富士山に登って初心に帰りました (富士宮ルートから)
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- GPS
- 10:38
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,642m
- 下り
- 1,625m
コースタイム
10:29富士宮口頂上11:25 - 11:43剣ヶ峰 - 12:44吉田口須走口頂上 - 13:15御殿場口頂上13:25 - 14:14赤岩八号館 -
14:35砂走館 - 14:41わらじ館 - 14:45日の出館 - 15:02走り六合 - 16:04六合目 - 16:19駐車場
天候 | 曇のち晴のち霧雨 風が殆どありませんでした |
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過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
■駐車場 富士山富士宮口五合目駐車場 これからの時期はマイカー規制があります。 http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-210/fujisan/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
■富士宮ルートにはロープが張られていて、道迷いの心配はありません。 ■残雪は富士宮ルートの上部にほんの少し、剣ヶ峰から吉田口に向かう途中にトラバース有り。 自分を含めて皆さん滑り止めを使用していませんでしたが、再凍結や降雪があったら危険かも。 ■御殿場ルートの下りは、砂走りが楽しめます。 ■砂走りルートから宝永山や火口、富士宮の六合目に向かう時には注意が必要です。 道標が少なく、またロープなどは張られていないので、ガス時にはルートから外れることのないようにして下さい。 ■売店 御殿場ICを過ぎてから登山口に着くまでにコンビニが数軒有り。 山開きは7/1なので、以降は各小屋は営業をしているかと思います。 ■トイレ 富士宮登山口駐車場、5合目公衆トイレ、各小屋 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回は富士山に出掛けてきました。
実は8年前に前の職場の人たちと須走口ルートを登っているのですが、高山病のためダウン(>< )
本七合目で引き返すこととなりました(^^;)
あの頃は、山歩きの知識など全くなく、一応ザックと登山靴は山道具屋さんで購入したのですが、服はありあわせのもの。
もともと貧血と頭痛持ちなので高山病になりやすい体質なのですが、その他にいろいろな事が重なって、案の定、
早々に高山病になってしまいました。
眠気、生あくび、吐き気、脈をうつ様な頭痛、激しい動機…5m歩くと3分休むという状態が続き、とうとうダウン(>< )
そんな苦しい登りでしたが、途中からみた雲海が素晴らしく、また帰りの砂走りが思いのほか楽しくて…
下る頃には元気になっていたこともあり「山っていいなぁ」と思うようになりました。
時は流れ、一昨年、昨年と富士山行きの機会を逃してしまったので「今年こそは!」と思っていた矢先の世界遺産登録。
これは山開き前に登らないと大変な人出になりそう…ということで6月29日に決行となりました。
今回も行きの運転は私。23時半に出発、駐車場には2時半過ぎに到着。仮眠をとった後、5時半に出発。
富士宮ルートはとても歩きやすく、高山病のリスクを除けば、丹沢の大倉尾根の方がキツイ(>< )
標高差約200mごとに小屋があるので、安心感もあります。
ゆっくりペースでしたが、酷い症状が出現せずに頂上に着いたのが信じられませんでした。
タイミングも良く、急にガスがとれて広がる青空。ただただ静かにその景色を眺めて感動に浸りました。
休憩後は日本最高峰の剣ヶ峰にしっかり足跡を残してお鉢巡り。
足元には層の厚そうな大雲海が広がっていて、まさに「頭を雲の上に出し♪」で始まる「ふじの山」の歌詞
そのままでした。
念願のお鉢巡りを終えたら下山開始です。
下方はガスが濃いようなので宝永山は諦めましたが、砂走りは充分楽しめました。
着地時に足の負担が少ないので、サッササッサと面白いように下れます。
あいにく視界が悪く、景色を見ることが出来ませんでしたが、トレイルランナー気分??を味わって満足出来ました。
最後はガスガスの中の宝永山第一火口の中を歩いて無事に駐車場へ。殆どの方が帰られていました(^^;)
「いつかは登りたい!」と思いつつも、何となく不安で延ばし延ばしになっていた富士山。
好条件が揃って何とか山頂に辿り着いたという感じです。初心にかえることも出来たし感動も大きかった…。
今回は最短で登れるルートだったので、これからも経験を積んで他のルートも歩いてみたいですね(^^)
◇確認出来た鳥たち◇イワヒバリ
2013 7 3 pippi
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