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Yamareco

記録ID: 2707763
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ハイキング
比良山系

イクワタ峠(朽木栃生より、倒木処理)

2020年11月05日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:21
距離
9.0km
登り
718m
下り
708m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
3:13
合計
8:13
8:42
6
10:34
12:15
73
13:28
13:40
35
14:15
14:34
20
14:54
15:06
13
15:19
15:20
54
16:21
16:41
3
16:44
16:51
0
16:48
ゴール地点
 今回は、倒木処理が目的の山行きです。コースタイムは、参考にならないと思います。
 帰途、朽木栃生集落(釣瓶岳登山口)で、顔見知りの方から、20分位、お話を伺っています。地元の情報です。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 今回、朽木栃生の栃生橋の西詰南側の広い所に駐車させて頂きました。通常は、白倉岳の駐車場とされている場所です。
 朽木栃生旧集落跡の駐車場は、現在、砂防堰堤工事用の取付け道路の工事中で、一般の方は、使用出来ません。
コース状況/
危険箇所等
 今回、3ヵ所程、倒木処理を行い、朽木栃生旧集落跡から、イクワタ峠まで、普通に歩けます。
 2018年の台風被害の倒木の為、コメカイ道出合から、笹峠道出合の間に、迂回ルートが設定してあります。地形図の破線とは、少し外れて進む事になります。約300m位の間です。
栃生橋西詰南側の駐車地です。ヤマレコでは、「白倉岳登山口」として、表示されます。
2020年11月05日 08:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 8:38
栃生橋西詰南側の駐車地です。ヤマレコでは、「白倉岳登山口」として、表示されます。
R-367よりの登山口です。登山ポストがあります。
2020年11月05日 08:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 8:42
R-367よりの登山口です。登山ポストがあります。
朽木栃生旧集落跡より、白倉岳の紅葉を望みます。朝日に輝いています。
2020年11月05日 08:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 8:48
朽木栃生旧集落跡より、白倉岳の紅葉を望みます。朝日に輝いています。
朝、先ず、朽木栃生旧集落跡に、チェーンソーと背負子をデポしましたので、此処で、装備を組み直します。男性の方が、お一人、蛇谷ヶ峰に向かわれました。
2020年11月05日 08:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/5 8:53
朝、先ず、朽木栃生旧集落跡に、チェーンソーと背負子をデポしましたので、此処で、装備を組み直します。男性の方が、お一人、蛇谷ヶ峰に向かわれました。
工事の為、迂回ルートがあります。
2020年11月05日 09:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 9:10
工事の為、迂回ルートがあります。
p-449東の標識の所で小休止です。装備が重いので、休み休み登ります。
2020年11月05日 09:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 9:36
p-449東の標識の所で小休止です。装備が重いので、休み休み登ります。
2018年、倒れたアオハダの大木です。新芽が垂直方向に伸び始めました。
2020年11月05日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 10:13
2018年、倒れたアオハダの大木です。新芽が垂直方向に伸び始めました。
コメカイ道出合です。
2020年11月05日 10:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 10:24
コメカイ道出合です。
2018年の台風被害の倒木帯を避けて、迂回ルートが設定してあります。300m位です。
2020年11月05日 10:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 10:32
2018年の台風被害の倒木帯を避けて、迂回ルートが設定してあります。300m位です。
2018年台風の被害木のコナラ・枯れ松が、かなり下がって来ました。積雪期には、もっと、下がって来て、通行不可能になると思いますので、処理をします。
2020年11月05日 10:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 10:41
2018年台風の被害木のコナラ・枯れ松が、かなり下がって来ました。積雪期には、もっと、下がって来て、通行不可能になると思いますので、処理をします。
切断しました。
2020年11月05日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/5 10:53
切断しました。
片付けました。もう、普通に歩けます。
2020年11月05日 11:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 11:08
片付けました。もう、普通に歩けます。
迂回ルートを抜けて、もう少し登ると、これも、2018年の台風の被害木です。登山道に、倒れ込んで来ています。
2020年11月05日 11:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 11:37
迂回ルートを抜けて、もう少し登ると、これも、2018年の台風の被害木です。登山道に、倒れ込んで来ています。
先ず、枝を払います。
2020年11月05日 11:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 11:48
先ず、枝を払います。
枝の一本が、山道に刺さっていました。抜いてみると、1m位、入り込んでいました。登山者が直撃されれば、ひとたまりもありません。凄まじい衝撃力です。
2020年11月05日 11:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
2
11/5 11:59
枝の一本が、山道に刺さっていました。抜いてみると、1m位、入り込んでいました。登山者が直撃されれば、ひとたまりもありません。凄まじい衝撃力です。
これで、普通に歩けます。迂回ルートのテープは外しました。
2020年11月05日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 12:04
これで、普通に歩けます。迂回ルートのテープは外しました。
山側の枯れ松が、反対側の枯れ松に倒れ掛かっています。倒れるのは、もう、時間の問題です。その時は、山側の上方を迂回出来ると思います。
2020年11月05日 12:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 12:18
山側の枯れ松が、反対側の枯れ松に倒れ掛かっています。倒れるのは、もう、時間の問題です。その時は、山側の上方を迂回出来ると思います。
次の作業に向け、燃料とチェーンソーオイルを補給します。
2020年11月05日 12:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 12:58
次の作業に向け、燃料とチェーンソーオイルを補給します。
レスキューポイント「イクワタ峠 2」です。此処に倒木があります。
2020年11月05日 13:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:19
レスキューポイント「イクワタ峠 2」です。此処に倒木があります。
枯れ松が、登山道に被さっています。捻木に乗っています。この捻木が危険です。昔は、罠猟に使われていた位、激しく弾く性質があります。
2020年11月05日 13:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
1
11/5 13:09
枯れ松が、登山道に被さっています。捻木に乗っています。この捻木が危険です。昔は、罠猟に使われていた位、激しく弾く性質があります。
激しく弾く捻木を上手く避けて、切断しました。
2020年11月05日 13:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:18
激しく弾く捻木を上手く避けて、切断しました。
トビを使って、3本並べます。
2020年11月05日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:21
トビを使って、3本並べます。
笹峠道出合です。今回は、笹峠道には入らずに、イクワタ峠に向かいます。
2020年11月05日 13:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:31
笹峠道出合です。今回は、笹峠道には入らずに、イクワタ峠に向かいます。
チェーンソーは、不要の筈なので、デポして置きます。
2020年11月05日 13:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:38
チェーンソーは、不要の筈なので、デポして置きます。
積雪期に向け、尾根の広い所等では、テープを巻き足します。
2020年11月05日 13:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:50
積雪期に向け、尾根の広い所等では、テープを巻き足します。
紅葉している釣瓶岳西稜線越しに、武奈ヶ岳北稜が見えます。
2020年11月05日 13:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 13:58
紅葉している釣瓶岳西稜線越しに、武奈ヶ岳北稜が見えます。
良い色になっています。
2020年11月05日 14:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:11
良い色になっています。
ヒジキ谷東稜線が紅葉しています。遠くに、蛇谷ヶ峰です。
2020年11月05日 14:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:14
ヒジキ谷東稜線が紅葉しています。遠くに、蛇谷ヶ峰です。
イクワタ峠です。後ろに釣瓶岳です。
2020年11月05日 14:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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11/5 14:16
イクワタ峠です。後ろに釣瓶岳です。
南東に、釈迦岳です。
2020年11月05日 14:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:17
南東に、釈迦岳です。
釣瓶岳が、綺麗に紅葉していますが、陽の光が逆で、少し残念です。午前中が良い様です。
2020年11月05日 14:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:19
釣瓶岳が、綺麗に紅葉していますが、陽の光が逆で、少し残念です。午前中が良い様です。
蛇谷ヶ峰の電波の反射板の左、遠くに三重岳でしょうか?
2020年11月05日 14:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:20
蛇谷ヶ峰の電波の反射板の左、遠くに三重岳でしょうか?
下山に向け、サポーターを装着します。この日は、重装備なので、丁寧に、締め具合を調整します。
2020年11月05日 14:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:28
下山に向け、サポーターを装着します。この日は、重装備なので、丁寧に、締め具合を調整します。
鹿の食害で、剝げている所です。写真左に、テープが何か所も巻いてあります。そちらが、下山ルートです。積雪期、要注意です。
2020年11月05日 14:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 14:44
鹿の食害で、剝げている所です。写真左に、テープが何か所も巻いてあります。そちらが、下山ルートです。積雪期、要注意です。
朽木栃生旧集落跡の工事現場です。取付け道路の工事の最後の部分の生コン打ちに向けて、鉄筋工事をされています。
2020年11月05日 16:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 16:08
朽木栃生旧集落跡の工事現場です。取付け道路の工事の最後の部分の生コン打ちに向けて、鉄筋工事をされています。
イノシシに、豚コレラ(CSF)の経口ワクチンを与えた様です。
2020年11月05日 16:14撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 16:14
イノシシに、豚コレラ(CSF)の経口ワクチンを与えた様です。
栃生橋から。武奈ヶ岳北稜西斜面の紅葉が、西日に輝いています。この日も、無事下山出来ました。山の神々に感謝致します。
2020年11月05日 16:45撮影 by  DSC-WX350, SONY
11/5 16:45
栃生橋から。武奈ヶ岳北稜西斜面の紅葉が、西日に輝いています。この日も、無事下山出来ました。山の神々に感謝致します。
撮影機器:

装備

個人装備
背負子 チェーンソー 林業用トビ 手鋸 腰鉈 クサビ 混合油 チェーンソーオイル 工具 ストック スリング カラビナ ザイル(20m ) ヘルメット ヘッドライト 雨衣 GPS(2台) 予備電池 予備バッテリー ゴム付き軍手 通常装備(軽登山用)

感想

 今回は、積雪期に向けての、朽木栃生〜イクワタ峠〜釣瓶岳間の登山道整備の一回目です。2018年の台風の被害木が、落ちて来て、登山道に被さって来ていましたので、今回、チェーンソーを運び上げ、処理しました。こうして、考えると、2018年の台風の被害が如何に大きかったか?改めて考えさせられます。
 2018年の台風の直後、坊村の明王谷の斜面で、ご夫婦の御遺体が発見されています。おそらく、武奈ヶ岳登山道の稜線ルート上の大量の倒木を迂回されている途中に、明王谷側の急斜面で、滑落されたものと考えています。とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。
 経験の少ない登山道に於いて、大量の倒木で、進路を完全に塞がれた場合、判断は難しいものです。小生の経験では、風下側に迂回する方が、安全度が高いと考えています。烈風も尾根を越えれば、少し弱くなります。おそらく、倒木と倒木の間に、すり抜けられる間隙が、見い出せる可能性が高いと考えています。手鋸があれば、杉の枝等を、切り落として、進路を開けます。いずれにしても、難しい事です。

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