここは第一関門でもあり、その制限時間は15:30。2時間ほどの余裕がある。
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51.5km地点、第4エイドに到着。ここは第一関門でもあり、その制限時間は15:30。2時間ほどの余裕がある。
このエイドには今年も笹寿司があった。今年はどうも胃腸の調子がイマイチで、笹寿司は食べる気がおきなかったのでせっかくだけども今回はパスした。
このエイドには今年も笹寿司があった。今年はどうも胃腸の調子がイマイチで、笹寿司は食べる気がおきなかったのでせっかくだけども今回はパスした。
黒姫高原のスキー場の脇を登る。去年は体全体が疲れている感じだったけど、今年は脚がかなりキテいる。時々股関節をグリグリうごかしたりストレッチ、屈伸などをしながら進む。
黒姫高原のスキー場の脇を登る。去年は体全体が疲れている感じだったけど、今年は脚がかなりキテいる。時々股関節をグリグリうごかしたりストレッチ、屈伸などをしながら進む。
コスモス畑の中を抜け、長い長い砂利道の林道へ。
コスモス畑の中を抜け、長い長い砂利道の林道へ。
林道を終えるとトレイルへ。ツルツルに滑りそうな岩場がたまにある。このあたりで60kmを通過。
林道を終えるとトレイルへ。ツルツルに滑りそうな岩場がたまにある。このあたりで60kmを通過。
下りは膝への負担が大きいので、上りの方がよく思えてくる。
下りは膝への負担が大きいので、上りの方がよく思えてくる。
同時に2人までしか渡ってはいけない吊り橋。
同時に2人までしか渡ってはいけない吊り橋。
雨の影響か、川は濁流。
雨の影響か、川は濁流。
吊り橋を渡ると、導水管沿いの急な登り。去年はここがかなり辛かったけど、今年は事前に覚悟ができているので淡々と登りに入る。
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吊り橋を渡ると、導水管沿いの急な登り。去年はここがかなり辛かったけど、今年は事前に覚悟ができているので淡々と登りに入る。
延々と続く九十九折で急斜面を登っていく。
延々と続く九十九折で急斜面を登っていく。
登り切るとフラット。どうも胃腸の調子が悪い。特に腸がイマイチで、お腹がゴロゴロする。
登り切るとフラット。どうも胃腸の調子が悪い。特に腸がイマイチで、お腹がゴロゴロする。
笹ヶ峰牧場の中を走る。遠くの方で牛がのんびり休んでた。
笹ヶ峰牧場の中を走る。遠くの方で牛がのんびり休んでた。
もう少しでエイドですよね、なんて励まし合いながら進む。
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もう少しでエイドですよね、なんて励まし合いながら進む。
だいぶ日が落ちてきた。
だいぶ日が落ちてきた。
牧場を過ぎたらすぐエイド、なんて思ってたけど、その後が意外と長い。やっぱり疲労困憊な状況での記憶はあてにならない。
牧場を過ぎたらすぐエイド、なんて思ってたけど、その後が意外と長い。やっぱり疲労困憊な状況での記憶はあてにならない。
キャンプ場の中を追加。ビール片手にバーベキューをしている人とかから「がんばって〜」と声援を受ける。
キャンプ場の中を追加。ビール片手にバーベキューをしている人とかから「がんばって〜」と声援を受ける。
66.6km地点、笹ヶ峰ダムの第5エイドに17時前に到着。スタートして11時間半経過。つまり、優勝した相馬選手はちょうどこの頃にはすでにゴールしていたことになる。おそるべし。
ここは第二関門になっていて、制限時間は18:00。余裕は約1時間しかない。
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66.6km地点、笹ヶ峰ダムの第5エイドに17時前に到着。スタートして11時間半経過。つまり、優勝した相馬選手はちょうどこの頃にはすでにゴールしていたことになる。おそるべし。
ここは第二関門になっていて、制限時間は18:00。余裕は約1時間しかない。
スープパスタをいただく。おいしい!!エイドでこういう暖かいものをいただけるなんて本当にありがたい!
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スープパスタをいただく。おいしい!!エイドでこういう暖かいものをいただけるなんて本当にありがたい!
ライトの点灯チェックを受けて、エイドを後にする。
ライトの点灯チェックを受けて、エイドを後にする。
ダムの堤頂を走って対岸へ渡り、階段を登る。
ダムの堤頂を走って対岸へ渡り、階段を登る。
その後はしばらく平坦なトレイルが続く。
その後はしばらく平坦なトレイルが続く。
70km地点通過。日が暮れてきたのでライトをつける。
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70km地点通過。日が暮れてきたのでライトをつける。
日が暮れるともう山の中は完全な暗闇。ヘッドライトの明かりだけがたより。
日が暮れるともう山の中は完全な暗闇。ヘッドライトの明かりだけがたより。
暗闇の中で丸太橋を渡るのはなかなかスリリング。白くモヤモヤと写っているのは、自分の体から発する湯気。
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暗闇の中で丸太橋を渡るのはなかなかスリリング。白くモヤモヤと写っているのは、自分の体から発する湯気。
グチョグチョ地帯。足が泥の中に沈むほど。
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グチョグチョ地帯。足が泥の中に沈むほど。
所々、注意を要するところも。
所々、注意を要するところも。
80km地点は20:00頃通過。スタートしてから14時間半。あと30km!
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80km地点は20:00頃通過。スタートしてから14時間半。あと30km!
81km地点の第6エイドに到着。ここで膝の屈伸をしようとしたら、もう屈伸をするのも大変なほど脚が終わってることに気がつく。太モモがもうパンパンで、屈伸1回に10秒ほどかかる始末。
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81km地点の第6エイドに到着。ここで膝の屈伸をしようとしたら、もう屈伸をするのも大変なほど脚が終わってることに気がつく。太モモがもうパンパンで、屈伸1回に10秒ほどかかる始末。
ここではお味噌汁やおかゆをいただけた!身も心も温まる〜。右膝の痛みもさすがにスタート時よりは痛くなってるけど、まだいけるぞ、ということでエイドを出る。
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ここではお味噌汁やおかゆをいただけた!身も心も温まる〜。右膝の痛みもさすがにスタート時よりは痛くなってるけど、まだいけるぞ、ということでエイドを出る。
戸隠神社の奥社の参道を走る。遠くの方までランナーのヘッドライトの明かりが連なっているのが見え、意外と上り坂であることがわかる。
戸隠神社の奥社の参道を走る。遠くの方までランナーのヘッドライトの明かりが連なっているのが見え、意外と上り坂であることがわかる。
21:40頃、87km地点の第7エイドに到着。スタートから16時間経過。ここでも1回10秒ほどかかる屈伸をしたり、ストレッチをする。ボランティアスタッフをしている知り合いの応援に元気をもらって、エイドを後にする。
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21:40頃、87km地点の第7エイドに到着。スタートから16時間経過。ここでも1回10秒ほどかかる屈伸をしたり、ストレッチをする。ボランティアスタッフをしている知り合いの応援に元気をもらって、エイドを後にする。
90km地点を通過したのは22時半頃。スタートから17時間経過。
90km地点を通過したのは22時半頃。スタートから17時間経過。
22:50頃、92.3km地点の第8エイドに到着!ここは最終エイドであり、第3関門でもある。ここの制限時間は24:00。余裕は1時間ちょっと。
22:50頃、92.3km地点の第8エイドに到着!ここは最終エイドであり、第3関門でもある。ここの制限時間は24:00。余裕は1時間ちょっと。
めのお山山頂へ登ったあと、ゲレンデの下りになる。でも走ると右膝が痛いので、走れない。ひたすら歩いて下る。
めのお山山頂へ登ったあと、ゲレンデの下りになる。でも走ると右膝が痛いので、走れない。ひたすら歩いて下る。
下りでは走れないけど、平坦なところや緩い登りでは走って、ようやく100km地点!通過したのは深夜1時半頃。スタートして20時間経過。
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下りでは走れないけど、平坦なところや緩い登りでは走って、ようやく100km地点!通過したのは深夜1時半頃。スタートして20時間経過。
そして、ついに!110kmのゴールが見えた!
そして、ついに!110kmのゴールが見えた!
光の中へ!!夜中の3時過ぎ、21時間40分の旅を終えて、無事ゴール。途中でリタイアするつもりでスタートしたけど、リタイアしなくて本当によかった。
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光の中へ!!夜中の3時過ぎ、21時間40分の旅を終えて、無事ゴール。途中でリタイアするつもりでスタートしたけど、リタイアしなくて本当によかった。
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