福田頭と井西山を「下山口」から往復
- GPS
- 04:56
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,206m
- 下り
- 1,192m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
福田頭(ふくだがしら)は標高1253mで、広島県内では12番目に高く、比婆山連峰のすぐ南に位置するから、冬には雪も相当程度積もると思われる。
無雪期では2013年の10月下旬に、「登山口」→山頂→「下山口」→「登山口」の周回で一度トレースしているが、積雪期には未踏である。
そこで、スキー登山の可能性がいかがかと、南隣の井西山(いざいやま、1187m、こちらは無雪期も未踏)と合わせて登ってみることにした。
スキー登山を考えると、通常の「登山口」からの、しばらくは谷沿いのコースよりも、「下山口」からのほぼ尾根伝いのコースのほうが適当と考えたので、そちらから取り付くことにした。
結果はと言えば、福田頭はスキーでトライする価値が大いにある!と感じた。
南北に長い稜線は緩やかで、猿政山のようなやせ尾根でもないから、十分にスキーで登下降できそうだし(いくらかアップダウンもあるので、ウロコ板がぴったりだろう)、兎舞台頭〜下山口の稜線も、あまり広い尾根ではなく傾斜も増しはするが、下りもスキーでこなせるだろうと感じた。
問題は、下山口からすぐの谷の中のコースである。
谷が雪で十分埋まってないようだとスキー滑走は難しそうだったので、下りでは通常の登山道ではない尾根伝いに下山してみたが、最後、ごく短い距離ではあるが、急でブッシュも多い谷に下ることになるので、そちらもやはり難しそうだった。
どちらにせよ、最後はスキーを脱がなければならないかもしれないが、わずかな距離なので、それでもいいだろう。
一方、井西山のほうであるが、登山道はかぶり気味でわかりにくい所も多いが、積雪で林床の笹が埋まれば、こちらも十分スキーで登下降できそうだ。
また、福田頭山頂〜大波峠の稜線も、兎舞台頭〜福田頭山頂の稜線同様、スキーで十分いけそうだ。
なお、このたび井西山へは、2年前に松島宏さんが中国新聞連載の『ちゅうごく山歩き』で紹介していた「水呑場」付近からのルートをたどってみようと思い、大波峠から「登山口」側に少し下ってみたが、踏み跡がよくわからず、結局は大波峠から往復した。
なおまた、下山口に至る車道は冬期通行止めになるようなので、スキー登山に際しては最終民家付近(標高550m辺り、下山口の3km少々手前)〜下山口の登り降りが加わることになる。
【スキー登山コースタイム予想】
最終民家付近→下山口 1時間15分
下山口→山頂 2時間
山頂→大波峠 20分
大波峠→井西山 35分
井西山→大波峠 20分
大波峠→山頂 45分
山頂→下山口 50分
下山口→最終民家付近 25分
合計 6時間30分(福田頭の往復のみだと、4時間30分)
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