大品山BC - 里で豪雪も山は普通だった -
- GPS
- 05:33
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,039m
- 下り
- 1,100m
コースタイム
天候 | 概ね曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
関西から北陸へなんとか遠征して、富山では豪雪中の週末、リフトを使って、らいちょうバレーのゲレンデトップから大品山に登ってきた。北陸の人々にとっては生活を脅かすほどの豪雪でスキーどころではなく、全くの『みゃーらくもん』だが、ニシデンさんが付き合ってくれた。
山はそんなに特別な状態ではなく、フツーの雪山な感じだったが、山頂で滑降準備のためツボ足になったら、腰まで潜った。滑りは今シーズン初のパウパウを楽しめた。ハラペコになったので、ニシデンさんちで、タコヤキパーティとした。
‐
三連休で山スキー三昧のためkuma-sanが兵庫県からはるばるやって来た。
しかし北陸、特に富山市で35年ぶりに積雪1mを越す記録的な豪雪。北陸の仲間は皆除雪対応でそれどころでなくなった。
kuma-sanは立ち往生寸前の北陸道をやっとのことで通り抜けて富山に到着、Nishidenも様々あって初日は山に行かなかった。
2日目行き先に悩んだ末に、らいちょうバレースキー場から大品山を目指すことにした。スキー場のあるようなところでないと、山間地へ行くのも車を停めるのも危ういと思った。
雪道が凸凹でスタック車が頻出する街中を抜け、交通量の少ない郊外では順調に走れた。スキー場に近づくと、あれ、案外積雪は少ない。屋根の雪や道路わきの雪壁の程度は、この辺なら普段の冬の景色だ。
リフト終点から少しだけゲレンデを滑ってからシールを着け、瀬戸倉山へ尾根に入る。かってゴンドラ終点のあった小ピークに積雪ポールがあり、2m30cmを示していた。ラッセルはあるが、概ね踝、時々脛の程度。やっぱりここは普通の冬だ。今の豪雪は里雪型で、山地のこの辺ではさほどではないようだ。
瀬戸倉山から大品山に向かうと、若干ラッセルの程度は高くなった感じ。ここで僕は失敗をやらかした。このルートで雪庇を気にした記憶がなかったので、漫然と歩いていて雪庇に乗って崩してしまった。足元がバカっと割れ、幅2m、長さ10m超ほどが雪塊となって落ちて行った。僕は割れ目が広がるところにずるずる落ちて、平らになった底に転ばず立っていた。横は2mの雪壁だった。kuma-sanにロープで引いてもらって攀じ登り、復帰した。
大品山への最後の急坂の登り始めが最急難所だが、スキーでどうにかクリア。その後は淡々と登って大品山の三角点に達し、台地状をすすんで最高点へ。ここまでノートレースで来たが、東側に見下ろした場所にトレースが見える。あわすのから上がって来たものに違いなく、鍬崎山に向かったかも知れないが、そこから引き返したようでもある。
あわすのへの下りは、登りトレースがあり、既に下ったシュプールもあるので迷う心配はない。トレースは登り返しを作らずに上手く付けられている。しばしパウダーランを楽しみ、貯水池上の急坂も雪がたっぷりあり、凍結もなく恐くない。緩斜面部、導水管沿いをこなしてあわすのスキー場トップに出た。ゲレンデを滑り、ノルディックコースかららいちょうバレーに帰還して終了。
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