大円地P→奥久慈男体山→鍋転山→月居山→立神山→生瀬富士→袋田の滝
- GPS
- 09:11
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,568m
- 下り
- 1,652m
コースタイム
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 9:11
天候 | 曇→晴→雨→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
写真
感想
この日は以前から山仲間のS氏と約束していた奥久慈男体山。交通費削減ということもあって、S氏の山仲間のFさんも同行していただいた。3時台に家を出たというのに大円地駐車場到着は8時近く。やはり遠い。トイレがある駐車場は10台弱は停められるが、すでに満車。ナンバーを見るに地元民が多そうだった。他は栃木、千葉、遠いところで横浜ナンバーも。仕方なく道を少し上がったところの路肩に停める。他にも数台は停められそうだったが、そこにもすぐに車が上がってきた。人気の高さがうかがい知れる。
準備を整えて、大円地山荘の入口から登山道に入る。健脚コースの分岐を過ぎるとようやくこのルートの醍醐味の岩場が出てくる。鎖やロープはついているが、ホールド、スタンスともに豊富なので、難なく登れる。しばらくすると眺望の良い岩場に到着。あいにく雲が多く遠望は利かないが、晴れていれば絶景だろう。すぐ上には山頂も見える。さらに続く岩場を過ぎると東屋、その先は山頂だ。巨大な鉄塔が邪魔だが、断崖絶壁に建てられた祠は神々しい。天気はやはり曇りがちだが雲間から太陽の光が降り注ぎ、鹿島灘を照らす光景は素晴らしかった。しばらく休憩をとって月居山方面へと向かう。
男体山から下山して直後、目の前に立派な山容の山が目に入る。生瀬富士だろうか、いや、それにしては近い。コンパスを出して確認した結果おそらくそれは白木山だと分かった。この後も振り返ると存在感を示していた白木山、また来る機会があるなら縦走してみたいところだ。縦走路はおおむね人の気配は少なく、三密もどこへやらだ。途中の鍋転山の山頂や手前の展望台では大分天気も良くなってきていて、ゆっくりと景色を堪能できた。しかし月居山に着くころには再び雲が多くなり、ポツポツと雨が降り始め、やがてカッパを出すくらいまで強くなってきた。ここまで来て生瀬富士に登らずに下山することになるかも…と不安がよぎり、途中でゆっくりしすぎたかと後悔したが、少し先は雲が切れていて、天気が好転しそうな気配もある。幸いS氏もFさんも下山しようということは言わず、月居山から予定通り生瀬富士に向かうことにする。
生瀬富士は高々400m超の山と見くびっていたが、意外に手ごわかった。ほぼ麓まで下山したこともあるし、アップダウンも多く、堪える。ようやくたどり着いた立神山から見た生瀬富士は、尾根が続いているようにも見えず、はるか彼方に見えた。しかしそれだけ苦労した甲斐もあって、ルート途中では袋田の滝を稜線から見下ろすこともできたし、天気も持ち直して360度のパノラマも堪能できた。下山時にもちょっとした岩場などいやらしいところがあったものの、谷まで降りるともう安心。最後は袋田の滝を観光して帰京した。
往復車を運転していただいたS氏には感謝です。
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