雲取山(鴨沢発・唐松谷経由東日原着)
- GPS
- 10:23
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,123m
- 下り
- 2,052m
コースタイム
08:00 水場
08:20 堂所
09:15 ブナ坂-09:25
09:45 奥多摩小屋
10:35 雲取山山頂(2017m)-12:40
13:05 ヨモギノ頭
13:40 ブナ坂
14:50 唐松谷・新田新道出合
15:05 吊り橋-15:10
15:15 林道出合
16:25 八丁橋
16:45 小川谷橋
17:05 東日原BS
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 06:00 奥多摩駅 バス(西東京バス) 06:05 奥多摩駅 06:40 鴨沢BS 【復路】 バス(西東京バス) 17:22 東日原BS 17:45 奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鴨沢BS→ブナ坂】 冬枯れした樹林帯の中を登山道が伸びています。 途中の水場は枯れかかっていました。 七ツ石山の巻き道では一部凍結した箇所がありました。 【ブナ坂→雲取山山頂】 ヨモギノ頭の巻き道では、奥に進むに従い登山道に積雪個所や凍結箇所が増えてきます。 その後、小雲取まで日陰は凍結していました。 避難小屋が見え始めると日なたでも登山道に積雪がありますが、凍結はしていません。 【唐松尾根・唐松谷(ブナ坂→吊り橋)】 ブナ坂の分岐から唐松尾根に足を一歩踏み入れると登山道には一面の雪で覆われています。 雪の下には凍結した枯れ葉や土の感触がありますが、滑るような状態ではありませんでした。 このような路面に積った雪は始めの数百メートルくらいで、その後は凍結した土の上に枯れ葉が深く積もっていました。 踏み跡はかすかですが、ロストするようなことはありませんでした。 【こよみ】 東京(東京都) 2013年1月13日(日) 日の出 6:51 日南中時 11:50 日の入り 16:49 月の出 7:30 月南中時 13:01 月の入り 18:37 |
写真
感想
【計画】
山歩きを始めて3年目を迎えましたが、冬山は控えていました。
装備を少しずつ揃え、低山ならなんとか行けるほどになったので1月から始動です。
今年最初の山は大好きな雲取山と決めていました。
元旦には世間から注目され、山にとってみたら、さぞ迷惑だったことでしょう。
そんなことも気になっていました。
ルートは鴨沢から上がって唐松谷を通って東日原に下りるものです。
このルートは昨年11月に逆コースをたどって、唐松谷を気持ちよく歩け、また、静かな山行を楽しめたのでお気に入りです。( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-243008.html )
積雪や路面凍結の心配がありましたが、皆さんのレコでそれほどでもないことが分かったので計画しました。
【初物】
今回は、初物がいくつかありました。
まずは、今年初の山行。
雪のある時期に山歩きをするのも初めてでした。
3週間ほど開いてしまいましたが、それほど体力が落ちているとは感じませんでした。
次にアイゼン。
6本爪の軽アイゼンですが、今回の山行で皆さん10本、12本という方のほうが多かった印象です。
そのほうが歩きやすいということもネットに書かれていました。
買ってから、家で何回か脱着の練習もしてみました。
が!実際には練習とは趣が違いました。
まず、手が「かじかんで」うまく装着できなかったせいか、歩いていると緩んでしまいました。
小雲取過ぎたあたりで、靴に全くフィットしなくなり、外して頂上を目指しました。
昼食後、じっくり時間をかけてしっかり装着しました。
山頂からヨモギノ頭までと、ブナ坂から唐松谷に向かう雪道で快適に歩けました。
そして、サングラス。
今まで普段どおりメガネで山歩きをしていましたが、メガネ量販店でランニング用の度付きサングラスを新調しました。
流線形のカッコいいデザインなのですが、そのため、レンズが大きく湾曲しています。
装着直後は遠近感がだいぶ違い、違和感を感じましたし、実際、気持ち悪くなりました。
徐々に慣れてくると言った店員さんの言葉を信じ、慣れるのを待ち、午後には違和感がなくなっていました。
【山頂で】
雲取山の三角点は周りの土が掘り起こされたような感じになっていましたが、それほど大きな変化は感じませんでした。
あの事件で全国的に有名になった雲取山。
報道を見ていて山がかわいそうになりました。
今回、山頂に2時間も滞在してしまいました。
少し風が冷たかったのですが、日差しもあってポカポカしてきて心地いいのです。
いつもの帰りたくない病を発症しましたが、薄雲りになったのを機に出発しました。
【川原で】
唐松谷は日原川の支流が流れています。
川面は凍って白くなってるところも目立ちます。
小さな渓流ではしぶきが凍って半ドーム型になり、その内側に沿って水が流れています。
透明な氷を透して水と気泡が流れつづけているのです。
ただ、氷のドームがすっぽりかぶっているので、水音はごく小さくしか聞こえません。
美しい造形でありながら不思議な光景でした。
自然というのはこんなものを作ることができるのかと一人感激に浸っていました。
一方、唐松谷を歩いている人は私以外にいないので、ちょっといたずらしたくなります。
吊り橋の脇の滝が半分凍っているのを見つけ、石を拾って投げてみますが、堅い音を響かせて全く割れる気配がしません。
投げる石を徐々に大きくしますが、結果は同じでした。
時間をかけて結構な厚さの氷に成長したものなんだろうと思います。
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
私のほうのレコにコメントいただきありがとうございました。
鴨沢から雲取山〜東日原でしたか。
かなりの距離ですが、日原方面は静かなトレイルだったみたいですね。
過去のレコも拝見しましたが、かなりのロングトレイルもあってビックリしました。
前々からヤマレコは見ていましたが、30キロ近いトレイルする方ってCGかと思ってましたが、実在するんですね、凄すぎます。
私にもそんな体力があれば…。
良い天気に恵まれて良かったですよね。
お疲れ様でした。
コメントどうもありがとうございました!
同じバスだったんですね〜。バス停の前の駐車場で準備されていた方ですかね??
ブナ坂を過ぎてからの尾根は、ほんとに気持ちが良くて、あれはもう〜、ほんとにいいところです〜。
天気も良くて風も強くなくて良かったですね!
そして、ロングトレイルがお好きなんですかー。僕も好きなのでレコ読ませていただきます!!
コメントいただきありがとうございます。
唐松谷は水音を聞きながらの山歩きなので、どちらかといえば夏向きです。
今回もがんばって何とか歩き通せました。
運動不足解消で始めましたが、やっと20km超える山行でもイケるようになりました。
でも、50kmのレコを見たことがありますので、私などはまだまだです。
コメントいただき、ありがとうございます。
gaiaさんの写真は青空が鮮やかで素晴らしいですね。
私のは霞んでいるような、くすんだ色になってしまって・・・羨ましいです。
活動域が似ているので、どこかでお目にかかれるかもしれませんね。
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