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Yamareco

記録ID: 289290
全員に公開
雪山ハイキング
白山

【笈ヶ岳(石川・1841m)】素晴らしい眺望と登山仲間との再会

2013年04月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:30
距離
15.6km
登り
1,967m
下り
1,912m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

<登り>
中宮展示館駐車場  5:46(0:00)
大岩        7:00(1:14)
シリタカ山分岐   9:35(3:49)
笈ヶ岳      10:42(4:56)

<下り>
笈ヶ岳      11:33(0:00)
シリタカ分岐   12:09(0:36)
冬瓜山      12:41(1:08)
大岩       14:02(2:29)
中宮展示館駐車場 15:06(3:33)
天候 晴れ(好条件に恵まれました!)
過去天気図(気象庁) 2013年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中宮展示館駐車場
 〒920-2324 石川県白山市中宮オ−9
 50台くらい停められます、無料
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
 なかったと思います。

中宮展示館駐車場〜大岩
 とにかく急登、ここが正念場だと思います。

大岩〜冬瓜平分岐〜冬瓜平〜シリタカ分岐〜笈ヶ岳
 特に危険箇所はありません。

冬瓜平分岐〜冬瓜山〜シリタカ分岐
 ほぼ垂直のロープ場
 
中宮展示館前
駐車場は一杯です
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駐車場は一杯です
さて、出発です。
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さて、出発です。
たくさんの車が停まってます。
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たくさんの車が停まってます。
このトンネルを抜けると人間世界から離れる感覚がします。
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このトンネルを抜けると人間世界から離れる感覚がします。
最初の渡渉地点、すんなり渡ることができました。
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最初の渡渉地点、すんなり渡ることができました。
白山スーパー林道の中宮料金所、6月に開通予定だそうです。
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白山スーパー林道の中宮料金所、6月に開通予定だそうです。
第二の渡渉点にある建物。写っているのが、sakura0725さん、この時、お互いに気づいていません(笑)
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第二の渡渉点にある建物。写っているのが、sakura0725さん、この時、お互いに気づいていません(笑)
なんとか渡れました。帰り、増水したら大丈夫だろうか。また、去年のようにずぶ濡れになるんかな。
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なんとか渡れました。帰り、増水したら大丈夫だろうか。また、去年のようにずぶ濡れになるんかな。
いよいよ、難関、大岩までの登りです。
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いよいよ、難関、大岩までの登りです。
大岩、もういいわって感じ。
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大岩、もういいわって感じ。
おっ、あれは!
それまでの苦痛を忘れ去れてくれるような道。
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それまでの苦痛を忘れ去れてくれるような道。
冬瓜山でしょーか。笈ヶ岳はその向こう、まだまだ遠いなあ。
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冬瓜山でしょーか。笈ヶ岳はその向こう、まだまだ遠いなあ。
藪の中から撮ってみる。
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藪の中から撮ってみる。
これは、尻セードトレースではなかろうか。もしや、仲間が?(笑)
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これは、尻セードトレースではなかろうか。もしや、仲間が?(笑)
白山、堂々としてますね。
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白山、堂々としてますね。
やっぱ、白山なんだから白くないとですねー。
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やっぱ、白山なんだから白くないとですねー。
ブナの巨木の中の道をひた歩きます。
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ブナの巨木の中の道をひた歩きます。
汗だくになったら、つぼ足ならぬ、つぼ顔で瞬間冷却!顔トレースです。どう?惚れた?(笑)
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汗だくになったら、つぼ足ならぬ、つぼ顔で瞬間冷却!顔トレースです。どう?惚れた?(笑)
目の前に笈ヶ岳が見えてきました!
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目の前に笈ヶ岳が見えてきました!
雪景色はいいですねー。
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雪景色はいいですねー。
トラバース道を歩いたけど、バイパスではなく、結局は下の冬瓜平に下りてしまった。
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トラバース道を歩いたけど、バイパスではなく、結局は下の冬瓜平に下りてしまった。
このコントラスト、良い感じです。
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このコントラスト、良い感じです。
樹氷が素晴らしい、絵はがきみたいです。
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樹氷が素晴らしい、絵はがきみたいです。
シリタカ山分岐からのシリタカ山。遠くに写っているのがsakura0725さん。
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シリタカ山分岐からのシリタカ山。遠くに写っているのがsakura0725さん。
冬瓜平方面、登るのしんどかった。
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冬瓜平方面、登るのしんどかった。
すごい登り返し。あれを下って、登るのか・・・。
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すごい登り返し。あれを下って、登るのか・・・。
左端が笈ヶ岳
sakura0725さんと同行。
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sakura0725さんと同行。
本日何回目だろうか、瞬間冷却。
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本日何回目だろうか、瞬間冷却。
やっと上がってきた。
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やっと上がってきた。
まだまだ立ちはだかる雪の壁。だが、帰りは絶好の尻セード道だー!
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まだまだ立ちはだかる雪の壁。だが、帰りは絶好の尻セード道だー!
この苦しみは、楽しみに変わると信じて登ります。
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この苦しみは、楽しみに変わると信じて登ります。
ようやく見えてきた笈ヶ岳
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ようやく見えてきた笈ヶ岳
写真を撮る人を撮る(笑)
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写真を撮る人を撮る(笑)
近づいてきた。
コムラケア出撃!
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コムラケア出撃!
ついたどー。
三角点ターッチ♪
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三角点ターッチ♪
名刺入れたけど、多分ぼろぼろになると思います。ラミネートせないかんかな。
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名刺入れたけど、多分ぼろぼろになると思います。ラミネートせないかんかな。
いやー良い景色。
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いやー良い景色。
白山良い感じです。
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白山良い感じです。
寝転がって、逆さで撮ってみた。
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寝転がって、逆さで撮ってみた。
太陽に向かって足ピース、少し攣る(苦笑)
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太陽に向かって足ピース、少し攣る(苦笑)
帰りは尻セードなのだ!
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帰りは尻セードなのだ!
こんな景色で、尻セード。
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こんな景色で、尻セード。
子供のようにはしゃぐ二人。
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子供のようにはしゃぐ二人。
のっぽさんのゴン太くんです(知っている人いないかな?)
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のっぽさんのゴン太くんです(知っている人いないかな?)
名残惜しい。という割には、あっさり尻で滑り去ってきたけど。
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名残惜しい。という割には、あっさり尻で滑り去ってきたけど。
また来よう!かな・・・。
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また来よう!かな・・・。
尻で滑ってきた道
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尻で滑ってきた道
白山と尻セードトレース
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白山と尻セードトレース
尻セードトレース
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尻セードトレース
ナイフリッジ。雪が緩んで怖かった。
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ナイフリッジ。雪が緩んで怖かった。
怖いと言いながら、白山を撮る。
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怖いと言いながら、白山を撮る。
細尾根の次は・・・。
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細尾根の次は・・・。
こんな垂直なロープ場。去年行ったはずなのに、覚えていなかった。
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こんな垂直なロープ場。去年行ったはずなのに、覚えていなかった。
一息ついて白山。
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一息ついて白山。
冬瓜平分岐付近
こまめに尻で下りていきます。
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こまめに尻で下りていきます。
どんどん下りよう。
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どんどん下りよう。
ほうほうの体で下りてきた。
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ほうほうの体で下りてきた。
渡渉しやすいように草刈ってくれたようです。
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渡渉しやすいように草刈ってくれたようです。
最初の渡渉点も楽勝。
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最初の渡渉点も楽勝。
このトンネルを抜けると人間世界(笑)
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このトンネルを抜けると人間世界(笑)
宮崎駿映画のような。
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宮崎駿映画のような。
中宮展示館です。
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中宮展示館です。
戻ってきました。
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戻ってきました。
中宮温泉・木戸旅館
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中宮温泉・木戸旅館
良いお湯でした。
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良いお湯でした。

感想

2013.04.28(日)


ゴールデンウィーク前半の山行は、
ここ数年、大日山、口三方岳が定番でしたが、
昨年初めて、登頂が残雪期に限られ登頂が難しいとされる笈ヶ岳へ行き、
白山山系や北アルプスを見渡せる眺望を楽しめました。
今年も天気予報は晴れ、駐車場までの道路も先週末開通したことだし、
「もう一度あの眺望を!」と思い行き先を笈ヶ岳にしました。

中宮展示館に着くと駐車場は8割ほど埋まっていました。
県外ナンバーも多くみられ知名度の高さを実感できます。
出発準備をしていざ出発。
蛇谷自然観察路を行くとトンネルを抜ける。
人間世界から自然への入り口のような気がします。

昨年、遅く出たために挽回しようと最初で頑張りすぎたため、
後半ペースが全く上がらずヘロヘロになった経験から、
右に開通を待っている白山スーパー林道を見ながら、
ゆっくり目を心がけて歩いていきます。

すると早速抜かされました。
その方は、自分(青)とは色違いの赤のヒップソリを
ザックからさげていました。

自分もヒップソリを持ってきたんで仲間がいたと思いました。
んー、それにしても、速い。
到底着いていけそうにはありません。

その姿を見て、一昨年夏に野口五郎岳で会い、
船窪小屋でご一緒した人を思い出しました。
そうそう、ヤマレコも紹介してもらったんだっけ。
そういえば、その人も全身赤だった。
自分はというと、黄緑が多い。

赤と黄緑、ムックとガチャピンか(笑)

アホなことを考えながらジライ谷へ。
野猿広場のたもとにある渡渉点では、
水量がまだ少なくあっさりを渡ることができました。

ジライ谷からいよいよ登りです。
直登に近い急登、木の根や岩盤があり、
ゆっくり目とは言え、確実にヘロヘロになっていきます。
急登と格闘すること1時間弱でようやく大岩です。

ここからは残雪尾根、振り返ると白山の大展望が拡がり、
テンションが上がります。
細尾根の雪は消えており、藪の中を上がっていきます。

登りきったところで冬瓜平と冬瓜山との分岐点ですが、
知らないうちに冬瓜平方面へ。
大きなブナ林の中に一本伸びたトレース、見上げると青空、
何とも神秘的です。
冬瓜平の登山道の上方にトラバース道がありました。
ひょっとしたら、バイパス?
そんな期待を抱きながら、足場の悪いトラバースを行くこと10分、
無情にも冬瓜平の鞍部に伸びていました(笑)

鞍部からの登り返しは地味にきつく、冬瓜山ルートとの合流点は遠く感じます。
時々、「つぼ足」ならぬ「つぼ顔」で
この辺りになると霧氷がついて、雲ひとつない空と重なると凄く絵になる。
と、絵心ゼロの自分ですら感じてしまいます。

合流点からシリタカ山の頂上部へ。
白山や目の前の笈ヶ岳を眺めながら小休憩していると、
ジライ谷の手前に追い抜いていった人に声をかけられました。

えっ,もしや?
一昨年お会いしたご本人(sakura0725さん)でした。

「またどこかの山でお会いしましょう」ってよく使いますけど、
本当に実現するとは!
偶然も偶然、こんなことってあるんですねー。

ここからは、赤と黄緑で笈ヶ岳を目指します(笑)
シリタカ山から大きく下って、笈ヶ岳の稜線へと上がる大きな登り返し。
久々の、しかも偶然の再会でテンションが上がり足取りも軽く感じます。
今年は雪が多いのか、尾根へ出る時の藪が雪に埋まっていました。

尾根へ出ると雪の壁が。
これは、帰り尻セードができる、
「今の苦しみは後の楽しみ」と思いながら一緒に登ります。

小笈ヶ岳を過ぎていよいよ笈ヶ岳の登りということころで、
sakura0725さんの足に痙攣が。
そういえば、「コムラケア」を持ってきたのを思い出して、
飲んでもらいました。
「コムラケア」、2月にキナバルに登ったときのこと、
同行していた人が持って使っていて、
すぐに効果が出て、これは良い!ということで装備品に追加したもの。
ただ、一度も使ったことがなかったのですが、
試しに飲んでもらいました。
5分くらいで復活。

「コムラケア」おススメです。

笈ヶ岳頂上は狭く、先客もいたので、
すぐ近くで昼食をとることに。
お湯を沸かしてカップラーメン。

トップバリュの「旨辛」
とにかく辛かったです。
おかげでお茶飲みまくりました。

笈ヶ岳からは白山の他、いろいろな山々を見渡すことができましたが、
白山周辺の地図しか持ってこなくて、
持ってきたGPSも使い方がイマイチ分からず、
同定がままなりません。
まあ、それでも、景色は抜群で、大展望に気分もピークに。

下山は、もちろん尻セードです。
あの苦しかった登りを尻でサーっと滑っていきます。
大の大人2人が、はしゃぎながらすべる光景はさぞかし、
周囲の景色に溶け込んだことでしょう。

そんなワケありません。
恐らく、浮きまくっていたと思います(笑)

シリタカ山へのしんどい登り返しを登って分岐点に着きました。
下山ルートは、sakura0725さんは冬瓜平経由で、
自分は冬瓜山経由で下りることとし、
ここで一旦分かれて駐車場で待ち合わせることに。
冬瓜山までは地味にしんどい登り、
気温の上昇で雪が緩んでいて、足がときどきとられるのが辛い。

問題は、冬瓜山のナイフリッジ。
中途半端に雪がついているものだから、よう歩けずに、
馬乗りになって進みました。
スノーブリッジも下は空洞になっていて恐々と歩きました。
過ぎたと思ったら、今度はほぼ垂直の岩下りで緊張感はピークに。
岩下りを過ぎるとやや急な残雪尾根の下り、
かかと落としで下るも、ザラ目状の雪で踏み固めてあるため、
ズズーッと滑ります。

冬瓜平ルートとの分岐点で、グループの方と行き会いました。
ジライ谷を渡りやすいように草刈りをしてくれたようで、
渡る場所も教えていただきました。
助かった!
昨年は渡り損ねて、帰りずぶ濡れになったので、そうならずに済む。

と言っても、尻セードのし過ぎで、既にビタビタでしたが(笑)

藪道、木の根の歩きにくい道を下り、
残雪尾根を経て大岩へ。
ここからが最後の正念場、途中木の根に足を滑らせてしまい、
踏ん張ろうとしたら、太ももに痛みが走りました。
ホントにヒーヒー言いながらジライ谷を目指しました。

野猿広場の上部を渡って無事に渡渉、濡れずに済みました。

駐車場でsakura0725さんと合流、
中宮温泉「木戸旅館」で汗を流しました。
旅館の方は気さくな方で、温泉もキレイで源泉掛け流し、
塩素臭は全くありませんでした。
胃腸の湯として知られ、ピロリ菌を殺菌するらしいです。
ゆっくりしすぎて湯あたりしそうになるくらいでした。


2年連続の笈ヶ岳は、
前回と同様に好条件に恵まれて、
素晴らしい眺望に再会することができました。
また、思いもかけず登山仲間とも再会でき、
いつになく楽しい山行になりました。
sakura0725さん、ありがとうございました。

今度は、針の木古道から船窪小屋へ行ってみたいですねー。

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コメント

いいですねえ〜!!
shirayamaさん、初めまして〜

「つぼ顔」に朝から大笑いさせて頂きました

登頂が残雪期に限られる笈ヶ岳、私もいつか行きたいと思っていますので、レコ大変参考になりました

あ、腿もよく攣るので「コムラケア」も今度試してみますね

ありがとうございます〜!!
2013/4/29 9:43
FRESCHEZZAさん、こんにちは。
はじめまして、コメントありがとうございます

「つぼ顔」は汗だくでヘタリそうになったときに、
ズボッとやります(笑)
2、3秒するとスーッと熱が引いていくんですよー

ぜひ笈ヶ岳へ

あっ、ヒップソリは忘れずに(笑)
2013/4/29 10:43
ムックでございます(笑
はいはい、ムックでございますよ

私も先ほどレコアップしました

いやはや偶然ってあるんですね、ビックリしました

それとコムレケアありがとうございました。あの効き目は驚きです。
ええ、もちろん帰りに早速ドラッグストアで買いました
あ!私、小●製薬の回し者ではありませんがねww

今年は船窪小屋ご一緒したいですね、トキちゃんいるかな
2013/4/29 15:42
ガチャピンでございます(笑)
お疲れ様でした

ヒップソリも含めて、凄い偶然
おかげで楽しい山行でした

針ノ木古道で行きたいですね、船窪小屋
2013/4/29 21:28
プロフィール画像
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