日本三百名山 大日ヶ岳 ひるがの高原コース
- GPS
- 05:15
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 756m
- 下り
- 756m
コースタイム
天候 | 晴れ時々霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ひるがの高原コースは、一番人気のコースらしく、しっかり踏まれた登山道に導かれ山頂までいけます。 登山口の駐車場は、路肩を含めて20台は駐車できるでしょう。 下山後、ひるがの高原SA近くに日帰り温泉「牧華の湯」があります。 今回は、寄れませんでしたが、利用価値は有るでしょう。 |
写真
感想
富山へ行く予定が入ったので、途中、登れる山を物色したら大日ヶ岳が目にとまった。
気楽に登れる山のようなので、ブナ林と展望の良さで一番人気のひるがの高原コースで登ることにしました。
新東名浜松SAで車中泊。
午前3時15分、目覚ましの音で目が覚める。
昨夜は、10時半ころまでニュースを見ていたのでちょっと寝不足の感じ。
ひるがの高原SAには2時間半で着くはずである。
SAのスマートで高速から下りられるのですごく便利になった。
北陸道に入ったが空の様子がちょっと変だ。
晴れの予報なのに雲が多い。
ひるがの高原SAから見えるはずの大日ヶ岳は雲の中に隠れている。
登山口のスキー場には日が当たっているのに・・・
登山口の水道山駐車場には先客車両が3台とがらがら。
眺めの良い場所に車をとめて出発の準備をする。
朝の気温は15度前後だが、熱くなるのか涼しくなるのかよくわからない天気だ。
ひるがの高原コースは展望とブナ林で人気があると言うが、確かにブナの新緑がとても綺麗だ。
登るにつれ、ブナ林に朝日が差し込み若葉が一段と輝きを増してくる。
シやクヌギの若葉もブナに負けじと輝いている。
数こそ少ないがヤマツツジもちらほら咲いている。
途中2カ所ほど急登があるが距離が短いので快調に乗り越える。
良く踏まれた登山道は歩きやすい。
ガイド時間どおり、1時間30分ほどでいっぷく平に到着する。
三等三角点がある小広い台地で名前のとおり、いっぷくするのに丁度良い。
先行した中高年5人パーティーが休んでいた。
「早いですね」と声を掛けられたが私は決して早くはない。
あなたたちが遅いだけである。
ガイドブックには、この先、山頂までは2時間と書いてある。
いっぷく平までより距離は短いのに時間がかかるということは、きっときつい登りだろうと想像できる。
マイペースでバテないように歩くことを心がけた。
標高1300m位から残雪が出てきた。
このあたりから高山植物が見らるようになってきた。
雪解けの湿った場所には尾瀬などでよく見かけるショウジョウバカマ、
木陰には大きな葉っぱの上に可愛らしい白い花を咲かせるサンカヨウ。
目を上に向ければ真っ白なタムシバ青空に映えている。
残雪は歩くのには何ら支障はないが雪虫には閉口する。
休憩しようと立ち止まると群がってくるのだ。
これがまたすごい数でやってくる。
風があったり乾いた場所にはあまりいないが、樹林帯では休憩が取れないくらい湧いていて汗をかいた顔に群がってくるのだ。
しかたなく、休憩を取ることなく1時間ほど歩いたら展望台という看板が架かった小さな台地に出た。
目の前に大日ヶ岳の山頂と思える頂が見えた。所々に雪の斜面が広がっている。
北方へ目を転じると雪をたっぷり抱えた白山が見えた。
この山頂を踏んだときは雨交じりの深い霧だったので、いま見ている白山は、どこがどの峰だがよくわからないが、とにかく白山はでかい。
カメラで動画を撮っている間に、折角晴れ始めた大日ヶ岳の山頂付近が再びガスに隠れようとしている。
あと1時間待って欲しい、と思いながら最後の登りに取り付いた。
残雪こそあるものの、さほど急な登りもなく、笹藪の間をすり抜けたらひよっこり山頂へ飛び出した。
展望台から1時間もかからず、拍子抜けした感じで山頂に着いてしまった。
ガイド時間より大夫短い時間で登ってしまった。
それほど早く歩いたわけでもないので、本の時間は大夫多めに書いてあるようだ。
山頂には、真新しい大日如来の石像が安置されている。
立派な展望板もあるが、山頂はガスで覆われ何も見えない。
展望がウリの山なので何も見えなかったらやることがない。
予定より早めに着いたので朝食とも昼食ともとれない中途半端な時間だが食事をとりながらガスが切れるのを待つことにした。
私よりちょっと遅れて山頂に着いた地元の男性と山の話をしながら食事をしていたがいくら待っても霧は晴れない。
せめて白山だけでももう一度顔を出してもらいたかったが願いはかなわなかった。
これから富山へ行くのにひるがの高原SAのスマートから東海・北陸道に入るのだが、もう一度SAの展望台へ寄ったら、何と大日ヶ岳が見えるではないか。
若干、春霞でもやっているが、山腹の残雪もしっかり見えている。
お昼を過ぎてもまだ登っている人がいたが、今日ばかりは、遅く登った人の方が展望に恵まれたようだ。
山頂での展望には恵まれなかったが、新緑をたっぷり楽しんだし、可愛い花々にも出会えたので満足な山行でした。
その他の山行記録は私のホームページ「蝸牛の足跡」で見られます。
よかったら、ちょっとのぞいてみてください。
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