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Yamareco

記録ID: 327256
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳

2013年07月26日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:28
距離
6.9km
登り
893m
下り
898m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

06:34焼岳登山道入口前駐車場発
07:33小ピーク(1972mピーク)
07:51下堀沢出合前広場(小休止)
08:00広場発
09:16焼岳(北峰)山頂
09:50山頂発
10:44下堀沢出合前広場(小休止)
10:51広場発
11:10小ピーク(1972mピーク)
11:50焼岳登山道入口前駐車場着

総移動時間…約4時間10分
(標準コースタイム…約5時間00分)
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野自動車道-国道158号-沢渡市営第2駐車場(車中泊)-国道158号(旧道)-焼岳登山道入口前駐車場(新中の湯ルート)
コース状況/
危険箇所等
登山道はよく整備されており、ペイント等を見ていれば迷うような箇所はない。

下堀沢出合過ぎまでは土と岩との登山道で、ぬかるんでいる箇所もあった。
森林限界以上になると見晴らしもよくなるが、雨等で濡れていると滑るかもしれない。
北峰の噴気口の直下南側を巻いてから北峰まで至る岩場が、やや危険か。特に雨や強風時は(山頂も)気をつけた方が良いだろう。
因みに南峰は立ち入り禁止である。登って良いのは北峰のみ。

新中の湯ルートには、登山ポストは無いと思う。

登山道入口の駐車場は、上高地との分岐の信号を沢渡側から左折して、有料トンネル入口手前を右に曲がると旧道で、これを登る。
第10号カーブを過ぎて、しばらくの左手路肩が駐車場で、10台は停められる。駐車場向かいが登山道入口。

NTTドコモの電波状況は概ね良好で、山頂ではバリバリだった。

沢渡市営第2駐車場は、24時間開場で1日500円(つまり日付を跨ぐと1000円になる)、綺麗なトイレ・無料足湯があり、直ぐ近くに旅館等と上高地へのバス停?がある。100台くらい停まりそうなほど広い。
付近には上高地へと向かうマイカーの為の市営(私営もある?)駐車場が多くあり、それぞれにバス停があるようだが、第2駐車場が一番広いと思う。
車中泊前に撮影した、沢渡市営第2駐車場。
建物がトイレ、裏側が広い駐車場。
2013年07月25日 17:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/25 17:49
車中泊前に撮影した、沢渡市営第2駐車場。
建物がトイレ、裏側が広い駐車場。
登山道入口。
2013年07月26日 06:36撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 6:36
登山道入口。
最初はこんな感じ。
2013年07月26日 06:41撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 6:41
最初はこんな感じ。
有名な、朽ちた車。
登山口から直ぐ出会える。
2013年07月26日 06:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 6:46
有名な、朽ちた車。
登山口から直ぐ出会える。
徐々に角度が上がり、九十九折れの登りが続く。
2013年07月26日 06:53撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 6:53
徐々に角度が上がり、九十九折れの登りが続く。
登りはしんどいが、原生林が綺麗。
2013年07月26日 07:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 7:46
登りはしんどいが、原生林が綺麗。
下堀沢出合前の広場から見た焼岳。
濃いガスで、北峰・南峰の両方とも見えない…
2013年07月26日 07:57撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 7:57
下堀沢出合前の広場から見た焼岳。
濃いガスで、北峰・南峰の両方とも見えない…
出合を過ぎてからは崩落地脇を詰めていく。
2013年07月26日 08:12撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:12
出合を過ぎてからは崩落地脇を詰めていく。
所々で現れる木製梯子。
2013年07月26日 08:13撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:13
所々で現れる木製梯子。
振り返ると、ガスがかかった霞沢岳。
2013年07月26日 08:14撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:14
振り返ると、ガスがかかった霞沢岳。
徐々にガスが切れてきたか?
2013年07月26日 08:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:26
徐々にガスが切れてきたか?
遂に青空が!
2013年07月26日 08:38撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:38
遂に青空が!
飛行機雲と南峰。
2013年07月26日 08:41撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:41
飛行機雲と南峰。
飛行機雲と北峰。
それにしてもよく飛行機が通るなぁ。
2013年07月26日 08:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/26 8:44
飛行機雲と北峰。
それにしてもよく飛行機が通るなぁ。
振り返ると、去年登った乗鞍岳が!
2013年07月26日 08:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:49
振り返ると、去年登った乗鞍岳が!
鞍部までの道。
2013年07月26日 08:52撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 8:52
鞍部までの道。
北峰・南峰の鞍部から見た火口湖。
結構高度感がある。
2013年07月26日 09:07撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:07
北峰・南峰の鞍部から見た火口湖。
結構高度感がある。
北峰。
噴気口からガスが出ている。硫黄臭が強い。
2013年07月26日 09:07撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/26 9:07
北峰。
噴気口からガスが出ている。硫黄臭が強い。
南峰。
鋭い峰だが、立入禁止。
2013年07月26日 09:08撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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7/26 9:08
南峰。
鋭い峰だが、立入禁止。
直下から見上げた北峰の噴気口。
ボーボーと音がする。
2013年07月26日 09:11撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:11
直下から見上げた北峰の噴気口。
ボーボーと音がする。
北峰を南から巻き終えたところ。
ここから北峰へ最後の岩場の直登。
2013年07月26日 09:17撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/26 9:17
北峰を南から巻き終えたところ。
ここから北峰へ最後の岩場の直登。
最も北峰頂上に近い噴気口。
ここもボーボーと音がする。
2013年07月26日 09:19撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/26 9:19
最も北峰頂上に近い噴気口。
ここもボーボーと音がする。
焼岳北峰頂上!
後方には雲に隠れた穂高岳、眼下には上高地!
2013年07月26日 09:24撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
3
7/26 9:24
焼岳北峰頂上!
後方には雲に隠れた穂高岳、眼下には上高地!
大正池も見える。
2013年07月26日 09:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:26
大正池も見える。
梓川と上高地。
2013年07月26日 09:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:26
梓川と上高地。
山頂からの南峰と火口湖。
結構高度感がある。飛ばされたりして落ちたら死亡。
2013年07月26日 09:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
7/26 9:26
山頂からの南峰と火口湖。
結構高度感がある。飛ばされたりして落ちたら死亡。
小休止中。風が吹いたり、ガスで日差しが遮られると寒い。
2013年07月26日 09:30撮影 by  SO-03D, Sony Ericsson
7/26 9:30
小休止中。風が吹いたり、ガスで日差しが遮られると寒い。
噴気口からのガスと南峰(右)。
奥は乗鞍方向だが…
2013年07月26日 09:39撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:39
噴気口からのガスと南峰(右)。
奥は乗鞍方向だが…
山頂標識の奥は、笠ヶ岳。
湧き出る雲に隠されている。
2013年07月26日 09:53撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 9:53
山頂標識の奥は、笠ヶ岳。
湧き出る雲に隠されている。
下山中、「2300」とペイントされた岩から山頂を振り返る。
ガスがかかったり切れたりが繰り返されている。
2013年07月26日 10:20撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 10:20
下山中、「2300」とペイントされた岩から山頂を振り返る。
ガスがかかったり切れたりが繰り返されている。
登りの時より、はっきりと霞沢岳が見える。
2013年07月26日 10:40撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 10:40
登りの時より、はっきりと霞沢岳が見える。
下堀沢出合。
左が旧中の湯ルート。崩壊の為、立入禁止看板があり、草が生い茂っている。
2013年07月26日 10:45撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 10:45
下堀沢出合。
左が旧中の湯ルート。崩壊の為、立入禁止看板があり、草が生い茂っている。
下堀沢出合手前の広場から。
登りと違い、はっきりとそそり立つ北峰・南峰が見える。
2013年07月26日 10:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 10:49
下堀沢出合手前の広場から。
登りと違い、はっきりとそそり立つ北峰・南峰が見える。
ぬかるんでいても木道があったりして、助かる。
2013年07月26日 11:09撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 11:09
ぬかるんでいても木道があったりして、助かる。
1972mピーク。
2013年07月26日 11:12撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 11:12
1972mピーク。
駐車場到着。
2013年07月26日 11:55撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 11:55
駐車場到着。
駐車場から見えた穂高岳!
写真では巨大さが伝わらない。
2013年07月26日 11:56撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
7/26 11:56
駐車場から見えた穂高岳!
写真では巨大さが伝わらない。

感想

日本百名山24座目。

前日は木曽駒ヶ岳(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-325936.html)。
ガスと強風の中で木曽駒ヶ岳に登り景色を殆ど楽しめなかった。車中泊地である沢渡市営第2駐車場で綺麗な夕焼けを見られたので、焼岳に期待をこめて就寝することができた。
ところが深夜午前1時半頃、車に打ち付ける雨音で目が覚める。がっかりして不貞寝。

朝5時過ぎに目覚めると、地面等は濡れて水蒸気で薄っすら朝もやが出ているが、晴れそう。
昨日買ったコンビニのおにぎりセットを朝御飯で食べ、登山口へと車を走らす。

登山口への国道158号の旧道には、5号カーブくらいからニホンザルの群れがチラホラ見られた。親の背中にしがみつく小猿が可愛いが、人からの餌の味を覚えると日光の観光地みたいなことになるから、餌付けは当然禁物。

平日にも関わらず、駐車場には5台くらい停まっており、入山者が他にもチラホラいた。
駐車場の下方からさっきのニホンザルの声がたくさん聞こえた。

登り始めの10分くらいは急な登りはないが、朽ちた車の残骸を過ぎてしばらくすると、九十九折りの登りになる。
登ってはちょっと平らがあってまた登りの繰り返し。

1972mピークを過ぎてちょっとしたら平らになり、下堀沢出合前の広場。
本来はここからの焼岳展望が素晴らしいらしいが、頂上は完全に雲の中。前日に引き続きまたガス地獄か…と脳裏によぎる。

ところが木製梯子が登場した頃から青空が現れ始め、いよいよ焼岳の全貌が見えた。
岩が混じる登りは、○印のペイントを意識しながら登り、北峰・南峰間の鞍部に辿り着き、火口湖が見えると気分最高。
ガス噴気口からの北峰直登岩場が少し怖かったが、一気に登る。

山頂は思ったより広く、先客が3人程度、休憩中に10人弱登ってきた。
雲がかかったり切れたりの繰り返しで、展望も見えたり見えなかったり。
上高地へ下りたい衝動を抑え、行動食で済ませて下山開始。

下山中もチョコチョコ登山者と擦れ違い、平日でアプローチの悪い山なのに、人気を感じた。
下りは膝が笑わないように慎重に降り、気持ちよく駐車場へ。
駐車場は満杯になっていた。きっと休日は路駐が酷いのだろう。
駐車場からは、穂高岳が見えて大満足。今度は上高地・焼岳小屋方面から挑んでみたい。

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