臼ヶ岳をユーシンから朝日向尾根経由にて(玄倉発・西丹沢着)
- GPS
- 08:14
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,330m
- 下り
- 2,112m
コースタイム
天候 | 晴れのち雪のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは16:25初の西丹沢発のバスに乗車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
玄倉林道はユーシンロッジまで問題なく通行できます。 朝日向尾根はP1196まではほぼ快適に登れますが、その先は踏み跡がバラバラでわかりにくくそこそこ急なのでさすがは破線ルート、普通の登山道のようにはいきません。 臼ヶ岳から西丹沢までは、特に問題なく、ところどころ鎖場もありますが、よく整備されていて歩きやすい道でした。 |
写真
感想
登山を初めて3年目に入りました。
とりあえず、1日の標高差、行動距離を順調に伸ばしてきて、
低山の雪山にも挑戦して、、、
さて、この先どこに行こうか?
ということで考えた結果、破線ルートに挑戦することにしました。
丹沢の地図を見て、いくつか候補があったのですが、
その一つに朝日向尾根がありました。
そこには、25000万分の1の地図では道として表記されていないのですが、
山と高原の地図では破線ルートとしてえがかれています。
ヤマレコのみなさんの情報も参考にさせていただいて、
まずは登りなら挑戦できそう、ということで挑戦することにしました。
念のためeTrex20も買い、休暇も申請して準備万端です。
で、当日、寝坊しました。
ああ、新松田7:15のバスに乗らなきゃ、あの山奥までたどり着けない!と
大慌てで準備、とにかく詰め込んで出発。
水なんて気づいたら4.5Lも入ってました。
バスは、登山客は10人ぐらい。平日なのにこれだけいるなんてシーズンなんですね。
で、玄倉で降りたのは2人でした。
登山届を書くと職員の方がちょうど取りに来たので渡しました。
破線ルートですけど、大丈夫ですよね。
さて、今日の1つのヤマはユーシンまでどれだけかかるのか?
結構しんどいですよね。風景はきれいでいいのですが。
途中、山の緑やお花を楽しみながら歩きます。
そして、玄倉ダムのエメラルドブルー。
さて、なんだかんだで2時間10分でユーシンに到着。
雨が降り出してきたので、雨具を着込みました。
雨なんてついてないな。
トイレとロッジの間に道がついていて、それでトイレの裏の尾根に上がります。
踏み跡こそ、普段より弱いですが、道がついていて安心して歩けます。
途中、ザレた斜面を登ります。こういうところは慎重にね。。
標高900mを超えたころから、雨が、、いや、雪が!降り始めました。
おお、ちょっと想定してなかったな、こんなに降るなんて。。。
ただでさえ分かりにくい踏み跡はほとんど見えなくなりました。
まぁ、適当に上がります。
無駄にP1196ピークの鹿柵を越えて後悔したのち
(出口にもちゃんと鹿柵ありました)
水晶平?を通過、ここからそこそこ急な坂になってきました。
尾根沿いの踏み跡はずっと続いていますが、途中歩きにくいところ
(岩があったりとか)があって、
でも下手に巻くと、なかなか尾根に戻れなかったりと、
そこそこ苦労しながら登っていくと、、
もう、ユーシンから2時間が過ぎていました。
踏み跡をはずしてしまって、落ち葉の上を歩いたりすると
足が滑りやすかったりしてなかなか速度が上がりません。
そんなもんなんですね。
シャリバテも始まり、寒くもなってひーこら歩くと、
ようやく山頂近くのササ原に入りました。
もうちょっと歩いて、臼ヶ岳のベンチに到着です。
さて、できれば16:25のバスに乗りたい。ということは、
あんまり休んでいられないな。20分で昼食を済ませて、檜洞丸に急ぎます。
この臼ヶ岳から檜洞丸までのルート、一度大倉から西丹沢まで縦走して、
一番のお気に入りになっていました。山深く静かな雰囲気、苔むした世界、、、
それに今回は樹氷(ちょこっとですが)も加わって、本当にきれいでした。
いつしか雪もやみ、北のほうは青空も出てきました。
で、最後の試練、200m以上の坂を登り切ると檜洞丸に到着です。ふぅ。
青ヶ岳山荘で振り返ると蛭ヶ岳〜塔ノ岳〜雨山峠までがきれいに見えました。
最高だね。
西丹沢まであと1時間40分。踏み外さないように、でも急いで下山します。
展望園地で富士山を写真に収めた後は、
ちょっと水量の多いゴーラ沢出合を飛ぶようにわたり、
その先のなだらかな道は半分以上ランにて通過、
バス出発の10分前に到着できました。
つつじ新道はいつも走って降りてる気がします。ゴーラ沢出合から先は特に。
西丹沢〜ゴーラ沢出合まではハイキングコースというか坂もないし
よく整備されていて歩きやすいですからね。でも、
私が歩いていたときは10m先で落石があり、斜面から石が落ちてきて谷筋に
転げ落ちていきました。おお、油断ならないですね!
途中、雪が降ったりしてGPSに頼ったりもしましたが、
1/25000地図を読み、現在地を考えながらの歩行、
そしてたまに道が悪くなって苦労して登ったりと、
普段、踏み固められた登山道を歩くのとはまた異なる、
あらたな山の楽しみを知ることができた1日でした。
事故を起こさないように、少しずつレベルアップしながら、
丹沢の山を楽しんでいこうと思います。
やはりタイトルを拝見いたしますとドキッとしますね
一日違いでも雪があるのとないのとではまた雰囲気も
違いますし、一日であっという間になくなってしまう
ものですね。
自分もそうなのですが、赤実線ではないルートを歩いて
万が一のことがあるとシャレになりませんのであれこれ
準備は念入りにしているつもりです。お互いに気を付けて
そういった道を歩いていきましょう
それから、熊木沢出合〜棚沢ノ頭のルートは実線ですが
実態は破線です。あそこも良いルートですよ
まだ破線初心者なので、
慎重に準備して、1つずつ登っていきたいと思います。
棚沢ノ頭に至る道も今度挑戦してみたいと思っていました。時間が取れたらぜひ挑戦してみます!
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