鉄砲岳&824m峰途中引き返し
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 740m
- 下り
- 388m
コースタイム
8:49最終人家出発−10:47梯子沢の橋−12:42Camp地12:58−13:02尾根取り付き−15:08鉄砲岳頂上15:23−16:05尾根取り付き−水を汲み−16:30Camp地
18日:
5:38出発−8:43尾根取り付き−9:50標高460m撤退−11:50Camp地12:38−16:36最終人家着
天候 | 17日 曇り 18日 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
除雪は道々67号から100mほどの最終人家まで |
写真
感想
17日(日)
落部へ向かう途中、吹雪いたり止んだりでこんな日に鉄砲岳に向かうのは無鉄砲か?と何度も引き返そうとも思った。
八雲町落部から道々67号八雲厚沢部線を行き、銀婚湯温泉を過ぎたすぐ先の下二股林道に入るが、除雪は67号線から100mほど入った所の最終人家までだった。
住人に断りをいれ車を置かせていただいたが、ここに越してきて日が浅いのでこの地区の区長さんにも許可を頂いてくるとのことで、区長さんも来て車の置く位置の指示をいただいた。
何か心配そうな視線を感じての出発となった。
雪は止んで曇り、時々日がさす中、プラスチックソリを引き、足首から脛のラッセルに時間の経過が早い。約7kmに4時間弱もかかって鉄砲岳の尾根取り付き150mほど手前の林道上にCampすることにしてソリと荷を置き、サブザックで鉄砲岳往復に向かう。
鉄砲岳の南西に広がる広い平坦地から南東にのびる尾根に取り付く。急斜面にターンを繰り返しての登りが続くが、今シーズン購入し今回初使用の130cmのスキーは操作が楽ですこぶる良い!これからの山行のよき相棒となりそうだ。標高400m付近は尾根筋を行かず左側から捲いて480mポコへと登ると、後は平坦地を行きひと登りで鉄砲岳の頂上だった。木々が多く展望をさえぎっているが、北には梯子沢を挟んで、白くなだらかな山容の野田生岳が見え、南西には明日登る予定の824m峰が三角錐の山容で存在感を見せていた。
頂上から東側に少し下った所にもピンクテープが沢山つけられている所があり三角点でもあるのかと思い一応踏んでおいた。
頂上でシールを外し、新調のスキーの感触を確かめながら、充分使えるな〜と感じつつ滑り降りた。
沢で水を4L汲みCamp地へ戻りテントスペースを踏み均しながら飲むビールが旨かった。
18日(月)
夜半から降雪が続いている中、ヘッドランプを灯して824m峰を目指して出発。降雪の強さとラッセルに、今日の登頂は無理と思いながらも、引き返し時間を10時と決め行ける所まで行こうと登行を続けた。こんな状況の中でも初めての山は楽しく感じる。
大きな砂防ダムのすぐ上、標高320mで右岸へ渡り(左岸の林道はさらに先に延びている)、支沢の砂防ダム工事用の取り付け道を行き予定の尾根に上がった。尾根上を進むと左側にハンノキが繁茂したなだらかな斜面を少し進むと斜度が増して来て雪崩も心配になってくる。
時間も10時近くなり標高460m地点で引き返しを決めた。
降雪はずっーと続いていて林道のトレースは埋まってきていてスキーはさっぱり滑らず、さらに古物のジャケットも濡れてきた。
雪山のようになったテントを撤収、帰路を急ぐが埋まってしまったトレースにラッセルでははかどらない、遅くなると心配そうだった住人達が騒ぎださぬかとこちらが心配になり、休まずに歩いた。
16時36分駐車地に着き人家に挨拶に行くと不在だった。車に荷物を積み込んでいると、区長さんが来て「下山が遅く4時を過ぎたので警察に電話した」とのこと。ご迷惑をかけてしまった。
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