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Yamareco

記録ID: 289101
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

【安蘇】古峰原地蔵岳熊鷹山(泊)根本山三境山残馬山

2013年04月27日(土) ~ 2013年04月28日(日)
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
GPS
16:40
距離
36.3km
登り
2,168m
下り
2,555m

コースタイム

27日・古峯8:30.三枚石10:20/30.方塞山10:55.勝雲山11:35.粕尾峠12:05.地蔵岳13:05.沢15:30.氷室山16:40.宝生山17:00.十二山17:40.熊鷹山18:10(泊)

28日・熊鷹山5:25.根本山6:10.1120m圏峰7:00.三境山8:23/40.残馬山9:55(沢筋)林道終点10:55.大茂11:37.(峠)ふるさとセンター12:25着
天候 快晴だが北西の強い寒風で寒い
地形図は「古峰原」「足尾」「沢入」「番場」
※最後の忍山川の枝沢の下りの崖やハシゴは危ないのでまねしないでね。
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
27日北千住5:15→→新鹿沼7:04/7:35(400円)古峯原8:25.
28日梅田ふるさとセンター13:25(200円)桐生13:58/14:32.佐野15:00/28.館林・久喜・北千住17:00.
コース状況/
危険箇所等
 前地蔵から南東に下る道が極めてわかりにくい(地蔵との鞍部から下るらしい)
前地蔵から林道を南下するが、あるはずの林道が切れていてショック
長い林道歩きに飽きて鉄塔方向に行ってルートを外して沢から昇り返す
宝生山の南8分に工事現場があり登山道が分断される寸前という状況だった
根本山から三境山・残馬山までは尾根通しの歩きやすい一本道だが三境山の南1020mあたりに南南西の太い尾根があるのでちょっと間違いやすいか・・
残馬山の南尾根は一度登った道だったが下りでは西に尾根を外して枝沢を下降することになった
アカヤシオちらほら
2013年04月27日 09:40撮影 by  DSC-W530, SONY
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アカヤシオちらほら
スパッと斬ったような珍しい風化(三枚石手前)
2013年04月27日 10:19撮影 by  DSC-W530, SONY
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スパッと斬ったような珍しい風化(三枚石手前)
三枚石10:20
2013年04月27日 10:22撮影 by  DSC-W530, SONY
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三枚石10:20
風化でできた平らな自然石
2013年04月27日 10:27撮影 by  DSC-W530, SONY
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風化でできた平らな自然石
観音菩薩の水
2013年04月27日 10:38撮影 by  DSC-W530, SONY
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観音菩薩の水
方塞山10:55
2013年04月27日 10:55撮影 by  DSC-W530, SONY
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方塞山10:55
地蔵岳方面
2013年04月27日 10:57撮影 by  DSC-W530, SONY
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地蔵岳方面
勝雲山11:35
2013年04月27日 11:36撮影 by  DSC-W530, SONY
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勝雲山11:35
地蔵岳から方塞山
2013年04月27日 13:06撮影 by  DSC-W530, SONY
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地蔵岳から方塞山
地蔵岳13:05
2013年04月27日 13:07撮影 by  DSC-W530, SONY
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地蔵岳13:05
氷室神社16:40
2013年04月27日 16:43撮影 by  DSC-W530, SONY
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氷室神社16:40
宝生山17:00
2013年04月27日 16:59撮影 by  DSC-W530, SONY
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宝生山17:00
登山道切断寸前の工事現場17:08
2013年04月27日 17:08撮影 by  DSC-W530, SONY
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登山道切断寸前の工事現場17:08
熊鷹山からの日の出4:57
2013年04月28日 04:57撮影 by  DSC-W530, SONY
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熊鷹山からの日の出4:57
テントを撤収して・
2013年04月28日 05:07撮影 by  DSC-W530, SONY
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テントを撤収して・
これから向かう右・三境山から左・残馬山の尾根に陽が当たってきた(5:25熊鷹展望台)
2013年04月28日 05:23撮影 by  DSC-W530, SONY
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これから向かう右・三境山から左・残馬山の尾根に陽が当たってきた(5:25熊鷹展望台)
根本山(6:10)
2013年04月28日 06:11撮影 by  DSC-W530, SONY
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根本山(6:10)
1120m圏峰7:00まで登ればあとは緩いアップダウン
2013年04月28日 07:01撮影 by  DSC-W530, SONY
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1120m圏峰7:00まで登ればあとは緩いアップダウン
三境山(8:23)まで根本山から2時間13分
2013年04月28日 08:24撮影 by  DSC-W530, SONY
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三境山(8:23)まで根本山から2時間13分
三境山の下1020mのでべそ石・砂岩に埋まった礫岩が風化したらしい
2013年04月28日 08:50撮影 by  DSC-W530, SONY
4/28 8:50
三境山の下1020mのでべそ石・砂岩に埋まった礫岩が風化したらしい
もう1つでべそ石・南南西への太い尾根を分けてここから南に下る
2013年04月28日 08:50撮影 by  DSC-W530, SONY
4/28 8:50
もう1つでべそ石・南南西への太い尾根を分けてここから南に下る
残馬山9:55は2回目
2013年04月28日 09:55撮影 by  DSC-W530, SONY
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残馬山9:55は2回目
尾根にアカヤシオちらほら
2013年04月28日 10:09撮影 by  DSC-W530, SONY
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尾根にアカヤシオちらほら
830mあたりでこんな滝を下ったがちょっと怖い
2013年04月28日 10:41撮影 by  DSC-W530, SONY
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830mあたりでこんな滝を下ったがちょっと怖い
800mあたりの高度感抜群のハシゴ2本を下った
2013年04月28日 10:46撮影 by  DSC-W530, SONY
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800mあたりの高度感抜群のハシゴ2本を下った
大茂からコンクリート道は470mで終わりここから沢筋を登る
2013年04月28日 11:54撮影 by  DSC-W530, SONY
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大茂からコンクリート道は470mで終わりここから沢筋を登る
ふるさとセンター(12:25~)でうどん&そば600円
2013年04月28日 12:53撮影 by  DSC-W530, SONY
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ふるさとセンター(12:25~)でうどん&そば600円
撮影機器:

感想

 安蘇山塊シリーズ14回目は2日使って三枚石から地蔵岳を通って熊鷹山で泊まり、根本山・三境山・残馬山を通って梅田ふるさとセンターまで、今まで歩いたいくつかのルートをつなぐという安蘇山塊縦断計画。
 今年初のテント(トレックライズ1・1450g)にマット・シュラフ・ガスなど幕営装備で2.5kgほど重いが時間はたっぷりあるので急がずにゆっくり歩くことを心がける。

 東武新鹿沼駅は整備されてバス停が駅前に移動したのが有難い。古峰原バス停からトンネルをくぐり射撃場は私有地だし銃撃されたら嫌なので手前の沢沿いに進み資材倉庫らしき先を右の沢を渡るがどうも変なので渡り返して左の尾根に取りつけばあとは一本道の尾根道になる。アカヤシオを楽しみながら1270mあたりで赤テープに沿って左折して沢筋を行けば尾根の左を巻き気味に三枚石に出る。薄く平らに割れるのはなぜだろう・・。南下して右二分で観音菩薩の水に寄るが、石で囲んで蓋をしたたまり水で柄杓で汲むようになっている。煮沸すればのめるかな、という感じ。
 方塞山の電波塔の横から牧場の柵の右の道からは地蔵岳方面の眺めが良く、車道まで下り、勝雲山に寄って下れば粕尾峠。
 少し西に行って赤テープから尾根に取り付き、大きな鞍部は右に緩く登れば地蔵岳への登山口を見てちょっとした厳しい尾根を登れば地蔵岳。方塞山方面がアカヤシオの先に展望でき、祠に鎮座する地蔵さまもかわいい。
 地蔵岳を過ぎて前地蔵に登り、ここから南東に下る道を探すのが大変。多分、前地蔵に登る前の鞍部から道があるらしい。大萱山方面の鞍部から東をトラバースしてなんとか下って荒れた林道に出るが、分岐を左に登る道が途中で切れている(踏み跡程度はあるけど)戻って分岐から下ればしっかりした道に出る。これを南下するが、その後の林道歩きが長いので飽き飽きしちゃってヘアピンを左に曲がらずに送電線の鉄塔方面に直進したもんだからついでに沢まで下ってしまう。もう少し我慢して林道を行くのが氷室山への最短ルートではあった。

 椀名条尾根の北の沢に700m付近で出て、ここから氷室山を目指して沢筋を登るが途中で右の沢筋にブル道があるので行けるとこまで行こうと登り始め分岐を左に行って870mあたりの終点から左の尾根に取り付いてしばらく急斜面を登れば緩い枝尾根2本を乗換えて結局椀名条の尾根まで300m登り返すことになった。・・が、ともかく尾根に出ればあとはしっかりした登山道なので氷室山16:40、宝生山を経て一日目は熊鷹山まで行ってテントを設営する。が、しかし強風で飛ばされそうなので少し下の風の緩い場所に移動して寝る。風が強くてガスはテントの中でしか使えないので酸欠に注意してガスは抑え目。夜は満月が明るくて、晴れているが星はそれほど多くは見えないし風はないけど寒いので外に出たくない。

 2日目は5時にテントを出て日の出を拝み、撤収ののち展望台から写真を撮って5:25に出発し根本山・三境山・残馬山を回る。根本山6:10から北に少し進み左下の尾根を目標に下っていき、1070mから急斜面をロープ頼りに左をトラバース気味に1035m鞍部までは難しいがあとは尾根通しの一本道で、1120m圏峰7:00まで登ればあとは緩いアップダウンで三境山1088mに8:23達する。
 南に下って1020m(でべそ石あり)で南南西の太い尾根を分けて南に大きく下れば顕著な尾根を見て、あとは1030m鞍部を過ぎて残馬山1107mまで尾根通しの一本道である。

 残馬山は一度梅田から登った尾根だが、下りは厄介であり、うっかり一本西の尾根を下って920mあたりで忍山川の枝沢に出た。左の尾根まで登り返しても良いのだが忍山川を下って大茂からの峠越えも調べてみたかったし、710mまで下れば林道があるだろうと踏んで200mほど下ることにするが、830mに5mの滝(水は少し)と800mにかかる立派なはしご2本を下ったのはなかなかスリルのある経験だった。梯子がなければかなり大きく巻く必要がある。
 林道終点10:55から40分下った大茂385mからコンクリート道を470mまで行き、ここから急な沢筋をひと登りで530m峠に出てあとは以前歩いた道を下ってふるさとセンターで生ビールとうどん&そばで打ち上げ。生ビール560円×◆椶Δ匹鵝そば600円。このうどんがおいしくて、一本ずつ柚子唐辛子まぶして食べ、そば湯もとろっとして美味であった。ちょうど昼時でどの4人席も1〜2人座っている感じの込み具合。
 桐生駅北口に着いてから電車まで30分ほどあるので物産館に寄って桐生織のネクタイ3000円を一本購入。多様な織柄でしばし目移りしてしまう。

 2日間よく晴れたが栃木北部に強風注意報が出ていたように北西の寒風が強くてかなり寒かった。このくらいだと汗をかくこともなくポカリも1日1ℓ以下で済むので、歩いている分には適度な気温とはいえる。

 以前歩いた三枚石から3/20の氷室山→3/29の熊鷹山→4/4の残馬山と繋ぐことができたので安蘇シリーズはこれで一区切りという達成感のある歩きであった。

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コメント

こんばんは
私もこのルートを狙ってます
2013/5/3 17:31
aragenさんなら楽勝でしょう
 でもこのコースは車道歩きがしつこいので3ragenさんなら走っちゃうんでしょうね。
 熊鷹山は夕焼け・星・朝焼けを見たいポイントではあります。
2013/5/4 18:49
お疲れ様でした
情報提供ありがとうございました。太田金山八王子トレイルもよろしくお願いします。
2014/1/6 16:58
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