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Yamareco

記録ID: 298042
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳・一の倉岳・茂倉岳

2013年05月17日(金) ~ 2013年05月18日(土)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
29:07
距離
16.2km
登り
1,523m
下り
2,246m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

【5/18(土)】
<以下道誤まり>
 04:28 谷川岳ロープウェー(谷川岳ベースプラザ)
 04:35 高倉山登山口
 06:20 引き返し
 08:00 高倉山登山口
<以下ロープウェイ・リフト利用>
 08:14 谷川岳ロープウェイ(谷川岳ベースプラザ)
 08:20 谷川岳ロープウェー(天神平駅)
 08:40 峠リフト乗り場
<以下登山>
 08:50 天神峠展望台
 09:32 熊穴沢避難小屋
 10:15 天狗の留まり場
 11:00 谷川岳肩の小屋
 11:08 トマノ耳(1963m)-11:20
 11:33 オキノ耳(1977m)
 11:54 富士浅間神社奥の院
 12:23 ノゾキ
 12:53 一ノ倉岳(1974.2m)
 13:20 茂倉岳(1977.9m)ー13:50
 14:21 茂倉岳避難小屋
 14:45 一ノ倉岳(1974.2m)
 15:35 オキノ耳(1977m)
 15:48 トマノ耳(1963m)
 16:00 谷川岳肩の小屋

【5/18(土)】
 04:20 谷川岳肩の小屋
 04:35 トマノ耳(1963m)-05:48
 06:00 谷川岳肩の小屋-07:00
 07:10 トマノ耳(1963m)--07:30
 07:40 オキノ耳(1977m)-08:55
 09:15 谷川岳肩の小屋
 09:55 天狗の留まり場
 10:25 熊穴沢避難小屋
 11:20 天神峠展望台
 11:25 天神山(1502m)
 11:44 ペアリフト降車場-12:10
 12:29 谷川岳ロープウェー(天神平駅)
 12:45 田尻尾根合流
 13:32 田尻尾根入口
 13:42 白鷺(しらさぎ)の滝
 14:05 谷川岳ロープウェー(谷川岳ベースプラザ)→田尻尾根
天候 5/17(金)
 晴れ
5/18(土)
 晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
【往路】
 5/16(木)
  22:00 入間IC
  24:30 水上IC
  25:00 谷川岳ロープウェー(谷川岳ベースプラザ)
 
【復路】
 5/18(土)
  14:20 谷川岳ロープウェー(谷川岳ベースプラザ)
  14:50 水上IC
  16:20 入間IC
コース状況/
危険箇所等
【谷川岳ロープウェイ】
 土合口駅→天神平駅=全長2,400m/約10分/片道1,200円・往復2,000円
 複式単線自動循環式ゴンドラ(ゴンドラより幅の広い2本のロープで懸垂)が約2分おきに運行
 http://www.tanigawadake-rw.com/


【天神峠→谷川岳肩の小屋】
 ロープウェイ天神平駅を下りると、右手にスキーシーズン終了後も運行している峠リフトがあり、このリフトで天神峠まで行くことができます。
 天神峠から北上して谷川岳を目指します。
 林の中の雪原を抜け、雪のない登山道を登ります。
 雪のない登山道にかわるものの雪渓を3箇所(うち2箇所はロープが設けられています。)トラバースします。
 登山道には、木道や木段も設けられ、赤い壁面の熊穴沢避難小屋、巨岩の天狗の留まり場を経て、徐々にそびえ立つ谷川岳が近づいてきます。
 露岩の登山道の傾斜は徐々に険しくなり、クサリが設けられている箇所もあります。
 右手に広大な雪渓と並走するように登り続けると、ついに登山道は雪で埋もれ、変わって直登の雪渓が待ち構えます。
 雪渓には緑のロープが張られ、雪面はザラメ状で踏み跡もたくさんありました。
 直登の雪渓が終わるとえんじ色の屋根、こげ茶色の壁の谷川岳肩の小屋に到着です。


【谷川岳肩の小屋→一ノ倉岳】
 谷川岳肩の小屋から土留めあるの登山道を進み、大きな露岩のトマノ耳に到着します。
 双耳峰の一つであるトマノ耳からはもう一つの頂、オキノ耳が間近に見えるだけでなく、360度の展望で、近くは至仏山や武尊山、赤城山に苗場山、遠くは会津駒ヶ岳や富士山、八ヶ岳、北アルプスの峰々まで見渡せます。
 トマノ耳から少し下り、短い雪渓を経て登り返し、オキノ耳に至ります。
 山座同定盤はオキノ耳にはなく、トマノ耳にあります。
 オキノ耳から下り、富士浅間神社奥の院、憶出の碑(S28の遭難碑)、絶壁の一ノ倉沢をのぞけるノゾキまで小さなアップダウンの繰り返しになります。
 急登の先に東西に長い一ノ倉岳山頂に至ります。
 一ノ倉岳山頂には、先っぽだけ雪から出た山頂表示と、雪で埋もれたかまぼこ屋根の避難小屋(雪で入れません)があります。


【一ノ倉岳→茂倉岳】
 一ノ倉岳山頂から、西に向かって緩やかに下りながら延びる稜線上に茂倉岳があります。
 稜線は雪に覆われ、最初は笹原に雪が乗っていますが、進むにつれて左右の谷に落ちる雪面のある細い稜線が現れます。
 踏み跡のある雪面には大きな亀裂が生じている箇所もあり、雪崩が発生するのも時間の問題と思われるので注意して進む必要がありました。
 雪面が終わり、短く登り返すと茂倉岳山頂に到着します。
 茂倉岳山頂も360度の展望があります。


【天神平駅→土合口駅(田尻尾根)】
 天神平駅から田尻尾根に向かう登山道があるようですが、雪に覆われているので、登り気味にトラバースして谷川岳方向に進みました。
 本来の合流点は見つけることができず、天神尾根に延びる踏み跡から田尻尾根と判断できました。
 田尻尾根の下り道は、左手に谷川岳を望みながら、所により短い雪面のある登山道で、深い轍のようにえぐられた箇所もあります。
 林道のような広い通りと合流する地点に「田尻尾根入口」と表示がありました。
 ここから先はロープウェイの真下を田尻沢と何度か交錯しながら土合口まで続く道幅の広い登山道になります。


【高倉山登山道】
 高倉山登山道は、田尻尾根に取りつくところを誤まったもので、この登山道は廃道となっているようです。
 谷川岳ベースプラザから舗装路を下りすぎて、谷川岳駐車場の手前に標識がないものの、踏み跡のしっかりした登山道が延びていたので、違和感を感じたものの田尻尾根と誤解をしたものです。
 かなり登り、途中、高倉山登山道を示す朽ち果てた標識があり、誤りを確信したのですが、ならば、このまま進めば天神平に隣接する高倉山経由で行けると、いつもの猪突猛進癖が出てしまいました。
 ところが、次第に木の枝が登山道にまで伸びて進路を阻み、踏み跡もいつの間にか途絶え、雪面に拳大のクマの足跡を見て、「登山道ではなく獣道を歩いているな」と引き返す決断を下しました。
 見上げれば約200m先にロープウェー天神平駅がありました。
谷川岳ロープウェー土合口駅(谷川岳ベースプラザ)
2013年05月17日 04:28撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 4:28
谷川岳ロープウェー土合口駅(谷川岳ベースプラザ)
ゴンドラに乗り込みます
2013年05月17日 08:14撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 8:14
ゴンドラに乗り込みます
ロープウェイ天神平駅前の雪だるま
2013年05月18日 12:29撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 12:29
ロープウェイ天神平駅前の雪だるま
2013年05月17日 09:13撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 9:13
2013年05月17日 09:14撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 9:14
雪渓にロープを設けている方がいました
2013年05月17日 09:25撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 9:25
雪渓にロープを設けている方がいました
熊穴沢避難小屋
2013年05月18日 10:26撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 10:26
熊穴沢避難小屋
クサリ場もあります
2013年05月17日 09:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 9:53
クサリ場もあります
2013年05月17日 09:57撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 9:57
2013年05月17日 10:02撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 10:02
岩場が増えてきました
2013年05月17日 10:06撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 10:06
岩場が増えてきました
天神ザンゲ岩
2013年05月17日 10:41撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 10:41
天神ザンゲ岩
広大な雪渓
2013年05月17日 10:51撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 10:51
広大な雪渓
雪渓を直登します
2013年05月17日 10:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 10:53
雪渓を直登します
谷川岳肩の小屋
2013年05月17日 11:00撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 11:00
谷川岳肩の小屋
トマノ耳(1963m)から朝日岳
2013年05月17日 11:14撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 11:14
トマノ耳(1963m)から朝日岳
オキノ耳も間近
2013年05月17日 11:15撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 11:15
オキノ耳も間近
イワヒバリ
2013年05月17日 11:22撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 11:22
イワヒバリ
オキノ耳(1977m)
2013年05月17日 11:33撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 11:33
オキノ耳(1977m)
万太郎山に続く尾根(左)と苗場山(正面)
2013年05月17日 11:34撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 11:34
万太郎山に続く尾根(左)と苗場山(正面)
富士浅間神社奥の院
2013年05月17日 11:54撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 11:54
富士浅間神社奥の院
一ノ倉に延びる尾根
2013年05月17日 12:08撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:08
一ノ倉に延びる尾根
ノゾキから見下ろす一ノ倉沢
2013年05月17日 12:23撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:23
ノゾキから見下ろす一ノ倉沢
近づく一ノ倉岳
2013年05月17日 12:24撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:24
近づく一ノ倉岳
クサリ場を降下
2013年05月17日 12:26撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:26
クサリ場を降下
谷川岳最初の一しずく
2013年05月17日 12:35撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:35
谷川岳最初の一しずく
一ノ倉岳山頂(1974.2m)
雪に埋もれるかまぼこ屋根の避難小屋
2013年05月17日 12:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:53
一ノ倉岳山頂(1974.2m)
雪に埋もれるかまぼこ屋根の避難小屋
雪面の稜線歩き
2013年05月17日 12:55撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 12:55
雪面の稜線歩き
稜線が細くなってきます
2013年05月17日 13:04撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 13:04
稜線が細くなってきます
稜線には雪の亀裂もあります
2013年05月17日 13:08撮影 by  DSC-WX30, SONY
1
5/17 13:08
稜線には雪の亀裂もあります
茂倉岳山頂(1977.9m)
今山行の最高峰
2013年05月17日 13:21撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 13:21
茂倉岳山頂(1977.9m)
今山行の最高峰
振り返って左から一ノ倉岳、オキノ耳、トマノ耳
2013年05月17日 13:21撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 13:21
振り返って左から一ノ倉岳、オキノ耳、トマノ耳
茂倉岳避難小屋も雪で利用できません
2013年05月17日 14:12撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 14:12
茂倉岳避難小屋も雪で利用できません
谷川岳肩の小屋
2013年05月17日 15:58撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 15:58
谷川岳肩の小屋
小屋の内部
2013年05月17日 16:12撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 16:12
小屋の内部
谷川岳肩の小屋入口
2013年05月17日 16:22撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/17 16:22
谷川岳肩の小屋入口
本日の夕食ベーコン入りカレー
2013年05月17日 17:37撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 17:37
本日の夕食ベーコン入りカレー
また明日・・・
2013年05月17日 18:57撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/17 18:57
また明日・・・
トマノ耳で日の出を迎えます
2013年05月18日 04:42撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 4:42
トマノ耳で日の出を迎えます
朝日を浴びるトマノ耳
2013年05月18日 04:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 4:53
朝日を浴びるトマノ耳
雲に浮かぶ赤城山
2013年05月18日 04:54撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 4:54
雲に浮かぶ赤城山
天神平にも朝日が差し込みます
2013年05月18日 04:59撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 4:59
天神平にも朝日が差し込みます
苗場山も朝を迎えます
2013年05月18日 05:01撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 5:01
苗場山も朝を迎えます
万太郎山に続く稜線
直後雪崩が発生
2013年05月18日 05:05撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 5:05
万太郎山に続く稜線
直後雪崩が発生
飛行機雲
2013年05月18日 05:31撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 5:31
飛行機雲
本日の朝食
ベーコン入りコンソメスープ&レーズンパン&コーヒー
2013年05月18日 06:13撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 6:13
本日の朝食
ベーコン入りコンソメスープ&レーズンパン&コーヒー
トマノ耳山頂のかたい芽
2013年05月18日 07:36撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 7:36
トマノ耳山頂のかたい芽
雪渓を下ります
2013年05月18日 09:15撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 9:15
雪渓を下ります
スキーを担ぎ力強いキックステップで登ってきます
がんばれぇ!
2013年05月18日 09:26撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 9:26
スキーを担ぎ力強いキックステップで登ってきます
がんばれぇ!
清水が湧く場所で一息
もっと滑れる距離があるかと・・・と残念そうです
2013年05月18日 09:31撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 9:31
清水が湧く場所で一息
もっと滑れる距離があるかと・・・と残念そうです
広大な雪渓
2013年05月18日 09:44撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 9:44
広大な雪渓
天狗の留まり場
2013年05月18日 09:57撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 9:57
天狗の留まり場
2013年05月18日 10:06撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 10:06
2013年05月18日 10:08撮影 by  DSC-WX30, SONY
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2013年05月18日 10:18撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 10:18
2013年05月18日 10:33撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 10:33
ミズバショウが最盛期
2013年05月18日 11:33撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 11:33
ミズバショウが最盛期
2013年05月18日 11:41撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 11:41
スキー場から見上げる谷川岳
2013年05月18日 12:11撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 12:11
スキー場から見上げる谷川岳
2013年05月18日 12:12撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 12:12
2013年05月18日 12:16撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 12:16
人懐っこいサモエドの女の子
2013年05月18日 12:22撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 12:22
人懐っこいサモエドの女の子
2013年05月18日 12:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 12:53
2013年05月18日 12:53撮影 by  DSC-WX30, SONY
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2013年05月18日 12:58撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 12:58
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5/18 13:01
田尻尾根から谷川岳を望む
2013年05月18日 13:02撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 13:02
田尻尾根から谷川岳を望む
雪が見れなくなり見上げるとブナの新緑
2013年05月18日 13:19撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 13:19
雪が見れなくなり見上げるとブナの新緑
2013年05月18日 13:20撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 13:20
田尻尾根入口
2013年05月18日 13:32撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 13:32
田尻尾根入口
田尻尾根下部はロープウェイと並走
2013年05月18日 13:36撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 13:36
田尻尾根下部はロープウェイと並走
白鷺の滝
雪解け水が轟音とともに流れます
2013年05月18日 13:42撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 13:42
白鷺の滝
雪解け水が轟音とともに流れます
水場
暑かったので頭からかぶりました
2013年05月18日 13:50撮影 by  DSC-WX30, SONY
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5/18 13:50
水場
暑かったので頭からかぶりました
舗装路に出るとロープウェイ土合口駅はすぐそこです
2013年05月18日 13:59撮影 by  DSC-WX30, SONY
5/18 13:59
舗装路に出るとロープウェイ土合口駅はすぐそこです
撮影機器:

感想

【計画】
 会社の吉田君に「7月ころ、谷川岳に行きませんか?」と誘われました。
 馴染みのある天神平スキー場のある山であることくらいは知っていました。
 吉田君は、以前、土樽駅から谷川岳を目指した経験者。
 谷川岳は未踏の山なので二つ返事で連れていってもらう約束をしました。
 早速、その日のうちに地図を買い、眺めているうちに、7月まで待てなくなり、単独で下見に行くことに。
 休日出勤の振り替えを利用して金曜日を初日にして1泊2日の山行を計画しました。
 今回は早出するため、前日夜、出発点である谷川岳ロープウェイベースプラザまで自動車で行くことにしました。
 当初の計画は、土合口から時計回りに馬蹄形縦走(清水峠テント泊)を計画しましたが、あろうことか登山口を誤まり、スタート前に断念する事態となりました。


【オキノ耳・トマノ耳】
 天候にも恵まれ、360度の大展望は期待を裏切りませんでした。
 これから進む一ノ倉岳や茂倉岳に延びる稜線はところどころ雪をいただいています。
 近くは西に苗場山、南には赤城山、東に朝日岳が、地図や山座同定盤と景色を交互に見ては、尾瀬方面から関東平野、富士山や北アルプスまで見通すことができ、雄大な景色に魅了されました。
 御来光を拝んだ際にトマノ耳に1時間滞在し、霧に覆われた麓に差し込む光の筋や朝日に輝くオキノ耳を堪能しました。
 朝食後、肩の小屋を出発した後も、トマ・オキ合わせて約2時間山頂に滞在し、帰りたくない気持ちがますます強くなりながら、飽きることなく雄大な景色や流れる雲を眺めていました。


【谷川岳肩の小屋】
 トマノ耳直下に位置し、東西南北から登山道が交差する谷川岳の要衝です。
 東に休憩舎、西に食堂舎の二棟続きの山小屋で、トイレは個室2室(100円・ペーパーあり)が小屋から離れて設けられています。
 5/17は、馬蹄形縦走を諦め、茂倉岳から戻って16時に到着し、この日の宿泊者は私一人だけでした。
 小屋番の方は、予約もなしに飛び込んできた私を優しく招き入れてくれました。
 この日はいつもの小屋番の方が東京で集まりがあるとのことで、臨時で任に当たっている方でした。
 温厚な語り口で谷川岳のルートや天候、雪崩のお話などを聞かせていただきました。
 小屋にはストーブが焚かれ、2リットルのペットボトル入りのお水をいただいたほか、お湯の提供も受けることができました。
 小屋では快適に過ごすことができ、利用料は素泊まり2,000円でした。
 またいつか訪れてみたい山小屋です。


【雪の稜線歩き】
 鳳凰三山の時も残雪の稜線を歩きました(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292338.html)が、距離は短く、道幅も十分な広さがありました。
 今回は、一ノ倉沢から茂倉岳まで距離が長く、痩せた箇所もある上、足元にはところどころ長く深い亀裂が生じていたので、緊張を強いられました。
 そうは言ってもせっかくの機会でしたので、ゆっくり歩き時々立ち止まっては景色を眺め、陽の光や冷たい風を浴びて、また歩きだして雪を踏みしめる音を楽しみました。
 凍結はしていなかったため、アイゼンは使用しませんでした。


【馬蹄形縦走断念】
 谷川岳ロープウェイベースプラザに駐車し、仮眠後、4時に起床して出発したのはいいのですが、田尻尾根の入口に続く田尻沢を過ぎてさらに下り、誤まって高倉山登山道に入ってしまいました。
 当初は踏み跡が明瞭で順調に進んでいたのですが、1時間も登ると登山道に枝が伸び進路を妨げる状態になりました。
 ただ、路面に高倉山登山道を記す道標が朽ち果てて落ちていたので、このまま進めば、高倉山に到着すると、いつもの猪突猛進の悪い癖が出てしまいました。
 いよいよ、ロープウェイ天神平駅が見えだしましたが、そのころには、わずかな踏み跡を頼りに進んでおり、雪面にはこぶし大の熊の足跡が現れました。
 どうやら踏み跡ではなく、けもの道だったようで、この時になって初めて引き返そうと決断しました。
 時刻は6:20、登山開始から約2時間を経過していました。
 それでも巻き返そうとロープウェイとリフトを乗り継ぎ、茂倉尾根までたどり着きましたが、清水峠はおろか、蓬ヒュッテに向かうことは困難と判断しました。
 時間的には行けそうでしたが、重い荷物と慣れない雪の稜線歩きで体力の消耗が激しく、さらに精神的には戦意を喪失していたことから、茂倉岳山頂でのんびりした後、肩の小屋まで引き返すことにしました。
 他にも土樽駅まで下りて電車で土合駅まで行き、さらにクルマで苗場山を狙おうかなどなど、思いを巡らせましたが、無理や無計画は明らかでした。
 肩の小屋の小屋番の方にこのいきさつと、土日しか山行できないため、どうしてもガツガツしてしまうと話すと、柔和な眼差しで「また来ればいいじゃないですか」と言ってくれまし、馬蹄形の場合は時計逆回りの方が一般的とのアドバイスもいただきました。

 確かに、何度でも訪れたい素晴らしい山でしたし、ヤマは逃げることはなく、季節の移ろいにより表情も変えますので、再訪するいい理由ができたと前向きに考えることができました。


【ピッケル】
 また、山道具を買ってしまいました。
 今回手に入れたのはピッケル(simond・オセロ)です。
 今年は例年になく雪が多く残る年のようで、このGWに残雪期の鳳凰三山に行った際(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-292338.html)、ピッケルをお持ちの方が多く見受けられました。
 谷川岳にも残雪があることが谷川岳ロープウェイHP(http://www.tanigawadake-rw.com/index.php)にも載っていますし、用品店でその必要性や使い方を聞いて買うことを決意しました。
 雪山はダメというウチの人には内緒で買ったのですが、すぐにバレて、さらに「安かったから買った」とウソの上塗りをして攻撃をかわしました。
 ごめん。。。本当は・・・


【暦】
 東京(東京都)
 2013年5月17日(金)
 日の出 4:35
 日南中時 11:37
 日の入り 18:41
 月の出 10:26
 月南中時 17:11
 月の入り 23:50
 正午月齢( 7.1)






 今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。

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コメント

谷川はいい山です!
LArcさん、こんばんは。
谷川いかれていたんですね。

二週間前にあの界隈、縦走しました。
茂倉の土が見えていて、びっくりです。
ずいぶん、雪少なくなりましたね。
オキトマも、肩の小屋も、すっかり雪が無くなってしまって……。

馬蹄形は、どう間違えたのかがよくわかりませんが、残念でしたね。
でも、13:20に茂倉に到着していたら、たぶん私だったら馬蹄形つっこんでいましたね。
清水峠までいけなければ、蓬峠で泊ればいいか、と。

ピッケル、嘘の上塗りが大騒ぎになってませんか?
雪山は、周りの人を不安にさせますからね……。
我が家は、半ばあきらめがちです。
でも、ピッケルで命拾いしたこともありますので、雪山道具は重要ですわ……。
2013/5/21 0:30
美しき谷川を堪能されましたね
LArcさん、おじゃまします。

いや〜、先週は谷川岳でしたか!
奇遇にも私も先週は仙ノ倉山でした。
雲取といい、小金沢連嶺といい、谷川連峰といい、
たくさんある山域にあって、こうも被り捲くると嬉しいですねw
山の好みが似てるんでしょうか。

谷川岳は未踏との事で、いきなりこの残雪の時期でルート変更とは言え、
馬蹄形を歩こうとはさすがですね。
私なんて初めて歩いた時は、
無雪期でしかもロープウェイ利用のオキノ耳ピストンでしたよw

馬蹄形を断念したのは無念かもしれないですが、
小屋番さんも仰るように、また行けばいいと思いますよ。
谷川連峰は四季それぞれ、全く違う表情があってとても奥深い山です。
私も今年はまだ行きたいな〜と思ってます。

テントに続いて、さらにピッケルも導入ですか…。
ついにパンドラの箱を開けてしまったようですねw
私もいつかは…。
2013/5/21 5:13
seizanryoさんへ
seizanryoさん、コメントをいただきありがとうございます。

2週間前はオキ・トマも肩の小屋も雪に覆われていたんですね。

今山行では雪がなく歩きやすかった上、小屋直下や一ノ倉・茂倉岳間の稜線で十分雪山気分を味わえました。

茂倉岳では馬蹄形に突っ込む心の余裕はなくなっていました。

背中にはテン泊装備を背負っていたのですから、おっしゃるとおり、行くべきだったのです。

御心配いただいているピッケルのウソの上塗りに関しては、薄々感ずいている、あるいは諦めていると思います。

将来、このピッケルに命拾いをしてもらうような事態に陥らないよう、道迷い、取り付き誤まりには十分気を付ける決意です。
2013/5/22 0:43
gaiaさんへ
gaiaさん、いつもコメントをいただき、ありがとうございます。

というよりも・・・またまたお恥ずかしいレコを見つかってしまいました。

同じ山域を被っている訳は・・・gaiaさんのストーカーなのです。

というのは、冗談です。。。半分。

雲取の時は、完全に後追いでした。

ピッケルを買うということはパンドラの箱だったんですね。

確かに、装備の充実→困難な山行への挑戦→更なる装備の充実→より困難な挑戦・・・と留まる事を知らないのでしょう。

ただ、私の場合は、それ以前に備えなければいけないのは、正しい登山道を見つけることなので、これからも修行に励んでいこうと思います。
2013/5/22 0:54
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