野伏ヶ岳 〜残雪期限定の楽しみ その2〜 [岐阜県 郡上市 白鳥町]
- GPS
- 06:05
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は良い感じに締まってて歩きやすかった。 ワカンは一応持ってったがアイゼンだけで十分だった。 |
その他周辺情報 | ウイングヒルズ白鳥リゾートの近くに満天の湯がある。 |
写真
感想
いよいよ残雪期到来って時期だ。
そんな中でも貴重な晴れなので大切にする。
猿ヶ馬場山と悩んだが、とりあえず野伏ケ岳を登ることにした。
白山中居神社には早く行かないと車が停められない情報があったので、6時半に着いた訳だが時すでに溢れんばかりの車だった。
何とか近くに停められたが、あとから来た人はどうするのか。
ただ、これだけの人が居るという事は安心感もあるから悪い事ではない。
特に雪山初心者の俺にとっては。
準備をして出発する。
溢れんばかりの車を見ながら登山口に向って、暫くしたら圧雪区間に入るので、アイゼンを装備して進む。
雪質は登山口から既に締まっており、踏抜きも一切無く気持ち良く進める。
この前登った大ダワとは全然違かった。
登山道というよりはトレースを進む感じで林道を進みながら、ヘヤピン区間はショートカットでどんどん進む。
最後の林道離れを過ぎて暫く登り続けると、植林から離れ展望も開けた辺りで勾配が増す。
それを登り切るとだだっ広い雪原にたどり着き、ここが和田山牧場跡地になる。
この牧場の空間は素晴らしいもので
圧倒的な広さの雪原は静寂な世界を作り出し、登山道であそこまで車が停まっていることが嘘のような感覚になる。
そして正面にはこれから登る野伏ケ岳がデカデカと佇む姿がカッコいい。
夢見心地の雪原歩きを終えて、トラバース気味に進んでいく。
グルっと半周した辺りで尾根に乗り、後は何も考えずに登るのみとなる。
どんどん視界が広がると共に急坂登りになっていく。
樹林もブナ林から抜け出しダケカンバがポツポツ佇む様になり、山頂手前のピーク直下に差し掛かる。
この直下はこの山行最大の勾配で、一歩一歩がしんどいがゆっくりと確実に登る。
登りきったらあとは山頂まで緩やかな登りをするだけだ。
山頂からは別山で見えなかった白山(御前峰)がお出迎え、360℃の大展望の素晴らしい景色だ。(見える山々は写真の通りで割愛する)
山頂で何故か踏み抜いた場所を休憩場所にし、踏み抜いた穴を活用して物入れにする。
ここで食べるラーメンは格別だった。
素晴らしい景色を十分堪能したら下山に差し掛かる。
やはり気をつけたいのは山頂手前ピークの直下だ。
実は六本アイゼンで挑んでいるので(絶対に真似しないでください)、慎重に下る訳だが、登ってくる人達がかなり多かったのですれ違いに注意した。
何とか急坂下りをやり過ごし、樹林帯に入り道なりに歩くと牧場には行かないルートになって、ここもまた静寂なので好きだった。
暫くしたら林道に合流した。
ショートカットしたりしなかったりして下っていき、最後のヘヤピンをショートカット。
ここは登りでは使わなかったが、最後に急坂下りがあったが問題なかった。
後は車まで戻っておしまい。
夢にまで見た野伏ケ岳登山。
雪山登山はまだまだ初心者だが、誰にも教わる事なく単独だけでここまで歩けるようになったのは嬉しい限りだ。
自分の力だけで何とかする、これは俺の拘りなのでこのスタイルでこれからも挑戦していこう。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する