父鬼〜七越峠〜和泉葛城山〜犬鳴山温泉

2021年05月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 21.0km
• 登り: 1,188m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:26
• 合計: 5:54

距離 21.0km 登り 1,188m 下り 1,225m

9:20 スタート地点
9:48 宮ノ谷と大岩谷林道 分岐
10:05 大岩谷分岐 山道へ
11:11 11:13 七越峠
11:28 丁石地蔵
11:44 11:51 鍋谷峠
12:15 小堂峰
12:36 12:40 大石ヶ峰
13:06 13:09 和泉葛城山 一等三角点
13:24 13:30 和泉葛城山
14:04 ハイランドパーク粉河
14:09 五本松
14:25 14:29 林道出合
15:13 犬鳴山バス停
15:14 ゴール地点

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：和泉中央駅08:58発 春木川09:19着のバス
帰り：犬鳴山温泉15:50発 泉佐野駅行きバス

コース状況／危険箇所等

　父鬼から七越峠へのルートは案内表示が少なく、目印テープも不十分なので注意。沢沿いでは標高400m付近の分岐で沢と別れるべきところ、それに気づかず沢沿いを進み、道が途切れて初めてコースアウトに気づく。水の音で警告音に気づかなかった。以降、こまめにヤマレコGPSとコンパスでルートを確認した。
　府県境の舗装路から、小堂峰・大石ヶ峰方面へ向かう山道入口の看板に「迷路」の記載があり、ビビリながら歩く。踏み跡と目印テープは十分だが、こまめにヤマレコGPSとコンパスでルートを確認した。
　一方、ルート後半の五本松から先の山道は、木や石で整備され、案内表示もしっかりしており安心して歩けた。
　この日、登山者2組しか出会わず。マイナーなルートなのか？

その他周辺情報

犬鳴山温泉バス停に一番近い不動口館という旅館で入浴（露天風呂あり　800円）。入浴者は私含めて4名で、密ではなかった。

写真

5/8 10:49

標高670mで明るくなり稜線に出た。

5/8 10:57

稜線の山道から未舗装の車道に出たところ。写真右・左にも道があり。目印テープなく、ヤマレコGPSとコンパスで左の山道を選択。設定コースで合ってた。

5/8 11:01

舗装路に出てすぐ。木材を積んだ作業車と遭遇。大阪の林業がんばれ！森の仕事に憧れる。

5/8 11:08

七越峠への登りでは数少ない案内看板。これがあるだけで安心する。

5/8 11:11

七越峠。ほぼ、自分で設定したコースタイムで到着。この頃はまだ余裕。

5/8 11:46

府県境の舗装路から小堂峰・大石ヶ峰方面への入口が写真右にある。

5/8 11:48

その入口に看板があり、「迷路」とありビビる。

5/8 12:24

分岐。両道に目印テープあり困った。矢印もあったし、GPSとコンパスで左を選択。合ってた。

5/8 12:40

行き先表示、ありがたい。

5/8 13:28

和泉葛城山山頂に近いところ。消耗しヘロヘロ状態で到着。おかげで、山頂へ行くことを失念してしまった。

5/8 13:32

紀ノ川沿いの景色が見えた。つらい時間帯で、好きなアーチストの歌を口ずさみながら歩く。この日、一番印象深く記憶に残る区間。

5/8 14:09

五本松の舗装路から登山道への入口。この頃、心身ともに回復。

5/8 14:15

登山道が整備されており安心して下る。結構飛ばした。

5/8 15:00

七宝瀧寺の参道を下る。渓流沿いで滝もあり、いい感じ。でも、頭の中は、温泉の湯煙とビールの泡で満たされ、バスの発車時刻に遅れまいと先を急ぐあまり、景色をゆっくり見る余裕がなかった。

撮影機器：

F-04K FUJITSU

感想

suzume9494

　昨年秋から山歩きを始め、経験が浅い。ヤマレコGPSを使っていなかった昨年12月、南葛城山で道に迷い、一時は戻り道すら見失い、身の危険を感じた苦い経験がある。そんなことがあって、今回、小堂峰・大石ヶ峰方面入口看板の「迷路」記載にビビり、緊張感マックスで歩く。
　加えて昼の時間帯、空腹感はなかったものの、ガス欠状態で血糖値が下がったようで、ボーッとしてきた。もうすぐ和泉葛城山。そこで昼休憩をとる計画で、ナッツを一握り口に放りこみ歩き続けた。和泉葛城山の一等三角点に到着したが、ガス欠状態から抜け出せず、慌てて歩きながら昼飯補給。それでも和泉葛城山付近では、かなり消耗した状態だった。
　和泉葛城山からの舗装路もヘロヘロで、立ち止まったら歩けなくなりそうで、好きなアーチストの歌を口ずさみながら歩く。NHKみんなの歌「♪もう少し、この先へ、行ってみよう、もう少しだけ〜」に励まされ、その映像アニメの主人公に自分を重ねながら歩く。
　幸い、その後回復。登山道も整備されており、快調に進むことができた。
　小堂峰・大石ヶ峰の「迷路」対応に集中するあまり、補給行為に意識が向いていなかったことが今回の失敗の原因だろう。補給行為の大切さを改めて思い知らされた。帰りのバスの発車時刻を意識して、かなりのオーバーペースで歩いたことも一因だったかもしれない。今回の失敗を次に生かそうと思う。
　山歩き後の温泉、湯船には10分しか浸かれなかったが、至福のひとときだった。