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Yamareco

記録ID: 325936
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

木曽駒ヶ岳

2013年07月25日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:42
距離
4.2km
登り
468m
下り
476m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:58千畳敷駅発
08:44乗越浄土
08:51宝剣山荘(小休止)
09:01発
09:13中岳
09:38木曽駒ヶ岳山頂
09:50山頂発
10:11中岳
10:25宝剣山荘
11:40(剣ヶ池散策後)千畳敷駅着


総移動時間…約3時間10分
(標準コースタイム…約3時間40分)
天候 曇り(濃いガス・やや強い風)
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央道-駒ヶ根IC-県道75号-菅の台バスセンタ-駐車場(車中泊)-菅の台バスセンター(バス)-しらび平(駒ヶ岳ロープウェイ)-千畳敷
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイにて日本最高所の「駅」まで手軽に行けることから、山頂までも下界からアプローチせずとも行ける山。
千畳敷駅を下車すれば、天気が良いと氷河地形の千畳敷カールが目に飛び込んでくる好立地。富士山ほどではないが、千畳敷はかなり観光地化されており、水洗便所・自販機・食堂等がある。だが、お花畑の剣ヶ池より上は、観光客の世界ではない。

道標・ロープ柵等が整備されており、迷うような箇所はない。
強いて言うなら、私が登った時のように濃霧だと進むべき方向が分からなくなるおそれがあること。ただ、地図・道標を読み、ロープ柵を意識すればOK。
強風だけは防ぎようもないので、要注意。

登山ポストは、千畳敷駅建物入口付近の机上。記入用紙もあるが、作って行った方が良いだろう(提出している人は、ほぼ皆無に見えた)。感想やコースを記入する下山届もある(こっちの方が自由形式)。

菅の台駐車場はかなりの台数が停められるが、平日だったためか下山後も20〜30台ほどしかいなかった。駐車場は24時間開場で、1回につき500円。
綺麗なトイレ・自販機あり。

コンビニは、駒ヶ根ICを降りて菅の台駐車場と反対方向にセブンイレブンがある。

バスとロープウェイの料金は、全部往復で3800円(往復券だとちょっと割引)。駐車場脇の小屋で販売しているので、先に購入すべし。

NTTドコモの電波状況は、概ね良好。
前日、大黒川SAから見た鋸岳(左)、甲斐駒(中央左)、仙丈(右)。
2013年07月24日 18:37撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/24 18:37
前日、大黒川SAから見た鋸岳(左)、甲斐駒(中央左)、仙丈(右)。
同じく、SAにて夕食後の木曽駒方面の夕焼け。
2013年07月24日 19:08撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/24 19:08
同じく、SAにて夕食後の木曽駒方面の夕焼け。
しらび平駅に入ってくるロープウェイ。
午前7時で、しらび平駅温度計は12℃。
2013年07月25日 07:12撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 7:12
しらび平駅に入ってくるロープウェイ。
午前7時で、しらび平駅温度計は12℃。
千畳敷駅出て直ぐの状況。
視界20〜30m程度の濃霧。嫌な予感。
2013年07月25日 08:04撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:04
千畳敷駅出て直ぐの状況。
視界20〜30m程度の濃霧。嫌な予感。
千畳敷駅出て直ぐにある、短めの雪渓。無問題。
2013年07月25日 08:07撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:07
千畳敷駅出て直ぐにある、短めの雪渓。無問題。
こんな感じの歩き易い道。
2013年07月25日 08:10撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:10
こんな感じの歩き易い道。
ペイント等で、非常に整備が行き届いている。
2013年07月25日 08:20撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:20
ペイント等で、非常に整備が行き届いている。
こうした足場もしっかりしてる。
2013年07月25日 08:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:44
こうした足場もしっかりしてる。
酷い霧。
2013年07月25日 08:41撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:41
酷い霧。
濃霧の時に癒してくれるのは、花。
2013年07月25日 08:24撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/25 8:24
濃霧の時に癒してくれるのは、花。
可憐。
2013年07月25日 08:47撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 8:47
可憐。
高山の花は全体的に華奢な作りだと思う。
2013年07月25日 08:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 8:48
高山の花は全体的に華奢な作りだと思う。
真っ白な恐怖と強風の中、忽然と姿を現した宝剣山荘。
2013年07月25日 08:56撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 8:56
真っ白な恐怖と強風の中、忽然と姿を現した宝剣山荘。
広い尾根道で、ロープと標識がなかったら遭難してたと思う(言い過ぎ?)。
左は中岳巻き道。ここは右へ。
2013年07月25日 09:11撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:11
広い尾根道で、ロープと標識がなかったら遭難してたと思う(言い過ぎ?)。
左は中岳巻き道。ここは右へ。
中岳。
標識どおりに駒ヶ岳方面へ下る。
2013年07月25日 09:18撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:18
中岳。
標識どおりに駒ヶ岳方面へ下る。
中岳と駒ヶ岳の鞍部。
ロープ柵がないと、やっぱりヤバかった。
2013年07月25日 09:30撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:30
中岳と駒ヶ岳の鞍部。
ロープ柵がないと、やっぱりヤバかった。
濃霧と強風の中、駒ヶ岳への登り。
2013年07月25日 09:35撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:35
濃霧と強風の中、駒ヶ岳への登り。
真っ白な駒ヶ岳山頂。
2013年07月25日 09:42撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 9:42
真っ白な駒ヶ岳山頂。
もう一つの山頂標識。
2013年07月25日 09:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:44
もう一つの山頂標識。
本来なら、きっと眺めも良いだろうに…
2013年07月25日 09:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:44
本来なら、きっと眺めも良いだろうに…
山頂に咲いてた、まさに高嶺の花。
心癒される。
2013年07月25日 09:45撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 9:45
山頂に咲いてた、まさに高嶺の花。
心癒される。
伊那側の社殿。
2013年07月25日 09:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:46
伊那側の社殿。
木曽側の社殿。
2013年07月25日 09:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 9:49
木曽側の社殿。
中岳への登り返し。
2013年07月25日 10:15撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 10:15
中岳への登り返し。
乗越浄土から千畳敷へ下っていると、徐々にガスが薄くなってきたような…
2013年07月25日 10:42撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 10:42
乗越浄土から千畳敷へ下っていると、徐々にガスが薄くなってきたような…
雪渓も見えてきた。
2013年07月25日 10:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 10:48
雪渓も見えてきた。
千畳敷カールが突如見渡せるように!
2013年07月25日 10:58撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 10:58
千畳敷カールが突如見渡せるように!
伊那前岳もはっきり見える。
2013年07月25日 11:01撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 11:01
伊那前岳もはっきり見える。
剣ヶ池。お花は大変綺麗だった。一眼レフで撮った画像もアップせねば…

周囲は観光客だらけになっていたので、混む前にロープウェイへ。
2013年07月25日 11:37撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 11:37
剣ヶ池。お花は大変綺麗だった。一眼レフで撮った画像もアップせねば…

周囲は観光客だらけになっていたので、混む前にロープウェイへ。
菅の台バスセンターの様子。
左奥の建物がチケット売り場、バス停裏側が広い駐車場。
2013年07月25日 13:37撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/25 13:37
菅の台バスセンターの様子。
左奥の建物がチケット売り場、バス停裏側が広い駐車場。
こまくさの湯。大人600円。
菅の台駐車場の直ぐ近く。
2013年07月25日 14:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 14:26
こまくさの湯。大人600円。
菅の台駐車場の直ぐ近く。
帰り、こまくさの湯前から見た千畳敷(中央)。
宝剣岳(中央左)、伊那前岳(中央右)もはっきり見えた。
さっきまでの天候は何だったんだ…
2013年07月25日 14:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 14:26
帰り、こまくさの湯前から見た千畳敷(中央)。
宝剣岳(中央左)、伊那前岳(中央右)もはっきり見えた。
さっきまでの天候は何だったんだ…
撮影機器:

感想

日本百名山23座目。

ロープウェイで高山を楽しめるお手軽な山の一つ。
ただ3000mに近いことあって、悪天には注意が必要。
剣ヶ池より上の八丁坂には、いわゆる観光客は殆ど見られなかった。

前線が通過し、当日には天候も回復傾向であったが、早い時間に登る所為か天候にはあまり恵まれなかった。
ちょうど一年前の乗鞍岳を彷彿とさせる濃霧・強風と下山後の晴れだったが、土壇場で千畳敷カールが見られて良かった。

良い天気での山行が多いことから、濃霧と強風は勉強になった。
バスに乗って直ぐに強い雨。しらび平駅の気温は12℃。
千畳敷駅に着くころには雲の中に入り、雨はほぼ降らなくなったものの一面真っ白の濃霧。皆どうしたものかといった表情。

乗越浄土からは広い荒涼とした尾根道で、濃霧の所為で目標物も一切見えず、標識と方位磁石とロープ柵のお陰で進めたようなものだ。
宝剣山荘と天狗荘も近いはずだが、宝剣山荘から天狗荘は全く見えず、地面に引かれたケーブルを頼りに天狗荘方向へ向かった。
きっと晴れていたらこの尾根からですら、絶景が拝めるのだろう。
こんな天候だが何組も登山者がいて(泊りがけの人や、中学生くらいの団体もいた)、みな天候に困っているようだったが、人がそこそこ多いことが安心。

主に西からの強風で、眼鏡の左レンズだけに水滴が次々と纏わりつき(復路は逆の右レンズに)、濃霧に拍車を掛けて視界を奪う。こういう時に裸眼の人が羨ましい。

頂上に着くと先着の何組かが頂上標識の前で写真を撮っていたが、真っ白なので長居はせず下っていく。
乗越浄土を過ぎて、八丁坂の中間地点で一気にガスが薄くなった。お陰でさっきまで真っ白だった千畳敷が見渡せるようになる。ここでやっと感動。
気付けば観光客も含めてかなりの数の人達が剣ヶ池付近にいるのが見える。混ざって高山植物鑑賞後、下山。

駐車場に着くころには快晴で、山頂部に最後までかかっていた雲も、温泉から出てくると何とか取れて全容が見えるようになっていた。

次回は晴れた日に来て、しっかりと景色を堪能したい。

翌日は焼岳に登る為、上高地方面へ。
焼岳(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-327256.html)

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