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Yamareco

記録ID: 3294139
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

入笠・大阿原湿原〜テイ沢周遊 熊谷・敦盛草を見に

2021年06月20日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.4km
登り
653m
下り
647m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:40
合計
4:50
8:20
40
9:00
0:00
15
9:15
0:00
15
9:30
0:00
45
御所平峠登山口
10:15
0:00
40
10:55
0:00
45
11:40
0:00
0
11:40
0:00
10
11:50
12:30
15
12:45
0:00
25
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
入笠山登山口(沢入)の案内係の方に従い駐車。
コース状況/
危険箇所等
大阿原湿原からテイ沢に向かう途中、橋の崩落がいくつかあります。この区間は注意が必要ですが、他はよく整備されています。
駐車場すぐ上の看板が目印。
2021年06月20日 08:22撮影 by  CX2 , RICOH
6/20 8:22
駐車場すぐ上の看板が目印。
扉を挟んで別世界。
2021年06月20日 08:58撮影 by  CX2 , RICOH
6/20 8:58
扉を挟んで別世界。
蓮華ツツジにまずガツンとやられる。
2021年06月20日 08:58撮影 by  CX2 , RICOH
1
6/20 8:58
蓮華ツツジにまずガツンとやられる。
山つつじとはまたちょっと違う雰囲気。
2021年06月20日 08:59撮影 by  CX2 , RICOH
4
6/20 8:59
山つつじとはまたちょっと違う雰囲気。
九輪草。展開が早すぎて頭がついていかない。天空の楽園。
2021年06月20日 09:00撮影 by  CX2 , RICOH
4
6/20 9:00
九輪草。展開が早すぎて頭がついていかない。天空の楽園。
上から見ると不思議な形。
2021年06月20日 09:00撮影 by  CX2 , RICOH
3
6/20 9:00
上から見ると不思議な形。
シロバナノヘビイチゴ。ほっと現実に戻る。
2021年06月20日 09:00撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 9:00
シロバナノヘビイチゴ。ほっと現実に戻る。
ムラサキツメクサ。久しぶりにみたような。
2021年06月20日 09:13撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 9:13
ムラサキツメクサ。久しぶりにみたような。
ツマトリソウ。色合わせが可愛らしい。裏の水滴が透けて。
2021年06月20日 09:33撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 9:33
ツマトリソウ。色合わせが可愛らしい。裏の水滴が透けて。
山頂方面は人が多そうなので二股の道を左に進む。大阿原湿原からテイ沢へ一周してきて気が乗ったらと思ったのだが、結果先週に引き続きピークを踏まない羽目に。
2021年06月20日 09:38撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 9:38
山頂方面は人が多そうなので二股の道を左に進む。大阿原湿原からテイ沢へ一周してきて気が乗ったらと思ったのだが、結果先週に引き続きピークを踏まない羽目に。
人気のない道を歩く心地よさ。途中の見晴らし台みたいなところでおにぎり。まだ雲は厚め。
2021年06月20日 09:48撮影 by  CX2 , RICOH
3
6/20 9:48
人気のない道を歩く心地よさ。途中の見晴らし台みたいなところでおにぎり。まだ雲は厚め。
ウグイスやカッコウの鳴き声を聴きながら歩く。と言うと響きはいいが自己主張強めの鳴き声たち。黙ったら負けのような。生存競争が激しいのかも。
2021年06月20日 10:00撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:00
ウグイスやカッコウの鳴き声を聴きながら歩く。と言うと響きはいいが自己主張強めの鳴き声たち。黙ったら負けのような。生存競争が激しいのかも。
うーんこの何にもない感じがいいんだよ(孤独のグルメ風)
2021年06月20日 10:13撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:13
うーんこの何にもない感じがいいんだよ(孤独のグルメ風)
ちょうど前日ブラタモリで湿原やってた。釧路だけど。
ここは国内高層湿原最南端とのこと。
2021年06月20日 10:16撮影 by  CX2 , RICOH
6/20 10:16
ちょうど前日ブラタモリで湿原やってた。釧路だけど。
ここは国内高層湿原最南端とのこと。
ズミですかね。よく咲いてました。
2021年06月20日 10:28撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:28
ズミですかね。よく咲いてました。
君は何輪草?
2021年06月20日 10:37撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:37
君は何輪草?
オサバグサ(訂正済)。ちょいちょい咲いており。葉はシダのような。
2021年06月20日 10:40撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:40
オサバグサ(訂正済)。ちょいちょい咲いており。葉はシダのような。
カラマツソウ。ちょっとボサボサなところがご愛嬌。風呂上り。
2021年06月20日 10:45撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:45
カラマツソウ。ちょっとボサボサなところがご愛嬌。風呂上り。
マイヅルソウとついにご対面。こちらは雨に濡れてしっとり。
2021年06月20日 10:47撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:47
マイヅルソウとついにご対面。こちらは雨に濡れてしっとり。
ラショウモンカズラ。ですかね。まだまだ濡れていて。
2021年06月20日 10:49撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 10:49
ラショウモンカズラ。ですかね。まだまだ濡れていて。
放牧。混ざって昼寝がしたい。
2021年06月20日 11:15撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 11:15
放牧。混ざって昼寝がしたい。
夢と現の境界を歩く1日。惚けて頭の中は花畑牧場。それもまたOK。
2021年06月20日 11:48撮影 by  CX2 , RICOH
6/20 11:48
夢と現の境界を歩く1日。惚けて頭の中は花畑牧場。それもまたOK。
イチヤクソウ。お目当てがあるので早々に
2021年06月20日 11:55撮影 by  CX2 , RICOH
4
6/20 11:55
イチヤクソウ。お目当てがあるので早々に
ズダヤクシュ(喘息薬種)。このあたりでは喘息の薬に使われていたとか。
2021年06月20日 11:55撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 11:55
ズダヤクシュ(喘息薬種)。このあたりでは喘息の薬に使われていたとか。
ヤマオダマキ。茗荷風。
2021年06月20日 11:58撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 11:58
ヤマオダマキ。茗荷風。
良き日かな 踊るキスゲの 日の光。
2021年06月20日 12:01撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:01
良き日かな 踊るキスゲの 日の光。
念願のクマガイソウ。来年と諦めていたけど、今こうして。
2021年06月20日 12:03撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:03
念願のクマガイソウ。来年と諦めていたけど、今こうして。
実際に見るときのサイズ感はいい。思ったより小さい。ついでに熊谷直実の騎馬武者姿もこのサイズで想像してみる。
2021年06月20日 12:03撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:03
実際に見るときのサイズ感はいい。思ったより小さい。ついでに熊谷直実の騎馬武者姿もこのサイズで想像してみる。
こちらには敦盛。ここにおったか。こんなにきれいな色とは思わなかった。
2021年06月20日 12:07撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:07
こちらには敦盛。ここにおったか。こんなにきれいな色とは思わなかった。
上の葉のようなのも赤紫なところが粋ですね。
2021年06月20日 12:17撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:17
上の葉のようなのも赤紫なところが粋ですね。
キバナノアツモリ。なんともユニークな。乾杯したい。
2021年06月20日 12:18撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:18
キバナノアツモリ。なんともユニークな。乾杯したい。
銀ランに黒い蝶
2021年06月20日 12:21撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:21
銀ランに黒い蝶
昼飯を食べながら。あちらもたくさん登っているのかな。ツクモグサは来年見に行こう。
2021年06月20日 12:23撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:23
昼飯を食べながら。あちらもたくさん登っているのかな。ツクモグサは来年見に行こう。
ササバギンラン。通りすがりの人の感想が聞こえてきて、なかなか面白い。
2021年06月20日 12:37撮影 by  CX2 , RICOH
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6/20 12:37
ササバギンラン。通りすがりの人の感想が聞こえてきて、なかなか面白い。
鉄の扉を閉めて下山道の途中。二人静。鉄扉の向こうとこちらでは世界が違っていた。
2021年06月20日 13:10撮影 by  CX2 , RICOH
1
6/20 13:10
鉄の扉を閉めて下山道の途中。二人静。鉄扉の向こうとこちらでは世界が違っていた。
撮影機器:

感想

先週、富士山の帰りに三ツ峠山近くまで登った際にアツモリソウを見逃した。シロバナフウリンツツジを見ることができて満足したし、来年見たい花リストに入れておいたのだが、ヤマレコを眺めていると入笠山でも咲いていることを知る。しかもクマガイソウも同時に。ならばと梅雨の合間ながら山行決行。どうやら晴れるかもしれない。花に呼ばれた錯覚を情熱に替えて、眠い目をコーヒーで覚ましながら入笠山へ。

入笠山湿原へ鉄の扉を開けると別世界が待っていた。クマガイソウをとか、いやアツモリソウをとか思いながら登ってきたのだが、とりあえず一旦忘れることにして湿原散策や道沿いに咲いている花を満喫することに。今回は双眼鏡を持ってきたのでフル活用のチャンス。じっくり眺めるのも今回のテーマ。

https://www.fujimipanorama.com/summer/zukan/
(富士見パノラマリゾートさんの入笠植物図鑑です)

入笠山山頂は混みそうなので後回しにして大阿原湿原方面へ。ここからは今までの雰囲気と一変、人もほとんどおらず静かな森のハイキングの様相に。あまり手の入っていない広々とした湿原をのんびり眺め、テイ沢沿いの道では多少丸木の橋が崩落していたけども慎重に進めば二輪草(三輪草に訂正)やマイヅルソウ、カラマツソウなどが雨あがりの日陰干しの最中。さらに進めば牧場の横を人間がてくてく歩く姿を、気だるそうな牛たちに見つめられながら通過する。少しづつ風景を変えながらマナスル山荘あたりに再び到着。そのままゴンドラ駅周辺のアツモリソウが咲いているエリアへ。

なんとも奇妙な形をしながらクマガイソウ、アツモリソウが隣り合って咲いていた。柵があるものの、それほど遠くないので(近くもない)双眼鏡を使って覗き込む。食虫植物のようでそうではなく、これがランとも思えない。母衣(ほろ)と見立てて歴史とも絡み合っている分、想像力を掻き立てられる。同時代として一人静もそうだし弁慶草もあるみたいだし昔の人は源平盛衰に思いを花に託したのかなと想像してみたり。まあ長居してしまいました。動物園の檻の前状態(それもずいぶん昔)を植物でする日が来るとは思わなかった。まあ貴重な体験ということで。

鉄策を閉じて下山しながら、今まで見たのは幻だったようなそんな印象をもったハイキングとなりました。無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。

帰りには七賢の酒蔵へ寄り道。消毒、体温測定、名前の記入など感染対策が徹底しており安心。生酒を購入して帰りました。



朝露に 蓮華つつじの 大人びて

縁(えにし)あり 炎(ほむら)をうちに 熊谷草

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