古ヶ丸山 〜ようやく踏み入れる台高山地2座目〜 [三重県 大台町]
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- GPS
- 06:28
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,897m
- 下り
- 1,897m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
レンガ滝に向かう木道とハシゴは注意する事。 木道は谷に寝そべって滑る。 ハシゴは見た目以上に高さがある。 |
その他周辺情報 | 奥伊勢フォレストピア宮川山荘に温泉あり。 |
写真
感想
今月6回目の登山、月にこんなに登るのは初めてだ。
再び大台町に向い、前から登りたかった古ケ丸山に登ることにした。
駐車場に着くとそんなに台数が置けないのにキャンプしている人がいた。
その端っこに1台分スペースがあったので停めたわけだが、1台ならともかく3台も停めて占拠するのはどうかと思った。
まぁ、それは集団登山者も含まってしまう訳だが極力車はシェアしてほしいものだ。
そんなこんなで歩き出すも駐車場の側に登山口があるのに気が付かずに彷徨い続けた。
20分してようやく彷徨った場所から登山道に合流する事ができた。
あんなに側にあるのに気が付かない自分に笑けてしまう。
あっさり尾根に乗り、暫く気持ちの良い尾根道を歩き続けると、木々もヒメシャラが混じり始めて柁山の直下が始まる。
傾斜的にそこまでキツいものではないが、少々急坂で堪えるが、頑張って登って柁山に辿り着くと初めて展望が開けた。
日出が岳と仙千代ケ峰の景色が見れて
とても新鮮だ。
小休止したあとのに尾根続きで歩き続けると、大した勾配もなくあっさりと清治山というピークに着くも、こちらは展望はなく地味だ。
そこから先は岩が出始めて、ロープ付きの急坂になる。
この急坂はこの山行で最もキツいものだ。
アルバイトをこなすとヒメシャラ林の木々の間から古ケ丸山の独特な直下が目の前に見え、右を見ると迷岳の全貌が対峙しているし、左を見れば熊野灘も見えるようになっていた。
そしていよいよ山頂直下な訳だが、岩が増えての急登だ。
苦しいところだが、頑張って登りきったら古ケ丸山山頂だ。
景色は素晴らしいもので、この山から尾根伝いに池木屋山と台高山地最高峰の日出ケ岳。
その間から大峰山地の大普賢岳にハ経ヶ岳とまだ見ぬエリアの景色に興奮を抑えられない。
そしてここから先の白倉山に足を踏み入れようとするも、なかなかの岩尾根と思った以上に距離があり、日の短いこの時期だ。
無理な事は考えずに引き返した。
下りはレンガ滝に下っていくルートを辿る。
分岐からダイナミックに下っていき、檻罠を越えた辺で登山道は尾根から外れてトラバースに入るが、この区間はちょっと迷いやすいので注意が必要だ。
尾根から外れる理由は切れ落ちた崖になっているからで、それはトラバース道からハッキリ確認出来る。
トラバース道と言ってもザレたりしているわけでもないので歩きやすいものだ。
ダラダラ標高を落としながら林道手前のT字の分岐に下りきった。
レンガ滝を見に行くので右に曲がり、トラバース道を歩くも、斜めになって濡れてる木道や直滑降で10mくらいあるハシゴ登りなど滝までの道は優しくなかった。
ただ、急渓の花崗岩が作り出すその滝は迫力ある名瀑でそのパワーに圧倒されていた。
必見の価値は絶対にあるが、冒頭にも書いたとおり道は優しくはないです。
あとは長い長い林道を歩ききって車が置いてある小さい公園に戻ってきておしまい。
駐車してあるすぐ側に登山道の入り口をこの時初めて見つけた。
こんなのを見落とすのもどうかと思う。
とりあえず台高山地第2山を登れて非常に満足しました。
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