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Yamareco

記録ID: 25713
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北

Ju焼石岳・胆沢川/スギヤチ沢

2005年07月27日(水) ~ 2005年07月29日(金)
情報量の目安: B
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
やっさん その他2人
GPS
56:00
距離
13.0km
登り
833m
下り
833m
天候 台風・雨・のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2005年07月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
26日深夜発、台風7号を追い抜いて27日は雨中七合目ビバーク。28日スギヤチ沢でまったり岩魚釣り・キャンプ。29日・焼石沼に詰め上げて花満開の焼石岳PH。靴やウェア類など沢装備の試運転も出来たし、岩魚釣り、沢登り、ネマガリタケや潅木の藪こぎ、キャンプなど珍しい経験ができて新鮮だった。約14km? それと、焼石沼に発しているのはスギヤチ沢ではなく、一本北の未表示の沢である、多分。地形図の信頼性について、また一つ勉強になった。

感想

ビバークと沢と岩魚と藪漕ぎと焼石岳の満開の花050727〜9●L:源流マン・Tk.見習いMie と3人で
●27日・00:00浦和美園・7:30三合目登山口・仮眠・9:30入山、八合目焼石沼→七合目付近でビバーク(終日強い風雨)
 28日・支流を横断しスギヤチ沢でキャンプ地設営・釣り
 29日・遡行し焼石沼手前で北にトラバース、11:50焼石岳PH、14:25登山口に下山、ひめかゆ湯、浦和美園22:00
●山と高原地図Α峽駒・早池峰」 地形図「焼石」 Net情報・「山釣り紀行」の胆沢川,覆

 日常のわづらわしさを切り捨てて毎週歩いた数々の尾根 気がつけば 近めの山は歩き尽き 次のジャンルは沢かなと 思い始めた6月に 滝の登りは無理として 引き上げられるのも辛い・・ ともかく装備は沢靴と ウェアー上下とスパッツと メットハーネス沢の本 買い揃えたが来ぬ機会 27日台風の7号襲来おおマイガッ 尾根の歩きは風強く 諦めかけたその時に 台風来ても沢ならば 風も弱いし東北の 焼石岳のその麓 スギヤチ沢はいかがかな・・ 躊躇もしたがそれならと エイヤと乗った車はテラノ 燃費リッター6キロで 東北道を500キロ 去った台風追い抜いて 着いた初日は直撃で ともかく目指す焼石沼 濁流の胆沢の川を渡渉して 喉を潤す「延命水」 足元の霧を透かせば 水面だぁっ・・おっとと危ない ドボンしそう

強風と雨中のビバークぶるぶると 自然の猛威に身をさらし それでもタープと火があれば 凌げるものと火を燃やす 2日目は台風一過晴れ渡り さすが天下の源流マン 地図を読み 岩魚を釣って山菜と 焚き火を組んで豪華な料理 自然の恵みをいただいて 空には夏の三角形 ぐっすり眠って見る夢は・・ さて最終の3日目は スギヤチ沢を遡る 天下の国土地理院の 地形図頼りに行き着けば そこに広がる焼石沼 花も盛りの湿原が 広がるはずが あれっ変だ 沼の南に出ちゃいそう・・・ むむっと休んで一思案 地形図は信じちゃならない廃道も 無い水系も描いてある ともかく目指す登山道 三界山を目印に 行く手を阻むネマガリタケ 随所にまじる白樺の 横に這いずる潅木も 物ともせずに藪を漕ぎ でも(心の中では泣きながら) いくつもの 尾根だか沢だか乗り越えて ついに飛び出た登山道 やった〜っ!! 

 山に行き 尾根だけ歩いた今までは ただ線として見ただけの 表面的な捉え方 谷による侵食あってこその尾根 斜面に生える植物も 全部を含めて全体が 立体的な山なのと この藪こぎで再認識 さてまだ昼の11時 焼石岳へは300の 登り一本行きましょか 東北の山の森林限界を 超えれば広がる花畑 ウスユキソウ ハクサンフウロやキンポウゲ ナデシコシャジンヤマユリも 池塘湿原雪渓を 背景として咲き競う やっぱり山頂はいいなぁ・・・と一休み
 
焼石は その名の通り火山群 麓に湧き出す温泉は 胆沢の町のやけいし館 ひめかゆの湯は塩味で 藪に突かれた擦り傷や 股ズレなどにも効くらしい 只今特別料金の 400円とはありがたい 冷たいビールを流し込み どしゃ降りの中を帰路につく まだまだおかしな気圧の配置 岩手と宮城は晴れてたが 栃木はなぜか雨の中 みえさん交替運転で 蓮田のインター22時 浦和で下りれば美園駅 それでは皆さんさようなら 岩魚を釣って幕張って 自然にどっぷり浸りこむ 次回はどこにしましょうか・・。

反省は藪には弱いネオプレン 穴が二つも空いちゃった 沢靴は水が入るとぐじゅぐじゅと締まりかちょっと悪いかな 足の裏 肉と皮とがずれちゃいそう 藪こぎでからめ取られたマイ帽子 転んだ時に竿無くし メガネも枝に引っかかり 藪の中 もっと経験積まないと アブ蛭まむしもご用心 でもケブラーグローブは藪を掴むに最適で こんな時には必需品  地形図は等高線は大まかで 沢筋の線もいいかげん 方角と距離と起伏を勘案し 自分の頭で考える 火吹竹 替わりに使えるシリコンチューブ 酸素を送って火をおこす 濡れた薪 燃やす技術は未熟者 釣りもやるなら本腰で いろいろ勉強しなくちゃね っと、以上おそまつ七五調 よい〜ん

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