霞沢岳西尾根(坂巻温泉から往復)激登と激闘💦
- GPS
- 07:41
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,592m
- 下り
- 1,592m
コースタイム
天候 | 晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
20台くらいは駐車可能かと |
コース状況/ 危険箇所等 |
・中の湯ゲートに登山ポストあり ・トレースがしっかりあるが、ずっと登りでとにかく急!下山時、何箇所か斜面側を向いて下った。 ・樹林帯を抜けた先にある唯一の難所らしい「ナイフリッジ→岩場(残地ロープ)→ナイフリッジ」。ナイフリッジは足跡を外さなければ問題なし。岩場はほとんど雪なし。 ・下山時、日なたでは雪が腐りかけていて、アイゼンの底に団子ができて歩きにくかった。 |
その他周辺情報 | ●坂巻温泉旅館(日帰り入浴 )600円 https://www.kamikochi.or.jp/article/show/1 内風呂と外風呂がある。体を洗えるのは内風呂のみ。 |
写真
感想
約半年振りの本格登山、そして今シーズン初の雪山登山。ちょっと不安もありながら、皆さんのレコを拝見し、登りたい衝動に駆られ、思い立ってチャレンジしてきました。
前日に坂巻温泉旅館の駐車場まで移動し車中泊。翌朝5時過ぎに出発し、まずは登山口までの舗装路歩き。底の硬い登山靴で舗装路を長く歩くと、すぐにすねの筋肉が痛くなるので、登山口まではランニングシューズで行きました(もちろんランニングはしませんでしたが)。
上高地トンネルを抜け300mくらい歩くと、国土交通省砂防工事事務所の看板が出てくるので、そこを右へ。ここで登山靴に履き替え、いざ登山スタート。
まず、笹が一部露出した急斜面を登って尾根に出ます。ここからはひたすら登り。溶けかけて再度硬くなったボコボコのトレースの上をアイゼンで歩くのは、フラットフッティングがしにくくてとても歩きにくく、序盤から装着したのは失敗でした。一方、アイゼンの前爪を刺して登らないといけないところもあり、装備の判断が難しいところでした。
腹立つほどの急登と足元の悪さ、久々登山のしんどさで、途中諦めて帰ろうかと思いましたが、やっぱりその勇気がなくて、両足をつりながらも上を目指しました。
樹林帯を抜けると、一番の難所らしいポイント「ナイフリッジ→岩場→ナイフリッジ」に出ます。慎重に歩けば特に問題ありませんが、岩登りとかに慣れていない人だとちょっと緊張するかもしれませんね。
そこを越えると、後は比較的楽な登り。ただ、ここまでダメージが大きく、ちょっと進んでは止まっての繰り返し。最後は、景色にパワーをもらって山頂へ。
山頂からは360度の大展望!この山は地味?な山ですが、展望地としては最高だと思います。貸切の山頂でしばし絶景を堪能。宇宙を感じるような真っ青の空に浮かび上がる山々の姿がとても美しかったです。
登りも大変ですが、下りも大変…。ナイフリッジや岩場よりも、ひたすら雪の急斜面を下る方がよっぽどしんどかったです。日なたでは雪が腐りかけ、アイゼンの底に団子がついて往生しました。
平日ということもあって、出会った人は6人でした。一応、積雪期のバリエーションルートということで、最高の天気の中、無事登頂することができてよかったです。
僕写ってますわ!
松本までチャリ帰宅の彼ですね?
被写体に使わせていただきました
貴方のタフさには驚かされました。
またどこかでお会いしましょう
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