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Yamareco

記録ID: 3191562
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

和賀岳

2021年04月30日(金) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:39
距離
16.6km
登り
1,288m
下り
1,372m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:38
休憩
0:45
合計
7:23
距離 16.6km 登り 1,289m 下り 1,388m
6:43
13
6:58
7:05
23
7:28
7:31
4
7:35
7:36
41
8:16
8:17
37
8:54
8:54
8
9:02
9:03
9
9:12
9:12
24
9:36
9:41
35
10:16
10:16
35
10:52
10:58
28
11:26
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21
11:47
11:53
20
12:13
12:13
11
12:24
12:24
5
12:29
12:29
18
12:47
12:52
25
13:17
13:22
3
13:25
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15
13:41
13:44
11
13:55
13:56
3
13:59
14:02
9
天候 雨強風
過去天気図(気象庁) 2021年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までのアプローチは、まさかのダート道。しかも10kmぐらいはあったかな。ほとんどはフラットで走りやすい道だが、雨で水溜り多数、所々に落石も。

登山口には20台ぐらいの駐車スペースと、立派な避難小屋(休憩所)がある。
コース状況/
危険箇所等
避難小屋から5分ぐらい林道を進むと、甘露水口。
もちろん水場もあって、ここの水は本当に甘い。

登山道に入ると、踏み跡は明瞭。松の落ち葉が積もっていて、少し分かりにくい箇所もあるが、赤旗もあり迷うことはない。巨大な倒木が道を塞いでいる箇所もある。最初から結構な登りで、いきなり息が切れる。

しばらくあるくとブナ台の看板。しばらくジグザグ登りが続く。沢の音が聞こえてくると滝倉沢に飛び出す。

滝倉沢から先、徐々に雪が増えて、やがて登山道は雪に覆われてしまう。
ガスガスで視界は50mぐらいか?
それでも昼間で明るいので赤旗やピンクリボンを見つけながらなんとか進む。
迷えば地形図やGPSを見ながら先に進むと倒れた赤旗を見つける感じ。

滝倉沢の先に、避難小屋があるらしいが、ガスガスで見つけられなかった。本当は無いのかもしれない。(帰りも探したけど分からなかった。)

この避難小屋付近が一番分かりにくかったかな。
地形図を見ながら、所々露出している夏道を見つけ、先に進む。

いったん樹林帯を抜けると、倉方の標識。
ここからは尾根沿いに一本道を登っていく。右手は雪渓だが、登山道はギリギリ夏道が出ている。

左手からは強風が吹き付ける。雨も強い。
傘は諦めて、雨具を着る。
フードを被らないと、耳が凍傷になりそうだ。

尾根沿いに登っていくと、薬師岳分岐を過ぎ、風が強烈に吹き付けるようになると、登山道から右手に10mぐらい入ったところに薬師岳の山頂が。
残念ながら暴風雨ガスガスで視界もなく、写真を撮って撤退、先に進みます。
ところが、薬師岳から先は薬師平という笹原で、若干の鞍部となっていて風の通り道となっているため、猛烈な強風が左手から吹き付ける。
真っ直ぐ歩くことができないぐらい。早くこの一帯を抜けようと駆け足で進む。
ようやく笹原の陰に入り込み、風が落ち着く。しかし今度は雪渓が現れて、ホワイトアウトもあって登山道が不明瞭に。
笹原と雪渓を交互に進むため、夏道を見つけないと藪漕ぎになってしまう。
比較的わかりやすい地形だったので、一箇所少し迷っただけで、あとは夏道を見つけられた。
しばらく笹原の踏み跡を進むと、刈り払いが追いついていない?、笹漕ぎ地帯に突入。足元を見れば進路が分かるため迷うことはないが、歩きにくい。
しばらく笹原を進むと、いったん登りとなり、小杉分岐に到着。
小杉分岐から和賀岳までは1時間ちょっと、なだらかな尾根道を進むかと思っていたが、ホワイトアウトと暴風雨、さらに小鷲倉手前では踏み抜き地獄と、樹林帯の進路不明瞭などが重なり、なかなか前に進めかった。
小鷲倉から先は比較的歩きやすい。
和賀岳山頂直下は、融雪で樹木が露出しているため、夏道の方が歩きやすいと思うが、ガスガスで夏道を見つけにくかった。
10:52に和賀岳山頂に到着。暴風雨。写真も撮るのが大変。自撮りはまず無理。
ガスガスで景色は全く見えず、5分ぐらいで退散。

帰りは薬師岳避難小屋の付近でリボンを見失い(実際は旗が倒れていて分からなかった)、少しだけ迷ったが、なんとか夏道を見つけた。それ以外は迷うポイントも少なく、GPS様のおかげですんなりと帰還できた。
その他周辺情報 登山口には20台ぐらいの駐車スペースと、立派な避難小屋(休憩所)がある。
まだ新しいし、中も綺麗で広いので、十分寝られる。
小屋内にトイレもあるようだが、ニオイは気にならなかった。
避難小屋(休憩所)はとても綺麗です。
2021年04月30日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:25
避難小屋(休憩所)はとても綺麗です。
スタート!駐車場から林道を進みます。
2021年04月30日 06:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:28
スタート!駐車場から林道を進みます。
なんの花?
2021年04月30日 06:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:30
なんの花?
登山道入口の甘露水。甘くて美味い!
2021年04月30日 06:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:36
登山道入口の甘露水。甘くて美味い!
分岐を右へ進む。
2021年04月30日 06:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:42
分岐を右へ進む。
なんだろう?
2021年04月30日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:53
なんだろう?
なんだっけ?
2021年04月30日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 6:53
なんだっけ?
ブナ平。
2021年04月30日 07:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:01
ブナ平。
ブナの森が幻想的。この先でヤマドリの母衣打ち(ほろうち)を聴く。久し振りでビビった。
2021年04月30日 07:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:13
ブナの森が幻想的。この先でヤマドリの母衣打ち(ほろうち)を聴く。久し振りでビビった。
カタクリも所々に咲いていた。
2021年04月30日 07:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:21
カタクリも所々に咲いていた。
突然沢に飛び出す。
2021年04月30日 07:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:26
突然沢に飛び出す。
雪が現れ始める。
2021年04月30日 07:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:28
雪が現れ始める。
旗はあるが、倒れていたり、見えにくかったり。
2021年04月30日 07:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 7:53
旗はあるが、倒れていたり、見えにくかったり。
倉方。
2021年04月30日 08:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 8:17
倉方。
ようやく尾根に出たが、真っ白。
2021年04月30日 08:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 8:34
ようやく尾根に出たが、真っ白。
尾根に出ると、左から強風が吹き荒れる。
2021年04月30日 08:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 8:57
尾根に出ると、左から強風が吹き荒れる。
自然環境保全地域だと初めて知る。
2021年04月30日 09:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:02
自然環境保全地域だと初めて知る。
薬師岳。もはや読めない?
もの凄い強風でした。
2021年04月30日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:03
薬師岳。もはや読めない?
もの凄い強風でした。
登山道に戻り、薬師堂方面。
2021年04月30日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:03
登山道に戻り、薬師堂方面。
薬師平を過ぎたあたり。雪渓があるが、地形的にわかりやすい。ちなみに、薬師平は暴風で身の危険を感じるほどで、写真無し。
2021年04月30日 09:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:24
薬師平を過ぎたあたり。雪渓があるが、地形的にわかりやすい。ちなみに、薬師平は暴風で身の危険を感じるほどで、写真無し。
笹漕ぎをクリアすると分岐に到着。
2021年04月30日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:39
笹漕ぎをクリアすると分岐に到着。
和賀岳方面は真っ白。
2021年04月30日 09:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:39
和賀岳方面は真っ白。
真っ白な世界。結構好きです。
2021年04月30日 09:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 9:42
真っ白な世界。結構好きです。
小鷲倉。手前で踏み抜き地獄と藪地獄をクリアする必要があり、ずいぶん時間がかかった。
2021年04月30日 10:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 10:13
小鷲倉。手前で踏み抜き地獄と藪地獄をクリアする必要があり、ずいぶん時間がかかった。
うーん。真っ白。
2021年04月30日 10:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 10:16
うーん。真っ白。
山頂直下。夏道を見付けないと、笹や灌木で歩きにくそうだ。
2021年04月30日 10:46撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 10:46
山頂直下。夏道を見付けないと、笹や灌木で歩きにくそうだ。
着いた!けど、暴風雨で怖いぐらい。
2021年04月30日 10:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 10:52
着いた!けど、暴風雨で怖いぐらい。
三角点もあります。
2021年04月30日 10:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 10:53
三角点もあります。
すぐに退散。帰り道は自分の踏み跡をがあるので楽々です。
2021年04月30日 11:11撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 11:11
すぐに退散。帰り道は自分の踏み跡をがあるので楽々です。
この先、また踏み抜き地獄が待っている。
2021年04月30日 11:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 11:28
この先、また踏み抜き地獄が待っている。
小杉分岐。笹藪の中に三角点があるらしい。
2021年04月30日 11:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 11:48
小杉分岐。笹藪の中に三角点があるらしい。
一応見つけた。
2021年04月30日 11:52撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 11:52
一応見つけた。
ゴールまであと少し。花の写真を撮る余裕が出てきた。
2021年04月30日 13:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 13:48
ゴールまであと少し。花の写真を撮る余裕が出てきた。
標高が低い登山道脇には、花が結構咲いていた。
2021年04月30日 13:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 13:48
標高が低い登山道脇には、花が結構咲いていた。
登山道入口まで戻ってきた。
2021年04月30日 13:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 13:59
登山道入口まで戻ってきた。
甘露水、、、好きね。
2021年04月30日 13:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 13:59
甘露水、、、好きね。
甘露水。本当に甘くて美味しい水です。
2021年04月30日 14:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 14:00
甘露水。本当に甘くて美味しい水です。
ゴールが見えました。お疲れ様!
2021年04月30日 14:10撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/30 14:10
ゴールが見えました。お疲れ様!

感想

天気悪かったし、誰にも会わなかった。
残雪期の登山は、登山道が分かりにくいので少し難しいが、経験値もだんだん増えてきたし、スマホのGPS性能もかなり良くなっているので、静かな山歩きを楽しめたかな。
ニッコウキスゲの季節もいいが、涼しくて安全な?残雪期の季節もなかなか良いなと思う。

雨と雪で、靴の中がびしょ濡れになったのは反省。靴の選定を間違えたようだ。
やはり残雪期は長靴が最強かもしれない。

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