武奈ヶ岳
- GPS
- 06:54
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,108m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:46
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
年末は降雪でアクセスできないかもしれなかったので遠慮した武奈ヶ岳へ行ってきました。
イン谷までは車で上がったのですが、奥まではノーマル2WDでは無理そうだったので、橋の手前のスペースに停めました。そのまま大山口へ向かいますが、案の定、ブラックアイスバーンのようになっておりました。
トイレのあたりで12本爪を履いてスタートです。6本と迷ったのですが、今シーズンまだ履いてなかったのと金糞峠の急登を考えて最初から12本にしました。途中、チェーンスパイクの方に追い抜かれ、昨日チェーンスパイクを買おうか迷ったのが悔やまれました(結局買わず)。
強風の金糞峠を越え、樹林帯の中を歩きます。雪はヒザくらいまでですがしっかりトレースがあるので快適な雪山ハイキングです。しかしそれもコヤマノ岳へ取り付くあたりから雪深くなってきて、ズブズブ沈むようになりました。
視界のないコヤマノ岳でワカンに履き替え山頂を目指します。コヤマノ岳の樹林帯を抜けると遮るものがなく、日本海性の強烈な風と、ワカンの浮力でも沈む新雪に苦労しました。2月に登った、風の無い甲斐駒ヶ岳より厳しかったと思います。やはり天候、とりわけ冬季は風による影響がかなり大きいと感じました。
ネックゲイター、オーバーグローブ、ソフトシェルにハードシェルの完全装備で到着した山頂は視界がほぼゼロ。強風の中、写真だけ撮って降ります。シェル2枚なら思ったより寒くなかったのですが、スマホの写真を撮る時は素手になるので対策が必要です。タッチペンはもっていたのですが、活用すらしませんでした。
下山は、かつて雪深い年に敗退したイブルキのコバルートを下山路にしてみようと思いましたが、先行二名のトレースがあるだけで途中からは完全にノートレースでした。赤テープを目印に降りて行きましたが、ヒザまで潜り、ワカンの履き方間違ってるんちゃうかと思いながら降りて行きました。
八雲が原にはテント泊用に整地された跡がいくつかありました。人もいたのでそこをパスして、北比良峠で昼食をとったのですが、峠だけあって風が強くお湯がなかなか湧きませんでした。そもそも風防を持っておらず、中途半端な出来のラーメンを食って、片づける頃には体が冷えているという状況…。
しかし年に何度も武奈ヶ岳に来るのは、
・北比良峠からの琵琶湖ビュー
・西南陵からの稜線
この2点が素晴らしいからなのです。今回は坊村ルートでは無いので西南陵は諦めですが、北比良峠は外せませんでした。山頂にいた時とは違いかなり視界が良く、眺望を楽しめました。
久々に行動時間6時間以上の山行で、ずっと雪道、強風、ノートレースなど充実した山行でした。
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