杓子山・鹿留山〜富士山って、このごろなんだか自分の中では存在感無いんだよね！

2020年09月28日(月) [日帰り]

• GPS: 05:44
• 距離: 14.0km
• 登り: 880m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 0:41
• 合計: 5:33

距離 14.0km 登り 880m 下り 865m

9:45 忍野八海
9:51 忍野八海浅間神社
10:26 鳥居地峠
10:37 杓子山登山口
11:19 11:23 高座山
11:58 12:04 大榷首峠
12:32 12:50 杓子山
13:16 子ノ神
13:23 13:27 鹿留山
13:34 13:42 子ノ神
14:28 14:29 立ノ塚峠
15:09 桜荘（民宿）
15:18 内野バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

富士山駅から御殿場行きのバスで忍野八海下車。
帰りは内野バス停から「ふじっ子号」で富士山駅へ。

コース状況／危険箇所等

高座山への登りはとんでもない直登です。草原に出てすぐのところと、山頂直下の2カ所がとくにスゴい！。なるほど、下りはヤバそうです。
立ノ塚峠への下りもはじめのうちは岩場の下り、ロープ多数です。

その他周辺情報

忍野八海とか人気の観光地だからイロイロあるんですが、下山した内野のあたりはスーパーくらいしかないような感じでした。忍野方面へ少し行くと食事処とかあります。

写真

9/28 9:38

忍野八海のバス停の前の庭園です。富士山スッキリ。昨日の雨で山頂付近は冠雪しています。

9/28 9:44

人の少ない忍野八海、その中の1つ。なんじゃ〜こりゃ？

9/28 9:47

写真じゃよくわからないけど、こっちは水がボコボコと湧いている感じです。

9/28 9:50

サスガ川の流れもきれい。

9/28 9:50

ここも水がきれいですね。

9/28 9:51

よく写真で見るポイント？。人少ないですね。

9/28 9:51

ここは、「八海」の一つだと言われても「へーなるほどね」だけど…。

9/28 9:52

…ここは田んぼの用水路みたい…。

9/28 9:53

ここはほとんど水の多い田んぼ！

9/28 10:09

さて、観光はここまで。高座山を目指しますが…。道標など全くありません。目印は忍野中学校。

9/28 10:18

…その裏手の分岐。ここをまっすぐ登っていくと鳥居地峠です。途中の地図には曲がって曲がって行くように書いてありますが、正しくは道なりに真っすぐです。

9/28 10:31

峠には数台の駐車スペース。ここを右に荒れた林道に入っていきます。その林道、クルマが入っていった形跡がありますが、ここに停めておくのが無難です。

9/28 10:42

その林道から山道に入ります。

9/28 10:48

森を抜けると…。

9/28 10:51

ヤマハッカ？

9/28 10:52

ススキが被さるところもあります。

9/28 10:53

振り返ると…。

9/28 10:53

少し雲が出てきましたね。

9/28 10:55

目の前に見えるのが第一急坂です。その先、山頂の手前が第二急坂！。

9/28 10:56

なだこりゃ？、写しにくいな。クサボタンというのかな？

9/28 11:11

マツムシソウはここだけでした。

9/28 11:12

さらに登って来ました。

9/28 11:14

ワレモコウは知ってますよ。このあたり、滑り落ちないように登るのに精一杯です。

9/28 11:15

タチフウロだそうです。

9/28 11:18

ヤクシソウだということです。

9/28 11:23

もしかしてヤマラッキョウ？、あてずっぽです。

9/28 11:23

高座山山頂です。ここからは樹林の中。意外とアップダウンがありました。ロープがぶら下がっている岩場もありました。

9/28 11:32

セキヤノアキチョウジでいいのでしょうか。

9/28 11:33

トリカブトは主に森の中、そこらじゅうに生えていました。えっ！ちがう！？、ヤマトリカブトというらしいです。

9/28 11:33

タカオヒゴタイというらしいですけど…、

9/28 11:34

…それでいいのかな？

9/28 11:38

わかりませんね。

9/28 11:43

さっきのタカオヒゴタイみたいですけど、ちがうみたいです。ヤハズヒゴタイ？

9/28 11:58

オケラでいいのかな？

9/28 12:09

コシオガマなのでしょうか。ちがう！、ツリフネソウか？

9/28 12:26

これはサラシマショウマみたいですけど…自信なし！

9/28 12:38

大榷首峠から杓子山までは、比較的緩やかで歩きやすかったです。以前4月ごろに来たときはドロンコだったんですが、そんなことはありませんでした。

9/28 12:38

もうちょっとスッキリ見えるとよかったんだけど…。

9/28 12:39

さっきと比べて雪少なくなってますね。

9/28 12:39

富士吉田の街です。右のほうチラッと河口湖が見えます。真ん中の低い山が足和田山、その右が王岳と鬼ヶ岳のあたりですね。

9/28 12:39

右が御坂黒岳。手前は三ツ峠からの尾根ですね。

9/28 12:39

三ツ峠と御坂黒岳。

9/28 12:40

雲に隠れてるのが大菩薩のあたり。手前が富士急行線の走る谷です。

9/28 12:40

山中湖とその向こうの三国峠にかけての山々。

9/28 12:48

こんな山頂です。

9/28 12:49

遠くは箱根、左は石割山かな？

9/28 12:53

奥多摩三山が並んでいます。その奥が雲取山？

9/28 12:53

大菩薩は重なり合っていますね。

9/28 12:53

これから向かう鹿留山方向。

9/28 12:54

雲どかないかな！

9/28 13:14

鹿留山へ向かいます。途中の眺めのいいピークから杓子山。

9/28 13:21

こんな尾根道は気持ちがいいです。

9/28 13:30

鹿留山の山頂はこんなところ。「ただ行っただけ」のところ。

9/28 14:03

下山路は厳しい岩の道です。途中眺めのいい岩峰があります。でも富士山はもうダメかな？

9/28 14:03

山頂を振り返ります。

9/28 14:23

御正体山が以外に近くに見えます。

9/28 14:31

さすがの岩尾根も後半は穏やかになります。

9/28 14:34

それで、峠。ここからは荒れた林道を下ります。心配になるくらい荒れていて、人の通った気配がない林道でしたが…。

9/28 15:12

内野の集落に近づきました。すっかり隠れちゃってますね。

9/28 15:13

左から高座山、杓子山、鹿留山と並んでいます。

9/28 17:03

今回はこれで帰りました。こんな時じゃないと混んでいて乗れないだろうな。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

tsu-pm

【富士山？そんな山が確かあったよね…?】
　…なんてほどじゃ〜ないんですけど、ここしばらく、富士山って、自分の中では存在感がないんです（南アルプスなんかは完全に忘却の彼方…）。今年は登れないからということじゃ〜なくて…（過去に登ったのは一回きりです。）。みなさんのレコでも富士山があがることはほとんどないし、それに、特に冬場は首都圏から毎日のように見える。でも、この時期はそれがない！。
　それじゃ〜天気もいいってことだし、前日の雨によって冠雪した富士山が眺められるかな？

【静かですね〜】
　忍野八海といえば外国人観光客のメッカ、でも、当然ではありますが、バス停を降りたら、だれもいない！。パラパラと日本人観光客がいるくらい。こんな機会めったにないかも…ということで、ちょっとだけ忍野八海の観光。
　結構人気があるであろう杓子山、平日とはいえこんな天気、そんな中、全行程で出会ったハイカーも10人に満たないくらい。バスも富士急行の電車も減便してもガラガラ。
　いいチャンスなので一度乗りたかった特急「富士回遊」に乗ってきちゃいました。この新型特急「あずさ」を含めて乗るの初めてなんです。それで、イマイチよくわからなかった乗車システム、学習しました。こんど、松本とか行ってみたいですね。

【登りも下りも急坂です】
　高座山の登りといったら…！、大して長い距離なわけじゃ〜ないんだけれど、フラットに足を置くところが全くない！。常に足首が曲がった状態で、カカトに体重がかかるような登りです。思ったほどスベる感じはしなかったんですが、あそこ、ほんのちょっと登っただけでカカトに靴擦れが…。今まで同じ靴で、カカトに靴擦れなんてできなかったんですけどねぇ〜。
　それに対して立ノ塚峠への下りは、ロープ場が何カ所も出てくる岩場の下りです。同じ富士山界隈では部分的には十二ヶ岳の岩場と同じ感じです。（あっちの方が長いかも…）
　たかが観光地周辺の山って感じではありません。

【いろいろな花が咲いていたんですけど】
　その場でわかったのはマツムシソウにワレモコウにトリカブト（いくらでもある、やっぱり「毒は強い！」）くらいです。あとはfgacktyさんのレコを参考にさせていただきました（ようするにパクリです）。ありがとうございました。って、勝手にパクって…。
　ここらへんに咲いているとかいう「ムラサキセンブリ」見つけられませんでした。高座山のあたりに咲くのかな？。でも、あのあたりは滑り落ちないようにかなり必死でしたから…。