お花の競演♪アルプの里と平標山
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,193m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
6:45 平元新道登山口
8:00 平標山の家
9:15 平標山山頂
(仙ノ倉山方面へ散策)
10:15 平標山山頂でランチタイム
12:15 松手山山頂・分岐
13:00 松手尾根にて下山完了。
林道歩きで宿場の湯まで
天候 | 平標山〜仙ノ倉山手前…ガス&霧雨? 松手山コース…晴れた☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:バスで越後湯沢駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
木段等々が整備されていて全体的に問題なし。 松尾尾根は人があまり歩かないルートなので、 熊鈴を必携してください(地元の人が言ってました!) ○ ふぁみりいはうす あかしや:http://www.akashiya-style.com/index.html この地に住んで30年の山好きご夫婦が営んでいます。 登山口までの送迎をしてくれます。 ○ 宿場の湯:http://yuzawaonsen.com/05shuku.html ※7/4追記 ○ 前日にアルプの里に行きました。高山植物園があります。 越後湯沢駅の近くです:http://www.yuzawakogen.com/ |
写真
感想
遅ればせながら、平標山へ行ってきました〜
今回の目的はとにかくお花畑を見ること。
立て続けにアップされる平標山〜仙ノ倉山のお花畑レコを、指をくわえて見続けて
いたclioneさん。
ついに我慢も限界に達し、通常の土日にもかかわらず泊まりの山行を強行!となった
次第です(^^;
1.アルプの里
土曜日の昼に越後湯沢に到着した私たち。
平標山へは日曜日の予定なのに頑張って早めにやってきた理由、それはアルプの里
へ行くことでした。
ここには高山植物園があり、clioneさんが以前より恋焦がれていたヒマラヤの青い
ケシが咲いているらしいのです。
越後湯沢駅から徒歩7、8分くらいのところにロープウェイ乗り場があり、そこから
標高差500mをロープウェイで上がっていくとアルプの里です。
わくわくしながら高山植物園へ…
良いのか、悪いのか、普段見られないような高山植物たちがあちこちに咲いています。
初めてお目にかかるホソバウスユキソウやエーデルワイスにはちょっと感激。
本当は山でお目にかかりたい植物たちですが、なかなか見られませんからね。
白いコマクサも間近に観賞です。
どこへ行っても柵で隔離されているコマクサなので、数少ない株でしたが間近に見
られてよかった。
そして!
clioneさんが熱望してやまなかった青いケシも咲いていました!
「意外とたくましい花なのね…(-_-」
とはclioneさんの感想。
ヒマラヤの高山でけなげに風になびいて咲く、ポピーのようなイメージだったよう
ですが、実際の青いケシは茎も太く、背丈も1mはあるガッシリした花だったのです。
イメージとは多少違いましたが、花が咲いているところを見られたので大満足の
clioneさんなのでした〜♪
2.平標山
ペンションでの朝…
空模様は微妙。
晴れそうな気もするけど、目の前に見える苗場スキー場の上部はガス。
宿泊したペンションのご主人に車で送迎していただき、ゲートに着いたのが7時前です。
山頂で晴れることを祈って、とにかく平標山を目指します。
林道を登山口まで粛々と歩く。
緑がきれいな林道です。
空を見上げると雲の間から青空も見えたりして。。。
「そういえば一昨年の秋もこんな空模様だったっけ」
一昨年の秋に紅葉狩りに訪れた時は完全にガスに覆われて、山頂は真っ白だったの
です。
ただ前回と違い、今回は花がある!
「ガスに覆われても、下を向いて歩けばいいよね〜(^^」
お花畑を第一目標に、運が良ければ稜線の眺めも…と思って歩いていました。
登山口に到着すると、ここからは延々と続く階段登りが始まります。
こんなに階段ばかりだったかな?と思うくらいの階段の連続。
地面は湿っているけど、それほど歩きづらくはありません。
樹木が茂る階段の道を、上へ上へと登るのみです。
まずは稜線上にある平標山の家へ着かなければ何も分からないのです。
・・・・・
平標山の家へ近づくとガスに覆われてきました。
今回もか〜と思いましたが、こればかりは仕方ありません。
今回はまだお花畑という目的がありますからね。
簡単にはモチベーションは下がりません!
というわけで平標山の家に到着。
前回に引き続き、眺望なしのガスの中でした。
ひょっとしたら、前回よりガスが濃いような気が…
小休止をはさんで、気を取り直して平標山へ出発です。
ここからが眺望の素晴らしい稜線歩きとなるはずなのですが、私たちは一度ならず
二度までもガスに阻まれてしまいました。
…なので省略です。
先の見えないガスの中、階段を黙々と登る私たち。
途中、アカモノやツマトリソウの花が見られたのが唯一の救いでした。
・・・・・
そして、ついに平標山山頂。
ガスに包まれて、人間以外は何も見えません。
狭い山頂ですが、10人以上のハイカーさんがいらっしゃいました。
きっと皆さんのお目当ても仙ノ倉山への稜線のお花畑でしょう。
我々も迷わず仙ノ倉山方面へと歩き始めます。
するとそこには…
確かにありました。
ハクサンイチゲやチングルマが一面に咲くお花畑。
時期的にはもう終盤のようでしたが、それでも稜線に一面に咲く様子は見事でした。
白い花の中にハクサンコザクラのピンクやヨツバシオガマの紫色が良いアクセント
になっています。
惜しむらくは周囲がガスに覆われていることですが、まあ気にしても仕方がありま
せん。
せっかくここまで来たのですからお花を堪能しないとね。
お花が目的の我々でしたので、仙ノ倉山を目前にしてUターン。
とにかくガスがひどくて前方がほとんど見えなかったのです。
仙ノ倉山があと少しの所にあると知ったのは後に地図を見た時でした(笑)
3.松手山コース
お花畑も見たし、平標山でご飯も食べたし。
あとは宿場の湯を目指して下山あるのみです。
もうやることはやったので悔いなく歩いていると、いつの間にやら晴れ間が…
平標山から松手山への稜線上のガスは消えていました。
前方を見やると、松手山への稜線の見事な眺め。
この景色は前回も見ることができなかったものです。
さすがに苗場山には雲がかかったままでしたが、苗場スキー場は良く見えました。
こういうのが見たかった!
今回はテルテル坊主まで持参した雨男のmasataro。
ようやく下山ルートで報われることとなりました。
松手山までの稜線歩きは本当に気持ちの良いものでした♪
ちなみに松手山〜二居のコースは樹林帯のひたすら下り。
確かにほとんどひと気のないルートでした。
しかしながら、周辺はギンリョウソウのお花畑状態。
別な意味ですごいものを見たなぁという感想です。
あと、実はこのルートは私たちが通る直前にヤブが刈り払われていました。
というのも平標山は明日(7月1日)が山開き。
地元の方々?がまさに今日、登山道の整備をされていたのです。
ありがたい思いと同時に、私たちの計画が順調に進んだことはラッキーだったこと
を感じずにはいられませんでした。
ヤブの刈り払いがまだ途中だったため、最後は林道を歩くことになりましたが、無
事に宿場の湯に到着。
今回も無事に山行完了となりました。
おわりに
バスに乗って越後湯沢駅へ向かっていると、途中から豪雨に見舞われました。
局地的なもののようで、このときの平標山がどうだったかは分かりませんが、谷川
岳周辺の天候の激しさをつくづく感じることとなりました。
今回もガスに見舞われた平標山でしたが、三度目の挑戦を誓ったclione & masataro
なのでした。
おわり
コメント
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cioneさん、masataroさんこんばんは!
ヤクシマフウロ??
きれいな花ですねぇ
自分も機会があれば是非見てみたいものです
白いコマクサはじめ数え切れないほどの花々
さすが花の百名山、平標山
いいですねぇ
timothy さん、こんばんは☆
念のためですが、コマクサを始めとする前半の花たちは「アルプの里」の植物園のものなのです。
平標山ではハクサンイチゲやチングルマがきれいな花を咲かせていました。
今シーズンはもう花期が終盤ですので、来年の良い時期を狙って行かれるのがよいでしょうね♪
私たちも再び行く気満々ですよ! (^-^)v
clioneさん。masataroさん。こんばんは。
平標山・仙ノ倉のお花畑、凄いことになっていますね。こんなに咲くんですね〜。
私が訪れた6月初めとは随分違いますね。
また、行きたくなりました。
「アルプの里」、2度程訪れましたが、ここも普段目にしない花を見られる所ですね。しかし観光で急ぎ足だったんでゆっくり見る余裕もありませんでしたが・・・
お二人が「アルプの里」で楽しまれている頃、私は大源太の帰りで、麓の湯沢の街で &「蕎麦」で ウロウロしてました。
お疲れ様でした。
timothyさん そうなんですよ
ケシ・コマクサ・フウロはアルプの里の高山植物園でして、
自生のものではありません
なかなか見れないお花が見れてお勉強になります
私たち遠征は観光も兼ねていますので、
今回は植物園くっつけてみました
展望もいい平標山。
晴れた日にぜひ行ってみてくださいね
teru-3さんも湯沢にいましたか
大源太も良さそうなお山ですね。
気になっているお山です。
前回の平標山に来た時は、
「越後湯沢の旅館の若女将が案内するバスツアー」でプチ観光ツアーしました
この時は大源太はガスの中に見えなかったのです
越後湯沢なかなか楽しい街ですよね
アルプの里では「ここで見ちゃっていいのかなぁ 」というお花ばかりで少し複雑でした
見ちゃったからいいか
こんばんわ、お二人さま
ん〜、ヒマラヤの青いケシ 、私が御嶽山の麓で見た時に、コメント下さっていましたね
私は柵の外の遠くからで、あまりよく見えませんでしたが・・
バッチリ見えて良かったですね
確かにたくましい感じがします
てるてる坊主効果 、毎回持参ですね
teru-3さん、こんばんは(^^)
近かったですね!
私たちがアルプの里で高山植物を観賞している間、
大源太山に行かれていたのですよね。
沢の渡渉、お疲れさまでした(^^;
アルプの里は高山植物園のスタッフの方がいて、ちゃんと手入れがなされているので、とても楽しめました♪
高山植物をよく勉強してから行かれると良さそうです。
平標山のお花畑も素敵でした。
これで青空だったら、最高の景色だったでしょうね。
諦めきれないので、また行くと思いますよ。
大源太山…実は結構気になっています♪
「意外とたくましい花なのね…(-_-」
clioneさんの事でしょうかね、、、masataroさん?
犬自粛が、わかって行けなかった、ちょっと拗ねてるricalojpとリカロでしたぁ。
masataroさん、こんばんは。
clione師匠、復活ですね。
お花沢山ですね。
師匠もこれで全快になったのでは。
相変わらず、私は最後の の方が気になって
仕方が無いです。
pikachanさん、おはようございます〜
昨晩はコメント頂いたことは確認しましたが、直後に撃沈…zzz
青いケシ、当然私も初めて現物を見ることになったわけですが、
「ああ、確かに青い」
くらいしか感じるものがなくて
ヒマラヤまで行って咲いているのを見たらもっと感動するのですかね
作りましたよ〜てるてる坊主。
途中までは、力及ばず…と思っていたのですが、最後は晴れましたね
梅雨明けまでは持参します
jpさん、本当に残念でした
私はあまり他の人の予定が頭に入っていないのですが、clioneさんから
「jpさんは今日(土曜日)、平標山へ登っているはずよ」
と聞かされていましたので…
と の両立は大変そうですね。
clioneさんは最初に比べたら逞しくなりましたよ。
私がゆるゆるハイクを許さないものだから、
「足が太くなった〜 」
と文句を言われます。
体格の良さは青いケシとためを張れると思います
millionさん、こんにちは。
体のほうは大丈夫ですか?
エチゴビールいいでしょ?
赤いほうはフルーティな味わい、白いほうはノーマルな感じでしたが、おいしかったですよ
clioneさんが缶ビールの写真を撮りたがっていたのですが、間違いなくmillionさんの影響です。
そこじゃないところを見習ってほしいと思うmasataroなのでした
pikaさん こんばんは☆
まさかここで憧れのお花に会えるとは思っていなかったのでうれしかったです
美しかったですよ
同じ新潟県でもこのあたりは特有の雲の流れがあるようです。
宿のお母さんも言っていました。
私の晴れパワー復活しないかなぁ〜
jpさん こんばんは☆
「木段が多いからリカロちゃん大変だったろうなぁ 」
などと思いながら登っていました。
そうですね
ワンちゃん連れていけるお山は難しいかもしれませんね
意外とたくましい…
見た目からしてたくましい私です
masataroさんの仰せのとおりです
またまたやりましたね ゼロ富士
最後のビールは格別だったことと思います
millionプロの歩きはとても真似はできないので、
せめて最後の締めぐらいは同じでもいいじゃないですかね
は美味しいです
エチゴビールはほどほど美味しいです
clioneさん、masataroさんこんばんは
masataroさん、今回は随分とメジャーな処に足が向きましたね(笑)。
clioneさんの鬱憤を晴らすかのような レコですが、ワイルドフラワーとはいえ、植物園の花は山のレコではちょっとドーピング疑惑、ですかね(笑)!といいつつも、いくつか拍手しちゃいましたが。ヒマラヤの青いケシ、小生も確かに見てみたいところです)。
小生、平標、仙ノ倉周辺は、大昔に谷川岳と結んで夜行日帰りで計画した時期はありましたが、結局行けてません。レコ拝見すると、行く価値ありですね(もちろん身の程を知った行程で)。でも、ここのところ他の方のレコを空調の効いた部屋で楽しんでいた(?)clioneさんが羨ましくなったので、小生もここしばらくは汗臭い山登りは止めて、バーチャル登山に勤しもうと思っています・・・・ 。
なお、メコノプシスの仲間の分布は、ヒマラヤもそうですが、チベット等中国の山岳地帯も多いみたいですよね。私事ですが、来月小生の愚息が、チベットそれもヒマラヤの麓近くに行くんです。「おー、ヒマラヤの麓?なら、山々や高山植物の写真、絶対撮って来いよな」というと、「何で?研究室の調査で行くんだよ!」とつれない返事。細君には、「こっそりついて行けば」と茶化されるodaxなのでした。
odaxさんの息子さん お仕事とはいえ楽しそうな所に行かれるんですね
リアルな高山植物のせめて写真だけでも見たいものです。
やっぱりついて行くべきでは
花の写真載せ過ぎですね 今回の写真のチョイスは私でした
植物図鑑だと思ってどうかお許しを
ベジタリアンな日々…少し残念な感じですが、
お大事にしてください。
なんとなくメジャーな山が続く気配の私たちです
odaxさん、おはようございます〜
ドーピングですか?
こちらは百も承知ですよ
ただ、めったに見られない花たちがたくさん咲いていましたので、皆さんにもお見せして楽しんでもらえたらいいかなと思いまして
あ、ちなみにアルプの里は大峰山という立派な山の上にあるので広い意味では山レコです
メコノプシスというのですか。
チベット…ヒマラヤ…
私が野生を見ることは永遠になさそうですね。
odaxさん、絶対息子さんについて行ったほうがいいのでは?
ベジタリアン(肉離れ)の今がいいチャンスだと思うのですが…
バーチャル登山なんかしている場合ではないですよ
masataroさん、clioneさんこんばんは
今度の週末は3連休ですな・・・
アルプの里、相当気になっています
連休中に行ってみようかと
あ、無論
山もしっかりと
あ〜忙しい連休になりそう
timothyさん、おはようございます〜
あれから2週間経ちますので、お花の状況が分かりませんが、たくさん咲いていたらいいですね
デジイチが故障中とのことで、それだけが残念かと思いますが。。。
お互い、楽しい3連休にしましょう
timothyさん ちょいとお散歩にはお得感がある「アルプの里」
HPからロープウェイの割引券をプリントアウトして行ってくださいね
少しお得です
巨大な青いケシが見頃になっているかしら
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