北八ヶ岳_初めてのラッセル〜
- GPS
- 27:01
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
■15日
11:30 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
13:08 北横岳ヒュッテ
13:49 北横岳 南峰
13:58 北横岳 北峰
〜16:00 七つ池で雪上訓練(単独自己流)
17:20 北横岳 南峰(夕日を見にふたたび)
■16日
6:00 北横岳ヒュッテ
6:10 北横岳 南峰(ご来光を見にみたび)
6:24 北横岳 北峰
6:37 北横岳ヒュッテ
06:51 三ツ岳 方向への分岐
07:45 三ツ岳景
08:13 三ツ岳曲 (このあたり、ルート散策で2時間)
10:41 三ツ岳喫
11:43 雨池山 山頂(低温でスマホ強制断のため以降の写真ありません)
12:10 雨池峠 (やっと踏み跡が出てきました。)
12:?? 縞枯山 (道標は雪で埋まっていて?見あたらなかったです)
13:00 茶臼山 (展望は無く、ささっと戻る)
13:30 雨池峠へ戻る途中、五辻へ出たほうが早いと教えてもらったけど
踏み跡が無く、また雨池峠へ戻る。
(たぶんあったのに見つけられなかっただけっぽいです)
※スマホ(GPS)が低温でダウンのため、雨池山からのlogは手書きです。
天候 | 15日 大雪、吹雪 16日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
07:15 新宿(毎日新聞旅行のバス)-10:30 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 11:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅-11:07 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 【復路】16日 15:00 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅-15:07 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 17:00 北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅-(アルピコバス)-18:10 茅野駅 1200円 18:46 茅野駅-(高速バス)-21:35 新宿 2750円 ※ロープウェイは名前が変わったようです ピタラス→北八ヶ岳 |
コース状況/ 危険箇所等 |
15日の金曜は爆弾低気圧とのことで積雪多く、始終吹雪で道標は埋まってます。 16日は天気も回復してロープウェイや往復のバスも臨時便が出るほど混んでいました。縞枯山、茶臼山、北横岳、へのルートは人気ですぐに踏み跡ができて雪が締まるので登山道ならば、わかんやスノーシューよりアイゼンが登りやすいと思いました。 三ツ岳、雨池山のルートは土曜でも人気が無く雨池峠まで誰とも会いませんでした。私はつぼ足(アイゼン10爪)で登りました。最低でも股下あたりまでの深雪があるので全ルート通してラッセルです。岩場や鎖場、急坂登りに前爪が役に立ちました。スノーシューがあればいいなと思ったところもありますが、アイゼンで片足6回ずつぎゅうぎゅう踏み固めながら歩いているうちに足に伝わる感触で地盤がわかりますので登山道をはずさなくて済みました。リボンなどの道標はほとんど埋まっていたので地図読みは必至です。 必要なものは通常の雪山と同じです。加えてマイナス20度の環境では、電気製品が動かなくなることがあるようです。GPSロガーとカメラ代わりのスマホが雨池山あたりで、いきなりshutdownしてしまって写真が取れなくなって残念でした〜。体温で暖めれば回復するようです。 私は夏靴しか持っていませんが乾雪のためか、問題ありませんでした。 稜線は強風なので体感温度はマイナス20度よりもっと低いです。素肌が見えるところが無いように顔マスクやゴーグルがあったほうがいいと思いました。 |
写真
感想
北八ヶ岳に行ってみたいけれど雪山初心者なので北横岳往復日帰りツアーに参加しました。当日は爆弾低気圧・大雪・吹雪の予報です。中止かと思って前日電話したら決行とのこと!展望は望めないだろうな〜、でも雪道を歩きたいんだから雪降ってなおよしかー^^。
と、思っていたら天候悪化で北横岳ヒュッテまでで折り返して帰ることになりました。。。。どうしても山にいきたいのでツアー離脱届けを出して、北横岳ヒュッテを予約しました。
一日目、ツアーの皆さんとお別れして早速、降雪のなかラッセルで北横岳まで歩いてみます。15分ほどで南峰へ到着。迷うところはありません。
そこから北峰までも3分ほどです。稜線上は、あまりの低温と強風吹雪で山岳映画みたい〜と思いました^^/。ささ、寒いから退散たいさんー。2,3分も下れば、すぐに樹林帯に入り、強風は止み、打って変ってああたかく感じます。あとは静かに降り続く雪ばかり。一人静かに雪コギコギすすみます。
宿の予約では16時までにチェックインと言われたのでぎりぎりまで七つ池で雪道訓練です(といっても単独自己流)。池は平らで広く見通しがいいので私は持っていませんがスノーシューだと楽しいだろうと思います。
アイゼンで踏み跡のない深雪の池を慎重に歩き、地形図を見ながら、大岳の尾根道に取り付けるかなと試みましたがダメでした。
それで、アイゼンで雪山にのぼるなら登山道をはずしてはいけないと思いました。
北横岳ヒュッテはきれいで清潔。入り口の土間のまきストーブの横で自炊しました。お部屋も暖かいお布団とストーブで快適。同室の京都の女性と朝と夕方、北横岳までお日様を見に行って、計3回も往復しました。ご一緒してくださってありがとうございました^^/お日様は見れませんでしたが楽しかったです。
夜は明日のルートを決めるべく、地図とにらめっこして過ごします。北横岳でご来光を見てから三ツ岳→雨池山→縞彼山→茶臼山→高見石→渋の湯に下山の縦走計画を立てました。渋の湯からの最終バスは14:55なので、途中考えて間に合わなそうならロープウェイね。
二日目、前日の自己訓練の成果と計画を実行すべく早朝出発です。北横岳までの昨日のトレースはうっすら。再び雪をコギコギ歩きます。
ヒュッテから歩いてすぐのところに三ツ石行きの道標があります。ここからが本番です
前日の大雪で股下までの深雪です。道標のリボンは埋まっています。
地図を何度も見て、アイゼンで雪を踏み固めながら見えない登山道の感触を追いました。
三ツ岳は山頂が3つなので、このお名前なんですね。地図上も点がないので行ってみて初めてわかりました。曲から喫へ下る道は樹林の上に雪で覆われえいてわかりません。左に巻くルートと、ちょっと左に巻くルートと、まっすぐ激坂を降りるルートの3つです。地図上は激坂ですが、もし違っていたらつぼ足でどこまでも落ちてしまいそう。。。。こわー@@;。まず左に巻くルートを30mほど行ってみて樹林帯に入ったので間違いとわかりました。次にちょっと左巻き、、、もうここしかないと思っていたので100mほども進みます。ううーん(-_-;)踏み込んだ感触が微妙に違う感じ、、汗;。首までもぐってしまいました。あー、明らかに違うな。這い上がるのも大変。サルのように木を伝って上り返します。次回はザイルもってこよーっと。やっとこさ引き返して残るは、激坂だけとなりました。まさかこれか?5m降りて考えよう。踏みだしてみると足応えが、、、、やった当たり!。三度目の正直です(3択ですが^^;)
次の一歩はザザーっと人間雪崩のように激坂を降ります。わはーっ、たのし〜。胸まで埋まったところで激坂の下にリボンが見えました。やっぱりビンゴ^^。
ここだけで2時間ロスしちゃいました。雪に埋まっているとなんだか気持ちいい。このままおやつを摂取してしばしくつろぎました。
その後は雨池峠まで誰とも会わず、ラッセルマシーンと化し、もくもく登って降って、雨池峠に道をつないで、時間を聞くと12時10分と。朝5時45分に出たので6時間半のラッセルか。。。。
結局、渋ノ湯の最終バスは間に合わないので茶臼山まで行って引き返し、ロープウェイ下山となりました。
miwapinnさん、お疲れ様でした〜
あはは、首まで埋まりましたか〜
しかし、そんなドM山行して、膝は大丈夫なんですか〜
さぶい? 富山は関西圏ですね
さぶい中でもきっちりと自炊して、ごはんまでおつまみに
ひれ酒も旨そうですねえ
さすがの呑兵衛!!
miwaさん、やり過ぎでしょー?
今回もツッコませてもらってもいいスか?
まず、離脱届まで出して自分で3回も行っちゃう横岳、
それなら最初からツアーに申し込まなきゃいいのに(笑)
しかも単独で自己流の雪上訓練!やってるとこコッソリ見てたかったわ
他にもツッコミどころあるけどなにより、生き埋めのままオヤツタイムにしないで下さい(笑)
しかもかき氷 体の芯から冷えますじゃないよ!ホントに
もうこれはワザとですよね?笑
でも無事でなによりでした!
膝、ダメだめです〜。ただ、雪山ってサクサクしてて膝にやさしい感じがしました 。
ヒレ酒の専用器をカッパ橋商店街で買って、今お気に入りなんですよー。ご馳走したいくらいです 。
熱々のお燗で(*^_^*)ぽっかぽかになりますよ。
さぶいっは、関西弁なんですね !。
富山の呉西地方出身なので関西圏かもです。どうぞよろしくです 。
ああ、やっぱり〜、そうですよね。
埋もれて、やっと道標が見えたので安心したらお腹が空いて、いきなりおやつにしちゃいました 。
どこかで雪を食べてみようと思っていましたがタイミング悪すぎですね(>_<);
大好きなカキ氷も、マイナス20度の世界だとフルーツや牛乳と混ざらないし〜^^ 。
> でも無事でなによりでした!
ありがとうございます 。
もしかしたら私は、akkeyさんにツッコミ入れられたい病なのか。。。。
miwapinnさん。はじめまして。
ラッセルお疲れ様でした。心折れずに、お一人でよくがんばられたと思います。
実は、同じ日の午後に、miwapinnさんの曲からの左のトレイスの跡を辿りました。このレコの写真コメントで警告されていた箇所です。ログをみると同じコースをいっていますね。でも、トレイスがなくなったので、私はすぐ登り返しました。
元の場所(写真場所)にもどってからは、別のトレイスは見当たらなかったですが、他の3人組の方々のラッセルによってほぼ正規ルートを行けました。
雨池峠までトレースがなかったということは、miwapinnさんは、まったく別ルートで森の中をさまよっていたんだと思います。大事にならなくて本当によかったです。
曲あたりでダメなトレースを残してしまってすみませんでした。
誰かが、惑わされないかずっと気になっていて、ヤマレコを読むのが怖かったのですよ。
臨機応変な対応をしていただいて安心しました。
その後は、さほど迷うことも無くすんなり南下して雨池峠の道標の直前に出ましたが、、、、他の道が正解だったのですかね〜(?_?)不思議〜。
いずれにしても心配してくださってありがとうございました。
ラッセル、初めてだったので実はたのし〜(^ヮ^)/ で、雨池峠からはトレースがあったのでガッカリしてしまいました。
yama-ariさんのようなベテランの方からみたらバカみたいでしょうね。あははー
これからもyama-ariさんのレコを拝見して精進したいです。どうぞよろしくお願いいたします。
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