記録ID: 3164168
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講習/トレーニング
日光・那須・筑波
女峰山 21-2(行者堂より黒岩ルート2)花の季節の始まりです
2021年05月08日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,784m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
5〜6台可 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、行者堂の左裏側からが始まり、登山届用のポストは行者堂の直ぐ裏にあります。 登山道の出だしは、明瞭ではありませんが、方角が変わる場所には案内板が有ります。 <行者堂ー殺生禁断境石>杉林の中の急、緩、急斜面 杉林の中の短い急斜面を登ると、緩斜面が続き途中林道に出て、杉林に戻ると直ぐに急斜面になります。急斜面を登り切ると大きな殺生禁断境石が目の前に現れます。 <殺生禁断境石ー稚児ヶ墓>緩斜面 殺生禁断境石を過ぎると、良く踏まれた明瞭な登山道です。 途中、樋状の部分が何度かあり、粘土質の土が滑るので注意。 春はつつじが咲き綺麗です。 比較的見晴らしの良い笹原からは女峰山が望めます。 <稚児ヶ墓ー水場分岐>緩斜面で、こちらも、春はつつじが咲き綺麗です。 主にレンゲツツジが多くトウゴクミツバツツジもあります。 広大な笹原に出ると間もなく男体山が左に見え、水場分岐に着きます。 水場の水は、生で飲むには衛生的に好ましくないので加熱を勧めます。 <水場分岐ー白樺金剛>緩、中斜面 水場分岐付近は笹原で、笹の斜面に男体山を望めます。 笹原から唐松林になります。唐松林の入口付近は日光市内の展望が良く、遠く筑波山も見渡せますので休憩場所に良いです。 唐松林に入り少し行くと、左側にスイトンの石碑があります。 更に進み、中斜面になったころ白樺金剛の標識が出てきます。 <白樺金剛ー八風>ほぼ緩、中斜面、急斜面 2か所の急斜面が登りずらい。 春は白樺金剛を過ぎ尾根に出ると白やしおが綺麗です。下のツツジが終わるとこの辺りの白やしおが咲きだします。 最初の急斜面を登り右へ曲がり尾根道を進むと春にはアカヤシオが見られます。 少し行くと急斜面になり溶岩の岩場に八風があります。八風は見晴らしが良く天気が良い日は男体山とその左に富士山が見えます。(今回は見えません) 北側に見える尾根は、赤薙山から奥社跡、更に一里ヶ曽根までの稜線が見えます。 日光市内も見渡せます。 <八風ー黒岩>中急斜面 少し稜線を進むと女峰の看板があります。案内板に従い進むと黒岩の南面をトラバースします。ガレ場の横断で滑りやすく注意必要。 看板を無視して尾根を直進すると、落葉松金剛を経由し、笹の急斜面を登り黒岩に着きます。笹が滑るので注意。 黒岩からは大迫力の断崖が目前に広がります。(谷側に近づくと危険) 前女峰の断崖〜赤薙山の断崖。特に前女峰の赤い地層が印象的。 更に断崖の下方には七滝、大滝も見えます。これらは冬に凍り付き白い氷瀑となります。 5月にはアカヤシオが赤薙山から奥社跡の断崖に咲きます。 その後、シロヤシオに変わります。 黒岩も樹林越しに富士山が見えます。 <黒岩ー遥拝石> 稜線を降ると遥拝石に出ます。(登跡が不明瞭なので注意) 遥拝石からも迫力の渓谷美が見られます。 <遥拝石ー箱石金剛>急、緩、急斜面 遥拝石からの登りは結構苦しく感じます。 5月には桜草の仲間が道端に咲きます。 「苦しけりされどのぼりたし」の看板…アタッテル… その後、尾根の南側をトラバース気味に進み、唯一の鎖場を過ぎ笹の斜面を横切ると、コメツガ林の急斜面に入ります。この急斜面の上部は岩場となっていますが、お助け手すり(木の根)があり、それに捕まると安心して登れます。 今回、この急斜面から雪道となりました。 急斜面を過ぎるとシラビソの茂る尾根道となり、更に尾根道を進むと徐々に急になり箱石金剛に出ます。 箱石金剛は綺麗なコメツガ林の中にあります。 <箱石金剛ー唐沢小屋>緩斜面 箱石金剛から尾根に上がり少し行くと竜巻山の標識があります。 展望はありません。 この後唐沢小屋までは、アップダウンはありますがほぼ平坦な登山道です。 今回、雪で苦戦しました。 途中景色の良い展望地があります。男体山、大真名子、白根、子真名子、太郎、帝釈、女峰が望めます。 ザレ場のトラバースを過ぎると少しで唐沢小屋に着きます。ザレ場のトラバースは蟻地獄に飲まれないように慎重に進みます。 <唐沢小屋ー山頂>緩、急斜面 唐沢小屋からはシラビソの樹林帯を進みます。 樹林帯を過ぎると崩れやすいガレ場をトラバースし、最後の急登となります。ガレ場からは男体山の眺望良し。(大きな岩の周辺が一番滑り易いので注意) <山頂> 山頂からは360度の展望。男体山、大真名子山、子真名子山の連なる様子が絶妙です。又会津の山々、更に越後の山々は7月ごろまで白く雪を被って綺麗です。 その景色を見ながら帝釈山への尾根道を歩くと、何となく北アルプスを歩いている気分になります。 良く澄んだ日は、北アルプス妙高まで見えます。 女峰の写真を撮るには、帝釈山側から撮るとピラミラダスに撮れます。 特に、帝釈山の山頂手前からは形が良いです。 |
写真
感想
箱石金剛を過ぎると所々残雪あり
滑るし踏み抜き有り
雪解けで土も緩んでいるので注意必要。
花の季節が始まりました。これからツツジ類が咲き始めます。
アカヤシオは次週ぐらい
トウゴクミツバツツジは次週、再来週
ヤマツツジは再来週以降と思われます。
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