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Yamareco

記録ID: 316568
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

【三百名山】オプタテシケ(美瑛岳とベベツ岳も) 〜北十勝の小さな合唱団〜

2013年06月29日(土) ~ 2013年06月30日(日)
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I_am_Ryo その他1人
GPS
29:15
距離
23.2km
登り
2,005m
下り
1,989m

コースタイム

マウンテンタイム:29時間15分
(山での滞在時間)

ザックの重量:16kg (重かった)

‥仍蓋〜美瑛富士避難小屋

 登り:4時間半
 下り:2時間半 (雪渓を尻滑りで時短)

美瑛富士避難小屋〜美瑛岳

 登り:2時間
 下り:1時間半

H瑛富士避難小屋〜オプタテシケ

 登り:2時間半
 下り:2時間
 

距離:23.18km

すれ違い人数:約20人
 オプタテシケ山頂で会ったおじさま2人とおばさま1人。
 楽しくおしゃべりし、良い山頂タイムを過ごさせていただきました。
 ミニトマト美味しかったです。

確認した動物:5匹 (鳥、とりっ、トリ)

消費カロリー:約3000kcal
摂取カロリー:約2000kcal

体重:2kg減
天候 1日目 うす曇り→曇り
2日目 ド快晴 (素晴らしい天気)
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
札幌市街地から車で3時間程度でした。

高速は三笠で降りて桂沢湖経由で、
国道452号線を北へ、道道135号線を富良野方面へ。
そこから裏道を通って上富良野に出てから、
「国立大雪青少年交流の家」へ向かいます。

登山口手前の「涸沢林道」を利用する場合は、
鍵の番号を聞いておく必要があります。

 http://www.rinya.maff.go.jp/hokkaido/kamikawacyubu/rindouriyou.html

実際に電話してみたら、凄く良い対応をしてくださいました。
ありがとうございました。
コース状況/
危険箇所等
‥仍蓋〜美瑛富士避難小屋

 道は雪解け水で結構泥だらけ
 ゲイターやスパッツがあると良い
 雪渓で大量に体力を消費する


美瑛富士避難小屋〜美瑛岳

 トラバースする雪渓があるがノーアイゼンでフィニッシュ!
 

H瑛富士避難小屋〜オプタテシケ

 この道は素晴らしかった。
 登山道の横に花々が咲き乱れ、歩くのが楽しくなる。
 疲れも忘れてズンズン歩いて行ける。

 しかし、稜線なので突風に注意されたし。
 
 されど、極上のマウンテンレイルウェイ。
登山口。
最初はこんな感じの道が続く。
最初はこんな感じの道が続く。
緑が豊かな登山道。
緑が豊かな登山道。
おもいっきり木が倒れていた。
おもいっきり木が倒れていた。
あまりの豪雪で枝が下を向いている
あまりの豪雪で枝が下を向いている
背負いやすいザックだった。
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背負いやすいザックだった。
奇怪な木・
天然庭園で約半分。
天然庭園で約半分。
雪渓歩きが大変だった。
1
雪渓歩きが大変だった。
美瑛富士非難小屋に到着すると少し晴れ間が見えた。
2
美瑛富士非難小屋に到着すると少し晴れ間が見えた。
水は豊富。
もちろん煮沸して活用。
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水は豊富。
もちろん煮沸して活用。
非難小屋もあるがテントを張ってみた。
6人ぐらい非難小屋を利用してたらしい。
2
非難小屋もあるがテントを張ってみた。
6人ぐらい非難小屋を利用してたらしい。
ビールひえひえ。
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ビールひえひえ。
美瑛岳から垣間見た景色。
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美瑛岳から垣間見た景色。
美瑛岳山頂にて
テントの中。
充電中。
GPSがかなり使える。
1
充電中。
GPSがかなり使える。
夕陽ゲット。
これからディープブルーな夜が始まる。
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これからディープブルーな夜が始まる。
朝。
美瑛岳に日があたる。
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朝。
美瑛岳に日があたる。
かなり神々しい光
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かなり神々しい光
絶句する景色。
しばらく息をするのを忘れて苦しかった。
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絶句する景色。
しばらく息をするのを忘れて苦しかった。
美瑛岳方面。
朱に染まる。
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美瑛岳方面。
朱に染まる。
東大雪方面。
これは素晴らしい。
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東大雪方面。
これは素晴らしい。
石垣山に人影が見えた。
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石垣山に人影が見えた。
この景色は素晴らしい。
光の差し方が悶絶クラス。
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この景色は素晴らしい。
光の差し方が悶絶クラス。
日高連峰もはっきりと見えた
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日高連峰もはっきりと見えた
普段の生活ではこんな景色見れないので来てよかった。
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普段の生活ではこんな景色見れないので来てよかった。
喜ぶ人。
石垣山から
夜は氷点下近くまで気温が下がるので注意されたし。
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夜は氷点下近くまで気温が下がるので注意されたし。
石垣山を登っている最中にこのような状況になった。
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石垣山を登っている最中にこのような状況になった。
咲き乱れ。
この後どうなるんだろうか。
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この後どうなるんだろうか。
太陽が高く舞ってゆく。
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太陽が高く舞ってゆく。
ベベツ岳方面。
ド快晴な十勝岳連峰。
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ド快晴な十勝岳連峰。
素晴らしい山じゃないですか。
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素晴らしい山じゃないですか。
ベベツ岳山頂にて。
後ろは十勝岳方面です。
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ベベツ岳山頂にて。
後ろは十勝岳方面です。
喜ぶ人。
オプタテシケ山方面。
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オプタテシケ山方面。
こんな場所を歩けるなんて嬉過ぎる。
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こんな場所を歩けるなんて嬉過ぎる。
誰がつんだかビックケルン。
かなり目立つので目印になる。
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誰がつんだかビックケルン。
かなり目立つので目印になる。
ベベツ岳にシュプールが。
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ベベツ岳にシュプールが。
登山道沿いに植物が咲き乱れている。
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登山道沿いに植物が咲き乱れている。
オプタテシケ最後の登り。
オプタテシケ最後の登り。
山頂に到着。
景色が素晴らしすぎる。
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山頂に到着。
景色が素晴らしすぎる。
この雪渓の模様は美しい。
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この雪渓の模様は美しい。
喜ぶ人。
大分駅にこんなポーズの銅像あったなー。
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喜ぶ人。
大分駅にこんなポーズの銅像あったなー。
宇宙人の顔に見えてきた。
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宇宙人の顔に見えてきた。
二ペソツ。
トムラウシ。
硫黄沼。
馬のように見える雪渓。
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馬のように見える雪渓。
カップルでハート型の雪渓を見ると幸せになるとか。
カップルでハート型の雪渓を見ると幸せになるとか。
ケルン。
山頂で会ったお三方です。
とても楽しかった。
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山頂で会ったお三方です。
とても楽しかった。
ハーフムーン半月。
1
ハーフムーン半月。
美瑛富士の登山道。
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美瑛富士の登山道。
シリスベリ。
シリスベリ。
疲れ果てた人。
青い池に約400人ぐらい居た。
池が青く、立ち枯れた木が不思議。
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青い池に約400人ぐらい居た。
池が青く、立ち枯れた木が不思議。
青い池の奥にいいスポット発見。
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青い池の奥にいいスポット発見。
ここから見える連峰は素晴らしい。
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ここから見える連峰は素晴らしい。
オプタテシケ山・・・。
うっとり。
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オプタテシケ山・・・。
うっとり。
芦別岳に続く道。
2
芦別岳に続く道。

感想

6月29日(土)〜6月30日(日)

オプタテシケ山 (2,012m)
美瑛岳 (2,052m)
ベベツ岳 (1,868m)
に登ってきました。

■計画■

平日は仕事に追われながらも、コツコツと計画をしていました。
そして、ついに実行する時がきました。

今回のテーマは「大雪山の勇者『ナッキー』に会いに行く!」です。

「天空の方舟〜大雪山 氷河期から未来へ」を見てから
ナッキーの虜になってしまいました。
 http://www.tbs.co.jp/program/hbc_tenku_20130217.html

「ピチ、ピチ」と鳴いている映像を見た時はモンテスキューも悶絶級のかわいらしさ。
「かわいい」という言葉は「ナキウサギ」の為にあると言っても過言ではないかもしれない。

氷河期を生き抜きて、明日を見ているような姿にとても感動を覚えたのです。
体は小さくともしっかりとした強さを見出しました。

しかし、なかなか会えないナッキーらしいので、
普段の生活で運を使い果たさないように頑張りました。
 (宝くじを買わない、当たり付きのアイスを食べない、など)

ん!?
見れたのか、ですか・・・。
そ、それは、

 まあ、会えたかどうかの結果も大事ですがその過程も大事なのです ^ ^;
  (うぅ、文面から察して下さい・・・)

追記→
 この話を友達に話すと、速攻で「ピチピチ」と言ってナキウサギの真似をしてくれた。
 我ながら良い友を持ったものだ。

■DAY1■

避難小屋までの荷上げはなかなか大変だった。
なんだかんだで重量は16kgになってしまった。

オスプレーのイ―ザ―60はイイサネー。
背面メッシュパネルが涼しく、ちゃんと腰で背負えたので、
頑張ることができました。
何も権威もないですが、僕から「グッドプロダクト賞」を贈呈したいくらいです。

「天然庭園」と言われている場所は美しいが歩きにくい。
転倒してトレッキングポールが真っ二つに折れた!
おかげで怪我しなくて助かったがお荷物になる。
テーピングで切れっぱしを塞いでザックに括りつけた。

避難小屋に到着したらテント張って、ガスガスの美瑛岳に登って20時に就寝。
気温は氷点下近くまで下がったので寒かった。
心と体を温めるカイロ持ってきて良かった。

■DAY2 - 1■

「カッコー♪」
「チュン、チュン♪」
「ピチ、ピチ♪」(←この鳴き声は・・・)

朝3時。
「北十勝の小さな合唱団」に起こされ外を見ると、
空が明るくなっている。

石垣山から朝日見ようと思って少し登ってみたけど、
以外と距離があってビックラこきました。

ある程度登り、展望の良いところから景色を眺めると、
凄まじく神々しい風景が広がっていた。
太陽が低い位置にあり、ニペソツ方面から光の線が出て、雲海に当たる。
 →感動した!

このとき僕は呟いた「これが『カムイ何たら』と呼ばれる景色か〜」
さすが、「カムイ何たら」と呼ばれるだけあります。

あ、あとで調べるたら「カムイミンタラ」(神々の遊ぶ庭)でした。
 →おしい!

■DAY2 - 2■

その後はテントに戻り、朝飯食べてオプタテシケ山に向かう。

石垣山はナキウサギの生息地だけど姿は確認できなかった。
 (200mmレンズ重かった・・・。)

ベベツ岳は花が咲き乱れていた。
 写真スポットだらけなのでなかなか先に進めなかった。

オプタテシケ山への道はなかなか大変だが、世界遺産クラスの景色が広がっていた。
 この景色を例える気にもならないぐらい凄い。

 山頂では山の先輩達とお話をして、「あの山は何だ!選手権」みたいなのが始まった。
 僕はiPhoneを持ってたので、ほとんどの山を言い当てる事ができた。
 ズルしてごめんなさいね。

避難小屋までの下山も、素晴らしい景観を楽しみながら歩く事ができた。
 普段の生活とはかけ離れ隔絶された風景。
人も少なかったし、また来たいと思う場所であった。

本当に美瑛富士避難小屋〜オプタテシケ山の登山道は
「素晴らしい」、「美しい」の一言に尽きる。(^ ^)

あまりにも感動したので歌を作って歩いていました。

 オプオプ、
 オプタテシケ、
 オプオプ、
 オプタテシケ
 その道、この道、険しいけれど
 景色は最高さ♪

ひ、酷いが過ぎる・・・。
自分のセンスの無さに失望しながら下山しました。

■DAY2 - 3■

温泉入って、コーラ飲んで、青い池行って、十勝連峰見て帰宅しました。


■次回の計画■

旭岳⇔黒岳の御鉢周りを8の字で巡る計画。
 仮称「パチパチ大作戦」(泊まり)
地図上で見ると∞になるかも。

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