妙見山・高代寺山

2021年05月07日(金) [日帰り]

• GPS: 03:40
• 距離: 13.6km
• 登り: 796m
• 下り: 787m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:22
• 合計: 3:40

距離 13.6km 登り 796m 下り 797m

7:43 妙見口駅
9:09 9:15 妙見山
9:18 9:19 妙見山駐車場
9:41 雄滝行場
9:50 黒川駅
10:15 吉川城址
10:37 10:52 高代寺山
11:23 妙見口駅

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車

能勢電鉄妙見口駅から周回しました。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありません。
高代寺山周辺は山と高原地図のルートはアテになりません。そもそも山頂にルートが引かれていません。ヤマレコのみんなの足跡機能が活躍しました。

写真

5/7 7:48

能勢電鉄妙見口駅からスタート。

5/7 7:48

初谷コースで妙見山に向かいます。

5/7 7:58

しばらく舗装路を歩いた後、ここからハイキング道になります。

5/7 8:00

このような案内看板が整備されています。

5/7 8:00

大阪みどりの百選です。

5/7 8:02

パッと見、イワナが棲んでそうなきれいな水でした。夏の水温的に無理でしょうが(@_@)

5/7 8:03

台場クヌギ。
クヌギは伐採しても切ったところから新芽が出てまた再生するので、それを長年繰り返すとこういう形になるとのこと。このあたり（能勢町）はオオクワガタで有名なのですが、台場クヌギの存在もその一躍を担っているかもしれません。

5/7 8:09

初谷川に沿ってゆるゆる登って行きます。

5/7 8:09

間歩試掘跡。
この辺りは銀山（多田銀山）の鉱脈があるところで、いわゆる山師が新たな鉱石を探すためにこのように試掘した跡が残っているとのこと。

5/7 8:13

5/7 8:17

このような緊急通報標識が整備されています。なお、スマホの電波はかなり弱かったです(~_~;)

5/7 8:20

恐竜のたまごとマンモスの牙の化石（を模したものらしい）。

5/7 8:22

青色のポイントはヘリのピックアップが可能なポイントだそうです。

5/7 8:22

ヘリが近づけるように、このような開けた場所があります。

5/7 8:29

徒渉ポイント。これから先、初谷川を縫うように何度も徒渉を繰り返しながら登って行きます。

5/7 8:31

某パオーン杉に似た杉。本家パオーン杉は実は桧ですが、こちらは正真正銘の杉でした。

5/7 8:58

あちこちの岩の奥からタゴガエルと思われる鳴き声が聞こえてきます。

5/7 9:01

ここで舗装路に合流。

5/7 9:05

ちょこっと歩いてここを左に入ります。

5/7 9:07

そしてここで再合流ですが、ハイキングルートは道路を横切った向かいにあります。

5/7 9:12

能勢妙見山に到着。日蓮宗のお寺ですがなぜか鳥居があって「妙見大菩薩」と書かれた扁額が掲げられています。

5/7 9:13

独特の文字。

5/7 9:14

境内に入ってすぐ左にある「戻り馬」。戦時中、金属類を供出させられた際に青銅製と思って供出したら、石製だったので徴用されずに戻ってきた、とのこと。いや一目見ただけでも、少なくとも触ったらすぐわかると思うんやけど(^_^;)

5/7 9:18

山門。

5/7 9:18

山門が県境になっているようです。

5/7 9:19

すごい形の建物。

5/7 9:24

上杉尾根から降ることも考えましたが・・・

5/7 9:25

後ろにあるここから降ることに。川西市のハイキングコースになります。

5/7 9:30

道路をそのまま突っ切って、地図上では直線的に谷筋を下って行くルート。

5/7 9:34

よく整備された登山道かと思ったら・・・

5/7 9:35

またコンクリートの階段が出てきたり、拳大の石がゴロゴロだったり、わりと歩きにくいルートでした(~_~;)　上杉尾根にしておけばよかったかな、とちょっとだけ後悔。

5/7 9:43

5/7 9:55

ケーブルカーの黒川駅に到着。

5/7 9:57

しばらく舗装路。これから向かう高代寺山には右からでも左からでも行けますが、右に行くとロード歩きが長そうなので左に向かいました。

5/7 10:00

この信号を右折。

5/7 10:01

右折してすぐ右上にあるハイキング道に登ります。

5/7 10:02

こんな感じ。

5/7 10:05

しばらく行くと吉川八幡神社なのですが、阪急電車の先頭部分と馬が！

5/7 10:07

八幡神社から吉川城趾に向かいます。

5/7 10:07

ここにもレスキューポイントが整備されていました。能勢町やるなぁ。

5/7 10:15

途中の展望ポイント。さっき降ってきた妙見山と、ケーブルカー。あの右の谷を降ってきたんですね。

5/7 10:19

そして吉川城趾。

5/7 10:20

特に見晴らしはありませんが、クワガタムシの好きそうな広葉樹の林が美しいところです。ベンチが整備されていました。

5/7 10:21

高代寺に向かいます。

5/7 10:25

ここにも台場クヌギがたくさんありました。

5/7 10:36

高代寺に着きました。「七宝山」と書いてありますね。

5/7 10:38

高代寺の境内を抜けて左奥に登山道が続いていました。この写真は振り返って見たところ。高代寺山に向かいます。

5/7 10:40

そのまま登って行くとどうも踏み跡が怪しい。少し戻って右上に登る踏み跡を見つけました。近くにあった枯れ木等で通せんぼしておきましたが、わかるかなぁ？

5/7 10:45

そして高代寺山頂に到着。風情も展望もありません(>_<)
これは「能勢テレメーター中継局」やそうです。建設省の設備なので、どこかの川かダムの水位か何かのデータを送っているんでしょうか？

5/7 10:47

本日初休憩。この生どら焼き、ちょっと硬めの枠で囲われているので、ザックの中で潰されることがありません。優れものです。

5/7 11:01

高代寺山にはドコモの中継局もあるようで、近くまで舗装路完備。しばしのロード歩き。

5/7 11:02

シャガ

5/7 11:08

写真の右奥から降ってきて左下に向かいます。

5/7 11:09

そしてすぐ、左に下るハイキング道に入ります。写真左上から来て、右下に降ります。

5/7 11:12

クリンソウ

5/7 11:12

整備されたルートです。

5/7 11:18

高代寺への参道のようです。これは新しい六地蔵さん。

5/7 11:18

こちらは古い六地蔵さん。1649年建立とのことです。

5/7 11:19

段々畑。

5/7 11:19

「妙見里山倶楽部」の方々が整備されているようです。

5/7 11:23

里山の風景ですね。

5/7 11:24

家々の間を通り抜けて下って行きます。

5/7 11:27

ひさしの上にゾウガメが！

5/7 11:27

後ろを振り返るとイノシシが！

5/7 11:28

妙見口駅に帰着。お疲れ様でした〜

5/7 12:32

蛍池駅まで戻って「みつか坊主」でエビ味噌咖喱つけ麺を堪能。大盛りにして、さらに余ったつけ汁に白ごはんを入れて大満足です。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

あめおやじ🐟

昨日はGW期間中の交代出勤で、今日はテレワークか休暇。昨日時点で今日の天気予報は、気象庁は雲のち傘マークでしたが、日本気象協会は晴マークが並んでいました。確証バイアスではありませんが、晴れるかも？休んでしまえ！と、休みにして近場の妙見山に登ってみました。大阪50山を意識して、お隣の高代寺山にも足を延ばしました。

妙見口駅から妙見山へのルートは五つほどの選択肢がありましたが、取り敢えず一番楽そうな初谷川のコースで。よく整備されたハイキング道ですが、徒渉が始まる辺りから上はあまり手が加えられていない印象です。谷道ですが全体に気持ちよく歩けるルートでした。徒渉といっても難しいところは皆無です。

妙見山のお参りはほどほどにして、降りのルートはちょっと悩みましたが、当初予定通り黒川沿いに降ることにしました。こちらも整備されたルートではあるのですが、コンクリートで固められた階段があったり、全体に暗かったり、あまりいい感じはしませんでした（個人の感想です(^^;)）。あ、リスを見たのはプラスポイントということで(^_^;)　なお、このルートを選んだのはCTが短かったから。実際早かったので、当初の目的は達成です。

高代寺山へは吉川八幡神社を経て吉川城趾を通るルートで。高代寺まではよく踏まれた気持ちの良いルートですが、ぶら下がっている毛虫・尺取り虫攻撃には参りました(~_~;)　額が冷たいので、ん？雨かな？と思って手で拭うと尺取り虫がいたりとか。この時期の里山はしゃーないですね。高代寺から山頂へはすぐなのですが、かつて使われていたと思われるルートが踏まれておらず違うルートに置き換わっているようです。

なお、結果的に午前中くもりで下山後は雨がポツポツ来たので気象庁の勝利でした(~_~;)