くじゅう縦走(鳴子山南東尾根)
- GPS
- 09:59
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
天候 | 晴れ!前日雪! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
南東尾根は急登が続きます。 白口岳からの下りは岩場やぬかるんだ黒土の場所があります。雨天時や雨天後はかなり滑ります。 |
写真
感想
一人でくじゅうへ行ったのは今日が初めてだった。朝、薄暗い中を登山口へ向かって車を走らせていると、祖母・傾の稜線が雲海の中に見えた。隊長のログの中に深田氏の一節が引用されていたが、まさにその風景だった。
登山口へ到着し、鳴子山を見上げる。存在感を放っていた。もっと有名になってもいいのではないかと思った。南側から見たくじゅう山群はよりスケール感が強調されて僕はすごく気に入ってしまった。ここで牛を育てたら最高だろうな…
さて、鳴子山への登りは尾根の急登で始まる。例のごとく大型ザックにいらないものまで詰め込んで登ったので途中何度も立ち止まる。ふうふういっていると、背中から朝日が射してきて大型ザックを背負った自分の姿が地面に映った。大きな荷物を背負い、二本の足で地面に立つ自分の姿を認識したとき、背中の重荷が一瞬消えた気がした。
全てに当てはまるわけではないだろうが、人は客観的に自分を見つめることができた時、苦悩が少しは消えるのではないかと思った。
今日は6つのピークを回ったが、遠くからでも山頂に立つ人々の様子が見えた。写真に収まる人、夫婦仲良く弁当を食べる人、気心知れた山仲間と語らう人、様々であった。僕ももっと多くの色々なピークにこれからも立ちたいと思った。
鉾立峠では初老の登山者側グループと出会い、少し話をした。福岡から来られた方々で大船山の方から下りてこられた。後で下山途中で思ったのだが、僕は自分のことを話すばかりで、彼らにねぎらいの言葉一つも掛けなかった自分が情けなくなった。こともあろうに、下山の途中で彼らをバタバタと追い抜いていったのだ。なんか自分はあの古道を歩く資格がないような気がした。古道を彼らと共に語らいながら歩いていたら、今回の山行はもっと素晴らしいものになっていたのではなかろうか?あの古道を昔歩いた人々も、きっとそうやって言葉を交わしていたのではないだろうか?
そんなことを考えていたら思い切り転んでしまった。最後にテンションダウンである…
皆さんはどう思いますか?
コメント
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去年の秋、隊長達と鳴子山へ登った時も、急登を喘いで登ったような・・
稲星山や中岳は、まだ登ったことがなく・・
今月末の連休に、坊ガツル2泊して、ぐるっと周遊してみたいなぁ〜っと思っているところです
しかし、移動もあるのに日帰りでこの距離・・
タフですね〜
転んだ後は大丈夫でしたか?
早速のコメントありがとうございます。たまに思い切り転んでいるので大丈夫です。
鳴子山登られていたのですね!どうでしたか?急登には参りましたが、それを抜けた後の興奮が忘れられません。
テンションが上がっていたので疲れは気になりませんでしたが、後日疲れたような…
2泊いいですね~♪計画が決まったら教えて下さいね。また寒さが戻ってきた感じなので、気温にはお互いに気を付けましょう!
僕は土曜日に熊本の友達と根子岳と俵山に登る予定です!
多分6月になると思いますが、鍋割坂の途中から大船山に登るルートがあると昨日隊長に聞いたので、ミヤマキリシマ観賞のテント泊に僕も行く予定です。
の時期に行ったことないのですが、
綺麗なんでしょうね〜。
秋の鳴子山に行った時は、風が強くて・・
隊長がちょうど良い木の枝にカメラを挟めて、タイマーで集合写真を撮ったんですが、
カメラがブンブン揺れてたのに、
手振れ補正機能が素晴らしく、写真がブレてなかった奇跡 が起こりました
明日は阿蘇の方ですか?
私たちは、この前隊長が縦走したルートにチャレンジしてきます
もちろん、二日目の林道は真似しませんけどね
泊まりですか?
朝は冷え込みそうなので気を付けてくださいね。
林道はやめましょう(笑)
ヤマレコ楽しみにしてます。
鳴子山はこないだも風が強く、フリースとネックウォーマーが大活躍でしたよ。
僕は明日は友達と根子岳と俵山に登る予定です。
隊長を誘ったらお忙しいようでふられてしまいました(涙)
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