ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 305351
全員に公開
ハイキング
白山

日本三百名山 大日ヶ岳 ひるがの高原コース

2013年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:15
距離
10.5km
登り
756m
下り
756m

コースタイム

新東名高速浜松SA(3:30) 水道山登山口(6:20〜6:45) いっぷく平(8:08〜8:15)山頂(9:35〜10:10) いっぷく平(11:05) 登山口駐車場(12:00)
天候 晴れ時々霧
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海・北陸道の「ひるがの高原SA」のスマート出入口を利用するとスムースに登山口へ行けます。ナビでは、大日口バス停にあるガソリンスタンドを設定するといいでしょう。GSの横を斜めに入るとすぐに「登山口」の小さな看板があるので、あとはこの看板を見落とさないように進めば登山口まで行けます。
コース状況/
危険箇所等
ひるがの高原コースは、一番人気のコースらしく、しっかり踏まれた登山道に導かれ山頂までいけます。
登山口の駐車場は、路肩を含めて20台は駐車できるでしょう。
下山後、ひるがの高原SA近くに日帰り温泉「牧華の湯」があります。
今回は、寄れませんでしたが、利用価値は有るでしょう。
早朝のひるがの高原SAから大日ヶ岳を望むも山の上半分は霧に隠れて見えませんでした。
2013年06月02日 19:31撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
6/2 19:31
早朝のひるがの高原SAから大日ヶ岳を望むも山の上半分は霧に隠れて見えませんでした。
ひるがの高原コースの登山口、水道山駐車場です。路肩を含めて20台はとめられますが、休日にはかなり混雑します。
2013年06月02日 19:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
6/2 19:27
ひるがの高原コースの登山口、水道山駐車場です。路肩を含めて20台はとめられますが、休日にはかなり混雑します。
ひるがの高原コースはブナの新緑がとてもきれいでした。これだけでも満足できます。
2013年06月02日 19:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
6/2 19:30
ひるがの高原コースはブナの新緑がとてもきれいでした。これだけでも満足できます。
足下には、絨毯を敷き詰めたようにブナの花が散っていました。
2013年06月02日 19:32撮影 by  DSC-HX30V, SONY
6/2 19:32
足下には、絨毯を敷き詰めたようにブナの花が散っていました。
登山口から1時間半ほどで三等三角点のあるいっぷく平に着きます。名前のとおり、いっぷくするのにちょうど良い場所です。
2013年06月02日 19:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
6/2 19:30
登山口から1時間半ほどで三等三角点のあるいっぷく平に着きます。名前のとおり、いっぷくするのにちょうど良い場所です。
この先、登山道わきには可愛らしいサンカヨウが咲いていました。
2013年06月02日 19:30撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
6/2 19:30
この先、登山道わきには可愛らしいサンカヨウが咲いていました。
真っ白いタムシバの花が青空に映えます。
2013年06月02日 19:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
6/2 19:29
真っ白いタムシバの花が青空に映えます。
展望台まで行くと大日ヶ岳が間近に見えます。ここからはあと少しで山頂です。
2013年05月29日 15:50撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
5/29 15:50
展望台まで行くと大日ヶ岳が間近に見えます。ここからはあと少しで山頂です。
山頂直下の雪田からは白山がよく見えました。絶景ポイントですね。残雪は、1300メートルあたりから出ましたが、アイゼンはなくても大丈夫です。
2013年06月02日 19:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
3
6/2 19:29
山頂直下の雪田からは白山がよく見えました。絶景ポイントですね。残雪は、1300メートルあたりから出ましたが、アイゼンはなくても大丈夫です。
大日ヶ岳山頂。真新しい大日如来の石像と一等三角点などがあります。この日は、残念ながらガスがとれず、大展望はお預けでした。
2013年06月02日 19:29撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
6/2 19:29
大日ヶ岳山頂。真新しい大日如来の石像と一等三角点などがあります。この日は、残念ながらガスがとれず、大展望はお預けでした。
立派な展望板があります。
2013年06月02日 19:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
6/2 19:28
立派な展望板があります。
時間的に余裕が出た下山時には、行きには気が付かなかった場所に綺麗なショウジョウバカマが咲いていました。
2013年06月02日 19:28撮影 by  DSC-HX30V, SONY
2
6/2 19:28
時間的に余裕が出た下山時には、行きには気が付かなかった場所に綺麗なショウジョウバカマが咲いていました。
富山へ行くため再びひるがの高原SAスマートから入ったら、いままでガスっていた大日ヶ岳が綺麗に見えました。
2013年06月02日 19:27撮影 by  DSC-HX30V, SONY
1
6/2 19:27
富山へ行くため再びひるがの高原SAスマートから入ったら、いままでガスっていた大日ヶ岳が綺麗に見えました。
撮影機器:

感想

富山へ行く予定が入ったので、途中、登れる山を物色したら大日ヶ岳が目にとまった。
気楽に登れる山のようなので、ブナ林と展望の良さで一番人気のひるがの高原コースで登ることにしました。

新東名浜松SAで車中泊。
午前3時15分、目覚ましの音で目が覚める。
昨夜は、10時半ころまでニュースを見ていたのでちょっと寝不足の感じ。
ひるがの高原SAには2時間半で着くはずである。
SAのスマートで高速から下りられるのですごく便利になった。

北陸道に入ったが空の様子がちょっと変だ。
晴れの予報なのに雲が多い。
ひるがの高原SAから見えるはずの大日ヶ岳は雲の中に隠れている。
登山口のスキー場には日が当たっているのに・・・

登山口の水道山駐車場には先客車両が3台とがらがら。
眺めの良い場所に車をとめて出発の準備をする。
朝の気温は15度前後だが、熱くなるのか涼しくなるのかよくわからない天気だ。

ひるがの高原コースは展望とブナ林で人気があると言うが、確かにブナの新緑がとても綺麗だ。
登るにつれ、ブナ林に朝日が差し込み若葉が一段と輝きを増してくる。
シやクヌギの若葉もブナに負けじと輝いている。
数こそ少ないがヤマツツジもちらほら咲いている。

途中2カ所ほど急登があるが距離が短いので快調に乗り越える。
良く踏まれた登山道は歩きやすい。
ガイド時間どおり、1時間30分ほどでいっぷく平に到着する。
三等三角点がある小広い台地で名前のとおり、いっぷくするのに丁度良い。
先行した中高年5人パーティーが休んでいた。
「早いですね」と声を掛けられたが私は決して早くはない。
あなたたちが遅いだけである。
 

ガイドブックには、この先、山頂までは2時間と書いてある。
いっぷく平までより距離は短いのに時間がかかるということは、きっときつい登りだろうと想像できる。
マイペースでバテないように歩くことを心がけた。

標高1300m位から残雪が出てきた。
このあたりから高山植物が見らるようになってきた。
雪解けの湿った場所には尾瀬などでよく見かけるショウジョウバカマ、
木陰には大きな葉っぱの上に可愛らしい白い花を咲かせるサンカヨウ。
目を上に向ければ真っ白なタムシバ青空に映えている。

残雪は歩くのには何ら支障はないが雪虫には閉口する。
休憩しようと立ち止まると群がってくるのだ。
これがまたすごい数でやってくる。
風があったり乾いた場所にはあまりいないが、樹林帯では休憩が取れないくらい湧いていて汗をかいた顔に群がってくるのだ。

しかたなく、休憩を取ることなく1時間ほど歩いたら展望台という看板が架かった小さな台地に出た。
目の前に大日ヶ岳の山頂と思える頂が見えた。所々に雪の斜面が広がっている。
北方へ目を転じると雪をたっぷり抱えた白山が見えた。
この山頂を踏んだときは雨交じりの深い霧だったので、いま見ている白山は、どこがどの峰だがよくわからないが、とにかく白山はでかい。
 

カメラで動画を撮っている間に、折角晴れ始めた大日ヶ岳の山頂付近が再びガスに隠れようとしている。
あと1時間待って欲しい、と思いながら最後の登りに取り付いた。
残雪こそあるものの、さほど急な登りもなく、笹藪の間をすり抜けたらひよっこり山頂へ飛び出した。

展望台から1時間もかからず、拍子抜けした感じで山頂に着いてしまった。
ガイド時間より大夫短い時間で登ってしまった。
それほど早く歩いたわけでもないので、本の時間は大夫多めに書いてあるようだ。

山頂には、真新しい大日如来の石像が安置されている。
立派な展望板もあるが、山頂はガスで覆われ何も見えない。
展望がウリの山なので何も見えなかったらやることがない。
予定より早めに着いたので朝食とも昼食ともとれない中途半端な時間だが食事をとりながらガスが切れるのを待つことにした。

私よりちょっと遅れて山頂に着いた地元の男性と山の話をしながら食事をしていたがいくら待っても霧は晴れない。
せめて白山だけでももう一度顔を出してもらいたかったが願いはかなわなかった。

これから富山へ行くのにひるがの高原SAのスマートから東海・北陸道に入るのだが、もう一度SAの展望台へ寄ったら、何と大日ヶ岳が見えるではないか。
若干、春霞でもやっているが、山腹の残雪もしっかり見えている。
お昼を過ぎてもまだ登っている人がいたが、今日ばかりは、遅く登った人の方が展望に恵まれたようだ。

山頂での展望には恵まれなかったが、新緑をたっぷり楽しんだし、可愛い花々にも出会えたので満足な山行でした。

その他の山行記録は私のホームページ「蝸牛の足跡」で見られます。
よかったら、ちょっとのぞいてみてください。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4177人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら