蕎原〜和泉葛城山〜燈明ケ岳〜犬鳴山温泉
- GPS
- 05:29
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 947m
- 下り
- 1,022m
コースタイム
- 山行
- 4:38
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:30
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 南海ウイングバス 犬鳴山温泉15:50発 泉佐野駅前16:25頃着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蕎原から「Aコース」ルートで和泉葛城山に上がる計画であったが、同コースは5月末まで通行止めとのことで、「Bコース」ルートを歩いた。稜線沿いのいい道だけど、一部舗装路を歩く。この舗装路で自転車数台とすれ違う。舗装路右側を歩くと緩い(チャリダーから見ての)下りカーブでは自転車がスピード落とさず突っ込んでくる危険あり。(チャリダーから見て)視界のきかない左カーブでの出会い頭が特に危険。私も若かりし頃はチャリダーしてました。 和泉葛城山から大タワまでは舗装道。 大タワから大天上ヶ岳の間で、踏み跡に下草が生い茂ってルートが少しわかりにくかった。これから夏場は一層わかりにくくなるように思う。更に倒木が行く手を遮り、これを乗り越えるのに一苦労した箇所が数カ所あり。 大天上ヶ岳から先は、踏み跡に下草なくルートは明瞭で、目印テープもあり、分岐も少なく迷う心配なし。ただし、ロープのある急な下りがあり注意。 |
その他周辺情報 | 犬鳴山温泉の「み奈美亭」という旅館で入浴(950円) |
写真
感想
2週間前にも和泉葛城山から犬鳴温泉まで歩いているが、体調不良・時間的余裕のないルート設定のせいで、いい山歩きができなかったことから今回歩き直し。
蕎原09:00頃着のバスに4組ほどの登山者の姿。こんな「たくさん」の登山者を見るのは久しぶりだった。Aコースを進む計画で歩き、Bコースへの分岐路に差し掛かったとき、先ほどの登山者の一人が声を掛けてくださった。「Aコースは5月末まで通行不可」と教えてくださる。私より先に出発したのに、ストレッチで出発の遅れた私を待っていてくださったのだろうか。そう思うと感謝の一言に尽きる。持ちつ持たれつの山において、私もこうありたいと心から思う。
しばらく歩いてBコースに合流。Bコースは稜線沿いにあり、新緑と木漏れ日の中を春ゼミとツツドリの声を聞きながら気持ちよく歩く。ネットで野鳥の鳴き声を予習。他にもいろんな野鳥が鳴いていたが、いざ、現場で理解できたのはツツドリだけだった。山頂までの時間、全くストレスを感じることなく快適だった。
和泉葛城山は高校の頃、何度か登っており、少し思い入れのある山。30年以上ぶりに登るこの山で、当時の記憶を求めて山頂付近をウロウロするが記憶に合致するものはなし。そして当時なかった立派な展望台に目を見張る。
大タワから大天上ヶ岳の間がこの日一番苦労したところ。それは、踏み跡に下草が生い茂って道がわかりにくかったことと、倒木に遮られてこれを乗り越える必要が生じたこと、そして思慮に欠いた判断で、倒木と丸太だらけの本来進むべきではない所に入り込んだこと。目印テープがあったから入り込んだが、今思うに、木が倒れた・切断されたことで、目印テープが本来の位置から今の位置に移動してしまったのだろう。ここでは、浮き石ならぬ「浮き丸太」を一つ一つ確かめながら丸太・倒木の上を慎重に進んだが、一度だけバランスを崩し、両手から落下。幸いケガも痛みもなかったが、場合によってはケガで動けなくなる可能性もあっただけに、一つの判断ミスが大きな事故を誘引する怖さを知る。
大天上ヶ岳を過ぎてすぐの下りと経塚権現山を過ぎてからの下りは急勾配。ロープがあってよかった。ただ、急な下りは毎回膝が痛くなる。我慢の時間だった。
七宝瀧寺の参道、2週間前は脇目も振らず歩き通したが、今回はのんびり歩けた。渓流沿いの道で、多くの滝があり、歩いていて気持ちよかった。
最後の温泉は私にとっての小さな幸せ。
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