晩秋の稜線と紅葉・大菩薩嶺、牛ノ寝通り

2020年10月31日(土) [日帰り]

• GPS: 06:24
• 距離: 16.8km
• 登り: 845m
• 下り: 1,715m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:25

距離 16.8km 登り 858m 下り 1,715m

7:37 上日川峠
7:57 8:01 福ちゃん荘
8:49 雷岩
8:56 大菩薩嶺
9:02 雷岩
9:11 神部岩
9:25 9:26 賽ノ河原
9:29 9:30 親不知ノ頭
9:42 大菩薩峠
10:01 熊沢山
10:08 10:09 石丸峠
10:26 米代
10:43 玉蝶山
11:25 榧ノ尾山
11:37 11:38 榧ノ尾
12:23 12:31 狩場山
12:39 ショナメ
12:49 大ダワ
13:03 13:04 モロクボ平/小山沢入のヌタ分岐
13:12 高指山
13:26 川久保モロクボ平分岐(旧モロクボ平)
13:31 モロクボ平
13:41 13:44 田元/小菅の湯分岐
14:02 小菅の湯

天候

晴天

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

行き…塩山駅 6:51着 → 上日川峠までタクシー（約5,500円）
※朝の6時台でも塩山駅南口にはタクシーが数台待機していました。
帰り…小菅の湯 15:22発 上野原駅行き → 上野原駅
※小菅の湯から上野原行きのバスは行列ができ、増発便が出ました。

コース状況／危険箇所等

※危険箇所なしですが、落ち葉や靴を覆い隠すほどに伸びた笹の下に隠れているゴロゴロの石と枯れ枝に注意です。
※棚倉分岐を過ぎてしばらくしたところで小さな崩落箇所ありです。木の根をつかんで渡りました。
※狩場の標識を少し過ぎた辺りで、まっすぐ小菅の湯に下るつもりがいつの間にか狩場山のピークへ向かう薄い踏みあとをたどっていて、一瞬道を見失いました。落ち葉が厚く積もる広い尾根は油断しちゃいけないなと反省。

写真

上日川峠から出発。
もうすでに紅葉がいい感じで満足しかける。危な。

一年ぶりの大菩薩嶺。
嬉しい。

飴色の景色がすばらしい

福ちゃん荘を通過

青空に映えるマユミくん

唐松尾根で大菩薩嶺を目指します。

ここの尾根はとにかくカラマツがきれい

満足。

この日のファースト富士山

カラマツを満喫したあとは明るい尾根

振り向けば大きな景色

これがとけたらどろんこ祭り必至

雷岩に到着

ここからの富士山もすばらしいです。

5分ほどで大菩薩嶺に到着

雷岩に引き返します。
この日は道がぬかるんでいなくて歩きやすかった。

稜線から南アルプス。
白峰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳あたり。

風もなく穏やかな稜線歩き

しつこく撮ってしまう富士山

飴色のカラマツの中に福ちゃん荘

景色は秋一色

富士山と同様に歩いる間ずっーと見えている南アルアルプス。
来年の夏は行けるといいな。

賽ノ河原を通過

避難小屋。
もう何年も入口のドアがないまま。

親不知ノ頭からもどーんと富士山

ほんとにいいお天気

介山荘が見えてきました。

大菩薩峠を通過

介山荘

介山荘の横にはお手洗いあります。

ここから第二部！

介山荘から熊沢山へ向かう道は雰囲気がガラッと変わります。

上にあがるとででーんと富士山。

道の途中に熊沢山の表記。

熊沢山のピークはどこだろうと見上げてみる。

どんどん歩いて行って天狗棚山を見下ろす場所。
何度見ても飽きない景色。

この辺りもカラマツがきれい

ちびカラマツ

富士山はこの辺りで見納めです。

石丸峠を通過

振り返ると熊沢山

赤色

なんとも穏やかな道のり。

この空に向かって歩く感じが好きです。

分岐を左へ行って牛ノ寝通り。

所々、足元を完全に覆い隠すほど元気に伸びた笹。

樹林帯を歩きますが、たまにポカッと景色が開けた場所も通ります。

標高の高いところはもうすっかり晩秋の雰囲気で、赤色や黄色などは少ないです。

落ち葉ざくざく

出たな長峰。
六年くらい前に大ベテランとここを下りましたが、ほんとに大変だった。

景色ぽっかり

冬直前の気配がこれまたすてき

標高を下げると色彩も増えてきます。

おお

おおお

きっと向こうの山からこちらを眺めても、すごくきれいなんだろうなと思う。

なんかかっこいい

もうこうなるとぜんぜん前に進めません。

落ち葉も厚みを増します。

きれい

グラデーションもきれい

鮮やかな赤色

陽をたっぷり浴びてほんとにきれい

榧ノ尾山を通過。

紅葉がまだまだとまらない

駆け足じゃなくて、ゆっくり歩ける計画にしてよかった

木の向こうにはもこもこのパッチワーク。

いい色

指先が冷たいので薄手のグローブをしていましたが、気づくと穴が空いていました。
そんなに酷使したっけ。

しゅっとした黄色

かわいい

標高が下がると緑色も増えてきます。
下の方の見頃はもう少し先かな？

飴色のトンネル

お、赤色

ズーム

さらにズーム

カラマツもきれい

狩場を通過

棚倉分岐

棚倉分岐から先はひたすら細いトラバース道が続くので、上を見上げて歩くのは危ない。
危ないのでまじめに歩きますが、やっぱり紅葉がきれい。

長い長い山道が終わって舗装路。
橋を渡ります。

左に行きます。
小菅の湯に至る登り道。

もうここが核心部なのではと思えてくる、とどめの登り道。

小菅の湯に到着。

お風呂の前にバスの時刻をチェック。
奥多摩行き。

大月行きと上野原行き。
15:22の上野原行きに決定。

お風呂あがりに源流そばをいただきました。
おいしかった。
お腹も満足でのんびり帰りました。

感想

suitosuito

牛ノ寝通りの紅葉が見頃かなと思い、出かけてきました。
でもせっかく行くなら、今年は一度も行けていない唐松尾根を歩きたいし介山荘に至る稜線も歩きたい、飴色のカラマツも眺めたいし富士山も見たい、となったわけですが、上日川峠から大菩薩嶺を経由して奥多摩へ下りるルートを歩くには、甲斐大和駅からの8:10発のバスでは遅すぎる。
たぶんさくさく歩けばまともな時間に下りられるはずですが、ゆっくりのんびり時間を気にせず紅葉を楽しみたい。じゃあテントで前泊？いやでも快晴が約束されたような予報が出ている土曜日のうちに歩きたい…と悩みに悩んで、塩山駅からひとりタクシーという贅沢に踏み切りました。
「バス便があるのにタクシーて…」としばらく引きずっていましたが、当日の雲ひとつない青空ときれいに色づいたカラマツ、秋の陽をたっぷりと浴びた紅葉たちにモヤモヤは一気に吹き飛び、とても充実した一日を過ごせました。
行ってよかった。
ひとつだけ残念なのは、お天気が良すぎて写真の青空が白とびしてしまったことです。もう少しカメラの設定を勉強してみよう。

コメント

ぼっけもん

ドンピシャのタイミングでしたね。
頑張って塩山からタクシーで早朝インした甲斐がありましたね♪素敵な紅葉の写真が沢山で天気もよくまさにドンピシャのタイミング、写真数やコメントからもsuitosuitoさんの感激ぶりが伝わってくるようです😊。
ところで、suitosuitoさんも長峰を歩かれたことがあったんですね。私も２年半前に深城トンネルから大菩薩へ歩いたことがあり、牛ノ寝通りの長峰分岐への激登りに苦しんだ覚えがあります。もう一度行くかと言われると、ちょっとひいてしまいますが💦

suitosuito

Re: ドンピシャのタイミングでしたね。
bokkemonさん、こんにちは！
紅葉ほんとにきれいでした。もうぜんぜん前に進めない。のんびりできる早朝スタートにして正解でした。
bokkemonさんの奥武蔵もすごい！あんなに紅葉されてはまともに歩けませんね 笑
しかも18km超えのロング…子持山、大持山、武甲山の縦走を逆から辿ったことがありますが、アップダウンが激しかった記憶があります。さらっと歩いてしまうのさすがですね。
そして、あの長峰を登ったんですか？？
おおー
私はもう一度あそこを歩くかと問われたら「立派な実線の道がたくさんありますよ！」と元気よく答えると思います。

fgackty

牛ノ寝通り
suitosuitoさん、こんにちは。

私もこの日、牛ノ寝通りを歩きました。そして、小菅の湯から同じバスに乗って帰りました。

富士山、南アルプス、紅葉の写真をとても綺麗に撮られていますね。

山行お疲れ様でした。それではまた😊

suitosuito

Re: 牛ノ寝通り
fgacktyさん、はじめまして。
丸川峠の方から歩かれたんですね。
苔むした雰囲気がとてもいいですね…大菩薩訪れたばかりなのに、もう歩きたくなってきました。
あの日は雲ひとつない快晴で風も穏やか、陽射しをたっぷり浴びた紅葉がとてもきれいで最高の紅葉日和、最後のおつまみもおいしそうです。
fgacktyさんが書かれている通り、山歩き万歳！ですね。