書策新道・塔の岳・マルガヤ尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道以外の廃道を含みます。書策新道及びマルガヤ尾根はバリエーションルートであり、また道迷いのリスクが高いルートです。地図、コンパス等必要。自己責任でお願いします。 特にマルガヤ尾根は上りから利用することを強くお勧めします。 地図は手動です。正確さにかける可能性あります。要注意。 |
写真
感想
今まで履いていた靴がかなり傷んだので新調。脚と馴染ませながらのハイキングとなるので、林道歩きでまずは試して問題なさそうなら急登・急下降もテストできるコースを選択。
戸川林道では若干の凍結ポイントあり。作治小屋を通過すると、工事関係者が川に水がないことを話していました。といっても政次郎尾根入り口に通じる渡渉ポイントではちゃんと水が流れており、河原に降りてすぐ地下に潜っているようです。
書策新道に上がる前あたりから、先行していた方も同じルートを上がっており、たまにほら貝を吹かれながら歩かれていました。なかなか新鮮。山道でほら貝を聞きながら歩くのも乙なもの。こぶしを利かせるのが難しそう。先週の初登りの際には修験道の歩いた道が関連していたのでちょっと縁を感じる。通り過ぎるときに趣味で吹かれてると言われていたが、なかなかにいい音色を響かせていました。
ゆるみ橋を越えたあたりから、一般登山道の雰囲気から足場が不安定なザレたエリアに入ります。ロープに頼りすぎず注意しながら慎重に進むと水無川本谷へ。上へあがりすぎず左岸を目指せば、そこから急登が始まりますがここもロープがあるので助かります。
しばらく道なりに行くと渡渉ポイントに出ます。ここは大変滑るので要注意。とにかく滑ります。苔のない石選びを慎重に。渡ったらよく見渡すと下りながらその奥にピンクテープが見えます。昨年より藪が倒されて進みやすい道になっていました。
濃い足跡の道を選択しながら進むといよいよ白竜の滝へ。
滝を含め徐々に凍り付く準備あり。水まんじゅうのような氷の形に心を和ませる。天気上々この上なし。完全結氷はまだ少し先と思われるが、上がっていく途中に凍てつく滝も見え、廃坑跡も見学に行きたい気分になり急登する。すると、ほぼほぼ凍てつく滝あり。寒いことも忘れ気分上々。しばらくたたずみ人の開削した爪痕を見学。
書策小屋跡地についてほっと一息。藪の中からでてきてそばのテーブルにいた夫婦らしき人を驚かしたのでごあいさつ。そして昼飯タイム。ここまで靴ずれなし。塔の岳まで道も問題なし。この日はぬかるみなどなく一日通して快適な登山道だった。
帰りはマルガヤ尾根を利用。無木立広場を過ぎたあたりで見覚えがあるはずのルートが何となく覚えがない印象。栗の木洞を目印に南へ延びるルートをコンパスで確認しながら下る。快晴だからいいもののとかく細心の注意を払う。このルートでのいきなりの下山で使うのは大変危険とあらためて認識。
無木立広場から細尾根までの区間はザレ場あり急下降あり、支尾根の見極めありで難儀します。快晴の日のみ利用としたいところ。
そんなこんなで928Pも過ぎあとは松の美林で目を潤す。下って本沢渡渉点へ。
急下降で靴の中で擦れて帰りの林道は若干の違和感を抱えながらも無事大倉へ。
冬晴れのハイキングを堪能できた一日でした。
山の神様仏さまに感謝です。
山行かば ほら貝響く 冬日向
道廃れ 鉱山跡に 凍てる滝
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