【安蘇】古峰原地蔵岳熊鷹山(泊)根本山三境山残馬山

- GPS
- 16:40
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 2,168m
- 下り
- 2,555m
コースタイム
28日・熊鷹山5:25.根本山6:10.1120m圏峰7:00.三境山8:23/40.残馬山9:55(沢筋)林道終点10:55.大茂11:37.(峠)ふるさとセンター12:25着
| 天候 | 快晴だが北西の強い寒風で寒い 地形図は「古峰原」「足尾」「沢入」「番場」 ※最後の忍山川の枝沢の下りの崖やハシゴは危ないのでまねしないでね。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
28日梅田ふるさとセンター13:25(200円)桐生13:58/14:32.佐野15:00/28.館林・久喜・北千住17:00. |
| コース状況/ 危険箇所等 |
前地蔵から南東に下る道が極めてわかりにくい(地蔵との鞍部から下るらしい) 前地蔵から林道を南下するが、あるはずの林道が切れていてショック 長い林道歩きに飽きて鉄塔方向に行ってルートを外して沢から昇り返す 宝生山の南8分に工事現場があり登山道が分断される寸前という状況だった 根本山から三境山・残馬山までは尾根通しの歩きやすい一本道だが三境山の南1020mあたりに南南西の太い尾根があるのでちょっと間違いやすいか・・ 残馬山の南尾根は一度登った道だったが下りでは西に尾根を外して枝沢を下降することになった |
写真
感想
安蘇山塊シリーズ14回目は2日使って三枚石から地蔵岳を通って熊鷹山で泊まり、根本山・三境山・残馬山を通って梅田ふるさとセンターまで、今まで歩いたいくつかのルートをつなぐという安蘇山塊縦断計画。
今年初のテント(トレックライズ1・1450g)にマット・シュラフ・ガスなど幕営装備で2.5kgほど重いが時間はたっぷりあるので急がずにゆっくり歩くことを心がける。
東武新鹿沼駅は整備されてバス停が駅前に移動したのが有難い。古峰原バス停からトンネルをくぐり射撃場は私有地だし銃撃されたら嫌なので手前の沢沿いに進み資材倉庫らしき先を右の沢を渡るがどうも変なので渡り返して左の尾根に取りつけばあとは一本道の尾根道になる。アカヤシオを楽しみながら1270mあたりで赤テープに沿って左折して沢筋を行けば尾根の左を巻き気味に三枚石に出る。薄く平らに割れるのはなぜだろう・・。南下して右二分で観音菩薩の水に寄るが、石で囲んで蓋をしたたまり水で柄杓で汲むようになっている。煮沸すればのめるかな、という感じ。
方塞山の電波塔の横から牧場の柵の右の道からは地蔵岳方面の眺めが良く、車道まで下り、勝雲山に寄って下れば粕尾峠。
少し西に行って赤テープから尾根に取り付き、大きな鞍部は右に緩く登れば地蔵岳への登山口を見てちょっとした厳しい尾根を登れば地蔵岳。方塞山方面がアカヤシオの先に展望でき、祠に鎮座する地蔵さまもかわいい。
地蔵岳を過ぎて前地蔵に登り、ここから南東に下る道を探すのが大変。多分、前地蔵に登る前の鞍部から道があるらしい。大萱山方面の鞍部から東をトラバースしてなんとか下って荒れた林道に出るが、分岐を左に登る道が途中で切れている(踏み跡程度はあるけど)戻って分岐から下ればしっかりした道に出る。これを南下するが、その後の林道歩きが長いので飽き飽きしちゃってヘアピンを左に曲がらずに送電線の鉄塔方面に直進したもんだからついでに沢まで下ってしまう。もう少し我慢して林道を行くのが氷室山への最短ルートではあった。
椀名条尾根の北の沢に700m付近で出て、ここから氷室山を目指して沢筋を登るが途中で右の沢筋にブル道があるので行けるとこまで行こうと登り始め分岐を左に行って870mあたりの終点から左の尾根に取り付いてしばらく急斜面を登れば緩い枝尾根2本を乗換えて結局椀名条の尾根まで300m登り返すことになった。・・が、ともかく尾根に出ればあとはしっかりした登山道なので氷室山16:40、宝生山を経て一日目は熊鷹山まで行ってテントを設営する。が、しかし強風で飛ばされそうなので少し下の風の緩い場所に移動して寝る。風が強くてガスはテントの中でしか使えないので酸欠に注意してガスは抑え目。夜は満月が明るくて、晴れているが星はそれほど多くは見えないし風はないけど寒いので外に出たくない。
2日目は5時にテントを出て日の出を拝み、撤収ののち展望台から写真を撮って5:25に出発し根本山・三境山・残馬山を回る。根本山6:10から北に少し進み左下の尾根を目標に下っていき、1070mから急斜面をロープ頼りに左をトラバース気味に1035m鞍部までは難しいがあとは尾根通しの一本道で、1120m圏峰7:00まで登ればあとは緩いアップダウンで三境山1088mに8:23達する。
南に下って1020m(でべそ石あり)で南南西の太い尾根を分けて南に大きく下れば顕著な尾根を見て、あとは1030m鞍部を過ぎて残馬山1107mまで尾根通しの一本道である。
残馬山は一度梅田から登った尾根だが、下りは厄介であり、うっかり一本西の尾根を下って920mあたりで忍山川の枝沢に出た。左の尾根まで登り返しても良いのだが忍山川を下って大茂からの峠越えも調べてみたかったし、710mまで下れば林道があるだろうと踏んで200mほど下ることにするが、830mに5mの滝(水は少し)と800mにかかる立派なはしご2本を下ったのはなかなかスリルのある経験だった。梯子がなければかなり大きく巻く必要がある。
林道終点10:55から40分下った大茂385mからコンクリート道を470mまで行き、ここから急な沢筋をひと登りで530m峠に出てあとは以前歩いた道を下ってふるさとセンターで生ビールとうどん&そばで打ち上げ。生ビール560円×◆椶Δ匹鵝そば600円。このうどんがおいしくて、一本ずつ柚子唐辛子まぶして食べ、そば湯もとろっとして美味であった。ちょうど昼時でどの4人席も1〜2人座っている感じの込み具合。
桐生駅北口に着いてから電車まで30分ほどあるので物産館に寄って桐生織のネクタイ3000円を一本購入。多様な織柄でしばし目移りしてしまう。
2日間よく晴れたが栃木北部に強風注意報が出ていたように北西の寒風が強くてかなり寒かった。このくらいだと汗をかくこともなくポカリも1日1ℓ以下で済むので、歩いている分には適度な気温とはいえる。
以前歩いた三枚石から3/20の氷室山→3/29の熊鷹山→4/4の残馬山と繋ぐことができたので安蘇シリーズはこれで一区切りという達成感のある歩きであった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
やっさん










私もこのルートを狙ってます
でもこのコースは車道歩きがしつこいので3ragenさんなら走っちゃうんでしょうね。
熊鷹山は夕焼け・星・朝焼けを見たいポイントではあります。
情報提供ありがとうございました。太田金山八王子トレイルもよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する