ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2701085
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

未丈ヶ岳 沢渡渉・紅葉・山頂直下の大草原は大雪原でした

2020年10月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
YAMA555 kandakai その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:47
距離
11.7km
登り
1,222m
下り
1,231m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:18
休憩
1:28
合計
7:46
距離 11.7km 登り 1,233m 下り 1,231m
6:42
42
7:24
7:34
60
8:34
8:44
6
8:50
99
10:29
11:13
89
12:42
6
12:48
13:01
42
13:43
13:54
32
14:26
2
14:28
ゴール地点
ルートはEtrex20xのGPSデータです。
山頂で大休止してます。
天候 登頂までは曇り 下山開始時より晴れ
前日までに降雪があったようで1200m付近からチラホラ残雪があり。
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
地元草加21時発で外環〜関越〜石内PAで時間調整し0時過ぎにETC深夜割り適用になってから高速を降りる。道の駅ゆのたに深雪の里で仮眠。向かいにコンビニあり。

早朝6時過ぎに出発し奥只見シルバーラインへ。トンネル中盤の長い直線に入り、右に曲がるところの左側に泣沢避難所があり、車を寄せてシャッターを開く。200mほど奥まで入れるが草や枝で車が傷むのを気にして出てすぐのところに邪魔にならないように駐車しました。

登山ポストがあるかと思ったら見つからなかったです。駐車スペースは奥に入った方が草原っぽくて止めやすそう。奥に入る道は写真の通り。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
山と高原地図 越後三山 上部に未丈ヶ岳の実線ルートあります。

●前半(駐車場〜橋)
前日までの雨でぬかるみ結構あり。この辺は紅葉が見ごろ。
橋までの1時間の間に渡渉が3回。いずれも2〜5m位の沢で飛石で越えることができた。今回は水深も浅かったので少しなら沢に入っても靴が浸水するほどではなかったと思われる。2か所目の渡渉はお助けロープあり。3か所目は両岸とも鎖で下降が必要。2〜3か所の沢の間は若干沢の高巻きっぽい道の付き方で慣れない人はいやらしいか(沢登りしていると普通だが)。
橋がアーチ型?で手すりが無くて写真スポットか。この辺も紅葉がきれいだった。

●中盤(橋〜974mピーク)
ひと登りすると展望の広がる尾根歩きが待っている。この辺からみる紅葉も素晴らしかった。右手には雪化粧をした越後三山の景色が素晴らしかった。登りやすい尾根道で未丈ヶ岳がイイ理由の一つになる道かなと思う。
ピークから見る未丈ヶ岳の姿も雄大。

●後半(974mピーク〜未丈ヶ岳山頂)
少し下降しここから急登りが始まる。登りは結構登り易いなと思ったが降ってみるとこんな急斜面だったっけと感じる。1200m付近より前日までに降った残雪が出てくる。雪を想定していなかったので慎重に登った。降りは雪のため数か所怖かったところがあったので慎重に下った。
山頂からは360度の展望が広がる。上越の秘峰毛猛岳登ってみたいものだ。
越後三山の姿が一番印象に残る。
そして訪れたかった理由の1つである山頂直下の金色に染まる大草原。が、なんと前日までの降雪で雪原になっていた。
その他周辺情報 ●宿泊
今回は六日町のひいらぎ山荘に宿泊しました。気持ちよい人柄のご夫婦2人で切り盛りしているようです。
温泉が気持ちよかった。窓からは翌日登った八海山が見えるのが良い。冷蔵庫は部屋になかったが、外が寒かったので外で冷やせた。
しかも翌日の八海山のロープウェイのご招待券までいただいて至れり尽くせりでした。朝食は7時半からですが、登山のため融通利かせてくれて7時から頂きました。
GOTO使って1泊2食5000円は安い。
奥只見シルバーライン。
長い直線が右に曲がる左側にある泣沢避難所。
2
奥只見シルバーライン。
長い直線が右に曲がる左側にある泣沢避難所。
車を左に寄せてシャッターを開ける。
2
車を左に寄せてシャッターを開ける。
トンネルを出ると別世界だった。
シャッターを開けて登山口に入るこの秘密の花園的な行為が冒険心をくすぐる。
3
トンネルを出ると別世界だった。
シャッターを開けて登山口に入るこの秘密の花園的な行為が冒険心をくすぐる。
出てすぐのスペースで邪魔にならないように左に寄せて登山準備。
1
出てすぐのスペースで邪魔にならないように左に寄せて登山準備。
さらに200m位奥に入ると駐車スペースがある。
道はこんな感じでそれほど問題ない。
ただ草と枝が出ていて車をひっかくのが気になる人は入らない方が良い。
1
さらに200m位奥に入ると駐車スペースがある。
道はこんな感じでそれほど問題ない。
ただ草と枝が出ていて車をひっかくのが気になる人は入らない方が良い。
奥の駐車スペースは停めやすそうだよ。
1
奥の駐車スペースは停めやすそうだよ。
登山ポストがあると思っていたが、回収されたのかなかった。
もう登山シーズンは終わりと言う事か?
2
登山ポストがあると思っていたが、回収されたのかなかった。
もう登山シーズンは終わりと言う事か?
1個目の沢の渡渉。
歩き始めて7分位で出てくる。
2
1個目の沢の渡渉。
歩き始めて7分位で出てくる。
これなら大丈夫そう。
1
これなら大丈夫そう。
YAMA渡渉
こんな感じで石の上を渡れた。
多少水に浸かっても行ける感じか。
1
YAMA渡渉
こんな感じで石の上を渡れた。
多少水に浸かっても行ける感じか。
1つ目からさらに5分程で2つ目の渡渉。
今度はロープが張られている。
ここは石の上を渡らないと確実に濡れそう。
1
1つ目からさらに5分程で2つ目の渡渉。
今度はロープが張られている。
ここは石の上を渡らないと確実に濡れそう。
飛び石で難なくクリア。
1
飛び石で難なくクリア。
2個目の沢の渡渉。
Mさん。
1
2個目の沢の渡渉。
Mさん。
こんな感じで飛石。
滑るとドボンだね。気を付けましょう。
1
こんな感じで飛石。
滑るとドボンだね。気を付けましょう。
道標が転がっています。
1
道標が転がっています。
歩き始めて30分弱で3つ目の渡渉。
鎖で下った直後沢を渡る。ここも飛び石で行けた。
2
歩き始めて30分弱で3つ目の渡渉。
鎖で下った直後沢を渡る。ここも飛び石で行けた。
Mさん軽々と飛び石。
1
Mさん軽々と飛び石。
飛び石直後、鎖で登る。
2
飛び石直後、鎖で登る。
この辺も紅葉がきれいです。
2
この辺も紅葉がきれいです。
歩き始めて40分位で見どころの橋に来ました。
1
歩き始めて40分位で見どころの橋に来ました。
橋には「気をつけて」とのお言葉が。
気を付けます!
1
橋には「気をつけて」とのお言葉が。
気を付けます!
手すりがないので、なかなかの高度感ではある。
2
手すりがないので、なかなかの高度感ではある。
橋からみる沢の景色がまた良いんだわ。
3
橋からみる沢の景色がまた良いんだわ。
橋を渡ると急登りが始まる。
1
橋を渡ると急登りが始まる。
紅葉が素晴らしい。
6
紅葉が素晴らしい。
右奥に未丈ヶ岳が見えてきた。
あれ、雪化粧しているよ…汗。
まー登るころには消えているだろうと軽い気持ちで。
1
右奥に未丈ヶ岳が見えてきた。
あれ、雪化粧しているよ…汗。
まー登るころには消えているだろうと軽い気持ちで。
右手には雲に隠れた越後三山が。
やっぱり雪化粧している。
2
右手には雲に隠れた越後三山が。
やっぱり雪化粧している。
道中は真っ赤な紅葉がきれいですね。
2
道中は真っ赤な紅葉がきれいですね。
少し青空が出てきた!
ウホー上越の紅葉最高〜。
5
少し青空が出てきた!
ウホー上越の紅葉最高〜。
尾根に取り付くと極上の紅葉尾根歩きが待っている。
1
尾根に取り付くと極上の紅葉尾根歩きが待っている。
上越の秘めたる山素晴らしい。
1
上越の秘めたる山素晴らしい。
眼下の紅葉は燃えるよう。
1
眼下の紅葉は燃えるよう。
少しだけ雲が上がってきて越後駒ケ岳が見えてきた。
3
少しだけ雲が上がってきて越後駒ケ岳が見えてきた。
目が覚めるようなコントラスト。
4
目が覚めるようなコントラスト。
974mピークに到着。
先行のお姉さまがたが談笑していらっしゃいました。
YAMA達も休憩。
1
974mピークに到着。
先行のお姉さまがたが談笑していらっしゃいました。
YAMA達も休憩。
974mのピークから未丈が岳を見る。
雄大な景色です。
2
974mのピークから未丈が岳を見る。
雄大な景色です。
曇っているけど赤さが目を惹きます。
2
曇っているけど赤さが目を惹きます。
974mピークから少し下ったら本格的な登りが始まる。
1
974mピークから少し下ったら本格的な登りが始まる。
標高1200m付近。
登山道にはチラホラと雪が出てきた。
大丈夫だよな、ウン。
1
標高1200m付近。
登山道にはチラホラと雪が出てきた。
大丈夫だよな、ウン。
高度が上がってくると雪は少しずつ増えてくる。
1
高度が上がってくると雪は少しずつ増えてくる。
まだ大丈夫。凍結していないし。
1
まだ大丈夫。凍結していないし。
振りかって越後三山の展望を楽しむ。
2
振りかって越後三山の展望を楽しむ。
あと400m位か。結構距離あるな。
登山道はもう白い。
2
あと400m位か。結構距離あるな。
登山道はもう白い。
山頂直下は数センチの積雪。
この時期の上越をなめちゃいけなかった。
チェーンスパイクは持ってくるべきだったと反省。
2
山頂直下は数センチの積雪。
この時期の上越をなめちゃいけなかった。
チェーンスパイクは持ってくるべきだったと反省。
登り4時間。10:30登頂。
360度の展望も曇天が残念。
2
登り4時間。10:30登頂。
360度の展望も曇天が残念。
そしてさらに残念だったのが金色の大草原を期待していたのが一面雪原でした。
3
そしてさらに残念だったのが金色の大草原を期待していたのが一面雪原でした。
それにしても山頂直下にこの草原は珍しいですね。
3
それにしても山頂直下にこの草原は珍しいですね。
寒いのでフリースを羽織って昼食休憩を取ります。
残雪の上は寒い。
2
寒いのでフリースを羽織って昼食休憩を取ります。
残雪の上は寒い。
まー眼下の山の紅葉と雪原のコントラストも良しとするか。
またくればいいよね。
3
まー眼下の山の紅葉と雪原のコントラストも良しとするか。
またくればいいよね。
空も雲が取れてきた。
雪原でカップラーメンを食べながらしばし景色を楽しむ。
守門岳、浅草岳、毛猛岳、会津朝日岳、会津駒、平ヶ岳と良い景色だよ。
2
空も雲が取れてきた。
雪原でカップラーメンを食べながらしばし景色を楽しむ。
守門岳、浅草岳、毛猛岳、会津朝日岳、会津駒、平ヶ岳と良い景色だよ。
40分程休憩して下山開始。
天気は一気に回復してくる。
2
40分程休憩して下山開始。
天気は一気に回復してくる。
残雪の急下降は気を使ったが何とか降りてこれた。
未丈大きい山だな。
1
残雪の急下降は気を使ったが何とか降りてこれた。
未丈大きい山だな。
振り返ると双耳峰の燧ケ岳が顔を出してくれた。
2
振り返ると双耳峰の燧ケ岳が顔を出してくれた。
いつかは歩きたい荒沢岳の稜線。
それにしても大きい山の姿です。鎖場がいくつあるんだろう。
2
いつかは歩きたい荒沢岳の稜線。
それにしても大きい山の姿です。鎖場がいくつあるんだろう。
標高を下げると再び紅葉の景色。
2
標高を下げると再び紅葉の景色。
雪もなくなり青空と紅葉の尾根歩きは最高です。
1
雪もなくなり青空と紅葉の尾根歩きは最高です。
やはり青空だと紅葉が映えるね〜。
4
やはり青空だと紅葉が映えるね〜。
見事な紅葉と越後駒ケ岳。
7
見事な紅葉と越後駒ケ岳。
青空に映える赤。
1
青空に映える赤。
一気に橋まで下ってきました。
1
一気に橋まで下ってきました。
再び沢渡渉。
2つ目の渡渉も無事クリア
1
2つ目の渡渉も無事クリア
駐車場前まで来ました。
1
駐車場前まで来ました。
無事に未丈ヶ岳から降りてきた。
1
無事に未丈ヶ岳から降りてきた。
道の駅で八海山と魚沼で候を購入して六日町のひいらぎ山荘で宿泊。
1
道の駅で八海山と魚沼で候を購入して六日町のひいらぎ山荘で宿泊。
お値段お手頃で温泉は源泉かけ流し。
お料理もボリュームあって美味しかった。
銘酒も旨い。明日は八海山を目指します。
1
お値段お手頃で温泉は源泉かけ流し。
お料理もボリュームあって美味しかった。
銘酒も旨い。明日は八海山を目指します。

感想

奥只見シルバーラインからシャッターを開けて登山口に至るという冒険心を掻き立てる未丈ヶ岳をようやく訪れることができました。
蛇の山と言われるくらい蛇が多いようですが、1匹小さいのに出会ったくらいで、さすがに気温が下がり活動が鈍ってきたかな。

登山道は、沢渡渉、アーチ型の橋、展望の良い尾根歩き、急登、山頂の大草原と見どころ満載。そして上越の紅葉は素晴らしい。雪化粧した越後三山との景色は秀逸でした。上越の秘峰と言って良い山ですね。
金色の大草原が見てみたいので、来年以降再訪も考えたいです。

あと気になっている毛猛山も遠望出来ました。これこそさらに秘境でしょうがいつか訪れてみたい山です。
未丈ヶ岳はスキー場から尾根筋を辿れば雪山での登頂できそうかな。この後ちょっとレコ調べてみたいと興味の尽きない山でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:571人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら