ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 283271
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

くじゅう縦走(鳴子山南東尾根)

2013年04月08日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:59
距離
10.8km
登り
1,292m
下り
1,286m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:20駐車場-6:45くたみわかれ-7:00南東尾根取付点-8:26最初の岩峰-9:08鳴子山-9:43稲星越-10:03稲星山-10:45久住山-11:34天狗ヶ城-11:51中岳-13:02稲星越-13:23白口岳-14:30鉾立峠-16:07駐車場
天候 晴れ!前日雪!
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
レゾネイトクラブさんの第三駐車場に停めさせてもらいました。ありがとうございます。
コース状況/
危険箇所等
南東尾根は急登が続きます。
白口岳からの下りは岩場やぬかるんだ黒土の場所があります。雨天時や雨天後はかなり滑ります。
なかなかいかつい山である!Ready go!
by  SH-01D, SHARP
1
なかなかいかつい山である!Ready go!
南東尾根取付地点
くたみわかれより5分ほど登った左手です。
テープとケルンがあります。
by  SH-01D, SHARP
南東尾根取付地点
くたみわかれより5分ほど登った左手です。
テープとケルンがあります。
尾根の様子
急登!急登!
by  SH-01D, SHARP
尾根の様子
急登!急登!
ひたすら
直登!直登!男なら直登!
by  SH-01D, SHARP
ひたすら
直登!直登!男なら直登!
がんば!ガンバ!願覇!背中は祖母・傾が押してくれる!
by  SH-01D, SHARP
4
がんば!ガンバ!願覇!背中は祖母・傾が押してくれる!
大船山が見えてきた!
by  SH-01D, SHARP
大船山が見えてきた!
後を振り返ると駐車場所が見えました。車は豆粒のようです。
by  SH-01D, SHARP
1
後を振り返ると駐車場所が見えました。車は豆粒のようです。
やっと樹林帯を抜けましたが、背が低い木々の間を通ったりします。大型ザックに引っ掛かり歩きにくいことこの上ありません。
by  SH-01D, SHARP
やっと樹林帯を抜けましたが、背が低い木々の間を通ったりします。大型ザックに引っ掛かり歩きにくいことこの上ありません。
このルートは樹林帯の尾根の急登に始まり、それを抜けると大小いくつかの岩峰を越えて進んでいきます。爽快な眺めです!
by  SH-01D, SHARP
3
このルートは樹林帯の尾根の急登に始まり、それを抜けると大小いくつかの岩峰を越えて進んでいきます。爽快な眺めです!
前日は荒れた天気でしたが、阿蘇も冠雪していますね。僕の方はというと今のところ、強風に煽られるということもありません。
by  SH-01D, SHARP
前日は荒れた天気でしたが、阿蘇も冠雪していますね。僕の方はというと今のところ、強風に煽られるということもありません。
気持ちいいです!気分爽快♪
by  SH-01D, SHARP
1
気持ちいいです!気分爽快♪
いいですね、いいですね~♪
by  SH-01D, SHARP
いいですね、いいですね~♪
この尾根筋は稲星越へと続いています。綺麗ですね~。
by  SH-01D, SHARP
この尾根筋は稲星越へと続いています。綺麗ですね~。
由布岳も見えます。まだ登ったことはないのですが、最近僕の中で由布岳の妄想は膨らむばかりです。立派な山です。
by  SH-01D, SHARP
2
由布岳も見えます。まだ登ったことはないのですが、最近僕の中で由布岳の妄想は膨らむばかりです。立派な山です。
ようやく鳴子山山頂です。尾根取付から1時間と45分くらいの歩行でした。樹林帯はかなりの急登でした。3回も休憩しました。山頂標識は消えかかってました。
by  SH-01D, SHARP
2
ようやく鳴子山山頂です。尾根取付から1時間と45分くらいの歩行でした。樹林帯はかなりの急登でした。3回も休憩しました。山頂標識は消えかかってました。
山頂から稲星越へも岩場を越えたりしていきます。
by  SH-01D, SHARP
山頂から稲星越へも岩場を越えたりしていきます。
昨日の雪が少し残っていますが、解けてきて足下はぬかるんでいます。
by  SH-01D, SHARP
昨日の雪が少し残っていますが、解けてきて足下はぬかるんでいます。
稲星越に到着!ここからはくじゅうの山々を周回します。
by  SH-01D, SHARP
稲星越に到着!ここからはくじゅうの山々を周回します。
これまで登ってきた尾根。さすがに稜線に出ると風が強くなり、Tシャツ2枚では少し前から寒さを感じました。そこで持ってきたフリースとネックウォーマーの出番です。くじゅうは高所ですね。
by  SH-01D, SHARP
2
これまで登ってきた尾根。さすがに稜線に出ると風が強くなり、Tシャツ2枚では少し前から寒さを感じました。そこで持ってきたフリースとネックウォーマーの出番です。くじゅうは高所ですね。
10:03稲星山山頂
白口岳方面
天狗ヶ城と中岳
10:45久住山山頂 この後寒さで携帯のバッテリーがへたれました。パソコンが壊れているワタクシは携帯のカメラだけが頼りなのですぐさま充電!!
by  SH-01D, SHARP
1
10:45久住山山頂 この後寒さで携帯のバッテリーがへたれました。パソコンが壊れているワタクシは携帯のカメラだけが頼りなのですぐさま充電!!
御池 冬に凍った水面を歩く人がいますが、夏に泳ぐ人はいないのでしょうか?
by  SH-01D, SHARP
3
御池 冬に凍った水面を歩く人がいますが、夏に泳ぐ人はいないのでしょうか?
11:34天狗ヶ城山頂 ここの登りはなんか疲れた!!
by  SH-01D, SHARP
1
11:34天狗ヶ城山頂 ここの登りはなんか疲れた!!
11:51中岳山頂 昼食にします。あまりの強風に標柱が…(笑)
by  SH-01D, SHARP
11:51中岳山頂 昼食にします。あまりの強風に標柱が…(笑)
つららが…!
水場があればテン泊したいな。
by  SH-01D, SHARP
水場があればテン泊したいな。
稲星越へと続く道 つつじのような気が生えていますがミヤマキリシマでしょうか?誰か教えて下さい!
by  SH-01D, SHARP
稲星越へと続く道 つつじのような気が生えていますがミヤマキリシマでしょうか?誰か教えて下さい!
13:23白口岳山頂
鉾立峠へと下ります。こちら側から見るとまた違った表情を見せる山です。
by  SH-01D, SHARP
鉾立峠へと下ります。こちら側から見るとまた違った表情を見せる山です。
法華院温泉が見えます。
by  SH-01D, SHARP
1
法華院温泉が見えます。
こちら側は岩場が目立ちます。足下もガレ場の急降下です。
by  SH-01D, SHARP
こちら側は岩場が目立ちます。足下もガレ場の急降下です。
そうこうしていると今度はぬかるみの急降下です。グリップが効きません!
by  SH-01D, SHARP
そうこうしていると今度はぬかるみの急降下です。グリップが効きません!
14:30鉾立峠 1時間で400メートル下ってきました。ここで福岡から来られたグループの方々と少し会話しました。
by  SH-01D, SHARP
14:30鉾立峠 1時間で400メートル下ってきました。ここで福岡から来られたグループの方々と少し会話しました。
鉾立峠からの白口岳。迫力が伝わりますかね?
by  SH-01D, SHARP
3
鉾立峠からの白口岳。迫力が伝わりますかね?
駐車場へ向けて、下山を続けます。しばらく下るとのどかな平原に
出ました。
by  SH-01D, SHARP
駐車場へ向けて、下山を続けます。しばらく下るとのどかな平原に
出ました。
さらに進むとカルスト地形のようなところに出ました。いたずら書きはいかんと思っていたら…
by  SH-01D, SHARP
さらに進むとカルスト地形のようなところに出ました。いたずら書きはいかんと思っていたら…
裏に本物を発見!ここも歴史のある場所のようですね…苔むした道といい市房山を思い出します!
by  SH-01D, SHARP
1
裏に本物を発見!ここも歴史のある場所のようですね…苔むした道といい市房山を思い出します!
そういえばこの道は法華院へと至る古道だったと聞いたことを思い出しました。
by  SH-01D, SHARP
そういえばこの道は法華院へと至る古道だったと聞いたことを思い出しました。
鏡餅のようなケルン…
by  SH-01D, SHARP
鏡餅のようなケルン…
名前の由来を誰か教えて下さい!
by  SH-01D, SHARP
名前の由来を誰か教えて下さい!
木彫りの標柱が…!一瞬怨念とか執念のようなものを感じてしまいました…作った方、ごめんなさい。
by  SH-01D, SHARP
木彫りの標柱が…!一瞬怨念とか執念のようなものを感じてしまいました…作った方、ごめんなさい。
ここにも「山」の文字を発見!
by  SH-01D, SHARP
ここにも「山」の文字を発見!
ヤマザクラかな?こんなところでデートするのもいいのではないかとふと思ってしまった!
by  SH-01D, SHARP
ヤマザクラかな?こんなところでデートするのもいいのではないかとふと思ってしまった!
今日はあまり帰りたくなかったです。素晴らしい一日でした。次はテント泊ですね!
by  SH-01D, SHARP
2
今日はあまり帰りたくなかったです。素晴らしい一日でした。次はテント泊ですね!
撮影機器:

感想

一人でくじゅうへ行ったのは今日が初めてだった。朝、薄暗い中を登山口へ向かって車を走らせていると、祖母・傾の稜線が雲海の中に見えた。隊長のログの中に深田氏の一節が引用されていたが、まさにその風景だった。

登山口へ到着し、鳴子山を見上げる。存在感を放っていた。もっと有名になってもいいのではないかと思った。南側から見たくじゅう山群はよりスケール感が強調されて僕はすごく気に入ってしまった。ここで牛を育てたら最高だろうな…

さて、鳴子山への登りは尾根の急登で始まる。例のごとく大型ザックにいらないものまで詰め込んで登ったので途中何度も立ち止まる。ふうふういっていると、背中から朝日が射してきて大型ザックを背負った自分の姿が地面に映った。大きな荷物を背負い、二本の足で地面に立つ自分の姿を認識したとき、背中の重荷が一瞬消えた気がした。

全てに当てはまるわけではないだろうが、人は客観的に自分を見つめることができた時、苦悩が少しは消えるのではないかと思った。

今日は6つのピークを回ったが、遠くからでも山頂に立つ人々の様子が見えた。写真に収まる人、夫婦仲良く弁当を食べる人、気心知れた山仲間と語らう人、様々であった。僕ももっと多くの色々なピークにこれからも立ちたいと思った。

鉾立峠では初老の登山者側グループと出会い、少し話をした。福岡から来られた方々で大船山の方から下りてこられた。後で下山途中で思ったのだが、僕は自分のことを話すばかりで、彼らにねぎらいの言葉一つも掛けなかった自分が情けなくなった。こともあろうに、下山の途中で彼らをバタバタと追い抜いていったのだ。なんか自分はあの古道を歩く資格がないような気がした。古道を彼らと共に語らいながら歩いていたら、今回の山行はもっと素晴らしいものになっていたのではなかろうか?あの古道を昔歩いた人々も、きっとそうやって言葉を交わしていたのではないだろうか?

そんなことを考えていたら思い切り転んでしまった。最後にテンションダウンである…

皆さんはどう思いますか?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1894人

コメント

いいですね〜
去年の秋、隊長達と鳴子山へ登った時も、急登を喘いで登ったような・・

稲星山や中岳は、まだ登ったことがなく・・
今月末の連休に、坊ガツル2泊して、ぐるっと周遊してみたいなぁ〜っと思っているところです

しかし、移動もあるのに日帰りでこの距離・・
タフですね〜

転んだ後は大丈夫でしたか?
2013/4/11 20:11
こんばんは
早速のコメントありがとうございます。たまに思い切り転んでいるので大丈夫です。

鳴子山登られていたのですね!どうでしたか?急登には参りましたが、それを抜けた後の興奮が忘れられません。

テンションが上がっていたので疲れは気になりませんでしたが、後日疲れたような…

2泊いいですね~♪計画が決まったら教えて下さいね。また寒さが戻ってきた感じなので、気温にはお互いに気を付けましょう!

僕は土曜日に熊本の友達と根子岳と俵山に登る予定です!

多分6月になると思いますが、鍋割坂の途中から大船山に登るルートがあると昨日隊長に聞いたので、ミヤマキリシマ観賞のテント泊に僕も行く予定です。
2013/4/11 20:35
ミヤマキリシマ
の時期に行ったことないのですが、
綺麗なんでしょうね〜。

秋の鳴子山に行った時は、風が強くて・・

隊長がちょうど良い木の枝にカメラを挟めて、タイマーで集合写真を撮ったんですが、
カメラがブンブン揺れてたのに、
手振れ補正機能が素晴らしく、写真がブレてなかった奇跡 が起こりました

明日は阿蘇の方ですか?
私たちは、この前隊長が縦走したルートにチャレンジしてきます
もちろん、二日目の林道は真似しませんけどね
2013/4/12 19:19
お疲れさまです!
泊まりですか?

朝は冷え込みそうなので気を付けてくださいね。

林道はやめましょう(笑)

ヤマレコ楽しみにしてます。

鳴子山はこないだも風が強く、フリースとネックウォーマーが大活躍でしたよ。

僕は明日は友達と根子岳と俵山に登る予定です。

隊長を誘ったらお忙しいようでふられてしまいました(涙)
2013/4/12 23:56
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら