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Yamareco

記録ID: 2960869
全員に公開
ハイキング
丹沢

煤ケ谷〜札掛峠道と大山

2021年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
23.2km
登り
1,949m
下り
1,949m

コースタイム

日帰り
山行
9:15
休憩
0:35
合計
9:50
6:50
5
清川道の駅駐車場
6:55
0:00
70
8:05
0:00
50
8:55
0:00
50
丸渕
9:45
0:00
55
10:40
0:00
40
11:20
0:00
55
12:15
12:45
20
13:05
0:00
15
13:20
0:00
25
13:45
13:50
40
14:30
0:00
35
15:05
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30
16:40
0
16:40
清川道の駅駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
清川道の駅駐車場利用。この時間ガラガラ。トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
物見峠〜丸渕間は廃道を含みます。札掛吊り橋〜境沢ノ頭はVRでありRF、急登があります。地図、コンパス等必要。自己責任でお願いします。

地図は手動です。正確さにかける可能性あります。要注意。
その他周辺情報 清川道の駅横にドラッグストアあり。
煤ケ谷BSの横の道を入ります。
2021年02月27日 06:54撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 6:54
煤ケ谷BSの横の道を入ります。
民家の紅、白、枝垂れ梅が見事。
2021年02月27日 06:57撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 6:57
民家の紅、白、枝垂れ梅が見事。
三峰山には行かないので物見峠方面へ。
2021年02月27日 07:44撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 7:44
三峰山には行かないので物見峠方面へ。
崩壊の途中といった感あり。
2021年02月27日 08:03撮影 by  CX2 , RICOH
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崩壊の途中といった感あり。
物見峠の看板
2021年02月27日 08:10撮影 by  CX2 , RICOH
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物見峠の看板
案内通りに進む。かなり急な階段を下りていきます。
2021年02月27日 08:10撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 8:10
案内通りに進む。かなり急な階段を下りていきます。
すぐ下の物見隧道脇へ。
2021年02月27日 08:15撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 8:15
すぐ下の物見隧道脇へ。
唐沢林道でしばらく進み、途中から廃道コースへ。
2021年02月27日 08:24撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 8:24
唐沢林道でしばらく進み、途中から廃道コースへ。
かなり崩壊しており。途中から沢に降りたほうが楽。
2021年02月27日 08:25撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 8:25
かなり崩壊しており。途中から沢に降りたほうが楽。
ピンぼけ。廃道になる前に設置された看板。
2021年02月27日 08:34撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 8:34
ピンぼけ。廃道になる前に設置された看板。
丸渕付近にセラドン石を大量に含んだ岩あり。満月の夜に光り出して、この岩からゴジラが生まれ(妄想)。鍋嵐の向こう側にあるというゴジラの背を思い浮かべると妙なリアリティ。ないな。
2021年02月27日 08:50撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 8:50
丸渕付近にセラドン石を大量に含んだ岩あり。満月の夜に光り出して、この岩からゴジラが生まれ(妄想)。鍋嵐の向こう側にあるというゴジラの背を思い浮かべると妙なリアリティ。ないな。
廃道に残る看板その2。丸渕付近。唐沢林道からでも降りてこられるし、その方が早い。
2021年02月27日 08:52撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 8:52
廃道に残る看板その2。丸渕付近。唐沢林道からでも降りてこられるし、その方が早い。
思っていたより小さいけど
2021年02月27日 08:53撮影 by  CX2 , RICOH
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思っていたより小さいけど
秘境感もあり。
2021年02月27日 08:53撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 8:53
秘境感もあり。
ここから先は舗装路歩きに変更。
2021年02月27日 09:01撮影 by  CX2 , RICOH
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ここから先は舗装路歩きに変更。
一ノ沢峠へ上がる階段あり。
2021年02月27日 09:36撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 9:36
一ノ沢峠へ上がる階段あり。
一ノ沢峠の看板。
2021年02月27日 09:51撮影 by  CX2 , RICOH
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一ノ沢峠の看板。
一ノ沢峠のベンチ横には鼻があり。花粉症になりそう。
2021年02月27日 09:46撮影 by  CX2 , RICOH
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一ノ沢峠のベンチ横には鼻があり。花粉症になりそう。
途中荒れ気味。右の橋はトラロープあり。そちらを利用したが大丈夫だった。
2021年02月27日 10:26撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 10:26
途中荒れ気味。右の橋はトラロープあり。そちらを利用したが大丈夫だった。
札掛の歴史。ここは下段。
2021年02月27日 10:33撮影 by  CX2 , RICOH
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札掛の歴史。ここは下段。
札掛橋の横へ到着。
2021年02月27日 10:40撮影 by  CX2 , RICOH
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札掛橋の横へ到着。
札掛〜塩水橋区間の被害が大きかった模様。
2021年02月27日 10:41撮影 by  CX2 , RICOH
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札掛〜塩水橋区間の被害が大きかった模様。
東丹沢詳細地図に鳥居マークあり。それを確認したくて。この裏あたりもモミの大木多し。
2021年02月27日 11:13撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 11:13
東丹沢詳細地図に鳥居マークあり。それを確認したくて。この裏あたりもモミの大木多し。
秦野市との境界線にあるこちらから境沢の頭へ。沢の北側ではなく南側から登って行きます。
2021年02月27日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 11:21
秦野市との境界線にあるこちらから境沢の頭へ。沢の北側ではなく南側から登って行きます。
テープ類はほとんどなし。急登が続く。
2021年02月27日 11:40撮影 by  CX2 , RICOH
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テープ類はほとんどなし。急登が続く。
途中鍋嵐方面が見えて。三角形がいい角度。
2021年02月27日 11:56撮影 by  CX2 , RICOH
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途中鍋嵐方面が見えて。三角形がいい角度。
標高880mで境沢の頭から地獄沢へ下るルートと合流。黄色いピンクテープあり。下りの際は支尾根あり注意です。
2021年02月27日 12:13撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 12:13
標高880mで境沢の頭から地獄沢へ下るルートと合流。黄色いピンクテープあり。下りの際は支尾根あり注意です。
鉄塔の下で昼飯。風が強かったのだが鉄塔下は無風だった。
2021年02月27日 12:18撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 12:18
鉄塔の下で昼飯。風が強かったのだが鉄塔下は無風だった。
大山まであと少しのところで富士山。
2021年02月27日 13:43撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 13:43
大山まであと少しのところで富士山。
立派な階段製作中。ぬかるみ覚悟だったのでありがたし。
2021年02月27日 13:55撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 13:55
立派な階段製作中。ぬかるみ覚悟だったのでありがたし。
看板が完璧にシンクロナイズド得点10.0。不動尻へ降りていきます。
2021年02月27日 14:39撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 14:39
看板が完璧にシンクロナイズド得点10.0。不動尻へ降りていきます。
ツガですか。
2021年02月27日 15:02撮影 by  CX2 , RICOH
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ツガですか。
ミツマタ咲き始め。
2021年02月27日 15:07撮影 by  CX2 , RICOH
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ミツマタ咲き始め。
笑い顔に見えたデカい岩。谷太郎沢に向かう途中。
2021年02月27日 15:21撮影 by  CX2 , RICOH
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2/27 15:21
笑い顔に見えたデカい岩。谷太郎沢に向かう途中。
橋がきちんと全部整備されており。
2021年02月27日 15:34撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 15:34
橋がきちんと全部整備されており。
谷太郎沢に到着。ここからが舗装路歩きで正直しんどい。
2021年02月27日 15:39撮影 by  CX2 , RICOH
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谷太郎沢に到着。ここからが舗装路歩きで正直しんどい。
煤ケ谷の正住禅寺に寄り道
2021年02月27日 16:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 16:29
煤ケ谷の正住禅寺に寄り道
仏果山と縁が深いお寺。
2021年02月27日 16:29撮影 by  CX2 , RICOH
2/27 16:29
仏果山と縁が深いお寺。
サンシュユですかね。
2021年02月27日 16:31撮影 by  CX2 , RICOH
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サンシュユですかね。
白梅満開
2021年02月27日 16:34撮影 by  CX2 , RICOH
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白梅満開
柊南天が露地に。
2021年02月27日 16:36撮影 by  CX2 , RICOH
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柊南天が露地に。
撮影機器:

感想

清川村村域の旧煤ケ谷村と札掛の関係が気になり、今回のコースは煤ケ谷〜物見峠〜一ノ沢峠〜札掛という峠道を選択。

江戸時代、丹沢は幕府直轄の御林となっていたそうで、巡回の札を大ケヤキにかけたことから札掛という地名になったそうだ。そして一ノ沢峠〜物見峠のあたりも巡回して盗伐の見回りをしていたので物見峠という名になったとか。盗伐しても運べないだろうに、炭にしてから運んだのだろうかとか想像しているうちにタイムスリップ。尾根や沢の名前を見比べながら地図とにらめっこ。

車は清川村道の駅に駐車。まずは煤ケ谷BSの横を入り、仏果山と縁深い正住禅寺の前を通りぬけると登山道に。静かに山歩きスタート。三峰と物見峠への分岐で後者を選択。ここから峠までの区間は荒れているところあり。崩落しかけの雰囲気があるので慎重に通り抜ける。東丹沢詳細地図では赤い実線ルートなのだが注意は必要です。

物見峠に唐沢林道へ下るルートの案内あり。指示に従ってほんのちょっとだけ三峰方面に登ったら右のルートへ。人一人分の急な階段を下り切れば物見隧道の横にでます。ここから先は舗装路。4年くらい前に通ったことはあるのだが、そのときと比べても落石の類ほとんどなし。きれいに整備されていて驚く。県道70号不通区間があるため工事車両はこちらを通っているのかなと想像。違うかも。

カーブを一つ二つ越えて河原がすぐ横に近づいたら下の廃道へ。なるべく当時のルートに忠実に歩きたいという思いもあり。当然ながら斜面沿いは崩壊していたのだが、ピンクテープ多数。水量も少なく迷う心配もないので途中から沢沿いを歩くことにする。踏み跡あり。道であった頃の案内看板もあり。

途中で丸渕到着。2段になっていてその下は渓谷の様相。いいところ。思っていたより小さいのだが、ここは当時から絶好の休憩ポイントだったに違いない。ヒルが居なければ温かくなったら再訪したい場所だと思うのがだが、おるのだろうな。

すぐ真上に唐沢林道がずっと通っているので、そろそろ廃道歩きをやめてそちらへ上がっていく。ここから一ノ沢峠へ上がる階段のところまでは、てくてく林道歩き。それにしてもここの舗装路、セラドン石をまぶしている模様。ちょっとだけ青い気がする。

唐沢林道と分岐して一ノ沢峠へ階段を上がっていき少しすれば一ノ沢峠。この先、一ノ沢考証林と呼ばれるコース。モミの大木を見飽きるくらい眺めながら札掛へ。途中、二ノ沢沿いあたりではコースが荒れています。慎重に進めば問題はないと思われますが、雨後の水量が多いときなどは注意が必要かもしれません。札掛橋までは途中から河原歩きで行きたくなったのだが、渡渉を諦めおとなしくルート沿いへ。

今回の最初の目的地、札掛到着。煤ケ谷から物見峠に上がってしまえば、そこから先のアップダウンの起伏は比較的穏やかな峠道だった。今までヤビツ峠から宮ケ瀬湖へと南北に延びるイメージしかなかったが、今回歩いたことで札掛から小鮎川沿いにある煤ケ谷あたりとの地縁を感じることができた。裏と思っていたところが、昔は表だったような印象も持つ。鍋嵐は黒岩あたりから登ってみたくなる。

つづいて東日本詳細地図に札掛のところにある鳥居マークを確認。当時の面影はなく、小さな社だった。お参りしてからあたりを見渡すと大木がたくさん斜面に生えていて気持ちがいい。札掛の由来の大ケヤキがあったら見たかった。残念ながら昭和12年7月の台風で傷ついて枯死してしまったとのことです。

https://www.yurindo.co.jp/static/yurin/back/413_2.html
有隣堂 座談会わが愛する丹沢(1)


のんびりしすぎたので札掛吊り橋から地獄沢を回らずに境沢ノ頭までショートカット。市村境の境橋から取付きます。村側(北)から登るとかなりの急登らしいので、南の秦野市側のルート選択。とはいうものの、こちらも急登あり。四つ足になって登る区間もあり、例のごとく踵が痛い。下りで使うと支尾根に降りないよう注意が必要と思います。素直に地獄沢から上がってきた方が早かったかもとか思う。空腹のまま登り切れば鉄塔の下で昼食タイム。この時間風が強かったのだが、ここは無風。日当たり良好ありがたし。濃いめのカルピスが今日はうまい。いや、いつも美味いか。

お腹が満たされれば、あとは大山山頂を目指すのみ。山頂では人多し。早々に出発。不動尻を目指します。木の階段が山頂近くまで整備途中。ぬかるみ被害ほぼなし。これもありがたし。

唐沢峠あたり不動尻までモミの大木多数あり。丹沢はモミの木が多くてだんだん当たり前に感じてしまう。仏果山、札掛、不動尻。最近通った道では森林浴を満喫。あとは葉が出るのを待つのみ。ヒルは待たないけどある意味、鎮守に一役買ってるのかも。そんなことを思いながら不動尻。ミツマタ満開まであと少し。春の気配強し。

谷太郎からは林道歩き。これが最後に3000m超。鐘ヶ嶽ルートでもよかったが本日足売り切れ。無難な道を選択。宝尾根のとりつきあたりも調査。そしてまたテクテク歩く。最後、正住禅寺に寄り道。門をくぐり寺の由来を知る。仏果禅師以外にもいろいろとあり。三増峠の合戦の余波で寺延焼とのこと。寺の屋根にはミツウロコの寺紋。これが夕日を浴びてキラキラしていたのが印象的でした。

これで赤線は塩川の滝あたりから蛭ヶ岳までつながりこれも満足。新緑や紅葉の季節にまた訪れたいコースでした。

無事に下山できて山の神様仏さまに感謝です。



せせらぎは モミの林を 抜けて春

信玄に 焼かれし寺の 梅見頃

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