リベンジ大菩薩!〜稜線満喫の巻
- GPS
- 06:03
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,304m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
8:20-丸川峠登山口
9:50-丸川峠
11:10-大菩薩山頂
12:10-小菅大菩薩道
14:00-小菅登山口
天候 | 晴れた!暑かった!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険箇所はありません。 登山ポストはなかったと思うなぁ。 小菅の湯は、アットホームな感じでいい所でした。 |
写真
感想
2月の山旅では寒さのため写真を撮る余裕どころか、立ち止まることさえできなかった大菩薩山稜線。
でも、富士山や湖の美しさは目に焼き付いています。
もう一度見たい。今度こそ余裕を持って。
今回はそういう思いあふるる山旅です(^^)
なもんで、いつもはそそくさと次へ行ってしまうところ
私としては珍しく、稜線上で1時間も時間を使ってしまいました。
いや〜。よかった。ホントに良かった。
山頂は地味で、なんで百名山?とか言われているけど、そんなことないよ。
すごくいい山でした。
登山口から先は前回一面の雪でしたが、当たり前ですが、もう雪はありません。
むき出しの地面の上を歩いていきます。
なんか、岩が多くて歩きにくいなぁ・・・こんなんだったっけ??
あ、前回は雪だったから、フラットで歩きやすかったんだ!
ここで、雪道の良さをまた一つ確認です。
特にここはガレた山なので、気をつけないと足首を痛めてしまいそう。
ま、気をつけないと滑って転ぶのは雪道も一緒ですけどね(^^;
さてさて、最近、徐々に高い山にもチャレンジ中なので
自分の中で、山と高原地図の標準コースタイムくらいで歩けるようになりたい!
というテーマが出てきました。
低山だったら全体的な時間はかかりませんが、高山になると行程が長くなりますし
下山にも当然時間がかかるので。
だから、どこに行くにも、大体のコースタイムを確認して、それと比較しながら登るようにしています。
今回、丸川峠へ向かう道でもこれこれだから・・・と考えながら登っていたのですが
コースタイムを過ぎても、まだまだまるかわ荘は見えてこない。
ここ、岩登りみたいなのとか、結構な急登続きなんですけど、みんなそんなに早いの??
確かに、バスで一緒だった人、誰も見かけないけど・・・
ってことは、やっぱり私が遅いのか〜
と、息も絶え絶え、必死の覚悟で、でも急登LOVEなので楽しんで登って
(いい坂、いい岩が多かった〜♪)
やっと、たどり着いて、地図を再確認。
あ、登りと下りのコースタイム、間違えて読んでたorz
標準タイム無事クリアどころか、急いだせいで、かなり早かったみたいです。
雲取山の時はこんなに辛くなかったのに・・・という体感は間違っていなかった!
標準云々言う前に、まずこのうっかりを治した方が良くないか?
いやいや。もう何十年もこの性格でやってきてるんだもん。
治せるものならとっくに治ってるよー(爆)
ま、気を取り直して。ここからは気持ちのいいなだらかな山道を行きます。
基本的に樹林帯だし、尾根を少し北に外した道が登山道なので、見晴らしはあまり良くないです。
なんで尾根筋に登山道作ってないんだろう?そっちの方が気持ち良さそうなのになぁ・・・
と、ここでよみがえる記憶。
前回、尾根筋じゃなかったから、南からの風を山が防御してくれて、それで寒いながらも余裕を持ちつつ歩けたんだった。
そういや、そのとき、このルート取りにえらく感謝してたはずなのに。
忘れ過ぎでしょ。私(笑)
大菩薩山頂は相変わらず地味でした。
反対方向からやってきた父子に「え?!これだけ??!」ってリアルに突っ込まれてました。
丸川峠から行けば、ずっと樹林帯のその先にあるので「おお!頂上!!」って普通に思うけど
上日川峠方面から来ると、手前の稜線がステキなだけに、拍子抜け感もハンパないのだろうと推測します。
さて、ここからリベンジスタート。
とにかく山頂写真を撮って、見晴らしのいい所でごはんを食べて
っていうか、どこもステキなんですよ〜
正面には雄大な富士山。大菩薩湖。目を北側に移すとアルプスの山々がくっきり。
冬ほど清冽な風景ではありませんでしたが、靄がかっているのもなんだか幻想的♪
ちょっと先に進んでは休憩。ちょっと進んでは撮影。そしてまたちょっと行っては岩場に腰掛け景色を満喫。
本当に素晴らしかった〜
お天気にも恵まれて、本当にステキだった〜
今日ここに来なかったら、大菩薩からアルプスがこんなにきれいに見えるなんて、知らないで終わるところだった(笑)
そして、前回一息ついた所から、30m元に戻れば、富士山も湖も見えたってことも判明w
どんだけ切羽詰まってたんだろう(笑)
下山を開始する時は、すごくお名残惜しく、未練タラタラでした。
頂上にはあまり興味のない私には、とても珍しいこと。
でも、バスの時間もあります。泣く泣く先へ進まなくては・・・
今回は大菩薩周回コースではなく、大菩薩から小菅への縦走。
ピストンより周回。
周回より縦走。
地図を見て、その道がどこかにつながっているとわくわくしませんか?
小菅大菩薩道は昔の青梅街道だったとのこと。
なるほど、非常に歩きやすいいい道でした。
勾配もなだらかですし、今までの岩は何だったの?っていうくらいフラットな道筋。
あ〜、この道を旅人とか飛脚とか秋山小兵衛とかが歩いていたのか〜
と頭の中は一気に池波正太郎モード。
樹林帯って確かに展望は良くないですが、旅人が疲れないように木陰を作ってくれるし
雨が降れば雨宿りもできるし、とても良いと思うんだけどなぁ。
紫外線も防いでくれるし、フィトンチットも出てるしね(笑)
ただ、虫の多さには辟易としました。
こちらが闖入者なので、文句はいえませんが。
そのときふとひらめいたのが、エジプトのおねえさんがやってる顔の前のベール
あれ、虫除けだったんじゃないかなってことです。
ヒラヒラさせて踊る為のものじゃないよ。絶対。
小菅へ抜けると、白糸の滝を見ることができるのも高ポイントです。
ちゃんと整備された歩道があって、写真を撮るヤグラみたいなのまである(笑)
しかし、それに気を取られすぎて、滝壺近くまで行き忘れましたorz
緑が多いので、よく見えないなーだって。
もっと近くで見る場所があったのに(^^;
白糸の滝からバス停へ向かって歩いている途中で、親切なご夫婦に車に乗せていただきました。
実は、大菩薩稜線上でお昼をとっているとき、こちらの奥様が足を痛められたご様子でしたので
失礼かもと思いつつも、お声をかけさせていただいたんですね。
もしかしてくじいているのなら、常備の湿布が役に立つかもと。
実際は足がつってしまっていて、その薬も飲んだので大丈夫。とのことで
何のお役にも立たなかったのですが。
そのご夫婦とは小菅大菩薩道入り口でもお会いしていて、それで、道で私を見かけたので声をかけて下さったようです。
そして、そのまま小菅の湯→奥多摩駅まで送って下さり・・・
恐縮すると「いいのよ、若い人は大変なんだから。それに若者と一緒だとこちらも若返るし。」と親切すぎる・・・
すいません、全然大変でも若くもないのに・・・
ジュースにヤクルト、持っているものをどんどんくださって、田舎の祖母を思い出しました。
正直、温泉は今回は諦めていたので、すっごくありがたかったです。
奥多摩の温泉の中ではここが一番いいのよ〜とおっしゃっておられました。
車の中で色々お話を伺いました。
おそらくだんな様が定年されてから、お二人で山を始められたようです。
それからの山登りペースがハンパない。
4年で100名山完登。
北海道の山々は車中泊10日間、九州は高山が少ないので毎日2山ずつ登られたこと。
朝日岳山頂でダースベイダーに会ったこと。
http://m-3fa3fa2ef72dc200-m.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-929a.html
「一緒に写真とって♪」と言ったのが、このご夫婦だと思われます。
お話好きで陽気な奥様と、もの静かなだんな様。
とてもステキなご夫婦でした。
「奥多摩、いい山が沢山あるのって宣伝して♪」っておっしゃられていたので
ここで宣伝しておきます。
いや〜今回も長くなりましたね!
最後まで読んで下さった方、どうもありがとうございました。
大菩薩、ますます好きになりました。
今度は秋、紅葉の時季かな〜
そして、もう一度冬。本当の意味でのリベンジに行きたいと思います。
muniさん、リベンジやりましたね
今回も、たくさん歩きました
miniカエルさん?(お名前あるの?)も大活躍で
楽しそうな山の様子が伝わってきました!
ひとりで歩いていると、たとえ一期一会でも、その日ご縁のある方って確かにいますよね!
私も、過去に数回拾われた事ありますヨ
天気も最高だし、言う事無いですね!!
樹木抱きつき写真、いい感じ
さすがです
わたしも、路の先の路ばっかりを夢想するんで、お気持ち分かります。
ピークに立っても、頂上に着いた!ってよりも、目に映る先の稜線や遠い山にドキドキする、ヤバい人間?
皆さんのいろんなレコを見てもドキドキ・・危険ですね
また、ドキドキな山行を楽しみにしてます!!
山に限らずなんですけど
常にその先に行きたい、その向こうに興味のある人間です。
同じタイプの人があんまりいなかったので、共感してもらえて嬉しい
ちなみに私は、同じ移動するにも徒歩派っていうか、鈍行で行くのが好きで、高速移動ができるものにはあんまりモエなかったりします)
小菅大菩薩道はいい出会いもあり、想い出深い道となりました。
きっとmiouさんもお好きなんじゃないかなぁって気がします。
樹木が一杯で、すごく気持ちがよかったですよ
まだまだ先生の技には及びませんが、被写体がカバーしてくれるような大樹がいっぱいありました
機会があったら、ぜひ行ってみて下さい。
というか、次こそはぜひご一緒に
ちなみに、カエルには名前も出自もあったりします(笑)
三角点なんかにも行儀よく座ってていい子ですねー。虫を見たら食べたかったでしょうし、滝をみたら飛び込みたくなったでしょうねぇ。冬に行く時は冬眠中を起こすんですかー?
えっ、オタマジャクシじゃないからもう大人? 女の子?? 冬は卵になってる???
失礼しました。
が、落ち着くんだそうです
高所恐怖症なので
虫よりも 好きな相棒ですから
実は宇宙人で、中野ブロードウェイでマスコットに紛れている所を救出してきました。
って、大丈夫⁇
ついてきてますかー⁇
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