初のクサリ場とごほうフレンチ♪〜乾徳山
- GPS
- 08:55
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,244m
- 下り
- 732m
コースタイム
11:30 国師ヶ原
12:20 月見岩
14:00 乾徳山山頂
16:20 高原ヒュッテ
17:10 大平登山口
天候 | 晴れ→雨→薄曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降るととにかく滑ります。 クサリ場だけでなく、はしごも慎重に使った方がいいでしょう。 山頂から水ノタルへ至る道は、常にテープを確認しながらでないと 正しい道がどこなのかわからないくらい荒れが進んでいます。 山と高原地図実線のコースとは思えませんでした。 もしかしたら、雨で条件が悪かっただけなのかもしれませんが それでもコースタイムよりちょっと多めに見積もった方が安全です。 そして、本当に素晴らしかったレストラン竜。 人気で予約が必要な時もあるようですが、ぜひ訪れて欲しい場所だと思います。 http://fd-ryu.jp/ |
写真
感想
お誘いを受けた瞬間から楽しみで楽しみで仕方がなかった乾徳山。
岩場!クサリ場!!楽しそーう♪♪
最近ジェルネイルなんてモノをやりはじめたのですが
爪が伸びてて岩に引っ掛けて・・・なんて事故が起きないように前夜ヤスリでゴリゴリゴリゴリ。
なんと、気がついたら深爪してるヽ(゜∀゜)ノ アヒャ
どんだけ気合い入れて爪やすってるのよ〜(笑)
聞いたことないよ〜そんな人(爆)
ま、多少痛む爪とともに、やって参りました乾徳山。
雨後なので全体がしっとりと。
幸い台風4号は通り過ぎてくれたので晴れ間も見えます。
なだらかな林道歩きを経て登山道に入っていくと、これまた緑が目に優しくて。
見たことのない花、見たことのない虫、見たことのない景色。
これだから山はやめられないね〜
今日のメインは何と言っても鎖場。
何とかお天気が持って欲しかったけれど、残念ながら直前から、しかも結構な勢いで雨が・・・
でも、せっかくここまで来たんだもの。
やっぱりチャレンジしたいよね。
元々腕力には自信がないのと、クサリはきっと滑るだろうという予想と
つまるところクサリの使い方よくわかんないーというのがあるので
私はクサリ使用なしの三点確保岩登りで登ることにしました。
すごくラッキーなことに、直前まで勢いのあった雨も小降りになってきて。
よし、今だ!行くぞ〜
ってな感じで、よじ登りはじめたのですが。
一応クライミングも一回だけやったことがあるので、なんとなく手足の使い方はわかるのですが
足下が見えないのが怖いのと、指が第二関節まで入らないような所を支点にして大丈夫なのかが全然わからなくて。
何となく横に逃げ、縦に逃げしていたら、後ろの方々が色々アドバイスして下さいました。
すごい連帯感っていうか、とってもありがたかった〜〜。
なんとか上までよじ登って、後ろを振り返ると、そこには絶景!
ホントに山は晴れていようが、曇っていようが、雨だろうが
実際お遭いしたくはないけれど、雷の時でもきっと壮大な景色を見せてくれるんだろうなと思います。
ふと見ると、カエルも泥だらけ。一緒に頑張ったよね〜(笑)
そこから頂上はあともう少し。最後にもう一度クサリ場がありましたが、今回は止めておきました。
今度までに、摩擦で身体を持ち上げる練習をしておかないとな〜。
さて、メインは終わったから、あとはゆっくり下山でしょ。
というもくろみは、ものの30秒で砕かれます。
なんじゃーこの登山道は。
雨が降ったせいもあって、むき出しの岩がとにかく滑ります。
かといって、土の上もめちゃ滑ります。
しかも、登山道が道の態をなしていないのです。
テープがなかったら、どこが本筋なのか、全然わからないようなルート。
一体どうすりゃいいのでしょう(汗)
普段使わないような股関節の動きをしながら、基本的には、滑って転んでも被害が少ないであろう、土の道を選択して、徐々に高度を下げていきます。
クサリ場より神経使ったよ(^^;
一度、ルート取りに失敗して、どうにも踏ん張りの利かない土のルートを選択。
途中で退避して上に戻ろうとしたけれど、物に掴まらなければとても踏ん張れない。
そこらかしこに沢山ある岩にしがみついてみたけれど、まったく浮いちゃってて意味がない。
結構性悪だな〜とか思いながら、なんとか安全な所までたどり着く。
そして、来た道を振り返る。
そこには幻想的で美しい景色が。
結構どころじゃない、とんでもなく性悪だ。
もう、今すぐに、また行きたくなっちゃうじゃないか(笑)
ようやく一息つける所まで下りて、あと1時間で麓だから、と、そこからタクシーの予約をして
その後は緩やかな林道下り。
ヤマレコでよくお見かけする、頭蓋骨達にも会うことができて、今度こそのんびりかと思いきや
歩けど歩けど目的地に着かない!
迷ったわけじゃなく、どうやら、自分たちの歩行速度と地図の参考時間がまったく合っていないらしい。
タクシーさんに会えるまで、あとどれだけ歩けばいいんだろう??
と、心細く思っていた所、細い林道をバックでお迎えにきてくれました。
ホントありがたかった〜。神様かと思ったよ(笑)
土地の訛りのあるタクシーの運転手さんのお話はとても興味深く味わい深いものでした。
やはり、登山道は昔に比べて大分雨で土が流されて荒廃が進んでいるらしいです。
さて、いつもだったらこれでごほうびーる一直線なわたくしですが
今回は旅のリーダーにレストランを予約していただいておりました。
「へ〜。レストランですか〜。ワインどころだからそれもステキですね♪」
と気軽な気持ちでおりましたが到着してみるとびっくり(@_@)
めっちゃ、ちゃんとしている所ではないですか!
雨に降られ、泥と格闘した私達、こんな姿で入っていいのかしら?
ちょっとだけ身繕いした方がいいわよね??
と、レストランの門の前で急いで靴とか拭いたりして。
こういうの、焼け石に水って言うのよ(笑)
その間にも、おしゃれなお客さん達が入店していき。
中で怒られたりするんじゃないかしら?大丈夫かしら??
隣に、今日プロポーズしますみたいなカップルがいたらどうしよう??
失敗したら私達のせいよね〜〜(>_<)
と、おそるおそる入っていくと、非常にホスピタリティあふれる対応で。
幸い隣にそんな差し迫ったカップルが座ることもなく。
とても居心地の良いレストランでした。
なにげに、ここが一番ドキドキしたかも(笑)
その上、何もかもが美味しいんですよ〜
クロワッサンをおみやげにしてもらわなかったのは一生の不覚。
また行かなくちゃ!
今回も盛りだくさん、長文レコを最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
思った通り、どころか、思った以上に乾徳山はステキなお方でした。
っつーか、クサリ使ってないし!
ホントに回数券買って通い詰めちゃおうかな〜(笑)
muniさん、こんばんは!
ヤマレコも便利な機能がどんどん増えてきますな。これでストーカーのように何度も訪問せずにすんで捗ります
それはそうと雨の乾徳山、お疲れ様でした。雨の岩場、ヤダなぁ。僕は岩場とかはどっちかというと苦手なのでヘッピリ腰になりそうな感じです。
でもご褒美いいなぁー 登山者を快く受け入れてくれるフレンチ!なんと素晴らしいぃ
カエルさんも、岩場の時とは別人のようなハッピーなお顔になってますね。
岩場のカエルさんも、それはそれで達成感を感じてるようなお顔ですが
甲州ワインも美味しそう〜
しかし、前菜からメイン、食後のコーヒーまで載った山レコは初めて見たわ…
雨の岩場は、こわいですよね〜
でも、楽しそうなのが、やはりサスガ!
鎖も、基本は補助具なんで、自分の手足で安全に登れるのなら、その方が楽しいし、良かったのでは
ともかく、鎖デビュー?おめでとうございました!
そうそう、やっぱりカエルにお尻あてか、パンツ(カラフル柄がイイ)を、コーディネートしてみては?
鹿さんに大接近で良かったね!!
カエルさんに「たまには、風呂に入るように」と言っておいて
前からあったりいいなぁと思っていたのです♪
やっとできてくれてよかった〜
突然画面が変わっててびっくりしましたけれども(笑)
私もへっぴり腰なのですが、なぜか岩場は大好きです。
ホントは高所もあんまり得意じゃないんですけど
アスレチック感覚なのかな?それがとっても楽しくて。
フレンチは驚きのご褒美でしたね〜
こんな山旅贅沢すぎます
次はカエルと粗食山旅に出かけますよ
でもせっかくだから、赤いビロードのカボチャパンツとマントでも作って着せてやるか
やっぱりさ〜ヤマレコって山旅であった自分の心の動くもの、感動したものの記録だよね
なので、全写真載せさせていただきました。
ちなみに、パンとサラダは撮り忘れてます
これで3000円なんだよ。
7人でワイン2本開けて、一人3500円。
リーズナブルすぎる
しかもめっちゃ美味しい
機会があったら一緒に行こ
クサリはみんなホイホイと使って登っていたのですが
どうも私には自分が使いこなせるイメージがわかなくて・・・
使えるようになったら、もっと色んな所に行けるのかなぁ〜
それより先に三点確保の術をもっと磨くか〜
洗濯物にまぎれて、一緒に干されてました
シカはまだ3mの距離までしか近づいていないので
次のステップは囲まれるですね
がんばりまーす!
初めましてCCR-54と申します!
乾徳山、楽しそうですね!眺めも天気が良ければサイコーですよねー
ワタクシが行ったときは新雪で、とてもキツかった思い出しかありません(笑)
でも景色は最高なのでまた行きたいと思っています
ところで
バス代は19円だったんですか?あと、大平牧場からのタクシー料金はいくらだったのでしょう?
乾徳山 お疲れ様でした!
初めまして!
コメントありがとうございます
雪の乾徳山を登られたのですね〜
さぞかしクサリは滑ったことでしょう
レコを拝見させていただきましたが、全然空の色が違う
富士山もこんなにくっきり見えるんですねぇ〜
私も次回はお天気のいい日に 行きたいと思います。
バスは10円単位なのですよ。
ですから19→190円なのでした。
タクシー代はたしか5000円ちょいです。
(まとめて払っていただいたのでうろ覚えで澄みません )
単独だとちょっと・・・な金額ですが、4人くらいだとまぁ払ってもいいかなーって言う気持ちにはなりますよね。
何しろ疲れてヘトヘトですし
タクシー5〜6,000円なんですかー了解です!
塩山駅に車を止めて、
ぐるっと回ったりした場合大平高原からタクシーで帰るのもありかな?
と思いお尋ねした次第でした!バス料金は笑っちゃいますね
参考になりました、ありがとうございます!
◇ポチ もありがとうございます!
大平牧場の手前の山荘まで来てもらうのがデフォルトで
それ以上は道の幅が狭かったり、まぁなんだったりで
来てもらえないこともあるようです。
それだけご注意を
こちらこそ、コメント本当にありがとうございました
雨の日の山行、いろいろとあったようですが、最後に
驚きの展開が待っていたようですね
入店前の心の動きや「焼け石に水」的な行動、心温まる
思いがしました
乾徳山は登ったことがなくいつかは、と思いながらそのままに
なっている山です。次回はスカッと富士山が見れると良いですね
充実の一日を過ごされたようで何よりです
一番驚いたのが雨でもクサリでもなんでもなく、レストランだということ。
よくわかっていただきました!
ビールを飲まずに山旅が終わり、それでも大満足なんて、そうそうあるものではありません。
いかにもデートな二人組や、女子会といった態のお客様を横目に、格式高い店の門前で泥を落とすってどうなの??
とは、思いましたが、やらずにはいられない。
これも人間の性ですかねぇ(笑)
私のような若輩者が言うのもなんですが、乾徳山も素晴らしい山でした。
富士山はもちろんのこと、月見岩にお団子持っていってお月見したい。
頂上の360°の景色を堪能したい。
これから何度でも楽しませてもらえる山だと思います。
ぜひ訪れてみて下さいね
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