【鳳凰三山】白砂巨岩の神秘的な稜線を歩く

2020年10月25日(日) ~ 2020年10月26日(月)

• GPS: 33:07
• 距離: 20.1km
• 登り: 2,530m
• 下り: 2,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:11
• 休憩: 0:17
• 合計: 7:28

距離 7.8km 登り 1,635m 下り 330m

6:32 御座石鉱泉
7:13 7:17 青木鉱泉
12:02 12:15 白糸の滝
12:48 五色の滝
14:00 鳳凰小屋

2日目

• 山行: 7:58
• 休憩: 2:00
• 合計: 9:58

距離 12.3km 登り 882m 下り 2,193m

5:20 鳳凰小屋
6:41 6:55 地蔵ヶ岳
7:21 7:28 アカヌケ沢の頭
8:38 鳳凰小屋分岐
9:15 10:21 鳳凰山
10:51 11:13 薬師岳
11:34 鳳凰山
11:50 鳳凰小屋分岐
12:17 12:23 鳳凰小屋
13:26 13:31 燕頭山
13:46 旭嶽
15:15 御座石鉱泉
15:18 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御座石温泉駐車場利用（無料）
トイレあり

その他周辺情報

下山後入浴：韮崎旭温泉　大人600円

写真

10/25 6:23

御座石温泉駐車利用（無料）。
トイレもあります　街からはだいぶ奥地にある秘境の温泉？

10/25 6:24

建物の後ろ、朝日に色づく山肌。

10/25 6:31

まずはお隣の青木鉱泉目指してスタート

10/25 6:45

途中で出会ったサルがこちらをガン見

10/25 6:46

ここの林は紅葉が綺麗
時期的には麓が一番鮮やかそう

10/25 7:08

青木鉱泉駐車場へ降りてきました
こちらは車でいっぱい

10/25 7:15

建物は締め切られてます
営業やってんでしょうか

10/25 7:29

ドンドコ沢コースへ
幅の大きな沢を登っていきます
谷間から除く綺麗な紅葉のパッチワーク

10/25 7:29

正面の奥のなだらかに飛び出た山頂は観音岳？

10/25 7:31

テン泊は禁止されてました

10/25 7:46

ザック置いて一休憩
新調した60Lのザックが重すぎ、すぐ太ももが痛くなりました

10/25 8:11

沢沿いの紅葉は水が近いせいか綺麗に見える気も

10/25 8:21

鮮やかな赤色も

10/25 8:48

良い雰囲気の瀑布下で休憩
奥の青空で映える

10/25 9:25

滝の展望ができる場所がたくさん出てくるコースです

10/25 9:31

南精進ヶ滝
2段ですが落ちる迫力もあり一見の価値あり

10/25 10:53

岸壁に黄色の明るい色が目立つ

10/25 11:34

上から石が落ちてきたので誰だって思って見たらすぐ上に鹿

10/25 11:34

石落としたのをすまなく思ってる目に・・・・・は見えないかな

10/25 11:41

何か所も滝展望スポットありで飽きが来ない
けど傾斜はどんどんキツく

10/25 13:26

やっと富士山登場
木々の縁に囲われた真ん中にでてきました

10/25 13:30

霜柱出現
日中は暖かいですが、朝晩は寒そう

10/25 13:30

木々の隙間からオベリスク

10/25 13:32

一回りデカい山頂の巨石が際立つ

10/25 13:34

沢の周りはこじんまりしたお庭のような雰囲気

10/25 13:35

水はもちろん透明できれいですが、砂の白さが不思議な海のような感じをだすのか

10/25 13:55

鳳凰小屋に到着
余裕があれば地蔵岳行くつもりでしたが、登り急斜に心折られここを本日のピークにします

10/25 13:57

小屋に入る前にスタッフさんからコロナ対策の説明。マスク着用と手洗い実施　きちんとされてます

10/25 17:31

ひと眠りして、コタツ付きの談話室で皆さんとしばし歓談
夕食のカレーを頂いた後もしばらくお話しさせてもらってから床につきます

10/26 5:38

翌日、真っ暗な中スタート
ほぼ皆さんすでに行かれた後でした
小屋からの登りは激登りと聞いてましたが、その通り
空身で上りましたが、それでも息があがります

10/26 5:44

山頂手前でご来光出てしまいました
ま、ほぼ山頂近くなんでOKと自己完結

10/26 5:50

オベリスクの上の岩がトカゲの頭に見える

10/26 5:52

東側雲多めで、真っ赤に燃えていい感じ

10/26 6:00

いざ、オベリスクへ

10/26 6:09

登りだそうと、岩の門を乗り越えるといきなり絶景、感動です
甲斐駒、仙丈の競演
真ん中はアサヨ峰？

10/26 6:13

遥か西に乗鞍岳

10/26 6:14

ガスもかからず美しいシルエットを見せてくれる富士山

10/26 6:20

北ア、槍・穂高もピンクに焼ける

10/26 6:28

北岳から南へ延びる主稜線もキレイに染まって魅入ってしまう

10/26 6:31

赤岳も眼前に
蓼科から編笠まで全景丸見えのナイスビュー

10/26 6:32

雪で真っ白の立山
登りに行きたくなる衝動が・・・

10/26 6:35

上れるとこまであがりました
後で話を聞くと岩の割れ目にロープがあってそれを伝って上れるとか

10/26 6:37

地蔵岳（2,764m）登頂
おそらく山頂プレートと思われるもの

10/26 7:01

オベリスクを下り賽の河原より

10/26 7:03

お地蔵様が並んでいます

10/26 7:13

賽の河原を歩く宇宙人

10/26 7:13

日が昇るにつれ八ヶ岳も良く見えてきます

10/26 7:14

赤岳から権現岳へのキレットもくっきり

10/26 7:15

赤抜沢ノ頭への登り途中オベリスクを望む

10/26 7:19

北岳バットレス
大迫力の岸壁

10/26 7:34

抜群の展望の稜線歩き

10/26 7:48

南アの主稜線を眺められ爽快

10/26 8:11

撮影スポットだらけで中々前に進みません

10/26 8:31

赤抜沢ノ頭を経由し観音岳へ

10/26 9:03

行く先に見える秀麗な富士山の姿

10/26 9:30

観音岳（2,841m）到着
鳳凰三山の最高点

10/26 9:18

その裏で白根三山をバックに撮影中の宇宙人

10/26 10:00

ちょうど真東に瑞牆山と金峰山が見えます

10/26 10:26

三山最後の薬師岳へ向かう
白砂が輝く稜線を富士山に向かって歩く

10/26 11:00

30分ほどで薬師岳（2,780m）到着
白砂の大きな広場になってます

10/26 10:44

薬師岳は南北2ピークの双耳峰で標高は北峰のものとの事

10/26 10:49

最後まで存在感出しまくりの富士山でした

10/26 10:51

山頂からの景色を目に焼き付け中

10/26 11:34

周回で降りるハイカーさんと別れ、荷物をデポした鳳凰小屋に戻ります
見納めの絶景を名残惜しみながら来た道を戻る

10/26 11:47

帰りは小屋への近道で下ります

10/26 11:50

木の根が張り出した急傾斜を降りていく

10/26 12:06

鳳凰小屋まで戻ってきました
親切丁寧に対応していただいたスタッフさん達にお礼をし、御座石鉱泉へのルートで帰ります

10/26 12:25

雲から頭を突き出す富士山がカッコいい

10/26 12:32

木が高く展望の少ないコース
木々の間から見えるオベリスクに別れを告げ下りをいそぐ

10/26 14:03

麓近くの紅葉は見事です

10/26 14:56

御座石鉱泉に帰ってきました
長い下りでしたが、紅葉を楽しむことができました

10/26 16:12

帰りに寄った韮崎旭温泉より富士山を望む
下界からこの景色が見れるのは良いですね

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

感想

tu-san1977

コロナと天候の巡りあわせの悪さもあり今年も未だ行けずの北アルプス
槍・穂高周辺の山小屋も閉じてしまい、どこに登ろうか晴天を目指して探していると、南アの鳳凰小屋が開いてるとの情報
オベリスクを近くで見てみたく小屋泊で鳳凰三山へ向かいました

車を御座石温泉へ置いて青木鉱泉へ向かいドンドコ沢を上がります
時折滝を眺められるスポットがあり、紅葉と沢の組み合わさった秋らしい景色を眺ながら登ります
初日は地蔵岳まで行ければ登る予定でしたが、小屋近くまで上がる傾斜でKO！
早々にピークハントはあきらめ小屋でまったり
久しぶりの小屋泊でしたが、いろんな方とお話しできる機会もあって楽しめました

翌日はいよいよメインの三山縦走
若干ご来光には遅れましたが、綺麗な朝焼けとほんのりピンクに染まるオベリスクを近くで見れて満足
小屋から地蔵岳までの登りはとても急でしたが、観音、薬師へ続く道は割と歩きやすい白砂の海岸のような美しい道でアップダウンもそれ程きつくなかったように思います
周りは視界を遮るものは無く甲斐駒、仙丈、白根三山などの南アの山々を始め、富士山、八ヶ岳、北アなどの周辺の名峰も眺められ、景色に見とれてなかなか前に進めない稜線歩きでした

薬師まで来て荷物をデポった鳳凰小屋まで戻り、御座石温泉へのルートを降りました

振り返れば、南アは甲斐駒、仙丈とガスに見舞われてばかりでしたが、初めての大快晴で大展望を楽しむ最高の山行になりました