大矢船西町〜一徳坊山〜編笠山〜岩湧山〜大矢船西町
- GPS
- 07:59
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,406m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
- 山行
- 6:39
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:58
天候 | 薫風快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年05月の天気図 |
アクセス | 三日市町駅発大矢船西町行きのバスで、最寄りのバス停は大矢船西町。しかし、本数少なく役に立たないことあり。そんな時は、大矢船西町バス停から歩いて5分ほど下ったところにある大矢船中町バス停の利用もご検討あれ。このバス停、三日市町駅前と南ヶ丘を結ぶバス路線にあり、その分利用本数が増えます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩き始めてすぐの二ノ坂峠。そこから西に下った大ザオ谷は踏み跡明瞭で、目印テープや看板が要所にあり。1カ所、沢が合流するところで進路に悩み、右往左往した。数カ所で、沢を歩いたり、右へ左へ渡沢する。この日は、深いところで水深は10cmあるかどうかで水量は少なく、水面から出た倒木や石の上を進み水没することはなかった。この大ザオ谷ルート、単調な山歩きを望まない方にはいいかもしれない。そうでなければ、このルートを使わず、二ノ坂峠を尾根伝いに進む方が無難。 一徳坊山から先は、踏み跡明瞭で迷う心配なく危険箇所なし。ただ、きゅうざかの道手前の舗装路を誤って反対方向に進んでしまって引き返した。緊張感に欠いていた。 きゅうざかの道は名前のとおり急登で、岩湧山からの下山の際に通ったみはらしの道も急勾配多し。 加賀田から分岐し一徳坊山へ向かう関電道、踏み跡明瞭、目印テープ十分、危険箇所なし。ただ、登り始めは、いきなりの急登で、尾根に登りきるまでは踏み跡が細く不安を覚えた。 一徳坊山からゴール地点をつなぐ尾根道、目印テープは少ないが踏み跡明瞭で迷うことはなさそう。ただし、1カ所、崖沿いの細い道の区間(2mほど)あり。 |
写真
感想
2日前の金曜日、朝7時前、出勤前の朝飯を食っていると、普段聞き慣れない野鳥の鳴き声がする。「キョロロロロ」って、近くにいるのか声も大きい。姿を探すが見つけられず。すぐにネットで検索。同じ声がネットと外で鳴き合っている。テレビでしか見ることなかったアカショウビンだとわかり興奮。やがて声は遠ざかり消えていった。気づいてから5分か10分の出来事だった。前日の土曜日も当日も日の出前から外の声に聞き耳を立てるが、主の声は聞こえず、たまたまこの辺りに立ち寄っただけのよう。また、ネットによると大阪城公園で目撃例があるようで、ありがたみが薄れる。
とはいえ、my home townにやってきた珍客、再び現れるかもしれないと、声の遠ざかっていったと思われる中山谷・寂黙(ジャクモク)山(標高438m)を下山時のルートに組み込み、双眼鏡・ビデオを携えて、こちらから会いに行く。
昨年秋に山登りを始めた際に最初に登った山が一徳坊山。その時と同様、大矢船西町の入口から尾根伝いに一徳坊山へ歩くのが一般的だと思うが、アカショウビンを見るなら沢沿いの方がいいのではと大ザオ谷ルートを選択。水際を歩いたり、右へ左へ渡沢するところが数カ所あり、これを沢歩きと称していいのかどうかは別として、山歩きにおいて沢の中を歩く行為は人生初だった。慣れぬ行為に序盤の一徳坊山で少し疲れた。
編笠山手前の東タツガ岩は見晴らしよく、座るにほどよい石もあり、ここで昼休憩。風が心地よかった。足下は急斜面。この急斜面、切れ落ちてるかのように下界からでもよく見え、ヤマレコGPSでは、オレンジの点が積み重なっており、登山ルートのようだが大変そう。機会があったら通ってみよう。
春に岩湧山に登るのは初めて。山頂付近は、思いのほか人は多くなく、いい気候の中、ベンチで食事したり、草はらに寝そべったり、私も含め各人、のんびり寛いでいた。これまでの私の山歩き、先を急ぐことばかりだった。山の上でゆっくり過ごす贅沢に気づかされた。すごくよかった。私も次回春に来るときは、コンロでコーヒーを入れ、甘いもの食いながらゆっくりしようと思う。昼寝もいい。
岩湧山を下り、加賀田の分岐で関電道に入る。ここで寄り道しなければ、30分ほどで帰宅でき、心も体も下山モードになってたように思う。ここからの登りが結構きつく消耗した。関電道から寂黙山への分岐に到着。何の迷いもなく寂黙山へ向かうが、分岐からいきなりの急な下りで、踏み跡もなんか心細い感じ。慎重に進むが、何度か滑って尻餅をつく。不明瞭な踏み跡が二手に分かれ、一方に申し訳程度の小さな目印テープが付いている。ヤマレコGPSで位置を確認。分岐から5分は経過したはずだが、ほとんど進んでいない。昨年秋から山登りを始め、技術・経験・知識に乏しい私にとって、体力だけが頼み。もうすぐ15時。この時期、日は長いとはいえ、頼みの体力が消耗した状況で、このルートを通って安全に下山できるという確信が持てず、分岐まで戻って、過去に歩いたことのある一徳坊山と大矢船西町を結ぶ尾根伝いルートに変更することにした。結果的には正解だった。小さなアップダウンが続くこのルートでさえ、結構こたえた。これまでの山歩きで一番体力を消耗した。アカショウビンどころではなかった。ひとつ、経験を積めたかな。
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