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Yamareco

記録ID: 2908677
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

ヤマイチの下見で醍醐寺へ

2021年02月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:07
距離
26.0km
登り
1,409m
下り
1,426m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
0:24
合計
7:07
距離 26.0km 登り 1,411m 下り 1,426m
9:44
22
スタート地点
10:07
1
10:08
7
10:15
10:17
10
10:27
36
11:03
11:08
18
11:26
11:27
18
11:45
11:46
11
11:57
24
12:21
12:23
16
12:39
36
13:15
13:18
71
14:29
14:32
19
14:51
14:56
7
15:03
15:04
38
15:42
15:43
68
天候 晴れ時々小雨
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
復路:京都市営地下鉄小野駅
コース状況/
危険箇所等
特に危険な場所はなかった
蹴上からスタート。まずは日向大神宮を通過
2021年02月07日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 10:15
蹴上からスタート。まずは日向大神宮を通過
大文字山の道には台風の倒木が多数残る
2021年02月07日 10:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 10:31
大文字山の道には台風の倒木が多数残る
大文字山三角点に寄った
2021年02月07日 11:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 11:06
大文字山三角点に寄った
如意ヶ岳へ向かう
2021年02月07日 11:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 11:10
如意ヶ岳へ向かう
如意ヶ岳の航空保安施設
2021年02月07日 11:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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如意ヶ岳の航空保安施設
このガードレールの切れ目から如意越道へ
2021年02月07日 11:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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このガードレールの切れ目から如意越道へ
如意越道はところどころトラロープ
2021年02月07日 11:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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如意越道はところどころトラロープ
早尾神社へ下る分岐点通過
2021年02月07日 11:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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早尾神社へ下る分岐点通過
長等山山頂にも寄った
2021年02月07日 11:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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長等山山頂にも寄った
三井寺へ向かう分岐通過
2021年02月07日 12:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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三井寺へ向かう分岐通過
小関越へはここを下る
2021年02月07日 12:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 12:14
小関越へはここを下る
小関越手前の倒木処理の現場
2021年02月07日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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小関越手前の倒木処理の現場
小関越に出た
2021年02月07日 12:21撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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小関越に出た
逢坂山通過
2021年02月07日 12:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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逢坂山通過
鋭角ターン。左上から来て右奥へ
2021年02月07日 12:44撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鋭角ターン。左上から来て右奥へ
ここも鋭角ターン。右奥から来て左下へ
2021年02月07日 12:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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ここも鋭角ターン。右奥から来て左下へ
逢坂山歩道橋直前は急に下る
2021年02月07日 13:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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逢坂山歩道橋直前は急に下る
逢坂山歩道橋で国道1号線を越える
2021年02月07日 13:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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逢坂山歩道橋で国道1号線を越える
国道1号線の大谷付近
2021年02月07日 13:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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国道1号線の大谷付近
歩道橋の先には長い階段が…
2021年02月07日 13:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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歩道橋の先には長い階段が…
階段の後もぐいぐい上る。その途中にあった休憩所
2021年02月07日 13:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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階段の後もぐいぐい上る。その途中にあった休憩所
あー,また階段や…
2021年02月07日 13:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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あー,また階段や…
めちゃ長いやん,この階段
2021年02月07日 13:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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めちゃ長いやん,この階段
今度は石の階段か…
2021年02月07日 13:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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今度は石の階段か…
えー,まだあるのぉ??
2021年02月07日 13:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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えー,まだあるのぉ??
疲れた足には辛い…
2021年02月07日 13:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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疲れた足には辛い…
階段終わると緩い傾斜の快適な道。この分岐の先に音羽山路傍休憩地があるって
2021年02月07日 14:10撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 14:10
階段終わると緩い傾斜の快適な道。この分岐の先に音羽山路傍休憩地があるって
音羽山路傍休憩地に寄ってみた
2021年02月07日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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音羽山路傍休憩地に寄ってみた
音羽山路傍休憩地にはトイレがあった
2021年02月07日 14:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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音羽山路傍休憩地にはトイレがあった
尾根を歩くと気づくと音羽山山頂。写真の右に行くと山頂。牛尾観音に行くのはここを左へ
2021年02月07日 14:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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尾根を歩くと気づくと音羽山山頂。写真の右に行くと山頂。牛尾観音に行くのはここを左へ
音羽山山頂に到着。でも風が強く送電線が唸ってた
2021年02月07日 14:29撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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音羽山山頂に到着。でも風が強く送電線が唸ってた
牛尾観音への下りにて。パノラマ台への分岐点にて(牛尾観音側の分岐点にて)
2021年02月07日 14:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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牛尾観音への下りにて。パノラマ台への分岐点にて(牛尾観音側の分岐点にて)
もうちょいで牛尾観音
2021年02月07日 14:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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もうちょいで牛尾観音
牛尾観音に到着
2021年02月07日 14:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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牛尾観音に到着
写真の左上から下りてきた
2021年02月07日 14:56撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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写真の左上から下りてきた
牛尾観音の入口にある鬼の像
2021年02月07日 14:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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牛尾観音の入口にある鬼の像
牛尾観音の黒門。牛尾観音へは黒門の向こうの階段登ってもいいし,黒門右の車道を登ってもいける
2021年02月07日 15:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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牛尾観音の黒門。牛尾観音へは黒門の向こうの階段登ってもいいし,黒門右の車道を登ってもいける
黒門下の広場。すぐ向こうが桜の馬場
2021年02月07日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 15:04
黒門下の広場。すぐ向こうが桜の馬場
桜の馬場付近にあるエコランド音羽の杜への道。今はトンネルできてこの道はあまり使われてないかな?
2021年02月07日 15:04撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 15:04
桜の馬場付近にあるエコランド音羽の杜への道。今はトンネルできてこの道はあまり使われてないかな?
鉄の橋を渡って左に行くと高塚山へ
2021年02月07日 15:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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鉄の橋を渡って左に行くと高塚山へ
苔滑洸の滝だって。鶏はいない
2021年02月07日 15:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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苔滑洸の滝だって。鶏はいない
沢沿いを上る。正面の構造物はエコランド音羽の杜へトンネル通って行く道みたい
2021年02月07日 15:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 15:16
沢沿いを上る。正面の構造物はエコランド音羽の杜へトンネル通って行く道みたい
尾根に出た。右に行くと高塚山。左に行くと上醍醐に行けるって。後で調べて初めて醍醐寺が上醍醐から始まったことを知った
2021年02月07日 15:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2/7 15:37
尾根に出た。右に行くと高塚山。左に行くと上醍醐に行けるって。後で調べて初めて醍醐寺が上醍醐から始まったことを知った
高塚山まではほぼ水平移動
2021年02月07日 15:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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高塚山まではほぼ水平移動
高塚山通過
2021年02月07日 15:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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高塚山通過
高塚山から下ると長尾天満宮横の皇大神宮裏手(写真右奥)に出た
2021年02月07日 16:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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高塚山から下ると長尾天満宮横の皇大神宮裏手(写真右奥)に出た
皇大神宮前の階段を下る
2021年02月07日 16:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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皇大神宮前の階段を下る
醍醐寺の唐門
2021年02月07日 16:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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醍醐寺の唐門
醍醐寺の西大門(仁王門)を振り返った
2021年02月07日 16:24撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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醍醐寺の西大門(仁王門)を振り返った
醍醐寺の総門の向こうに西大門
2021年02月07日 16:25撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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2/7 16:25
醍醐寺の総門の向こうに西大門
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

 2021年2月7日(日)にヤマイチ(山科一周)の下見とトレーニングを兼ねて,如意ヶ岳から長等山,音羽山,牛尾観音,高塚山経由で醍醐寺まで歩いた。うまくいけばいきなりヤマイチ達成もありうるか,と思ったが,出発が遅かったので醍醐寺までとしておいた。蹴上の手前も少し歩いていたので,歩行距離は 26km 程度となった。

 ヤマレコや YAMAP で,結構多くの人がヤマイチしてるレコを見て,私もヤマイチやってみたいと思った。ヤマイチのルートは人によって微妙に異なるが,多くの人が歩くコースは,伏見稲荷から大文字山への京都一周トレイル,大文字山から三井寺付近,小関越,逢坂山を越えて大谷まで,大谷から音羽山,牛尾観音,高塚山,醍醐寺まで,醍醐寺から伏見稲荷まで,という感じになっている。私は京都一周トレイルは京都市内の全区間歩いたことがあり,大文字山から三井寺まで往復したこともある。しかし,三井寺から南の区間は歩いたことがなく,傾斜の具合や距離感,分岐点でどちらに行くべきか,などわからないことが多い。そこでヤマイチの下見とトレーニングを兼ねて,蹴上からヤマイチのコースを歩いてみた。

 今回はいきなりヤマイチの達成は目指さず,少なくとも大谷まで行くことを第一の目標にした。そこでまだ余力があるなら音羽山まで行こうと考えた。さらに行けそうなら高塚山を越えて醍醐寺に行き,可能なら伏見稲荷まで歩いておきたいと思った。稲荷山まで行ければ後はよく知っている京都一周トレイルなので,次回ヤマイチができる,と考えた。しかし,いきなり無理しても,と思ったので,とりあえず大谷までいければいいや,ぐらいの気持ちでいた。ただ,そのせいで朝イチのモチベーションが上がらず,ついのんびりと出発してしまった。もう少し早く出ていれば,伏見稲荷までは行けたかもしれなかったのだが…。また,のんきにどこかでカップヌードルを食べれれば,と思って,バーナーセットとカップヌードル用の水も持ったので少々荷物が重めになってしまった。それも後半の疲れにつながったと思う。

 出発したのは午前9時を過ぎていた。蹴上で疏水を越えたのは午前10時を回っていた。 予定ならその辺りは午前7時やったのになぁ…。でも,まぁ,大谷まで行ければいいや,ぐらいに思っていたので全然焦ってはいなかった。ただ,そこまででいいや,と思うと,逆にトレーニングをしなきゃ,と思って,大文字山三角点までのペースを上げてしまった。あれは良くなかった。そこで結構疲れてしまい,音羽山への登りがめっちゃしんどかった。特に東海自然歩道特有の長い階段がしんどかった。 東海自然歩道って,そもそも急斜面を直登するルートにするから長い階段が必要になると思っている。あの階段はなんとかしてほしい,といつも思う。

 蹴上から大文字山の三角点までは1時間程度で登った。荷物が重めで走ってないのでめちゃめちゃ早いわけではないが,それなりの時間で登れたと思う。それで疲れてしまったが…。そこから如意越道を歩いて小関越を目指した。三井寺への分岐までは歩いたことがあったので,あまり気にせず歩けた。またせっかくなので長等山の山頂にも寄っておいた。長等山山頂では女性二人組に三角点の場所を聞かれた。長等山の三角点は長等山山頂ではなく,長等山テラスのある尾根にあるので間違えやすいみたい(あってるよね?)。

 三井寺への分岐を過ぎてからは初めてのルートだった。分岐後はアップダウンも少なく歩きやすかったが,小関越へ下る分岐で一度間違えてしまった。まっすぐ行って送電鉄塔の横を歩くのかと思ったら,左下に下っていくのが正解だった。その時はスマホの GPS を使ってルートを確認して事なきを得た。小関越に向かっては沢に沿って下るが,小関越の手前で台風による倒木の処理作業をしていて,山肌がむき出し状態でちょっと異様な感じになっていた。ま,仕方ないと思うが…。

 小関越からは逢坂山を越えるが,出だしの区間が思ったよりも急斜面でしんどかった。最初の大文字山への登りで疲れてしまったのがこの辺りで効いてきた。水平移動や下りならいいのだが,ちょっときつい登りがくるとてきめんペースが落ちた。それでも急斜面はすぐ終わったので,あとは比較的緩やかな傾斜の道を歩いて逢坂山にたどり着いた。そこからは一度鋭角に曲がって尾根に沿って大津の方に向かい,途中でまた鋭角に曲がって大谷に向かう。その辺りでも念のために GPS で大きくルートを外してないかを確かめながら歩いた。

 大谷にたどり着いたのは午後1時半前だった。まだ時間もあるし,トレーニングにはもう少し歩きたいと思い,音羽山に向かうことにした。音羽山の上でお湯を沸かしてカップヌードルを食べたいなぁ,と思ったのもあるが…。逢坂山歩道橋で国道1号線を越えると,そこから一気に音羽山に向かう。そこは東海自然歩道の一部なのだが,いきなり東海自然歩道の洗礼を受けてしまった。東海自然歩道は急な斜面を階段で一気に登ることが結構ある。比叡山の夢見が丘に向かうルートも長い階段があるし,比叡山の横川から仰木峠に向かう辺りにもやたらと階段がある。逢坂山歩道橋から音羽山へのルートでも前半に長い階段がある。逢坂山歩道橋のちょっと先にしばらく階段があり,その先ある程度の傾斜で登った後に再び長い階段が待っている。今回は出だしの大文字山で疲れたのと,荷物が重め,というのが災いして,逢坂山歩道橋から先は階段地獄状態だった。いやぁ,しんどかった。元気ならもうちょっとましに登れるかなぁ…??

 階段地獄を登りきると,尾根上の傾斜の緩いルートとなる。目安としては,山の中にいきなりカーブミラーが出てくる。その辺りから先は傾斜が緩め(傾斜がないわけではない)になる。そこからだらだらと登ったりして進むと音羽山につく。途中,大津駅の方に下る分岐や,公衆トイレのある音羽山路傍休憩地もある。音羽山山頂はベンチが多数あり,休憩にはもってこいの感じだった。しかし,大谷から登り始めた頃から晴れていた空が曇りだし,音羽山山頂に着いた頃には細かい小雨がぱらついていた。また風が強く,じっとしてるとかなり寒そうだった。また,音羽山山頂にある送電鉄塔が風で唸っているみたいで,微妙な音がしていた。そこで音羽山山頂で休憩するのはやめて牛尾観音から高塚山経由で醍醐寺を目指すことにして,さっさと出発した。

 音羽山の山頂からは少しバックして,パノラマ台・石山寺方面に行かないといけない。しかし,地図も見ずに山頂の向こうに進み始めてしまった。ただ,ふと,こっちであってるのか?と思い,GPS を見てみると,見事に間違えていた。そこで山頂から少し戻ってパノラマ台方面に下った。ルートはそこから一度南に向かう。途中膳所本町へ向かう分岐が左下に下っている。そこを通過して進むとやがて右にトラバース路,正面に上り,という分岐がある。そこは,右に行くと牛尾観音,正面を上るとパノラマ台から石山寺あるいはパノラマ台から千頭岳に向かうルートになっている。人によっては千頭岳を経由してヤマイチとする人もいるが,今回は牛尾観音に下るルートを歩くことにした。

 トラバース路が終わると分岐があり,右下に下ると牛尾観音に行ける。左上に行くとパノラマ台へのルートに合流するみたい。牛尾観音への道はそこからどんどん下っていく。途中2回送電鉄塔の横を歩く。最初の鉄塔は音羽山山頂の鉄塔からケーブルが繋がっている鉄塔であり,2個目の鉄塔は牛尾観音に近いあたりにある。最後に鋭角にターンしてしばし下ると牛尾観音にたどり着く。牛尾観音からは車道と登山道があるが,車道にある鬼の像に気を引かれてつい車道を下ってしまった。ちょっとだけ車道の方が遠回りだったかもしれない。右下に下る階段があるなぁ,と思ったが,後で地図を見るまで歩道とは気づかなかった…。

 牛尾観音の下にある黒門前を通過すると少し広い場所にでる。そこは一般の車を駐車するのによさげな場所だった。その先で沢を越えて左に行くと高塚山に行ける。そこは桜の馬場という場所らしい。そこからはエコランド音羽の杜へ行く舗装路もあるが,しっかりとゲートが閉まっていた。その横の沢をさかのぼると高塚山に行ける。今回はそのルートを歩いていると上からモトクロスバイクの集団が下ってきた。結構年配の人もいたがいろんな趣味があるもんだと思った。

 高塚山までは沢に沿ってだらだらと上る感じだった。傾斜はいうほどきつくは感じなかった。やがて尾根にでると,ほぼ高塚山山頂と同じ高度になっていて,上醍醐への分岐となっていた。醍醐寺の創建は上醍醐からで,いわゆる醍醐寺は下醍醐と呼ばれて後で作られた,というのは家に帰ってから知った。まだまだ知らないことが多いなぁ…。とりあえず今回は高塚山経由で下った。高塚山山頂には三等三角点があった。それ以外は山頂らしい感じは見受けられなかった。一応札がぶらさげてあったが…。

 高塚山からはひたすら下った。その頃になると天候も回復して西日が差してきた。ただ,かなり日が傾いたが感じがして,そこから稲荷山まで行くのはやめておこうと思った。高塚山から醍醐寺までは比較的長く感じた。早く下りたいと思っていたからかもしれないが…。やがて下界に出たが,出た所は長尾天満宮のそばの皇大神宮という場所だった。てっきり醍醐寺のど真ん中に出ると思っていた。皇大神宮から長い階段を下ると醍醐寺(下醍醐)中を通過して旧奈良街道に出ることができた。

 醍醐寺に着いたのは午後4時半頃だった。初夏とか夏ならまだしばらく時間があるが,今回は日が短い季節なのでさっさと地下鉄で帰ろうと思った。そこで,旧奈良街道を歩き,地下鉄の小野駅を目指した。近いのは地下鉄の醍醐駅だが,ヤマイチでは小野駅近くを西に行くのがよくあるルートみたいなので小野駅まで歩き,そこから地下鉄に乗って帰った。

 今回はヤマイチの下見と称して蹴上から醍醐寺まで歩いてみた。次回は少し荷物を減らして,ぜひヤマイチを達成したいと思っている。

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