武尊山
- GPS
- 12:30
- 距離
- 60.0km
- 登り
- 2,091m
- 下り
- 2,734m
コースタイム
(コースログは止めるのを忘れ車での移動も入っていますので参考にはなりません)
天候 | 快晴と言っていいでしょう |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく標識、リボン等が少ない山ですね。春(残雪時)は来ないでってことでしょうかね。地図がなかったらビバークでした。 |
写真
感想
まいりました!
連休を利用し巻機山と谷川岳に登ろうと師匠(高校時代の同級生で登山部)と計画。初日巻機山を目指すもホワイトアウトと新雪によるルートロスにより勇気ある撤退。
翌日は谷川岳の予定でしたが、巻機山の雪の状況から厳しいのではと弱気の推測(これは小生の判断)。雪でも安全そうな武尊山に変更。地図も谷川岳と一緒ということもあり決めましたが、これだけは後述しますが正解でした。
武尊神社近くの登山口から林道を約30分。本来なら車で来れるルートですが、崩落、落石で通行止めのため、30分のロスで本来の登山口に到着。
前夜同泊の紳士3人のグループと遭遇。ルートを聞くと同じ手小屋避難小屋ルートとのこと。時間的には最短に見えるのでそのコースを選びました。しかし昔の人は良く言ったもんです、急がば回れ。
コースをスタートした時点でルート探しが始まり、結局は正しいルートだったのですが急登、薮こきのようなルートをたどることになり、軽アイゼンの3人グループは撤退を余儀なくされました。我々はたまたま谷川岳に登る計画だったので12本歯のアイゼンだったので先に進めましたが、これが良かったのかどうかは微妙です。
手小屋避難小屋を目指し進みますが、この辺りで既に3時間近くが経過。践み跡も無く心配になるルートです。
実は昨日巻機山を撤退したこともあり、早めに登山口まで着けそうだったので避難小屋に泊まれば翌日楽だよねなどと言う甘い計画を立てたものの、林道が通行止めで断念し、民宿に泊まることになったのですが、もし向かっていたら遭難でした。地図上では1時間半程度となっていますが。
師匠の体調が優れず、避難小屋を過ぎた辺りで昼食。既に12時を過ぎており、頂上までたどり着けるか心配に。
昼食後しばらく行くと、践み跡が出てきて一安心。すると上方から下山者が。素敵なカップル(ご夫婦だと思いますが)にお会いすると、もと来た道を戻られるとの事。
と言う事は我々が辿っているルートはこのカップルのものと言うことのようです。
後一時間位で頂上ですよと言うお言葉と頂上は賑わっていると言うお話に元気付けられ頂上を目指します。
頂上手前のガイドブックによれば梯子と鎖の急登ルートは雪で埋まり、先ほどのカップルが開いてくれた直登ルート(本当に垂直じゃないかと思えるような)をよじ登り頂上に向かいます。
14:30近くに頂上に到着。1時間位が結局2時間位になり、下山時間を心配しなければならないことに。
帰りは比較的緩やかな(印象でしかありませんでしたが)剣が峰コースを採る予定でしたが践み跡も無く、来たルートを戻ろうとした時、剣が峰に続く践み跡を発見。剣が峰を目指しますが、大変貴重な経験をする事に。
践み跡を辿り剣が峰の近くまで来ても分岐するルートが判りません。地図上では剣が峰頂上まで5分の所を右とありますが、践み跡も標識もありません。辿ってきた践み跡は剣が峰に向かったまま消えてしまいます。
右に向かった践み跡を見つけますが余りの急坂に引き返しています。
もう16時になりなんととする状況で、武尊山まで引き返し元の道を辿るのは不可能に近く、師匠の体調が悪い中、地図を頼りに剣が峰からのルートを行く事を決断。
タカオドシ沢に沿った尾根を下れば今日登って来たルートに出る事を確信して急坂を下ります。雪がありほとんど真っすぐ下る事ができ、時間は大分短縮できましたが沢が多く、渡河に時間と体力を使うルートです。
途中何の標識もリボン等の目印も無く、古い践み跡もありましたが途中で消えており、践み跡だと思ったら熊の足跡だったりで(このルートには結構ありました)随分心細い思いをしました。
途中ルートを間違えたようで、武尊沢の右の尾根を行かなければならないところを、谷へ向かっていることに気づき、沢から薮こきして尾根に戻リます。
その尾根を少し下っところ朝登った林道に出くわし、何とか下山する事ができました。
我々の計画と下調べの甘かった点は多いに反省しますが、しかしなんと標識、目印の少ない山であることか。せめて分岐点位標識出して欲しいと思うのは我々位なんでしょうかね?
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