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Yamareco

記録ID: 294796
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

蛭ヶ岳南尾根【玄倉〜ユーシン〜蛭ヶ岳〜姫次〜東野】

2013年05月05日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.9km
登り
1,405m
下り
1,331m

コースタイム

8:15 玄倉バス停
10:00 ユーシン分岐
11:15−11:30 蛭ヶ岳南尾根取り付き
・・・途中、脚が攣って15分くらい休憩
13:15−13:40 蛭ヶ岳南尾根
14:30 姫次
16:00 東野バス停
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新松田駅7:20のバスで玄倉まで。
人が多かったので、7:10に臨時バスが出ていました。
コース状況/
危険箇所等
南尾根は全て危険箇所だと思います。
テープはかなりありますが、既に廃道となっていて手入れが殆ど行われていないので、足元は不安定です。
浮石や脆くなった岩が多く、安易に足をかけると落石させてしまったり、下手すれば滑落の可能性もあります。
樹木も立ち枯れでスカスカのものがあり、体重をかけると折れてしまうものが多数あります。
尾根に乗ってしまえばずっと尾根道ですが、シカ道が多数あるので踏み跡を辿ると道を外します。
登る際は、自己責任で!!
玄倉ダム。
エメラルドグリーンの湖面が美しいです。
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玄倉ダム。
エメラルドグリーンの湖面が美しいです。
ユーシン分岐。
ユーシンには寄らず、そのまま熊木沢に向かいます。
ユーシン分岐。
ユーシンには寄らず、そのまま熊木沢に向かいます。
木の向こう側に熊木沢ダム。
玄倉ダムよりも淡いエメラルドグリーンです。
木の向こう側に熊木沢ダム。
玄倉ダムよりも淡いエメラルドグリーンです。
お決まりのハシゴ。
2年前に来たときは、ハシゴがなくて渡渉しました。
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お決まりのハシゴ。
2年前に来たときは、ハシゴがなくて渡渉しました。
第一堰堤。
第一堰堤と第二堰堤は、左岸(進行方向右側)から越えます。
第一堰堤。
第一堰堤と第二堰堤は、左岸(進行方向右側)から越えます。
第二堰堤を超えたらすぐ渡渉して右岸(進行方向左)に渡ると、林道(廃道)が現れます。この林道をひたすら辿ると・・・
第二堰堤を超えたらすぐ渡渉して右岸(進行方向左)に渡ると、林道(廃道)が現れます。この林道をひたすら辿ると・・・
お決まりの赤い廃車に到着!
蛭ヶ岳南尾根のシンボルですな(笑)
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お決まりの赤い廃車に到着!
蛭ヶ岳南尾根のシンボルですな(笑)
赤い廃車近くの看板には、進む方向が書いてあります。
渡渉して取り付きます。
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赤い廃車近くの看板には、進む方向が書いてあります。
渡渉して取り付きます。
ココにも赤ペンキで書いてあるので、迷うことはありません。
取り付きから尾根に出るまでが少しわかりにくいので注意!
尾根に乗ってからも、シカ道に惑わされないように。。。
ココにも赤ペンキで書いてあるので、迷うことはありません。
取り付きから尾根に出るまでが少しわかりにくいので注意!
尾根に乗ってからも、シカ道に惑わされないように。。。
蛭ヶ岳山頂!
視界はイマイチで、富士山は見えませんでした。
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蛭ヶ岳山頂!
視界はイマイチで、富士山は見えませんでした。
南尾根からの登山口。
ロープが張ってありますが、明らかに踏み跡があるのでわかります。
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南尾根からの登山口。
ロープが張ってありますが、明らかに踏み跡があるのでわかります。
途中で見た山桜(かな?花の名前はよくわかりません・・)
癒されました。
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途中で見た山桜(かな?花の名前はよくわかりません・・)
癒されました。
天気は良かったけど、姫次からも富士山は見えませんでした。残念!
天気は良かったけど、姫次からも富士山は見えませんでした。残念!

感想

反省ばかりの登山になってしまいました…

仕事が忙しくて中々休めないけど、1ヶ月も登山に行けないとストレスも溜まってくるので、何とか時間を作って蛭ヶ岳南尾根に行って来ました。

蛭ヶ岳南尾根を登るには、ユーシンを経由しないといけませんが、ユーシンまでは雨山峠を越えるか玄倉林道を10キロ歩かなくてはなりません。今回は体力を温存してから南尾根に挑戦したかったので、アップダウンのある雨山峠ではなく玄倉林道を選択しました。
…が、これが過ちの始まりでした。

自分は身体がとっても固いので、普段は登山開始時にストレッチを15〜20分くらい行うんです。でも今回は林道歩きが南尾根取付きまで続くので、歩いていれば身体も暖まるだろうとと思い、ストレッチせずに歩きはじめてしまいました。

林道歩きは単調でそれほど疲れる事もないので、何となく休憩する気にならず、途中でお腹が空いても行動食も水分も取ることなく、南尾根取付きの廃車のところまで一気に歩いてしまいました。
ここでやっと休憩ですが、歩いているうちに空腹をあまり感じなくなってしまい、ウィダーインゼリー1つだけしかとりませんでした。普段なら行動中にチョコチョコ食べていたので、明らかにエネルギー不足です。
でも、そのまま南尾根を登り始めました。

蛭ヶ岳南尾根、取付きから山頂までかなりの急斜面です。特に登りはじめから尾根に乗るまでは少しわかりにくく、足元もかなり不安定です。慎重に登りますが、あっという間にヘロヘロになってしまいました。

廃道とはいえ、数年前までは一般登山道だったので、テープは多数あります。しかし、テープの数以上にシカ道が多数分岐しています。今回は廃道だったので事前に十分地図を読み込み、登山道は尾根沿いであることを認識していたのにもかかわらず、シカ道に誘われて歩いているうちに尾根が遥か上に見えるようになってしまいました。

これは明らかに道を外した事を認識したので、登れそうな箇所を選んで登山道に復帰しようと思ったところ、足をかけた大きな岩が周りの土と一緒に崩れ、落石させてしまいました。登山道ではなかったので下に人はいませんでしたが、自分にも周りにも危険な行為です。ヒヤっとしました。

何とか登山道に復帰できたので、今度は尾根を外さないように慎重に歩きました。しかし、どこかで焦りがあったのか、相変わらず殆ど食べ物を口にせず登っていきました。それでも、山頂まであと少しのところまでは順調に登って行きましたが、今度は脚が攣る前兆が出てきました。さすがに少し休憩しましたが、もう山頂まで後僅かなのはわかっていたので、また登り始めました。

すると、休憩から5分もしないうちに、完全に脚が攣ってしまいました。それも、右足ふくらはぎと左足内転筋の両方を同時です。1ヶ月ぶりの登山、ストレッチ不足、シャリバテ、それに道迷いの焦りもあったかもしれません。本当に後悔しましたが、こうなると焦っても仕方ないので座れる僅かなスペースでお昼ご飯を食べる事にして、痛みが引くのを待ちました。

15分程で何とか歩けるまで復帰したので、慎重に山頂を目指し、山頂直下のトゲトゲ攻撃も突破し、休憩から15分で山頂に到着しました。やっと一安心です。

下山は、当初臼が岳南尾根を下る事を考えていましたが、この脚では危険すぎます。無理せず姫次から東野バス停に下山しました。幸い、下山では脚は全く問題ありませんでした。

登山は、本当に油断は禁物ですね。
反省です…

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コメント

rikulikuさん、こんばんは!
拙レコにコメント頂きありがとうございました。
遅コメすいません

南尾根は足元が崩れやすく、自分も滑落しないように必死でした。蛭ケ岳山頂でやっと、生きた心地がしましたよ

自分は往復キップだったので、大倉に下山しましたが、話をさせてもらった時はサクっと東野に下るのも、いいなとうらやましかったです〜

お互いケガなくこれからも登山を楽しみたいですね、では
2013/5/10 21:10
こちらにもありがとうございます!
kozyさん、こちらにもコメントありがとうございます!

自分は脚が攣りやすいのでいつも気を付けていたのですが、最近は大丈夫だったので油断してしまいました

kozyさんのレポ拝見しましたが、とても参考になるルートが多くて勉強になりました

またどこかの山でお会いしましょう
2013/5/12 15:25
拾いもの
ヤマコレ拝見しました。
 
私は6日に玄倉-熊木沢-蛭ケ岳南尾根-棚沢ノ頭-熊木沢のコースでした。 林道歩きは長いですね。
 
私も赤い車の取り付きから尾根に上がるところがズルズルで難儀しました。 帰りは南尾根を下るのはやめて棚沢ノ頭から下りました。
 
ところで赤い車のところでホイッスルとナイフが付いた道具を拾いました。 汚れてなかったので、前日か当日に登山・下山された方が落としたのと思いますが、蛭ケ岳山荘の人に渡しておきました。 

次は箒杉沢から丹沢山への直登を目指しています。
2013/5/16 20:27
ありがとうございます。
old-diverさん、ご連絡ありがとうございます。
残念ながら自分のものではないです。

確かに取り付きから尾根までは道がわかりにくくてズルズルでしたね。自分もとても苦労しました。

帰りは棚沢の頭コースもチラっと頭に浮かんだんですが、玄倉まで林道を歩く精神力がキツイと思い、一番ラクなコースを選びました。
林道歩きは、体力より精神力を使います(笑)
2013/5/17 16:22
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