穂高連峰縦走 (ジャンダルム〜大キレット〜槍ヶ岳〜西鎌尾根〜小池新道)
- GPS
- 24:44
- 距離
- 37.0km
- 登り
- 3,226m
- 下り
- 4,311m
コースタイム
21日 穂高岳山荘4:55-涸沢岳5:13-北穂高岳6:45-南岳小屋9:35-槍ヶ岳山荘12:02-槍ヶ岳12:30-山荘12:50-樅沢岳15:58-双六小屋16:34
22日 双六小屋5:18-6:18鏡平山荘7:00-わさび平小屋8:33-駐車場9:47
天候 | 20日 晴れ〜ガス 21日 晴れ〜ガス〜小雨〜曇り 22日 曇り〜晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
西穂高〜奥穂高 基本マーキングがあるので、外さなければ問題なし。 迷ったら引き返して正規ルートに戻らないとホイホイに陥るかも。 奥穂〜北穂〜大キレット 一般登山道ですが、下りは慎重に! |
写真
感想
8月からしばらく山に行けなくなりそうなので、3日間の単独縦走へ。
1日目
この時期の新穂高の無料駐車場は、満車が心配。6時半に着いたらすでに満車の看板が・・・。
係りの人が入口そばの脇に駐車OKとの事でなんとか停められた。ロープウェイの始発は8時半予定なので、車の中で就寝。
なんとなく眠いが周りがガサガサと準備中とかで寝れず。仕方なく7時半に準備し新穂高温泉駅に着くと改札には、すでに行列が。
臨時便で8時発が出るみたい。しかし始発は乗れず、2本目で鍋平へ向かうがここも始発に乗りそこね。
2本目で登り西穂高口に着いたのは、8:40。渋滞を交わしつつハイペースで上り、50分で西穂山荘。
1.5Lの水を持ってきたけど、この先水場が無く行動時間も長く暑いので、山荘で水1L購入。
荷がさらに重くなり西穂を目指す。この先も人が多く抜かさせてもらいつつ2時間で西穂高岳登頂。
山頂は、人が多いのもう一つ先のピークで休憩。先客のカップルがいて奥穂まで行くみたい。
この先ちょっと不安だったので一緒に歩ければ安心と勝手に思いつつ・・・。鎖場で垂直に下り、上り返して間ノ岳。
この辺でお二人から先にどうぞとの事で先行させてもらうが、直に離れてしまった。
一人旅となり間天のコルからは、逆層スラブを登ると天狗岳。下って天狗のコルに着き岳沢側に雪渓があり、
ボトルに雪を入れて水分補給。ここからジャンダルムまで250mの登り。チムニー、ルンゼ、ガレ場をよじ登って
コブ尾根の頭に着くと目の前にジャンダルが! 西穂側から登って3時過ぎにジャンダルム登頂。
生憎のガスで記念写真も映えないわ〜。待っててもガスが取れそうも無いので、奥穂を目指す。
同じルートを下り信州側を巻いてロバの耳へ。マーキング通りに超えて、馬の背へ。
去年、この下りが一番怖かったが、登りは結構平気。後は、奥穂までもう直って思っても、バテてなかなか足が上がらず、
ゆっくり登り16時に奥穂高岳登頂。ガスは、すっかり晴れてジャンダルムもよく見えますよ。槍は、ちょっとガスが掛かっている。
重荷の縦走で、腿が筋肉痛。慎重に下り17時前に穂高岳山荘に到着。本日8時間行動。
テント場の受付し、設営場所を探すが、すでに満杯でヘリポートに設営。小屋でビール&チューハイを購入し、
ダラダラ過ごし18時過ぎに夕飯食べる。19時前に夕日が沈み、ガスで幻想的になり写真撮りまくり。19時過ぎに就寝。
2日目
3時半に起床。ラーメン食べて撤収し5時前に出発。今日の予定は、槍ヶ岳まで。
昨日の筋肉痛が残りながら涸沢岳に登ると雲の切れ間から日が昇り、今日も暑くなりそうな予感。
鎖場を垂直に降り始め縦走開始。マーキングに導かれながら一気に下り、D沢のコルに着く。
暑くなり長袖を脱いで、日焼け止めを塗る。カメ岩通過し最低のコルで休憩。涸沢が目の前で簡単に歩いて行けそうそな感じ。
ここから本格的に登り返し。この先は、結構難しくなく体力勝負。1時間半で北穂高岳登頂。
振り返って奥穂、この先の大キレット、槍がよく見える。まだ先は遠い感じ。下って北穂高小屋で休憩し、大キレット縦走開始。
下り始めがガレてて慎重に下り、飛騨泣きはしっかりステップが設置してあるので、問題なく通過しA沢のコルで休憩。
この先ハセガワピークまでナイフリッジとなるが、前方から20人ほどの大群が現る。仕方なく全員すれ違うまで20分ほど待機。
無事にHピークを通過し南岳への登りは、梯子、岩場ともしっかりしているので、問題なし。2時間半で大キレットを縦走し
南岳小屋で休憩。これで岩場も終わり核心部終了。あとは、ダラダラの3000mの稜線歩きかと思っていたが、南岳から中岳、
大喰岳の各ピークへの登り返しが辛かった。徐々にガスが出てきて目の前の槍も消えて仕舞いには、小雨が降り始める。
飛騨乗越で雨具を着込み、槍ヶ岳山荘に着くと雨は、止んでいた。ガスっているがとりあえず穂先に登り、槍ヶ岳登頂。
ガスの切れ間から、北鎌、西鎌、東鎌、硫黄尾根が見える。サクッと下ってまだ13時前。
予定では、ここで幕営だけど明日の天気予報が微妙なので先の双六小屋までがんばってみる。
千丈乗越まで一気に下り、西鎌尾根を縦走する。マーキングが薄く踏み跡を丁寧に追っていく。
小雨が降ったり風が出てきたり、天候があまり良くないので先を急ぎたいが、バテ気味と微妙な登り上り返しで、
全くペースが上がらず。ほぼコースタイムで樅沢岳に着く。これで本日の登りは、終了。あとは、淡々と下り双六小屋に到着。
ここでヤマレコで見ているhanameizan氏に遭遇。2年前大天井ヒュッテで会った以来。
テント場の受付しテント設営して、小屋でビール&チューハイ購入。本日12時間行動。夕飯を早めに食べて6時半には、就寝。
3日目
遅めに起きてゆっくりしようかと思っていたけど、隣人達が準備をし始めたので、つられて4時前に起きてラーメンを食べる。
テント撤収し、5時過ぎに出発。空は、ガスっていたが徐々に晴れ始め青空が見え始める。
この先もただ下るだけかと思いきや、弓折乗越まで登り返しが多い。1時間で鏡平山荘に着くとちょうどヘリが来るとの事。
10分ほど休憩していると、ヘリ登場で写真撮影会となった。また何回か往復でくるらしいので、
小屋の中で待機していたら裏手ばかりの作業だったので、諦めて下る事に。日差しも強くなり淡々下り林道に出て、
1時間半でわさび平小屋に到着。ここでトマトを食べようと思っていたが生憎の売り切れ。やっぱり平日だからかな?
ガシガシ下って10時前に駐車場に到着。帰りは、ヤマレコ割に誘われてひがくの湯によって帰宅。
行動時間が長くなる縦走路は、重荷だと余計に時間が掛かってしまうので、やっぱり小屋泊で楽に歩きたい!
7月初めに笠ヶ岳から逆ルートで行った者です、テント装備で登りなのに随分早いですね〜!(>_<)
こちらは初日以外はガスってて肝心の西穂から大キレットの景色はイマイチだったんですが、そちらは槍ヶ岳以外は天気良かったみたいで羨ましい!(^O^)
時々そちらに出没するのでお会いしたらヨロシク!
はじめまして。
自分が行く前に何回かレコ参考にさせていただきました。
西穂からの足が速かったのは、単独だからですよ。
それと先が長かったので、休憩時間を短めにしていました。
天気は、槍以降ずっと微妙でしたね。ピーカンの3連休を狙っていたのにまさかの雨には、やられました。
こちらこそ、お会いしたときは、よろしくです。
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