大原で賀茂なすのしぎ焼き
- GPS
- 05:43
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,130m
コースタイム
- 山行
- 4:23
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 5:44
天候 | 曇のち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
市原駅から叡山電鉄 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大きな問題はなかったが,雨でところどころ沼地っぽくなっていたり,登山道が川になっていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
携帯
時計
サングラス
タオル
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感想
2021年5月22日(土)にトレーニングのために比叡山経由で大原の戸寺まで行った。そこからさらに鞍馬を目指したが,江文峠に向かっている時に雨が降り出した。あまりしっかりとした雨具を持っていなかったので,江文峠で木陰で雨宿りしたが,そこで体が冷えたためにモチベーションが下がってしまい,ちょうど来た京都バスに乗って市原まで行き,そのまま市原から叡山電鉄で帰ってしまった。
今回は5月ということで,大原にある手作りドレッシングの店,志野に賀茂なすのしぎ焼き弁当が出てるかも,と思って志野を目指してみた。そこから瓢箪崩山を越えて岩倉に出るか,あるいはそのまま京都一周トレイルで鞍馬を目指すか,はたまた静原から市原に向かうか,と思っていた。ルート的には先月も歩いているので迷うことはないが,異様に早い梅雨入り直後に続いた雨の日が終わったばかりで,全体に湿度が高く路面もかなり水を含んでいた。普段,ザラザラしたところはむしろ歩きやすくなっていたが,全般的に少し歩きにくい感じだった。
歩きだすと思ったよりも体が動いていない感じだった。自分の印象としては,やはり体が重いようだった。どうもコロナ太りから脱却できない…。ただ,結構湿度が高かったので,高温多湿でしんどかったのかもしれない。あるいは久々(3週間ぶり)で体が起きなかったのかも,やけど…。いずれにしてもしんどい感じがしたので,序盤はペースを抑えながら歩いた。そのおかげか徐々にしんどさは消えていった。まぁ,運動のためのアップが足りなかった,ということにしておこう。
それでもあまりペースを上げずに淡々と歩いた。天気もいまいちで湿度も高いせいか,歩いている人は少なめだった。そのため,スキー場跡地の先のつつじヶ丘にある大原の見える休憩スポットには誰もいなかった。湿度が高い分,緑が鮮やかに見えて,少し得した気分になった。その先,釈迦堂までは下り基調なので,少し小走りにしてペースを上げておいた。
釈迦堂の先ですぐに峰道に入る。そこも人が少なく,ほとんどの時間景色を独り占めできた。玉体杉にも人がおらず,かつ濡れた感じでこれまたちょっといい感じだった。これも得した気分。峰辻の先の横高山では,特にペースに気をつけた。あそこはハイペースで登ると後の水井山で後悔することになるので。それでもそれなりのペースで登ったら,6分ちょっとで登れた。ま,距離は短いからね。そこから6分程度で水井山の上りに差し掛かり,7分ほどかけて水井山を登った。時間も距離もいうほどないが,この辺りのアップダウンは結構疲れる。道を知っているだけに,余計に疲れる気もするが…。
水井山の後は,3回ほど短い上りがあるが,それ以外はほぼ下り基調で大原まで下る。今回は雨上がりでまだ路面が乾いておらず,下りでは気をつかった。特に木の根がつるつると滑り,木の根を踏みながら進むような場所ではペースダウンしないと危険だった。それでも水井山から45分ほどで大原戸寺に下ることができた(決して速くはない…)。
大原戸寺には志野という名前の手作りドレッシングのお店がある。そこでは採れたての京野菜や,それらを使ったお弁当,餅なども売られている。5月といえば賀茂なすのしぎ焼きが美味しい。4月にはなかったけど,いつからいつまで売ってるんやろ?聞けばよかった。今回はお昼にその賀茂なすのしぎ焼きの入ったお弁当を食べようと思っていた。そのためにわざわざ大原まで行ったんやから。しぎ焼き弁当を見ると,しぎ焼きが1個とご飯が入っていた。しかし,しぎ焼きのみのパックなら2個入りだった。そこでしばし悩んでしまった。やっぱりしぎ焼き2個は捨てがたい。かと言って,しぎ焼き2個入りとしぎ焼き弁当はやりすぎやし,しぎ焼き2個入りとたけのこ弁当もやりすぎやし…。仕方ないので,賀茂なすのしぎ焼き2個入りと豆餅2個にしてみた。しぎ焼きは甘辛く(むしろ辛い),豆餅は甘いので,ちょっと口の中が混乱してしまったが…。それにしてもしぎ焼きは美味しかった。思わずビール,と叫びたくなってしまった…。
志野のお店の前でしぎ焼きを食べた後,どうしようと考えたが,鞍馬まで歩いて,できれば夜泣峠を越えて鴨川沿いに走って帰ろう,と決めた。そこで江文峠に向けて歩きだしたが,その辺りでポツポツと雨が降り出した。まぁ,大したことないからいっか,と思って進んでいると,そのうち徐々にしっかりとした雨になってきた。江文峠の手前は木々があってましだが,それでもしっかりと雨を感じるぐらい降ってきてしまった。今回は午後から晴れるという予報やったから,ちゃんとした雨具を持ってきてなかった。反省…。仕方なく,江文峠にある金比羅山への鳥居の下で雨宿りした。まぁ,鳥居自体は幅があまりないので,その上の大樹の下で雨宿りしたようなものだが…。
雨雲の様子をネットで見ると(ネットが繋がっててラッキー),1〜2時間のうちには止みそうだった。しかし,20分もすると体が冷えてきて,徐々にモチベーションが下がってきてしまった。そうなると,もうさっさと帰りたいと思い出した。そこで家に救援要請をしたが,小一時間待たされるということだった。仕方なく待っていると,ふとバス停が目に入った。江文峠にはバス停があるんや…。そこで,時刻表を見ると,平日にはバスがなかった。土日は1日に3,4便だけあるみたい。東向きを見ると,13時前と15時前にあった。その時の時刻は14時前だったので,待てそうになかった。しかし,西向きを見ると,5分も待てば13:58のバスが来そうだった。そこで待っているとバスが来た。そのバスが救世主に見えた。で,ちゃっちゃとバスに乗ってしまった。その頃には雨はあがりつつあったんだけどね。
バスは貴船口行きだった。市原経由だったので,市原までバスに乗った。市原は交差点近くのバスターミナルが停留所だった。そこから叡山電鉄の市原駅に向かった。市原駅からの便は20分に1本だった。どうやら新型コロナの緊急事態宣言のせいでそうなっているみたいだった。市原駅でも15分ちょっと待たされたので,なんだかんだで出町柳駅に着いたら午後3時頃になっていた。そこから歩いて帰って,お風呂で冷えた体を暖めた。
今回は賀茂なすのしぎ焼きを食べるために大原に向かったしぎ焼きを食べるまではよかったが,その後で雨に降られてモチベーションが下がってしまった。やはり普段の登山の時と同じように,毎回雨対策をもう少し真面目に持っていくべきだ,と思った。
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