赤面山【石城山岳会登山教室】
- GPS
- 07:58
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 754m
- 下り
- 754m
コースタイム
旧白河高原スキー場リフト山頂駅での落雷は、退避場所がなく、危険だった。
天候 | 曇、雨、雷 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回の山行は、福島県西白河郡西郷村の旧白河高原スキー場登山口から赤面山を経由して、那須岳の三本槍岳を目指すものでしたが、9月11日の大雨で「福島県道290号那須甲子線」が通行止めとなっており、登山口に近づけないため、福島県西白河郡にある「那須甲子青少年自然の家」からスタートすることとなりました。
また、山行中に天候が悪化してきたことと、出発地点が変更になり山行距離が長くなったことから、目標を三本槍岳から赤面山に変更となりました。
今回、私は、水分補給を怠ったことと、運動不足がたたり、途中でバテて脚がつってしまい、旧スキー場リフトの山頂駅跡で動けなくなってしまったため、この報告書は、山頂駅跡までの報告となります。
さて、スタート時点は晴れていて、気持ちの良い出だしです。
「那須甲子青少年自然の家」から暫くは、オリエンテーリングのコースを兼ねた登山道ですが、今回の山行は、途中から「猪コース」と呼ばれる藪漕ぎコースです。こちらのコースは、背の高い笹薮が続くこと、傾斜がキツイこと、コースを見失い易いことから、なかなか厳しいものでした。「猪コース」は30分程歩くと、登山道と合流します。
この登山道には、沢の渡渉が2か所ありますが、9月11日の大雨の影響で、2番目の沢となる「堀川」が増水していて、渡渉が難しい状況でした。
写真の様に、流木とスリングで安全を確保しながら、渡ることができましたが、川脇の斜面や登山道脇が崩落していて、今後、登られる方は注意が必要です。
渡渉後、「赤面山登山コース」と「エスケープルート」の分岐となります。「エスケープルート」は、「福島県道290号那須甲子線」へのルートです。分岐後は、赤面山を目指し、旧白河高原スキー場リフトの山頂駅跡を経由して、約700mを登ります。分岐直後は暫く急登ですが、等高線が示す通り緩やかになっていきます。
私は、山頂駅跡の地点で、疲労の蓄積と水分を十分に摂っていなかったため、太ももとふくらはぎがつり出し、他の皆さんと一緒に赤面山を目指すことができなくなり、山頂駅跡で皆さんが戻られるまで、休むこととなりました。
当日は、ハイドレーションに2Lの水、山専ボトルに白湯500mlを持参しましたが、山頂駅跡(1,490m)までの5.2劼如100 mlも飲んでいないため、顔色も蒼くなり、完全な脱水状態となってしまいました。私が動けない間、皆さんは待機することとなり、大変な迷惑をお掛けしてしまいました。
他の皆さんが赤面山を目指して出発後、私が休んでいる間に、雷雨となってきたため、私のサポートに付いていた山岳会の方の判断で、退避場所がない山頂駅跡から、下山を兼ねて安全な場所に移動後に待機し、下山してきた皆さんと、合流することとなりました。
無事合流できた後は、一緒に下山となりましが、堀川が増水し渡渉することが難しかったため、上記のエスケープルートから「福島県道290号那須甲子線」に抜け、その後登山道に戻り、「那須甲子青少年自然の家」に帰ってきました。
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