八ヶ岳 硫黄岳・天狗岳 一昨年のリベンジも同じ場所で撤退
- GPS
- 30:00
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,789m
- 下り
- 1,788m
コースタイム
稲子湯ゲート前駐車場8:05→9:30しらびそ小屋9:40→中山峠への分岐9:45→10:50本沢温泉(荷物デポ)11:00→12:15夏沢峠12:35→13:35硫黄岳山頂13:50→夏沢峠14:20→本沢温泉15:50 テント泊(石楠花の湯満喫)
2日目:5時間40分(休憩・温泉・テント撤収込み)
本沢温泉7:50→夏沢峠9:10→根石山荘10:20→夏沢峠11:05→12:45本沢温泉→しらびそ小屋12:50→稲子湯ゲート前駐車場14:00
天候 | 1日目:晴れも強風 2日目:曇り時々小雪 陵線は暴風 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
しらびそ小屋のHPに小海リエックススキー場の方が良いことが書いてあったのでそちらのルートを選択。スタッドレスタイヤは必須です。 駐車場は連休中日だったので残り数台の駐車スペースのみでした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考資料 日本雪山登山ルート集 山と高原地図32(八ヶ岳) 2011年3月5日〜6日の山行と全く同じルートです。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-102436.html ●しらびそ小屋〜本沢温泉 上記リンク先とほぼ同じ状況だったので省略します。 本沢温泉ではテン場は小屋から5分位下った箇所にあります。幕営料金は1人600円。水場はテン場から近く便利でした。トイレが小屋にしかないので遠いのが不便です。 温泉にも入ってきました。 冬期用の石楠花の湯は、小屋から30秒ほど下った場所にあります。 宿泊者は長靴を借りて入りに来ていました。 時間帯によって男性、女性、フリーの時間帯があります。 源泉は触った感じ45度位で予想していたより温かく快適でした。 4人〜6人入ると一杯です。 今回はツアー客がいたようで結構入ってくる人がいて脱衣所が混雑していました。 露天風呂の雲上の湯は、小屋から10分ほど登った所にあります。 温泉に行く最後の箇所は雪斜面をカットした細い道で、滑らないように気をつけましょう。今回は蓋がしてあり入りませんでした。 ●夏沢峠まで 雪は深くなりますがトレースがしっかりしているため危ない箇所はありません。夏道をとらずに直登ショートカットするようなトレースがありました。降りはそういう箇所でシリセードできます。アイゼンは必要ないくらいでした。テープはあまり見かけなかったので、積雪後でとレースがなくなるとルートが分かりづらいかもしれません。樹林帯なので、風の影響もなく快適なコースです。 ●硫黄岳 一昨年と比較して風が強く、夏沢峠では登るか迷いましたが、雪煙が舞うほどでもなかったのでアタック。途中ケルンがあるのでよほど視界が利かない状況にならなければ問題ないでしょう。硫黄岳山頂は雪が少ない印象を受けました。 ●天狗岳 夏沢峠から箕冠山までは樹林帯の中なので、今回も風をほとんど感じませんでした。箕冠山から降りて樹林帯から抜けた瞬間から横からの風で煽られて、まともに歩けませんでした。一昨年と全く同じ状況です。天狗岳までこの風の中歩ける自身がなかったので引き返しました。 ●温泉・食事 駐車場から車で数分の稲子湯にて汗を流しました。600円也。 脱衣所には鍵付ロッカーはありません。浴槽は多くて10人入れるかどうか。源泉は結構熱いです。シャンプー、石鹸があります。 自販機、休憩場所あります。休憩場所には岳人などの雑誌がおいてあります。 食事は佐久IC近くの「草笛」にて蕎麦を頂きました。5時開店です。 蕎麦中盛りで十分の量ですが、食に自身のある方は大盛り(1kg)にチャレンジしてみてください。私は以前大盛り完食しましたが、今は中盛りで十分満足できました。 |
写真
感想
一昨年のリベンジで夏沢峠から天狗岳の頂を踏みたいということで計画しました。
天気は上々だが風が強く稜線歩きは大変だと感じた1日目。予定よりもかなり良いペースで歩くことができみどり池へ。今回も天狗岳の白銀の姿が美しく、明日山頂に立つことを想像しながら休憩した。
今回は足がそろったメンバーなので、本沢温泉まで予定外に早く到着。テントは張らずに荷をデポして軽身で出発した。夏沢峠で仰ぎ見ると風も強く躊躇したが、風に負けずに登りきった。山頂は若干雪が少なめ。そのため雪の白と岩の黒のコントラストがあり立体感のあるダイナミックな景色だった。
本沢温泉に帰るとまずは楽しみの温泉。気温10℃以下で入る熱〜い風呂は幸せな一時だ。その後テントでビール、焼酎、日本酒と持参の酒と今回はお買い得だったレッドカレー鍋のもとを使って調理。
●材料
・レッドカレー鍋のもと
・豚肉
・ほうれんそう
・しめじ
・なす
・タマネギ
これがなかなかエスニックで旨い。冬は肉が痛む心配がないのでイイッすね。
酒と鍋を楽しむこと9時過ぎ、ご飯を投入してオジヤにするつもりだったがお腹一杯でご飯は食べずにお開きして眠る。
翌日外に出てみると小雪が舞っており、5センチ程度の積雪あり。空は曇天。天気予報では昼過ぎに晴れる、またほぼ無風に近いコンディションになっていたので、予報を信じて荷物を撤収し重量感あるザックを担ぎ天狗周回に向かった。
夏沢峠に到着すると思いのほか風があり、一昨年の状況が思い出された。まーここまで担げば行くしかないという思いで進み、いよいよ根石岳へのふきっさらしのルートへ歩を進めた。ところが数十歩も歩くと、耐風姿勢もままならない状況だったので、残念ながら全く同じ場所で撤退を決断、残念!
下山中、しらびそ小屋にて飲んだコーヒーがほろ苦かった山行となった。このルートは次回は3シーズンどこかで歩こうかと思うも、いつか晴天の冬に歩こう。
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