信越トレイル
- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
2日目 9:00樹林帯-鍋倉山手前-駐車場16:00
天候 | 雪 風ややあり -10℃程 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
リフト9-16:00くらい |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪庇注意。スノーシュー推奨。小ピークでの分岐多し。 野沢温泉郷 13の公衆浴場がある。とても良い。 |
写真
感想
長野とは言っても新潟との県境、白馬の倍はあるだろうか、
積雪量と雪質は新潟のものである。
妙高スキー場に駐車し、リフトを乗り継ぐ。リフト間は30分ほどの緩い登り。
リフト上部からは膝から腰のラッセル。標高にしては随分と雪が乾いていたように感じる。
新潟育ちのkeishi君には湿雪と感じられたようで面白い。
稜線に出ると傾斜は緩み、スノーシューは快適。わかんは少し大変そう。
雪の降り続く中、小さなアップダウンが延々と続く。
ピークは尾根が3つ集まった形が多く、冬は注意が必要。
雪庇は1mもなかったが、割れる位置が尾根に深く入りこんでいる。
鍋倉山手前で傾斜も増し、天気も回復の見込みがなく、景色もないので撤退をする。
リフトの時間に間に合い、下りも乗せてもらえる。
メンバー間に体力差もあり、皆に満足してもらう山行と出来なかった。
冬はもちろん、紅葉の頃、新緑、初夏、どの季節も良さそうで、
積雪量が多いということは、それだけ晴れ間が無いということ、
景色を期待出来ないのだろうが、スキーで歩くのも楽しそうだ。
冬はテントを張れる良い場所が常にある。
是非また歩きたいコースであった。
前日の磐梯山から長野まで移動し、2/18(月)8:00長野駅にて集合。
長野の町も雪が降り積もっていた。
ここから戸狩温泉スキー場に移動する。
スキー場で支度をして
リフトを利用して頂上まで上がった。
頂上から信越トレイルの稜線を目指して尾根に取りつくのだが、その前にビーコンチェックと弱層テストを行った。
弱層テストは2ヵ所で行ったが、どちらも同じ高さの層からキレイに落ちた。
今回はシャベルを使った方法で行ったが、他にもたくさん方法があるらしいので、来年は雪崩講習に参加してみようと思う。
一通りチェックを終わってから雪崩そうな場所を避けながら登り始めた。
最初はムスカさんに先行してもらい
すぐにトップを代わってもらった。
ここで反省点が2つ程
〇汗のかきすぎ
予想以上の湿って重たい深雪に苦しめられ、汗をかきすぎた。
レイヤリングで改善ができそう。
〇適当に登らない
ムスカ隊長からご指摘がありました。
まずは歩く歩幅を後ろの女性陣に合わせてあげるとベターとのこと。
次にもし雪崩たらどこにエスケープするか常に頭に入れながら登ること。
しばらく交代しながら進むと廃リフト乗り場に出て、ここから信越トレイルの稜線に取り付いた。
稜線に出てからは快適な稜線歩き。
この日は仏ヶ峰の手前の平らな所で幕営をした。
やっぱりコースタイムは夏道のようには中々行かない。
翌朝2/19(火)
朝は少し遅めの?起床。
テントを撤収して出発。
天気は良くならず、相変わらず吹雪いていて
尾根も所々別れていて、コース全体が分かりにくかった。
雪庇も大きく発達していて
自分がトップを行っていた時、視界が悪くなったのと同時に雪庇を踏み抜いてしまい
すっぽりと顔から下が埋まってしまった。
あれほど気を付けていたはずなのに…と思いながらこうやって少し気を抜く事で事故って起こるんだなーと痛感しました。
結局2日目は天気が悪化し、ルートの雪庇が崩れていたのもあり鍋倉山手前で撤退しました。
今考えると自分はあそこで撤退する判断はできなかったと思います。
今回の山行はムスカ隊長におんぶにだっこ状態で自分に出来た事は荷物を持つくらい…でしたが、
雪山の先輩からたくさん学ぶ事があり、充実した山行でした!
メンバーの皆さん3日間ありがとうございました!
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